真島吾朗
真島吾朗 プロフィール
- 生年月日:1964年5月14日
- 身長:186cm
- 体重:80kg
- 血液型:AB型
「嶋野の狂犬」と呼ばれるヤクザ。
服装は素肌に直接羽織った蛇柄のジャケットと左目の眼帯(『3』以降は蛇のマークがついたもの)がトレードマークで、『2』では黄色のドカヘルも特徴的となっており、この服装以外にも『3』以降は幹部という立場から黒のスーツに赤シャツに黒ネクタイ、若き日の『0』ではキャバレーの支配人という立場からタキシードを着用していた。体に白蛇や桜、般若をあしらった五分袖の額彫りの刺青を入れている。主な髪型はテクノカット(『0』ではポニーテール)で、煙草はハイライトを愛飲している。
ノリの良い人懐こさの裏に凶暴性を秘めた極めて危険な人物で、敵だけでなく子分達にも暴力を振るうが、子分達に手を上げるのは場の空気を読まない行動をしたり、筋の通らない真似をした時などの子分達に非があった場合のみで、普段は子分達からは慕われている。また関西弁で話すが、関西の人間でないために独特なクセがついていたり(制作陣曰く「真島弁」)、桐生一馬のことを「桐生チャ〜ン(“き”の発音は↑)」と呼んだりと良くも悪くもコミカルな性格をしている。
劇中での際立ったパーソナリティもあってシリーズを重ねるごとに人気が上昇していき、シリーズの重要な部分も任されるようになった事で先述したような本来のコミカルな面は『3』以降はあまり目立たなくなり、シリアスな面が強調されるようになった。2013年の「龍が如くシリーズ キャラクター総選挙」では主人公である桐生を抑えて1位になっており、この人気もあって、『1』のリメイクである『極』では大幅に出番が追加されている。
戦闘スタイルはプレイヤーとして登場した『0』では素手攻撃主体の「喧嘩師スタイル」、野球のバットを使った「スラッガースタイル」、ブレイクダンスを元にした「ダンサースタイル」を駆使して戦い、『1』以降の敵としての戦闘スタイルは素早さを生かした匕首(ドス)を使った攻撃を主体としており、合間に蹴りを織り交ぜるなどのトリッキーな戦いを行う(『0』でも特定の条件を満たすことでドスを使用した「嶋野の狂犬スタイル」を開放することができる)。リメイク版の『極』では、ドス以外にも先述した3つのスタイルも使用する。『4』ではフィギュアスケートのスピンのように回転しながら攻撃したり、『5』では(ゲーム内の演出であるが)5体に分身して見える程のスピードで動くという人間離れした技も披露した。
外伝作品である『OF THE END』では「Mark IV.EXP」と呼ばれる自身の愛用のショットガンを使用しているが、弾倉化した設計により、連射が可能・装弾数が17発と多い(通常は12発)・リロード時間が短いなどの通常のショットガンとは異なる仕様になっている。
劇中での活躍
- 回想での主な出来事
- 当時20歳。東城会直系堂島組の傘下に位置する嶋野組の組員として活動し、1985年4月21日に親の出世のために上野誠和会会長の上野吉春を襲撃する代紋違いの兄弟分である東城会系笹井組組員の冴島大河に組織の意向に反抗してまで加勢しようとしたが、上野誠和会の葛城勲と繋がっていた東城会の柴田組によって監禁され、構成員に抵抗したために左目をドスで刺されて隻眼になる(『4』)。1992年(当時28歳)にはアイドルだった朴美麗や俳優の勝矢直樹と出会って友人関係となり、撮影中に怪我でアクション俳優としての生命を絶たれた勝矢のその後の仕事を世話したり、朴に関しても後に結婚して子供を設けるが、アイドル活動を続けていく為に朴が独断で子供を堕ろしたことが原因で離婚する(『5』)。
龍が如く0 誓いの場所
- 当時21歳。上野吉春襲撃の件で組織の命令に逆らった罰として拷問部屋の「穴倉」で行われた拷問を一年間耐え抜き、1986年に嶋野組(1987年に直系組織に昇格している)の組長である嶋野太により外に出されるも極道社会から追放され、嶋野の代紋違いの兄弟分である近江連合直参佐川組組長の佐川司の監視下に置かれる。その後は一般人として蒼天堀のキャバレー「グランド」の支配人に任ぜられ、冴島を待つ場所として嶋野組への復帰を目指して、条件として提示された売上金を稼ぐために倒産寸前の店を競合犇めく蒼天堀でNo.1の人気店に押し上げるなど仕事に精を出し「夜の帝王」と呼ばれるまでになる。1988年12月(当時24歳)には組への復帰の新たな条件としてマキムラマコトの殺害を命じられ、テレクラでマコトの協力者である女子大生のアッコから情報を得て「ほぐし快館」に乗り込むが、マコトが盲いている女性だと知り、彼女を鬼仁会の構成員から守り切る。その後はマコトを保護している李文海からマコトの過去を知らされマコトを守ると決意し、李と共にマコトを連れて蒼天堀から脱出しようとするも佐川組によって車に仕掛けられた爆弾により李が殺されてしまい、更には突如現れた謎の男にマコトが連れ去られてしまう。その後、マコトを追って、彼女の居場所を知る鬼仁会会長の西谷誉を探して彼の窓口である刑事のビリケンを通して留置場で西谷と会い、マコトを連れ去ったのは日侠連総裁の世良勝であることを知る。その後、佐川と共に日侠連のアジトがある椿園に向かい、そこで世良から立華鉄の頼みでマコトを保護した後に立華の協力者である桐生一馬に引き渡したことやマコトが「カラの一坪」と呼ばれる土地の所有者であるために極道から狙われていることを知らされ、更には佐川から蒼天掘を出ることを許可されて共に神室町へ向かう。神室町到着後はマコトの行方を知っている錦山彰からマコトがいなくなったことを知らされ、後にマコトを見つけ出して彼女の兄である立華を殺害した堂島組への復讐心を知り、復讐を止めるように諭すが意志は固く、取引の名目で堂島組の待つビルへ単身赴いてしまう。後を追った先で堂島組に雇われた殺し屋・老鬼にマコトが撃たれるのを目の当たりにし、全ての元凶である堂島組組長・堂島宗兵に対する怒りから堂島組本部へ単身で乗り込み、そこで堂島組若頭補佐の阿波野大樹を破る。直後に堂島と共に現れた老鬼と激突し死闘の末に勝利し、堂島に復讐しようとしたが駆け付けた世良によって止められ、彼から諭されたことで復讐を止めた。事件後は嶋野組に復帰し、事件を通して佐川や李、西谷らの生き様に触れた事で「誰よりも楽しく、誰よりも狂った生き方」を志し、「何があっても諦めない執着心」を教えてもらった佐川にお礼を言い、別れた。後日、神室町で視力が戻ったマコトと再会するも、彼女の幸せを願いながら声を聞かせずに立ち去った。エピローグで桐生と会遇するところで物語は終わるが、この出会いから二人のライバルとしての関係が始まるのである。
- 当時31歳。嶋野組の若頭となり、嶋野組の傘下組織として自身が組長を務める真島組を設立したが、1995年10月に部下を引き連れて顔見知りである桐生と再会し、彼を知らずに襲った部下に傘で制裁を加えた後はその場を後にする。2005年12月(当時41歳)には桐生が刑務所から出所した情報を得ると桐生を誘き寄せるために澤村遥を誘拐してバッティングセンターで戦うも敗北し、直後に子分が無断で自身の仇を討とうとしたために体を張って桐生を庇い、一時は意識不明の重体となる。復活後は桐生と決着をつけるために、荷台に子分達を乗せた数台のトラックと共に会員制高級ソープランドである桃源郷に突っ込ませて襲撃し、桐生とタイマン勝負をするが傷が完治していなかった影響もあって敗北した。
- リメイク作品の『極』では、出所した桐生の前に現れ獄中生活で衰えた桐生に対し、かつて以上の力を取り戻させるために執拗に付け狙うことを宣言し、以降様々な場所から桐生を襲うようになる。これに勝つことで「堂島の龍スタイル」の能力が上がる、所謂師匠的な役割も担うようになる。また、1995年10月に桐生に「筋の通ったことをさせる」と言ったことに逆上して殴りかかり、それでも反撃しない桐生にドスを突き付けるシーンや、桐生の命を狙う元堂島組の動きを察して桐生にメールを送り、埠頭で桐生と共闘して元堂島組組員達を退けた直後に隙を突かれて撃たれるシーンなどが追加されている。
- 当時42歳。嶋野組が解散した後は東城会本家舎弟頭となるが、2006年に東城会五代目会長となった寺田行雄(金大津)が自身ら古参の者を排斥し、周りにイエスマンしか置かない現状を見て東城会と決別する。また、真島組も建設会社に変えて「賽の河原」(神室西公園跡)に「神室町ヒルズ」を建設する事業を請け負う一方で、賽の河原の地下闘技場チャンピオンにもなる。桐生と再会後は彼の要請により近江連合の関東侵攻阻止に協力することを約束し、数日後に千石組が送り込んできた大量の構成員を一人で全員撃退して桐生不在の神室町を守りきったり、物語終盤には真拳派が設置した時限爆弾の一つを勘で解除して見せるなどの活躍を見せた。
- 当時42歳。真拳派や近江連合神室町侵略後の2007年1月に沖縄へ行く桐生の願いにより東城会へ復帰し、東城会若頭補佐直系真島組組長として東城会六代目会長となった堂島大吾を支える。2009年3月(当時44歳)には沖縄のリゾートの利権を狙う浜崎組組長の浜崎豪のリゾート計画に乗ったフリをして沖縄にいる桐生達を守ろうとしたり、国会議事堂で襲われた桐生を救出するなどの活躍を見せた。
龍が如く4 伝説を継ぐもの
- 当時45歳。2010年3月に自ら若頭補佐を辞めて舎弟へと降格し、組織の若返りを果たすと同時に東城会の再建を図るために神室町ヒルズの建設事業を継続する。その後は自身の兄弟分だった冴島の妹の靖子が「リリ」という名で秋山駿の店で働いているという情報を入手し、彼女を守るために店を訪問したが、既に靖子が店を辞めていることを知り、沖縄の刑務所から脱獄して神室町に戻ってきた冴島とバッティングセンターで拳を交えた後で25年前の真実を冴島に伝える。終盤では宗像の圧力に屈した大吾の判断で一時は警察に身柄を拘束されるが、事件終結後に釈放されて桐生らと共に冴島の冴島組立ち上げを見守った。
龍が如く5 夢、叶えし者
- 当時48歳。2012年12月に東城会の舎弟頭として大吾を支えて組織に貢献していたが、均衡の破れた近江連合との戦争に備えて北方組との杯交渉のために札幌に向かい、その際に自身の元妻である朴に近江連合の跡目争いの鍵となる手紙を送る(黒幕を炙りだすためであったが、その手紙が原因で朴が殺害された)。しかし、隙をつかれて七代目近江連合会長である黒澤翼の一派の捕虜にされてしまい、桐生を福岡から誘き出すための黒澤の策略として死亡したことが報道される。終盤では弱くなった冴島を東西全面戦争に関わらせないように破門状を用意したことを明かし、更には桐生の命より大切なもの(遥)を見捨てることが出来ずに黒澤に強いられて冴島を殺す決意をするが、決着は付かずに駆け付けた大吾や長年の友人関係であった近江連合の勝矢に救われた。
龍が如く6 命の詩。
- 当時52歳。2015年12月に起きた亜細亜街の火事を機に始まった中国系マフィアの「祭汪会」と東城会との勢力争いで一般人にも犠牲者が出た影響で警察から責任を負わされる形で2016年6月に大吾と共に逮捕されるが、終盤では釈放されて大吾や冴島と共に東城会に復帰する。
外伝シリーズ
龍が如く OF THE END
- 当時46歳。2011年4月にゾンビ映画を鑑賞中に本物のゾンビを見てゾンビと戦えることに興奮し、その勢いでゾンビ狩りを始めると同時に隔離エリアで実験体オンラキを撃退後(残された痕跡からオンラキが人によって造られた生物であることを知る)は神室町ヒルズで取り残された大吾達を守るために囮になっていたが、隙を突かれてゾンビに噛まれてしまう。その後、大吾と共に辿り着いた賽の河原で顔見知りであったサイの花屋や秋山と再会し、花屋の情報から秋山と共に今回の事件の関係者と思われる二階堂哲雄とDDがいるバッティングセンターへ向かい、そこで実験体ツチグモに襲われるが、秋山と共闘して倒す。その後も傷のことを隠し続けていたが、目も充血し始めたために己がゾンビになってしまうのは時間の問題だと悟って自ら隔離エリアへと乗り込み、そこで桐生と再会し、自身がゾンビに噛まれて既に手遅れで、「もしゾンビ化したら止めを刺してほしい」と頼んだ後に別れ、隔離エリアで通りかかったサウナ店を見てデトックス(体内のゾンビの毒を代謝を利用して排出する)を閃き、一世一代の勝負に出る。しかし、設備が故障する程の調整をしていたらしく、サウナが爆発して崩壊し、直後に駆け付けた自衛隊員達に保護されるが、運良く噛みついたゾンビの歯が入れ歯だったために感染していない事や、目の充血はただの花粉症によるものということが明らかになり、事件終結後はゾンビの襲撃を受けた神室町ヒルズの再建設に尽力した。
- 『1』のテーマソングである「Receive You」は真島の戦闘時のBGMにも設定されており、以降の作品では戦闘時に毎回アレンジされた「Receive You」が流れるなど真島のBGMとしても定着している。シリーズ中最もボスとしての登場回数が多い。
- ドスによる攻撃に目が奪われがちだが、状況によっては素手で襲ってくることもある。『1』では手負いの状態で桃源郷の床をトラックの衝突によるダメージを負っていたとはいえ、素手で陥没させたほどの膂力を誇るなどの地力の強さも持ち合わせている。
- 愛用のドスは「鬼炎(きめら)のドス」という銘が付いており、このドスを作った刀匠が刀に施してはならないといわれる「鬼炎」を彫った後にそのドスで自害したという逸話がある。