緊張したときや人と会話するとき、全身から汗をかくようになってしまいました |
| 投稿者名:Y.Y タイトル:多汗症
はじめまして。お疲れ様です。25歳のOLです。
最初は気のせいかと思いました。最近では、緊張したときや
親をはじめ、親戚の人たちにはこういう症状はありません。
多汗症になって以来とても消極的になり、友達も疎になり、旅行にも行かず
私のような症状は、五味先生のクリニックで診察していただけるのでしょうか。 |
| 投稿者名:五味院長 タイトル:精神性発汗型多汗症の治療
Y・Yさん。
今ちょうど手術が終わりかなりの疲労感を感じていますが、「お疲れ様です」というようなメッセージをいただくと、疲れがどこかへ飛んでいってしまいました。
さて、Y・Yさんの、腋の汗ですがこれはメールからの情報で判断しますと、典型的な「精神性発汗型多汗」です。
精神性発汗は、緊張などした時に「手に汗にぎる」現象と全く同じ状態の汗が腋の下のも起こることが原因です。 ですから、治療法としては、まず「自律訓練法」等の精神療法などがファーストチョイスとなりますが、あなたのようにかなり精神的に緊急性がある場合には、手術療法の適応となります。
精神性発汗型多汗の手術は、基本的には「ワキガ型多汗」の手術を同じですが、実はその減汗量に差があります。
ですから、「かなり悩んでいるので、その程度でもとにかく減らしたい」という希望であれば手術は、意味があります。
精神性発汗の手術は、真皮のエクリン腺の剥離量と皮下の剥離面積が、ワキガの手術より多いため、術後の安静には少し気をつけてもらいますが、それ以外はワキガ手術の経過と同じですので、これは過去の掲示板の説明を参考にしてください。 手術内容についての質問がありましたら、この掲示板でもまた直接メールや電話でもかまいませんので問い合わせてください。
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| 投稿者名:ATGC タイトル:手術をすべきか迷っています
こんばんは。22歳の学生、女性です。
私は小さい頃からわきが・多汗症です。
今日ご相談したい事の一つは、手術をすべきかどうかということです。
もう一つは手術をするとしたら、で きれば多汗症だけでなくわきがも治してしまいたいのですが、私の場合どのような手術になるのでしょうか?
ここでの相談は全部無料なのにも関わらず、皆さんの相談にこれだけ熱心に、丁寧に、頻繁に、お答えになっている様子を拝見して、感心するとともにこの先生なら信頼できると思いました。
よろしくお願いします。
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| 投稿者名:五味院長 タイトル:多汗手術に関する情報
ATGCさん。
大変理路整然とご自分の考えを説明できる方ですし、ご自分のことは全て理解されているようですので、あなたには医学的情報を提供するだけで、正しい選択ができることでしょう。
まず、あなたの腋下多汗症のタイプですが、Y・Yさんの「精神性発汗型多汗(エクリン腺多汗)」とは違い、「わきが型多汗(アポクリン腺多汗)」と思われます。 「わきが型多汗」は、腋下にアポクリン腺という汗腺が通常よりたくさんあって、アポクリン腺からの発汗が原因となるものです。
もう一つ、あなたの場合には生理の前などに腋がなんとなく張れた感じがしたことはありますか? いずれの場合も、手術法は基本的には同じです。
ただし、手術による減汗効果には差があります。 副乳多汗症は術前に診断することはまれで、通常、精神性発汗型という診断の元で手術を進めている過程で乳腺組織が偶然見つかり、診断できるのです。副乳があれば、当然摘出する必要があり、その結果、より多くの汗が減ります。
わたしが、体臭多汗手術が器械でなく、皮下を確認しながら行う「直視下手術」でなければならないことを主張しているのは、100%アポクリン腺を摘出する理由以外にも、このようなこともあるからです。
次に多汗症の治療とわきがの治療との関係ですが、わきが型多汗の治療をした場合にはアポクリン腺は当然100%摘出されるわけですから、結果的には「わきがの治療」も兼ねていることになります。
また費用のことですが、分割、やローンの制度、さらに学生さんには一時免除の制度もありますので電話にて担当者に直接相談してください。
手術後の通院や経過については、過去ログ(手術にについてはまとめました)に詳しく説明してありますので参考にしてください。
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| 投稿者名:Y.Y タイトル:手術に対する不安
ご返答ありがとうございます。感激しております。
私は手術に対する大きな抵抗感があります。以前某美容整形外科に手術の相談をしに行ったことがありますが、そのときも相談中に涙が止まらなくなってどうしようもありませんでした。なぜ手術が嫌だかというと、まず手術が怖いということです。手術自体は初めてではありません。昔盲腸の手術をしましたがとても怖かったしつらかったです。それや、身内たちの手術後の経過を看たときも、とてもつらそうでした。それらの記憶が鮮明に甦ります。次に手術をしても完全に治らないということです。もし、先に記述した不安を乗り越えても、完全に汗が止まらないのならばやはり手術はしたくないと思ってしまいます。そして、手術をしたとしても、私の性格からして「手術をした」という事実が一生頭から離れないような気がします。でもまずこういう性格を直さないといけないと思い実行中ですがなかなか一筋縄にはいきません。そういえば、直接関係ないかもしれませんが私は約3年間円形脱毛症です。このことも踏まえて、汗は精神的なものかとも思い、メンタルクリニックで抗不安剤などを処方していただいたこともありましたがさほど効果はありませんでした。
時間がかかってもかまいません。できることならば手術せずに治したいです。私はわがままでしょうか。
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| 投稿者名:五味院長 タイトル:不安なのが当たり前なのです。
Y・Yさん。
あなたは、手術に不安や恐怖を抱くことを、なにか性格的な欠点や弱さのためというふうに考えていますが、それは間違いです。 手術は、だれでも怖いのです。できればそのような怖いことをだれだってしたくはありません。
先日、歯医者さんで歯の治療を受けた時、あの例のギリギリのドリルをされている間中わたしの足は震えていました。
それでも、あなたにとってやはり「汗を止めたい」という願いは深刻だと思います。
それに、あなたは「汗を減らしたい」だけではなく「汗を止めたい」と思っているようですので、やはり手術療法以外の方法を考えた方がよいでしょう。
さて、そこであなたの場合にはやはり精神性発汗の治療のファーストチョイスである「自律訓練法」を試みたらどうでしょうか。
ただし、これは前にも言いましたが、自律訓練法をするとき絶対に「汗を減らすこと」を目標にしてはいけません。
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