手の平、足裏の小さな水疱 掌蹠膿疱症
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)の症状
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう、掌せき膿疱症)と言う病気をご存知でしょうか?
症状としては、手の平、指、足裏に小さな水疱、膿疱(のうほう)ができ、痒みも強いです。
掌蹠膿疱症は、先程書いた様に手の平、指、足裏に小さな非常に強い痒みを伴う水疱、膿疱ができる症状の病気です。
水疱、膿疱の大きさは、0.5mm以下位の物が多いですね。この水疱や膿疱が密集してできるのが特徴です。
この水疱を潰すと、ねば~~~~っとした透明の液体が出てきます。下記の写真をクリックすると拡大します。
皮膚科等に行くと、未だに掌蹠膿疱症と言う病名も知らない皮膚科医が多いみたいで、アトピー性皮膚炎だとか、汗線が詰まって出来ている(汗疱)とか適当な事を言われる事も多い様です。
この水疱は、酷くなると下記の様に症状が進みます。
- 水疱が密集して発生する。
- 水疱がグチュグチュになる。
- 水疱のグチュグチュが乾燥してくる。
- “あかぎれ”の様に患部が切れ、足裏の場合、痛くてまともに歩けない。
この様な感じで、掌蹠膿疱症の症状は変化して行きます。
掌蹠膿疱症の原因
掌蹠膿疱症の原因ですが、
- 金属アレルギー(歯科金属、アクセサリー等)
- 扁桃線の炎症(細菌等による扁桃線の炎症)
- 便秘(奈美悦子さんが、便秘でなったようですね。)
が有名ですが、
あとは、
- 虫歯菌
- 歯周病
- 蓄膿症(ちくのうしょう)
- その他、埃などのアレルゲン
などでも掌蹠膿疱症になると聞いた事があります。
その他、埃などのアレルゲンで掌蹠膿疱症が発生するという情報は、こちらから頂いております。
要は、アレルギー体質の方がアレルゲンとして認識した物質を体内に取り込めば、掌蹠膿疱症として発症するリスクがあると言う事みたいです。
アトピー性皮膚炎として症状が出る場合と掌蹠膿疱症として症状が出る場合があると言うことです。
症状の出方(アレルゲンを体外に排出する方法)が少し違うだけで、同じくアレルギー反応と言うわけです。
掌蹠膿疱症は便秘によるビオチン欠乏?
奈美悦子さんが、便秘によるビオチン不足により掌蹠膿疱症になったと報道されていましたね。
しかし、人体寺には便秘によるビオチン不足で掌蹠膿疱症が発症すると言う見解に疑問に思う事がありますので記載します。
その疑問とは、奈美さんの主治医の方がお話していた事です。
奈美さんの主治医の掌蹠膿疱症見解
奈美さんは、便秘によるビオチン(ビタミンB群)の摂取障害によって掌蹠膿疱症が発症した。
掌蹠膿疱症の治療には、まだ半年はかかる。
皆さんはこの見解を聞いて、どう思われましたか?
人体寺は、少しおかしいなって思いました。
この医師の会見を見てから少しインターネットで調べました。
現在は確かにその様な説(ビオチンの摂取障害)で、掌蹠膿疱症が発症する原因として言われている様です。
しかし、この理論には少し、納得できない点が有ります。
人間の皮膚の入替り(ターンオーバー)は、正常な人で45日位(アトピーの方はもっと短期間)っと言われています。(※ターンオーバー周期は、28日説もあります)。
奈美さんは、会見をした医師に診察されてから何ヶ月経ってるんですかね?
また、その医師は、まだ治療には半年はかかると言っていました。
上記情報から考えると、皮膚の入替わり周期と掌蹠膿疱症の治療期間が合わないですよね?
単純に考えると、掌蹠膿疱症がビオチン欠乏による症状ならば、ビオチンが吸収できる状態にして2ヶ月もあれば症状がひくのでは?
皆さんは、どの様に思いますか?
掌蹠膿疱症は腸内洗浄でビオチン摂取させれば簡単に直るのでは?
物事を考えるには、その事象を簡単にして考えると判りやすいです。
奈美さんの例で簡単に考えると、腸内洗浄を行ってビオチンを摂取し続けたら掌蹠膿疱症が45日もあれば治るって事では無いですか?
腸内洗浄は、キットも市販されており自宅でもできます
まあ、正確には腸内細菌バランスの関係で、ビオチンを摂取しても腸内細菌がビオチンを食べてしまう腸内環境になっている場合もあるので、単純には言えませんが・・・。
そもそも、ビオチン不足のみで掌蹠膿疱症になるんですかね?
掌蹠膿疱症は、アレルギー反応によって起こってませんか?
掌蹠膿疱症は、痒みが酷いですよね?
栄養不足(ビオチン欠乏)で皮膚形成に影響があるとしても、あの強い痒みは何故起きてるのですか?
この辺りの見解は医師としては如何な物ですか?
ビオチンを少し調べると、脂肪酸の生成って言うのはありましたが・・・。
確かに、脂肪酸からは、プロスタグランジンというホルモン様物質が生成されますが・・・。
知っている方が見えたら教えて下さい。m(__)m
しかし、奈美さんの掌蹠膿疱症は、便秘によるビオチンの摂取障害だけでは説明はできないです。 確かに、ビオチンは皮膚の生成に関わる重要な物質です。
しかし、便秘による掌蹠膿疱症の発症メカニズムは、別の所にあると思っています。
掌蹠膿疱症は便秘の何が原因?
ですが、掌蹠膿疱症は便秘で起こっている事も事実です。
では、便秘で何故掌蹠膿疱症が発症するのでしょうか?
この点に注目して、考察をして行きます。
まず、便秘になるとどの様な事が起こるかを考えます。
単純に考えただけでも上記2点は分りますね?
では、上記2点について考察していきましょう。
便が腸内に長期に渡って留まる
腸と言うのは、吸収する器官でもあります。
ですから、腸内に便が長期に渡って留まると便を吸収してしまう可能性があります。
しかし、ここで視点を少し正しておきましょう。
- 同じ便が長期に渡って腸内に留まる。
- 常に新しい便が腸内にある。
上記2条件は、腸内に便があり続けると言う点では同じですよね?
しかし、通常の健康状態(常に新しい便が腸内にある。)は極稀なケースを除いては問題無いでしょう。
ですから、便が腸内にあるだけでは問題が無い事が判断付きませんか?
この事により、同じ便が長期に渡って腸内に留まる事に問題があると言う物事の見方ができます。
便が腐敗する
前述の便が腸内に長期に渡って留まるの記述で、通常の健康状態(常に新しい便が腸内にある。)では極稀なケースを除いては問題が無いとお分かり頂けたと思います。
では、便秘状態で腸内に便が滞在すると何が悪いのかを考察します。
人が食す食べ物は、殆どが有機物でできています。
有機物は腐敗します。
ですから、食べ物からできている便も腐敗します。
便が腐敗すると、下記が発生します。
- 腐敗物質(インドール:タンパク質の腐敗によって生じる物質)
- 悪玉菌(腐敗菌)の増殖
明らかに体に悪そうですよね。
人は、腐敗した物を食べると下痢を起こして腐敗物を体外に排出します。
しかし、便秘状態で下痢症状も起こせないと体に悪影響が出る事は予測できますよね?
便秘により腐敗した便より発生した物質を体内に摂り込んでしまった場合、体に悪影響が出る事を予測するのは容易な事です。
上記の
の2見解から考察すると、便秘状態と通常の状態(常に新しい便が腸内に存在する場合)の“違い”が見えてきましたよね?
便秘による悪影響は、掌蹠膿疱症が発症するだけではありません。
アトピー性皮膚炎として症状が出る場合もあります。
掌蹠膿疱症原因とする腐敗便は体内に吸収されるのか?
掌蹠膿疱症は、便秘でも発症します。
便秘にりアレルゲンとなっている物質は、便秘によって腸内に長期に滞在した事により腐敗した便が、腸から吸収されたからと思われると上記の『掌蹠膿疱症は便秘の何が原因?』で記載しました。
上記見解の理由を更に順を追って説明します。
便秘になると、腸内の物が腐って腐敗物質を発生させます(インドール等)。
この腐敗物質は、腸内から吸収され、血液に乗って全身に行き渡りる事が知られています。
肺に達すると、肺に排出され口臭となって現れます。
もっと重症になると、毛穴からも臭いが出て行くそうです。
たまに口臭が、う●ち臭い人が居ますよね。
女性に便秘の方が多いせいか、女性の方が多いですね。
話を戻しますが、便秘による掌蹠膿疱症の発症は、この腐敗物質に免疫システムが反応しているのでは?
この仮説が正しいとすると、奈美悦子さんがビオチンを飲んで半年以上も掌蹠膿疱症が治らないと言う事は説明が付きます。
何故なら、
- 便秘によりビオチンの摂取障害が起きているのならば腸内洗浄をしてビオチンを吸収できる様にする。
- 皮膚の入替り(ターンオーバー)が45日位と言われてますから、2ヶ月もあれば掌蹠膿疱症は治るはず。
です。
ですから、奈美悦子さんは掌蹠膿疱症が半年以上も治らない事から便秘によるビオチンの摂取障害の説は薄いと思われます。
便秘により便が腐敗し腐敗物質を腸から吸収した事により掌蹠膿疱症が発生したと仮定すると全て説明が付きます。
理由は、便秘を治して体内の腐敗物質を代謝(排出)させるには、それなりに時間がかかるからです。
皆さんは、私の見解を、どう思われますか?
この見解は、あくまで民間一般人の素人見解ですので。
ですが、理論的に成立してませんか?
ちなみに、ビオチンは人体寺も実際に使用(実験)した事があるんですよ。
で、効果は?
いまいち効果は薄い(無い)様に思いました。
ただ、人体寺があまり効かなかっただけで、他の方は効くかもしれませんよ!
腸内洗浄により、掌蹠膿疱症が改善した情報有り
この間(2005年位)、TVで腸内洗浄をしてアトピー性皮膚炎が治ったと言う事をやってました。
番組としては、ワイドショーや健康番組では無く、一応経済番組です。
そのTVで映された写真から言って、掌蹠膿疱症をアトピー性皮膚炎と言っている様でした。
掌蹠膿疱症とアトピー性皮膚炎の違いは、見た目で分かります。
- 掌蹠膿疱症・・・手の平や足裏を中心とし、患部が局部的で健常部の境がハッキリと分かれている。
- アトピー性皮膚炎・・・炎症部分と健常部の境が不明確で全体的にガサツク。(荒れる。)
上記の症状の出方が全てでは有りませんが、大凡上記の見方で判断が付きます。
掌蹠膿疱症は、何故か患部(炎症部)が密集して発症し健常部との境がハッキリとしています。
この記事は、全面改訂時(2010年)に記載しているので、腸内洗浄を行って掌蹠膿疱症が治るまでの期間がどの位かかったかは覚えていません。
しかし、2ヶ月以内位だったと思います。
この事により、掌蹠膿疱症が便秘により発症するのは間違いないです。
人体寺も、一時便秘によりアトピー性皮膚炎が酷くなったので便の影響でアレルギー反応が起こるのは把握しています。
今までの掌蹠膿疱症情報は、奈美悦子さんの例で説明してきました。
奈美悦子さんのビオチンによる掌蹠膿疱症治療は、皮膚のターンオーバー周期から言っておかしい。もっと早く治るはずだと言う見解です。
しかし、掌蹠膿疱症は腸内洗浄して2ヶ月以内で治る場合もある事も事実です。
これは、
- 便秘を腸内洗浄を行い、ビオチン摂取障害が改善された。
- 便秘を腸内洗浄を行い、腐敗便から出る腐敗物質(インドール等)の影響が消えた。
この2点のどちらが効いたのかは、報道内容レベルでは判断ができませんでした。
掌蹠膿疱症は腐敗便が吸収されなくても発症する
便秘で掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう、掌せき膿疱症)が発症するのは間違いありません。
しかし、便の腐敗物質を吸収して体内でアレルゲンとしてアレルギー反応を起こすから掌蹠膿疱症が発症するだけではありません。
腐敗した便が接触している腸壁でもアレルギー反応が起きるのは想像できますよね?
判り難い場合は、下記で考えてください。
皮膚に漆などアレルギー反応を起こす物質が付いたとします。
当然、皮膚がかぶれます(アレルギー反応を起こす)よね?
体内に取込まれなくても、皮膚に接触した時点でアレルギー反応は起きるのです。
では、便の腐敗物質をアレルゲンと体が認識している人の場合は如何でしょうか?
アレルゲンと認識した便の腐敗物質が接触している腸壁では、どの様になりますか?
当然、腸壁でアレルギー反応を示す事が想像できませんか?
また、人体寺には掌蹠膿疱症の面白い現象が分っています。
これは、人体寺の経験から見付け出した事です。ですから、人体寺自身の見解です。
ですが、以前サポートしていた方に聞いても同様の答えが出ていたので間違いは無いです。
この件については、後日にでも追加いたします。
便秘体質で掌蹠膿疱症の方は、一度腸内洗浄を試されては如何ですか?
効果あるかもしれませんよ。
ただし、当然ながら腐敗便から発生する腐敗物質にアレルギー反応を示す方にしか効果はありません。
また、腸内洗浄は医療免許か何かが必要だったと思います。
少し高いかもしれないですが、腸内洗浄をして貰う場合は、医師免許のある所で受けて下さいね。
しかし、今は自宅でできる腸内洗浄セットも市販されてますし、その様な商品を活用しても良いですね。
余談ですが、腸内洗浄後に食前15分ほど前にバージンタイプのオイルを大さじ1杯位飲むと、腸壁に膜ができてお通じが良くなるそうです。