化粧ノリが悪い…その原因は?化粧ノリを良くする方法とは!

プライベートサロン un rapport  鈴木 ひとみ 先生

「キレイの先生」編集部です。

「今日は化粧ノリが悪いな…」「メイクがちょっと崩れている…」

そんな日はありませんか?

化粧ノリは、お肌の状態によるところが大きいです。お肌の調子が良くないと、化粧ノリも悪い感じです。お肌の状態が良い方が、化粧ノリも良いでしょう。

お肌の状態が良い方が、化粧ノリも良いはずです。

でもそれは、どうしてなのでしょうか? 

そもそも、化粧ノリとは何なのでしょうか? 化粧ノリが悪いのには、どんな原因があるんでしょうか? そして、化粧ノリを良くするには、どんな方法があるんでしょうか?

鈴木 先生には、化粧ノリを良くするための肌作りから話をお聞きしました。

目次

化粧ノリが悪い肌とは

化粧ノリが悪いのは、乾燥・脂性(オイリー)・加齢・紫外線・その他生活習慣などによって、お肌のキメが乱れた状態になっていることが考えられます。

乾燥したお肌の上にファンデーションを乗せても、カサカサした印象になったり、粉が吹いたり、お肌のツヤがなく老けた印象を与えてしまいます。

逆に、お肌が脂性(オイリー)に傾いている場合には、ファンデーションがヨレたり、ベタベタとテカったりして、清潔感のない印象を与えてしまいます。

そして、お肌のキメが乱れていると凹凸が多くなるため、ファンデーションを塗るときに、厚塗りになりがちです。ファンデーションの量をたくさん使っていると、当然お化粧も崩れやすくなります。

過剰なファンデーションは、油汚れとしてお肌に残りやすく、毛穴詰まりの原因にもなります。それが、肌荒れの原因にもなります。

また、化粧品や皮脂*が毛穴に詰まった状態で紫外線を浴びると、その油分が酸化してこびりつき、毛穴の黒ずみやお肌のくすみ、シミの原因にもつながります。

* 編集部:皮脂は、毛穴の皮脂腺から分泌される油分です。

乾燥肌

化粧ノリが悪いお肌は、水分量が少なくて乾燥していることが考えられます。

乾燥肌は、お肌の「キメ」も粗いです。

お肌の表面には、無数の溝(皮溝・ひこう)が走っています。そして、その溝で三角形や四角形に区切られた場所は、盛り上がっていて、丘(皮丘・ひきゅう)が並んだようになっています。

これらの状態がきれいに整っていると、「キメが整っている」といいます。

編集部のコメント

鈴木先生のおっしゃったように、皮膚は平面ではなく、凸凹としています。それは、手の甲をよくご覧いただくとお分かりになると思います。

この凸凹がきれいに整っていると、「肌のキメが整っている」といいます。

皮丘には、水分がとどめられています。

そのため、お肌のキメが整っていると、弾力やハリのあるもっちりとしたお肌に保つことができます。

しかし、お肌の水分量が不足するとキメが粗くなって、ファンデーションの付きも凸凹してしまいます。化粧ノリが悪くなり、お化粧も崩れやすいです。

脂性(オイリー)肌

お肌は、皮脂(油分)が多すぎても、化粧ノリが悪くなります。

お肌から出る過剰な皮脂が、ファンデーションを浮かせてしまい、肌なじみが悪く、お化粧崩れしやすくなります。

ちなみに、皮脂が多くなるのも、乾燥肌が原因になっている場合があります。

お肌は、水分量が減ると「足りないうるおいを補おう」して、皮脂を余計に出してしまうことがあります*。

そのようなお肌の状態を、「インナードライ(乾燥性脂性肌)」といいます。

* 編集部の補足:
毛穴から分泌された皮脂は、汗(水分)と混ざり合って、天然の保護膜(皮脂膜)を作ります。皮脂膜は、皮膚の水分が蒸発しないように防いだり、外部の刺激から皮膚を守ったりする役割があります。
お肌が乾燥すると、中の水分が逃げていかないように、皮脂の分泌が増えてオイリー肌になる場合があります。それが、「インナードライ(皮膚の表面はオイリーだが、中は乾燥している)」の状態です。
乾燥肌がオイリー肌の原因になることは、「顔のテカリの原因は肌の乾燥でも?乾燥性脂性肌のスキンケア」でもご紹介しています。合わせてご覧になってみてください。

化粧ノリが悪くなる原因

間違ったスキンケア

お肌の水分量は、加齢と共に減少します。また、皮脂が分泌される量も年々少なくなるため、お肌はうるおいを保つのがますます難しくなります。

そのため年をとるにつれ、化粧ノリも少しずつ悪くなっていきます。

そして、間違ったスキンケアも、お肌の乾燥につながり、化粧ノリが悪くなる原因になります。

化粧品を、「あのタレントさんが使っているから」、「口コミが良いから」とお選びになっていませんか? 肌質に合っていない化粧品は、乾燥肌の原因になります。ご自分の肌質を知るのは、大切なことです。

他にも、一年中同じスキンケアをしていると、お肌の老化を進める場合もあります。

■ スキンケアで陥りやすい間違い

例1)
クレンジング・洗顔で、洗浄力の強い製品を使用したり、長時間行ったりすると、セラミドなどのうるおい成分も落とし過ぎてしまう*。

例2)
スキンケアで顔を触るときの力が強い。また、使う化粧品の量が少なすぎると、摩擦による皮膚ダメージによってお肌の乾燥を引き起こしてしまう。

例3)
乾燥性脂性肌を脂性肌と思い込み、乳液やクリームでの保湿を怠ってしまう。また、夏の暑い時期に、お肌のべとつきが気になり、乳液やクリームの量を減らし過ぎてしまう。

生活習慣

偏った食生活、寝不足や不規則な生活、煙草、お酒など、生活習慣が乱れていると、お肌の新陳代謝(ターンオーバー)が乱れます。それによって、お肌が乾燥し、化粧ノリも悪くなりやすいです。

また、肌老化の80%の原因ともいわれる紫外線も良くありません。

紫外線は肌機能を低下させ、新陳代謝の周期を乱します。すると、新陳代謝の過程で生まれるセラミドなどのうるおい成分が作られず、お肌のバリア機能が弱まり乾燥を促進させてしまいます。

食事では、バランス良く食べることが基本ですが、油の質も大切です。

私たち人の身体は、約60兆個の細胞からできています(最近では約37兆個ともいわれています)。そして、細胞を包む「細胞膜」は、その7割が油分で出来ていて、どんな質の油を摂るかによって身体が変わるといわれています。

食事の油の質が、お肌の状態にも影響を与えるということですね。

そのため、食べ物から酸化した油を摂ると、お肌(や身体)の老化の原因になります。

下のような食べ物は、油の質が良いとはいえないので、あまりおすすめしません。

・出来上がってから時間の経った揚げ物
・使い回した油で作られた料理
・ファーストフード
・スナック菓子
など

化粧ノリを良くする方法 スキンケア

化粧ノリを良くするためには、お肌の状態を整えることです。

そのための基本的なスキンケアのポイントをご紹介します。

1. クレンジング・洗顔

クレンジングは、長時間は行いません(先程もお話したように、クレンジングを長く行うと、乾燥肌の原因にもなります)。

時間にすると、1分以内が理想です。

そして、クレンジング剤の使用量は、パッケージに表示されている内容は最低限の量とお考えください。

一般的には、その量では皮膚が引っ張られたりして、足りないことが多いのではないかと思います。

クレンジング剤の量は、少なすぎてもいけません。ご自分の適量をお使いになってください。

そして、洗顔はたっぷりの泡で洗います(手とお肌の間にある泡の弾力で洗います)。

すすぎの水は、人肌と同じくらいのぬるま湯を使いましょう。

中には、毛穴を引き締める目的で、冷水をお使いの方もいらっしゃるかもしれません。ただ、お肌の状態によっては、冷たすぎる水は刺激になってしまいます。

健康なお肌であれば、すすぎの最後の何回かを冷水で行い、毛穴を引き締めるのは良いと思います。

2. 化粧水

化粧水は、洗顔後すぐに付けます。タオルドライして(洗顔してタオルで拭いて)、30秒以内には化粧水を付けるのが理想です。

「きれいな肌」とは、水分と油分のバランスが良いお肌のことをいいます。一般的には、「水分:油分 = 8:2」のバランスが良いといわれています。

化粧水はたっぷりと使って、お肌にうるおいを与えてあげましょう。

しかし、お肌のキメが整っていないと、皮丘が流されたりしていて、水分を蓄える力が強くありません。すると、化粧水をたくさん使っても、お肌に入りきらない場合があります。

そこで化粧水をつけるときは、いちど化粧水を付けて、しばらく時間を置き「(化粧水が)入ったな」と感じたら、時間差でもういちど付けます。

そうすることで、お肌にたくさんの水分を与えることができます。

また、お肌が健康な状態であれば、化粧水はコットンでお付けになるのがおすすめです。

まずは、コットンに化粧水を含ませて拭き取りを行い、お肌に付着しているもの(例えば、落としきれなかった汚れや、タオルの埃など)を取ります。その後に、新しいコットンにもういちど化粧水を含ませ、パッティングします。

パッティングは強い力で行うのではなく、肌を優しく押さえるように行ってください。

3. 乳液・クリーム

乳液やクリームをたくさん付けようとしても、いきなりでは、お肌は受け入れることができません。

まずは適量を付けて、10~15分後に鏡を見ます。そして、乾きが気になったり、「(乳液・クリームが)足りないな」と感じたりする場所に、乳液・クリームを二度付けします。

また、特に夏場は汗によって、乳液・クリームの肌なじみが悪く、弾かれて取れていることもあります。

時間を置いてもういちど鏡を見ることで、そういったことも確認できると思います。

角質ケア

普段のクレンジングや洗顔では落としづらい溜まった角質*は、スキンケアの効果を出すためにも定期的に取り除くことがおすすめです。

ただ、自分で角質ケアを行うとやり過ぎになりがちで、必要な角質まで取ってしまい、お肌に赤みが出たり、さらに乾燥したりする場合もあります。

そのため角質ケアは、サロンなどで行っていただくのがおすすめです。

市販のピーリング剤やゴマージュなどを使ってご自宅で行う方法もありますが、私がおすすめなのは、手軽でお肌にも優しい乳液を使ったマッサージです。

クレンジング・洗顔をした後、コットンにたっぷりの乳液を含ませ、優しくクルクルとマッサージする方法です。

乳液は、角質をやわらかくする作用があります。

また、マッサージすることで血行促進になり、お肌の代謝も促されます。

お肌のカサカサ・ゴワゴワが気になるときは、1週間から10日にいちど、乳液での角質ケアがおすすめです。

* 編集部:角質は、皮膚の表面に上がってきた肌細胞のことをいいます。通常、古い角質はターンオーバーで垢となって剥がれ落ちていきます。

化粧ノリを良くする方法 その他

腸を整える食生活

「お肌の美しさ」は、「腸の美しさ」でもあります。

排泄力が高く腸がきれいだと、質の良い栄養を体中に届けることができます。

腸を整えてバランスの良い食事を摂ることで、ハリ・ツヤ・うるおいのある美しいお肌が作られます。

美しいお肌を作るには、下のような、腸内環境が整う栄養をきちんと摂るようにすると良いです。

・発酵食品(乳酸菌が腸内環境を整えます)
・食物繊維(腸の掃除になります。不溶性食物繊維2:水溶性食物繊維1のバランスが良いです)
・良質なタンパク質(お肌の新陳代謝を高め、ハリ・ツヤのあるお肌を作ります)
・良質な油(うるおいのあるお肌を作ります。腸のぜん動運動を促し便秘予防にもつながります)
など

湯船で身体を温める

お風呂は出来るだけシャワーで済まさず、湯船に浸かってほしいと思います。

身体が温められれば、血行促進されて、新陳代謝(ターンオーバー)を整える効果が期待できます。

また、お風呂に入ることでお肌が柔らかくなり、古い角質や毛穴の汚れも落としやすくなります。

他にも、湯船で身体を温めることで自律神経を整えることができ、ストレスやホルモンバランスの乱れからくる肌トラブルの予防にもなります。

38度~40度くらいのぬるま湯でゆっくり温まると、副交感神経が優位になり、心身ともに高いリラックス効果が得られ、質の良い睡眠にもつながります。

それは、翌日の化粧ノリの良さにもつながります。

まとめ

「キレイの先生」編集部です。

お肌が乾燥していると、化粧ノリは悪い。お肌のキメが整っていれば、化粧ノリが良い。

化粧ノリは、お肌の状態のバロメーターといえますね。

皆さまは、本日の化粧ノリはいかがでしたか?

もし、「化粧ノリがいまいちだな…」というときは、鈴木 先生に教えていただいた、化粧ノリを良くするスキンケアの方法を参考にしてみてください。

化粧水はいちどに付けるのではなく何回かに分ける、など、今日から始められる内容がいくつもあると思います。

今回取材した鈴木 ひとみ 先生に「キレイの先生 バラに満ちるオールインワン」をお試しいただきました!

最初、「こんなに軽いテクスチャーで保湿力大丈夫かな…?」と思ったくらいに、肌にすーっと馴染みます。オールインワンにありがちな、肌の表面だけうるおってベタつく不快さが一切なく、しっかり奥からうるおって、肌が喜んでいる感じがします。テクスチャーは軽いのに、時間が経ってもうるおいが持続して、肌がしっとりもっちりして気持ちが良いです。天然のバラの香りも、とても贅沢で気に入ってます。

バラに満ちるオールインワンとは

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※個人の感想で、効果・効能を保証するものではありません。


(取材:「キレイの先生」編集部 文:プライベートサロン un rapport 鈴木 ひとみ 先生、「キレイの先生」編集部)