ニキビ治療に皮膚科へGo!気になるメリット・方法・値段が丸分かり

皮膚科ではニキビの治療もしてくれるって知ってましたか?安心できる適切なケアが受けられますし、場合によっては保険適用なので費用が気になる方にもおすすめです。なかなか治らない頑固なニキビ、セルフケアで悪化する前に皮膚科を受診してみましょう!

目次

  • ニキビは皮膚科に行けば治る?
  • ニキビ治療で皮膚科がおすすめのわけ
  • 皮膚科でのニキビ治療の方法
  • ニキビ治療の気になるお値段
  • ニキビ治療におすすめの皮膚科
  • ニキビを作らない努力も同時進行で

ニキビは皮膚科に行けば治る?

皮膚科ではあらゆる肌疾患を診察・治療しています。実はニキビもそのうちの1つ。市販のスキンケア用品では治りにくいニキビや、悪化して自分では手の施しようがないニキビも皮膚科で治療してもらえます。けれど、いざ皮膚科を受診しようと思っても、「皮膚科と美容皮膚科は違うものなの?」、「どれくらいお金がかかるの?」、「どんな治療をするの?」と不安もたくさん出てきますよね。私、水野が、そんな不安や疑問を解消します。

ニキビ治療で皮膚科がおすすめのわけ

日本皮膚科学会によれば、ニキビは皮膚の慢性疾患であるとされており、症状は以下のように定義付けられています。

  • 面皰(めんぽう):毛穴に皮脂がたまっている(白ニキビ・黒ニキビなど)
  • 丘疹(きゅうしん):赤くぶつぶつしていて、面皰が炎症を起こしている状態(赤ニキビ・黄色ニキビなど)
  • 膿疱(のうほう):膿がたまってぶつぶつになった状態で、丘疹よりさらに炎症が進んでいる(黄色ニキビ・紫ニキビなど)
  • 嚢腫(のうしゅ):膿がたまった袋が皮膚の下にできている状態(紫ニキビ)
  • 炎症後紅斑(えんしょうごこうはん):目に見えるぶつぶつはなく、炎症はおさまっているものの、一時的に赤みが残っている状態
ニキビはれっきとした疾患なんですね!
そう。だから皮膚科を受診して、しっかり治療することが大切なの。皮膚の専門家がニキビの症状に合わせて適切な治療をしてくれるから安心ね。皮膚科にいちいち足を運ぶのは面倒に感じるかもしれないけれど、ニキビがなかなか治らない人にこそ皮膚科を受診することをおすすめするわ。実際に皮膚科を受診したことで「ニキビが治った」って喜んでいる人も多いのよ。

 ニキビで皮膚科を受診した人の口コミ

皮膚科に行ったら数日でニキビが治った!

皮膚科であれば、きちんとニキビに効く薬も処方してもらえるでしょう。市販薬に頼るよりも、より短い時間で治るとの口コミもあります。

保険適用の薬もあるから経済的にも助かる


市販されているニキビ薬を買い続けていると、思っている以上に大きな出費になることもあります。けれど、一般的な皮膚科ではたいていの場合保険適用のお薬が処方されるので、費用面も問題ありません。

皮膚科でのニキビ治療の方法

皮膚科で処方される薬

一般的な皮膚科では、主に外用薬と内服薬による治療が行われます。実際に処方されるのは、以下の薬です。(※処方される治療薬の種類は受診する医療機関によって多少異なりますが、こちらではその中でも代表的なものを挙げています。)

アダパレン:商品名「ディフェリンゲル0.1%」

アダパレンは、一般名を「ディフェリン」と言い、日本皮膚科学会で推奨されている、最もポピュラーなニキビの塗り薬(外用薬)です。保険適用なので、まずはこの薬を処方されることが多いでしょう。アダパレンは炎症があってもなくても用いられ、抗生物質を要するようなニキビの改善後の状態維持にも使用されます。


アダパレンは、毛穴の詰まりを改善させ、面皰ができにくくする塗り薬です。にきびの初期症状である面皰の治療や、抗生物質などをつかってよくなった状態を維持する治療に有効です。

日本皮膚科学会でもアダパレンの有用性が認められているので、安心して使うことができそうです。

アダパレンが処方されるニキビ

  • 白ニキビ
  • 黒ニキビ
  • 赤ニキビ
  • 黄色ニキビ
ディフェリンを使い始めてから二週間程度は、皮膚が乾燥したり、ひりひりしたり、赤くなったり、といった副作用があらわれます。その割合はなんと8割!でも、だんだんと副作用は和らいでいきますし、しっかり保湿をすれば乾燥は軽減できるので、こわがらないでくださいね。
忘れないでほしいのが、ディフェリンは妊婦さんや妊娠の可能性がある人には使えない薬だっていうこと。少しでも「妊娠してるかも?」と思い当たるなら、必ず主治医に伝えましょうね!

 ディフェリンゲルの有効成分

アダパレン1mg

ディフェリンの添加物

  • プロピレングリコール
  • パラオキシ安息香酸メチル
  • カルボキシビニルポリマー
  • ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(20)グリコール
  • エデト酸ナトリウム水和物
  • 水酸化ナトリウム

抗菌薬:商品名「アクアチムクリーム1%(ナジフロキサシンクリーム)」など

アクアチムクリームは、ニキビの原因となる「アクネ菌」の殺菌に用いられる抗菌薬。炎症のあるニキビの治療に適しています。

アクアチムクリームが処方されるニキビ

  • 赤ニキビ
  • 黄色ニキビ
  • 紫ニキビ

アクアチムクリームでは、かゆみ・赤み・乾燥などの副作用が報告されているわ。でも、いずれも1%以下に留まっているの。
妊娠中や授乳中の女性への安全性はまだ確立されていないそうだから、主治医とよく相談してくださいね。

アクアチムクリームの有効成分

ナジフロキサシン

アクアチムクリームの添加物

  • ステアリルアルコール
  • セタノール
  • ジエタノールアミン
  • エデト酸ナトリウム水和物
  • 白色ワセリン
  • 軽質流動パラフィン
  • ポリオキシエチレンセチルエーテル
  • 水酸化ナトリウム
  • 濃グリセリン
  • 精製水

内服抗生物質:商品名「ルリッド錠(ロキシスロマイシン錠)」など

炎症がひどく、外用薬だけでは症状が改善しないニキビの治療には、内服抗生物質が処方されます。ルリッド錠などの内服抗生物質の目的は、ニキビの原因となるアクネ菌の殺菌です。抗生物質のみが使用されることはなく、外用薬と併用して治療が進められます。

内服抗生物質が処方されるニキビ

  • 赤ニキビ
  • 黄色ニキビ
  • 紫ニキビ
ルリッド錠の服用による副作用の頻度は少ないと言われているけれど、重篤なものとしては、アナフィラキシーショック・出血性大腸炎・間質性肺炎などが報告されているの。もし何かおかしいと感じることがあったらすぐに受診することが大切ね。
過敏症の既往歴がある人や、肝障害の人、妊婦さんはあらかじめ主治医とよく相談しましょう。服用後は授乳を中止するべきとされているので、授乳中の人は気を付けてくださいね。

 ルリッド錠の有効成分

日局ロキシスロマイシン

ルリッド錠の添加物

  • トウモロコシデンプン
  • 低置換度ヒドロキシプロピルセルロース
  • ポビドン
  • タルク
  • ステアリン酸マグネシウム
  • 軽質無水ケイ酸
  • ポリオキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(30)グリコール
  • ヒプロメロース
  • ブドウ糖
  • プロピレングリコール
  • 酸化チタン

毛穴のつまりを取り除く施術:面皰圧出療法

「面皰」という状態では、毛穴の中に皮脂や古くなった角質、細菌などがつまってしまっています。このつまりを解消することで、ニキビの悪化を防ぐというわけです。ついつい自分でニキビをつぶしたくなる人もいると思いますが、かえって悪化させてしまったり、ニキビ跡が残ってしまったりすることが多いようです。悪化やニキビ跡などのトラブルも起こりにくいので、皮膚科を受診して処置してもらうことをおすすめします。

面皰圧出療法が行われるニキビ

  • 白ニキビ
  • 黒ニキビ(※)
  • 赤ニキビ(※)
  • 黄色ニキビ(※)

 (※白ニキビの治療に最も適しているので、これらのニキビには適用されないこともあります。)

面皰圧出療法の施術内容

  1. 専用の細い針もしくはレーザーでニキビにごく小さい穴をあける
  2. 専用の器具(面皰圧出器)を用いて皮脂を押し出す
  3. 消毒する

毛穴の詰まりを取り除く施術:ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、シミや毛穴の黒ずみなどの改善にも用いられる、美容皮膚科ではポピュラーな治療法。酸によって古くなった皮膚の角質をはがし、お肌のターンオーバーを促します。美容皮膚科では、イオン導入と一緒に施術されることが多いようです。保険適用外ではありますが、ピーリングは毛穴の汚れも取り除いてくれるので、ニキビの治療にも適しているとされています。

ピーリングが施術されるニキビ

  • 白ニキビ
  • 黒ニキビ
  • 赤ニキビ
  • 黄色ニキビ
  • 紫ニキビ
ピーリングはお肌への刺激が強めの治療法。「ピリピリする!」と感じる人もいるようですね。
さらに、施術の後も注意が必要なの。お肌が敏感になっているから、しっかりと保湿をして、紫外線対策も万全にしなければならないわ。

ステロイド剤注射

ステロイド剤の局所注射は、外用薬や内服薬、スキンケアではどうにもならない重度のニキビの治療に用いられます。ニキビにピンポイントでステロイド剤を注入するので、ひどい炎症や痛みへの即効性が期待できるでしょう。

ステロイド剤注射が施術されるニキビ

  • 黄色ニキビ
  • 紫ニキビ
ステロイドって聞くだけで、副作用がこわいイメージがありますけど…
たしかに長期の使用では皮膚の委縮などの副作用も報告されているわ。けれど、注射は一時的なものだし、医師が施術するものだから、心配しなくても大丈夫よ。

イオン導入(美容皮膚科)

イオン導入とは、お肌に微弱な電流を流して、ニキビに良いとされるビタミンCなどをお肌に直接届ける施術です。多少ピリピリすることもあるようですが、ニキビ予防や美肌効果も期待できるのだとか。上でご紹介したケミカルピーリングの後に行われることも多いようです。

イオン導入が施術されるニキビ

  • 白ニキビ
  • 黒ニキビ
  • 赤ニキビ
  • 黄色ニキビ
  • 紫ニキビ

妊娠中の女性や、体に金属が埋め込まれている人(ペースメーカーや、金属を含む義歯、金属が入った塗料を使っているアートメイク)は施術が受けられないということを覚えておきましょう。

レーザー治療(美容皮膚科)

医療用に許可されているレーザーを用いて、ニキビの赤みを軽減させたり、アクネ菌を殺菌したり、毛穴を引き締めたりすることで、ニキビの状態を改善させます。美容皮膚科での施術となるので、保険適用外です。しかし、レーザーの種類によっては脱毛効果も期待でき、なかなか治らないニキビにも対応できます。


レーザー治療が施術されるニキビ

  • 赤ニキビ
  • 黄色ニキビ
  • 紫ニキビ

「妊婦さんや光線過敏症の人には施術できないので、気を付けてくださいね!」

ニキビ治療の気になるお値段

ニキビ治療のおおよその費用

治療のために皮膚科に通うに当たって気になるのは、やはりお金のこと。実際には、1回につきどの程度の費用がかかるのでしょうか。

保険適用の治療

  • 投薬治療:1,000~3,000円程度
  • 炭酸ガスレーザーを用いない面皰圧出療法:2,000~5,000円程度
  • ステロイド剤注射(使用される薬剤によっては適用外):2000~5,000円程度

保険の範囲外の治療

  • 炭酸ガスレーザーをもちいる面皰圧出療法:10か所で4,000円程度
  • ピーリング:7,000~12,000円程度
  • 保険適用外の薬剤を用いるステロイド剤注射:6,000円程度
  • イオン導入:4,000~7,000円程度
  • レーザー治療:30,000~10,000円程度

皮膚科と美容皮膚科で値段は違う

皮膚科の治療目的は症状を改善させることであるのに対し、美容皮膚科ではニキビを治すだけでなく、お肌をトータルで美しくすることも目的としています。そのため、たいていの場合皮膚科での治療は保険適用、美容皮膚科での治療は保険適用外となり、治療内容によっては費用が大きく異なるのです。

皮膚科のメリット・デメリット

  • 比較的費用が抑えられる
  • 学会のガイドラインに沿った安全性の高い治療が受けられる
  • 効果があらわれるのに時間がかかることも

費用が気になる人や、とりあえず受診してみたい、という人には皮膚科がおすすめです。

美容皮膚科のメリット・デメリット

  • お肌の全体的な美しさを考えながら治療してもらえる
  • 即効性が期待できる
  • 学会や国の組織による安全性や有用性が認められていない治療法が行われることも
  • 費用が比較的高くなる

皮膚科では改善しなかった人、お金がかかっても良いからとにかく美肌になりたいという人は、美容皮膚科を選択すると良いかもしれません。

ニキビ治療におすすめの皮膚科

皮膚科東京のおすすめ中島皮フ科

東京都北区にある中島皮フ科は、埼玉県や千葉県からも通いやすい場所に位置しています。一般皮膚科に加えて美容皮膚科も併設しており、ニキビへのさまざまな種類の治療が可能です。

実際に受けられる治療の例

  • イオン導入
  • ピーリング
  • 専用の化粧品でのスキンケア指導
  • レーザー治療


治療内容によってはお得な「トライアル料金」が設けられています。
中島皮フ科

大阪のおすすめフェイシャルラボ

皮膚科は敷居が高いと感じる方に

皮膚科で本格的に「治療」を受けるのはちょっと気が引ける…という人は、エステサロンに行ってみてはいかがでしょうか。

大阪に2店舗あるフェイシャルラボは、脱毛ラボ系列のフェイシャル専門のエステサロン。痛みの少ない特殊な「S.C.S光フェイシャル」の照射は、ニキビ跡に悩む方の強い味方になってくれるはずです。「おためし月額コース」は月2,990円と、お財布にやさしいのがうれしいですね。
フェイシャルラボ

全国で探すなら

ニキビを作らない努力も同時進行で

皮膚科や美容皮膚科では、ニキビを治すためのさまざまな治療が行われています。難治性のニキビの場合は皮膚科で迅速なケアをしてもらった方が治りも早いといわれているので、まずは相談してみましょう。

また、ニキビの原因には食生活や生活習慣、スキンケアも関係していると指摘されています。皮膚科に行くだけでなく、基本のケアや生活習慣も見直してみてくださいね。