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女性ならだれでも、一度はエステに行ってみたいと思うもの。肌の悩みの解決するとき、人の手を借りたくなることがありますよね。
でも、エステって高級なイメージがありますし、何より「勧誘」がしつこいといった話もよく聞きますよね。そして、「やっぱり怖いから行くのやめた」という結論に至る・・・と。けど「行けば行ったで効果があるんだろうなあ」と思ったり・・・。
そこで今回、私の経験をもとに、とあるエステの勧誘のしつこさについてお伝えしたいと思います。あくまで “ とある ” エステでのお話なので、参考の参考程度にご覧ください。
シューベルトの「魔王」に出てくる魔王を彷彿とさせた
いきなり変なたとえを使ってすみませんが、中学校の音楽の時間に、シューベルトの「魔王」というドイツリートを学びました。お父さんとその子供、そして子供を誘って最後は襲ってしまう魔王。この3人が登場人物として出てくる作品です(作詞者はゲーテ)。
魔王は、はじめは優しい言葉をたくみに使って、子供を誘います。しかし、魔王に怯える子供。子供はお父さんに必死にうったえるも、お父さんは冷静に否定。魔王の勧誘はエスカレートしていきます。最後はお父さんも焦り出し、子供の魂はついに魔王の手に渡ります(子供は死亡)。
そんなおぞましいシナリオであるわけですが、私が行ったフェイシャルエステサロンでも、(素顔こそ現しはしなかったですが)魔王のように、優しい言葉と天使のような微笑みで私を誘ってきました。
事が起きた舞台は、“体験エステ”ではありません。体験ではそこまでしつこい勧誘がなかったので、安心して入会しました。入会後数回エステを受け、気に入ったので新たにコース更新。そしてその更新後のコースの一回目で事は起こりました。
格闘すること約15分!笑顔とイイ話の猛攻撃
私も「エステは勧誘が酷い」といった話を何度か聞いたことがありますが、上に書いたように、すっかり安心してしまっていました。安心させるのはエステ側の作戦だったかもしれません。
最初は友好関係を結んでおいて、ここぞというときに攻める。そんな作戦であるような気がしました。間違っていたらすみません(邪推かなあ?)。
さて、更新したコースの一回目を受けた日は、途中エステティシャンが3人も部屋の中にいました。まあ、ケアの段取りの都合でそうなったのかな~って思っていましたが、よくよく考えてみると怖いですよね。
想像してみてください。自分が寝て目をつむっているところを、3人のエステティシャンが包囲している様を・・・。
3人の中にも上下関係があるらしく、一番上の立場でありそうな人が、私の肌のことを色々言います。そして「今日だけ特別」と言って特別なケアをしてくれて、その後はビフォーアフターの説明。ほんの微々たる違いでしたが、それを大袈裟に褒めたたえてきて、他の2人が首を大きく縦に振りながら同意(そりゃ、お局様は絶対的存在ですからね 笑)。
・・・そんなことが、まずエステ中にありました。これは勧誘のための伏線だったかもしれません。ここで「すごい」と私に思わせておくことで、おそらく勧誘による成約率を高めようという作戦だったかもしれません。たしかにセルフケアではなしえない効果を感じましたが、めちゃくちゃ驚くほどではありませんでした(魔法じゃないんで、普通そんなもんです)。
今となっては伏線だと思えますが、勘の鈍い私は伏線だと気付けず、社交辞令で喜んでおきました。
そしてその日のケアが全て終了し、私が着替えるためスタッフは一時退散。で、着替えが終わると、スタッフ2名が紙を持って部屋に入ってきました。
そこで私はハッとしました。「もしや勧誘!?」と。
案の定、勧誘でした。その紙は、「今日だけ特別」といってやってくれたケアの正規コースの見積書。コース名やら金額やらが載っています。
2人がかりで攻められた私は逃げる場も逃げる暇もなく、ムーディーな狭い部屋で約15分の勧誘攻撃を食らうことになりました。
ここで、実際やったような会話のやり取りをご紹介しましょう。録音してあったわけではないので、きっと私の思い込みも入っていますし、脚色もしています。でも「こんな感じー」という雰囲気が伝わればいいかなと思います。
【以下、登場人物は、スタッフA・B・C と 私H】
A「いかがでしたか?頬のあたりが引き上がりましたね♪」
私「はい!ありがとうございます」
B「そこでなんですが、Hさまにもっと喜んでいただくために、ひとつ提案させていただきたいと思います」
私「はあ」
A「今日実際に受けていただいた特別なケアですが、今回はプレゼントという形でしたが、これをコースという形で是非この先もご満足していただきたいなあと思っていますぅ♪いかがですかぁ?」
私「ええ、とても良いケアだったので、興味はありますが・・・」
B「となりますと、このコースがとてもおすすめですよ!」
A「ぜひこの先もしっかりケアさせていただきたいなあと思っておりますぅ♪」
私「う~む、今ちょっとお時間いただけますか?」
A「はい♪」
私「・・・・・」(見積書を見つつ葛藤)
A・B「・・・・・」(私を見つめている)
A「・・・いかがでしょうか?」
私「せっかく提案していただいて恐縮ですが、ちょっと即決は難しいかな~という感じですね(汗)」
A「そうですかぁ。誠に勝手で申し訳ありませんが、このコース、今日申し込んでいただくことで、この特別価格でご提供させていただけるのですが・・・」
B「そうなんです!今日こそがチャンスなんです」
私「あっは~、そうなんですねぇ(焦)」
A「どうでしょう?」
私「うふふ、予算がなあ(苦笑)」
A「たしかに、安いとは言えませんよね(苦笑)」
私「ちょっと無理なお願いしても良いですか?」
A「はいどうぞ♪」
私「××円くらいにしてくださると、とても嬉しいんですがねぇ(笑)」
A・B「!!!」
A「(笑) そうですね~ちょっと難しい・・・ですね(笑)ゴメンナサイ」
B「今日だけこの価格ですので、是非・・・」
(ここでC登場)
C「Hさま~ッ!今日の特別ケアいかがでしたか~?お肌ぷるっぷるになりましたねー!」
私「あ、はい。ありがとうございます」
C「いかがです?お気に召されましたか?効果とか・・・」
私「はい。効果はたしかに感じましたね。とてもいい感じにしていただき、嬉しいです」
C「良かったです~ッ!!今日は本当に来ていただき、ついてると思います!今日させていただいた特別ケアと同じ内容のコースのご提案をさせていただいておりますが・・・、Hさまの今の肌の状態を維持していくため、是非この先も特別ケアをさせていただきたいと思っております」
私「今話してたんですが、××円くらいにしていただくことはやはり難しいですよね?(笑)」
C「うんーちょっとそれは難しいですかね~!(笑) でも、これならいかがですか?」
(ここでCは、見積書に書いてあった特別価格をさらに値下げした)
C「これ以上はちょっと・・・という感じですかね。でもかなりお得ですよ!」
私「ふ~む・・・」
A「 ほんと肌がとてもぷるぷるしましたので、これからも受けていただくことをおすすめしますぅ♪」
B「おすすめです!」
C「効果を感じていただけたということですので、これで終わるのはちょっともったいないです。維持していくためにも、もっとケアをさせていただきたいと思っています!」
私「私も、本音を言えば続けたいんですよね。やはり効果を感じましたし、続けたほうが今の肌の状態を維持できると思っています。ただ、やっぱ引っかかるのはコレ(価格)ですよね。せっかく下げていただいたのですが・・・」
(と同時に、私は心の中で「勧誘に負けない!この人たちも商売でやってるんだ。しかも急な投資は“計画外”だ」と考えていました)
C「そうですよね~!ただ、これは絶対にHさまに合っていますし、今日即決でお得にケアを受けていただけますから、前向きに考えていただけると嬉しいです!」
私「え、ええ、うむ・・・」
C「是非、ご検討くださいませ!」
(C、退室)
A「分割払いもできますので、それだとひと月△△円になるので、負担が軽くてすみますよ♪ やはり、実際に分割にされているお客さまが多いですしぃ♪」
私(くそ!そうきたか。そういう問題じゃないのに)
A「受けていただきたいですぅ・・・♪」
B「是非・・・」
A「今回だけの価格ですので、次回以降にやりたいと思っても、ちょっと高くなってしまいます」
B「そうなんです」
私「・・・・・」(背中に冷や汗びっしょり)
A・B「・・・・・」(私を見つめている)
私「・・・ここまでお願いされて本当に申し訳ないんですけど、・・・やっぱここで即決は難しいです。本当、ごめんなさい」
A「いえ!全然大丈夫ですよ!」
私(じゃあ最初っから提案しないでおくれ)
私「ここまで引き伸ばしておいて、こんな回答でごめんなさいね。心が痛みます」
A「とんでもございません!単発でも受けられるんで、またいつでもおっしゃってください♪」
(Aは笑っていたけど、とても残念そうな表情)
A「でも、効果そのものは感じていただけて・・・」
私「はい!とても良いケアをしていただきました。それはしっかり感じております」(驚くほどではなかったけど、本当に効果は感じていました)
A「ほんと良かったですぅ♪」
B「うふふ」
A「これからもHさまのスキンケアのお手伝いをさせていただきますので、よろしくお願いいたしますぅ♪」
私「はい、こちらこそよろしくお願いいたしますー」
【会話は以上】
・・・という流れでした。本当はもうちょっと細かいやり取りもあったかもしれませんが、ざっと以上のような感じです。けっこう時間が経ったのですが、短く感じられました。
お分かりいただけましたか?
勧誘は実にしつこいものでした。初めての経験でちょっと焦ってしまいましたが、なんとか乗り切りました。スタッフの方々がだんだん魔王に見えてきて、少し怖かったです。
今すでに契約しているコースはまだ回数が残っているので、この先 新しいのを色々勧誘されるかもしれません。でも、本当に契約予定がない限り(つまり計画外である場合)は、即決しないことにします。
勧誘の断り方
勧誘の断り方を知る前に、まずは自分の信念をハッキリとさせておくことが大切だと思います。
エステサロンに行ったら間違いなく勧誘はあるものだと予測した上で、「ここまでしか予算に組めない」「計画外のコースは、いくらお得そうに見えても即決しない」と心に決めておきましょう。
そして、いざ勧誘されたら、
「即決はできない」
「予算外(分割であっても)」
の一点張りで乗り切ります。
ハッキリ言える人であれば、
「いりません」
「勧誘はお断りします」
と断ったり、ケアの前に「勧誘はナシでお願いしたいです」と宣言しておくと良いでしょう。
ほかにももっと賢い方法があるかもしれませんが、まあ、慣れないことをするよりは、以上のように乗り切ると良いように思います。一度断って、「簡単には引っかからない奴だ」と相手に思わせられると良いですね。
それと、「今日は〇時には出たいです」というのも効果的だと聞いたことがあります。私の行ったエステでは実際、開始時に「今日はお出になりたいお時間はございますか?」と訊かれました。きっと勧誘タイムをつくる伏線でもあったと思いますから、出たい時間を決めておけばあらかじめしつこい勧誘を阻止できます。
商売に勧誘はつきものですが、しつこいのは好ましくないな
どんな商売であっても、程度の差こそあれ、勧誘や宣伝というものがついています。そうでないと、ビジネスは成り立たないように思います。どこも、誰も、生計を立てていくには必死であるはずです。それは重々理解しています。
ただ、しつこいのは好ましくないですよね。
先ほどの経験談でも、見積書を持ってきておすすめしてくるだけなら別に良かったんです。覚悟していましたから。でも、一回二回で諦めてくれませんでした。挙句には3対1で攻めてきました。まるで魔王子分2人と魔王1人と子供(=私)です 笑
3対1の作戦は、ときどき耳にします。商談とかでも、そのほうが成約率が上がるようです。エステの場合も、たぶんその作戦を使っているように思います。邪推だったらすみませんが。
まあ、別に3対1でも私は構わないのですが、願わくは、もっと簡素な勧誘にしていただきたいと思います。接客は塩対応ではいけませんが、勧誘はもっとサッパリ塩味で良いでしょう。そのほうが好感度がUPする気がします♪
さて、残りの回数も、勧誘を覚悟して受けに行きたいと思います。勧誘を断る練習ができるので、ひとまず今のコースの解約は考えていません。どんなにオイシイ話を持ちかけられても、角を立てず、品性を保ちながら熟考していきたいと思います。
なお、今回の内容はあくまで経験に基づくお話です。必ずしも、どこのエステも勧誘がしつこいとは限りません。ほとんど無いところもあれば、もっと酷いところもあるかもしれません。
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