ホホバオイルを頭皮に試してみました
ホホバオイル(Jojoba Oil)が人間の美容・健康にも効果的とされる理由は、天然トコフェロールという「抗酸化物質」が含まれているためです。
酸化を引き起こす活性酸素は老化現象に大きく影響します。そこで注目されているのが抗酸化物質を含むホホバオイル。
頭皮も皮膚なので酸化してしまうと様々なトラブル(乾燥、フケ、抜け毛、ニオイなど)を引き起こします。
「ホホバオイル 頭皮」で検索して情報収集してみたところ、かなりの人が効果を感じているようなので、私も手頃なホホバオイルを購入して試してみることにしました。
管理人スペック
- アラフォー・女
- 乾燥しやすい頭皮
- 季節や気温によってフケ
- 抜け毛が多い
- 薄毛で悩んでいる
ホホバオイルによる頭皮ケアで期待できる効果
ホホバオイルは、人間の皮脂と似ている天然オイルのため、高い浸透性があります。
洗髪時に使用することで、頭皮の毛穴につまった皮脂を溶かして除去したり、洗髪後に塗布することによって皮脂の過剰分泌を抑える作用も期待できます。
また、乾燥しやすい頭皮に塗ることで、潤いを与え、保湿やフケ・痒みの防止、皮膚の保護などの作用も期待できます。
さらに、アンチエイジングに良いとされるビタミンEを豊富に含んでおり、肌老化を防いだり、代謝・血流アップ効果もあると言われています。
頭皮の毛穴に詰まった皮脂は酸化しやすく、様々な頭皮トラブルの原因となります。
同じ油分でもホホバオイルは「世界一酸化しないオイル」と言われるほど酸化しにくく、お肌に対して低刺激、保湿性も高いので頭皮ケアとの相性は抜群!
今回使用したホホバオイルの情報
(スポイトは別売り・3mL程度まで計量できるスポイトがあると便利)
この商品を選んだ理由は、口コミでの評判がかなり良かったのと、製法などスペックと価格から判断してコスパが高そうだったからです。
容量は10mL・50mL・200mL・1000mLの4タイプ、情報収集時に1回の使用量は1mL~2mL程度と知っていたので、1ヶ月くらい持ちそうな50mLを選びました。
値段は972(税込み)+送料140円(定形外郵便)だったので、同類の品質のホホバオイルと比べるとかなり安いと思います。
ちなみに、精製の段階で過剰な熱処理をしてしまうと、ホホバオイルに含まれている成分の効果が弱くなってしまうようなので、そういった製法のものは避けたほうがよさそうです。
今回購入した商品は、「精製処理→未精製」「抽出方法→低温圧搾法」。
(保存料・着色料・香料すべて無添加)
精製と未精製の違いは?
精製
抽出した原油に脱色・脱臭・脱酸などの処理を施している。残留物を除去しているので品質は安定しているが、濃度が薄まったりデメリットも多い。色が透明なのが特徴。
未精製
抽出した自然の状態なので高濃度。はちみつ色で少しニオイがする物もある。高濃度というメリットもあるが、不純物が残っているので人によっては肌トラブルがでるケースも。
※ホホバオイル使用者の口コミをみると、より自然に近い未精製タイプのほうが人気です。
購入したホホバオイルは未精製タイプ
(抽出した原油そのままの色。ニオイはほとんどありませんでした)
低温圧搾法とは?
熱で変化しやすい成分を壊さないために低音で抽出する製法。これにより、ホホバオイルの高い抗酸化作用や保湿性を維持したまま製品化することが可能に。
無印良品のホホバオイルは精製タイプ
上でご紹介したホホバオイルと同じくらい人気商品に無印良品のものがあります。
同じ50mLで税込900円と安く、無香料・無着色・アレルギーテスト済みなので安心。
- 全成分:ホホバ種子油
- 抽出方法:圧搾法
- 原産国:日本製
上の商品との一番の違いは、ホホバより抽出した原油を精製しているかどうか。
(2商品とも農薬を使用せずに栽培されているホホバより抽出)
無印良品のほうは液体が透明 → 精製されています。
未精製だと肌に合わない方もいるようなので、その場合は無印のを試してみてはいかがでしょうか。
※通販だと送料756円もかかってしまうので実店舗で購入したほうが安くすみます。
実店舗での在庫状況はMUJI公式ショップの ≫ 商品詳細ページ で確認できます。(カートに追加の横のマークをクリック)
ホホバオイルで頭皮ケアする目的
これは大きく分けて3つあります。
- 乾燥した頭皮の保湿に期待
- 頭皮の毛穴に詰まった皮脂の除去
- 皮脂の過剰分泌を抑える
私は皮脂の悩みはないので、1の頭皮の乾燥対策と乾燥によるフケを防ぎたかったのが目的です。
目的によって使い方が違ってきます。
頭皮の乾燥対策・保湿の場合
いつも通り洗髪した後に、ぬるま湯(35度前後)を入れた洗面器に数滴、ホホバオイルを垂らして、そこに頭を突っ込み頭皮に塗りこむ、または上から少しずつかけながら頭皮に塗りこむ。(髪の毛につけても美髪効果が期待できる)
この洗髪時の対処でも乾燥する人は、ドライヤー後にホホバオイルを頭皮に直接つけてマッサージしてみてください。
使用量は1mL~2mL程度(計量できるスポイトが便利)
頭皮の毛穴につまった・固まった皮脂の除去
お湯やシャワーである程度まで湯洗いした頭皮に、ホホバオイルを1mL~2mL塗布して適度に放置する(5分~10分)。
放置の間は体を洗っているか、湯船に浸かるかして待ちましょう。
次はシャンプーです。
皮脂に似ているホホバオイルを塗布したので、毛穴につまって固くなった皮脂が浮かび上がった状態になっています。
それをしっかり洗い流します。シャンプーはできる限り頭皮に負担をかけないものがベスト。
適度に洗髪したら、その2~3倍の時間をかけて丁寧にすすぎましょう。
お風呂からでて、タオルドライ&7~8割程度まで髪の毛を乾かした状態で、ホホバオイルを適量塗布して浸透させます。(1mL~2mL)
もっと手軽&短時間で実践したい方は、以下の方法でも可能です。
(上の方法より皮脂除去効果は少し劣る)
- 湯洗い
- ホホバオイルを適量塗布して全体に伸ばす
- 以降、いつも通りにシャンプーする
※シャンプー剤よりホホバオイルの塗布が先
シャンプーだけで洗髪するよりは皮脂汚れが落ちやすいので、湯船に浸からない場合や面倒くさがりの方におすすめの方法です。
皮脂の過剰分泌を抑える
ホホバオイルの作用で皮脂を除去した状態のまま放置すると、「皮脂が足りていない」と体が勝手に反応して、必要以上に皮脂を分泌してしまいます。(かゆみ・臭い・抜け毛の原因に)
この過剰分泌の状態になってしまうと、皮脂を取り除いた意味がなくなるので、洗髪後は皮脂に似ているホホバオイルを頭皮に塗布して「皮脂は足りている」状態にしてあげましょう。
育毛剤・育毛トニック・頭皮エッセンスなどを使用する場合
洗髪後に育毛剤などを利用する場合は、ホホバオイルの前に塗布します。
ホホバオイルを頭皮に塗布すると、その油分が「皮脂のような役割」を担うので、水溶性である育毛剤の成分は毛根に届きにくくなります。
なので、先に育毛剤を塗布して、十分に浸透するのを待ってからホホバオイルを利用します。
あまりにも長い時間、皮脂が少ない頭皮状態を放置すると、足りなくなった皮脂の分泌が始まってしまうので、遅くとも洗髪後1時間以内にはホホバオイルで擬似的な皮脂膜を作るようにしましょう。
※育毛剤の成分が浸透するのに必要な時間は、商品によっても差が出るので正確に何分とは言えませんが、塗布した育毛剤の液体感やニオイがなくなったら浸透したかな?というアバウトな感覚で大丈夫です。(10分~20分程度)
ホホバオイルや椿油などオイル系アイテムは、人によって合わないケースもあるようです。
特に、洗髪後に頭皮の保湿ケア用として使用する場合。
洗髪の時、オイルを付けた後しっかり流すのとは違い、保湿目的で使うと塗布してそのまま放置します → 油を頭皮に塗りっぱなしにする。
オイルの品質が悪かったり・余計な成分が混じっていたり、また、お肌が弱い人など、状況によって「かゆみ」や「ベタつき」を強く感じ、肌荒れ・かぶれ・湿疹が出てしまうこともあるようです。
(異常を感じたらすぐに使用を中止しましょう)
使用しているオイルが人それぞれ違うので、要因がオイルそのものなのか、その他の配合成分なのかハッキリしませんが、ホホバオイルを使用した後にお肌に異常がでた、とい人は一定割合いるようです。
考えられる原因
- オイルの塗りすぎ → 毛穴に脂成分が残り過ぎる
- アレルギー反応 → 配合成分の何かが合っていない
- 超敏感肌 → ホホバオイルに限らず過剰に反応してしまう
などがあげられます。
対策
- 実際に何度か使ってみて、自分にあった適量を見つける
- オイルを購入する際に、余計な成分が配合されていないか確認する(楽天などの通販サイトでは「ホホバオイル オーガニック」と検索するとよいです)
- どうしてもオイル系アイテムで異常が出てしまう場合は、美容液タイプを試してみる
ホホバオイルで実際に感じた効果
今回私が試したのは、頭皮の乾燥対策の方法です。
しっかり湯シャンした状態の頭皮に、ホホバオイルを5滴垂らしたぬるま湯を少しずつかけました。
(はじめは洗面器に頭を突っ込んだのですが、深さが浅すぎたため諦めて上からかけることに)
少しお湯かける→浸透させるように指先で頭皮をモミモミ→少しお湯かける→モミモミを洗面器のお湯が空になるまで繰り返し、そのままタオルドライ→ドライヤーで8割程度乾かす。
という流れをとりました。(ドライヤー後の塗布はなし)
シャンプーを使わずに湯シャンで済ませた理由は、いつも使っているアミノ酸シャンプーにも保湿効果があるため、よりホホバオイルの働きを確かめるために、あえてシャンプー剤は使用しませんでした。(トリートメントも不使用)
まずはじめに感じたのは、髪の毛のしっとり感でした。(いつもなら湯シャンだけだとパサつき・きしみを感じる)
天然オイルのトリートメント効果?みたいな働きも期待できそうなほど、髪の毛表面の状態が良くなりました。
肝心の頭皮の保湿性ですが、かなり良いです!
10月に入って乾燥&フケ&抜け毛がひどい状態の中の今回の検証でしたが、次の日の朝になっても頭皮は乾燥していませんでした。
フケもほとんど出なかったです。
私は乾いたタイプのフケなので、原因は頭皮の乾燥です。その乾燥が改善されたおかげでフケも減ったのだと思います。
それと、天然とは言え油を頭皮や髪の毛につけるので、ベタつき・痒みを心配していましたが、まったく問題なかったです。
かゆみなどの異常も感じませんでした。
(頭皮環境や肌質によっては異常がでるかもしれないので、その場合はすぐに使用を止めましょう)
かなり効果を感じたので、朝起きてからも軽く頭皮に付けるようにしていますが、そうすると夜まで保湿性が保たれるので、頭皮・髪の毛の状態がとても良いです。
皮脂の除去や過剰分泌の抑制
これについては、私自身が皮脂の悩みがないため、申し訳ありませんが感想はかけません。
でも、ホホバオイルが1ヶ月分1000円程度で入手できるのと、使用してのデメリットはないはずなので、試してみる価値は十分ありそうです。
※人間の皮脂に近い成分のホホバオイルなので、「油で油を浮かす」という頭皮クレンジングの効果は期待できると思います。
しっかり洗髪しても頭皮がベトベト脂っぽい場合
脂っぽい症状だけならセルフケアでも改善する可能性はありますが、炎症やひどい痒みも伴っている場合は、皮膚科での受診をおすすめします。おそらく、「脂漏性皮膚炎」と診断されると思います。
私も出産後のホルモンバランスの乱れやストレスで、一時的に脂漏性皮膚炎の症状がでました。その時は、皮膚科で ≫ 脂漏性に効果的な薬用シャンプー を紹介してもらい、1ヶ月程で改善しました。
シャンプー以外のケア方法としては、脂質の代謝を促し皮脂の分泌を抑制する「ビタミンB群」の摂取が挙げられます。
食事でバランスよく摂取するのが難しい場合は、ビタミンB群を豊富に含有した「チョコラBBピュア」などに頼ってみるのも効率的だと思います。(→ 第3種医薬品なので、用法・用量・使用上の注意をよくお読みください)
※皮脂の過剰分泌の原因にもなるので、糖質や脂質を控えた食生活を心がけましょう。
補足
頭皮ケアに使えるオイルは色々あります
ホホバオイル以外にも、頭皮の乾燥やフケを防いだり、髪の毛にツヤ・潤いを与えてくれるオイルとして、椿油、オリーブオイル、ココナッツオイルなどが有名です。
私はホホバオイルと椿油しか試したことがないので、他の2つの効果や使用感は分かりませんが、すべて自然系のオイルなので、そんなに大きな違いはないと思います。
Googleの検索結果(ヒット件数の多い順)
- ココナッツオイル 頭皮 311000件
- オリーブオイル 頭皮 295000件
- ホホバオイル 頭皮 286000件
- 椿油 頭皮 173000件
検索にヒットするページが多い程、話題にしているサイトやページが多いことになります。
トレンドを調べてみたところ、ココナッツオイルは2015年に短期的に流行った感じで、頭皮ケア効果の程は不明な点が多いようです。
オリーブオイルによる頭皮ケアは、2012年の秋ごろから需要があり、毎年、抜け毛の多い秋~冬にかけて検索回数がアップしています。繰り返し検索されているので、一定の効果はありそうです。
ホホバオイルの検索需要は、2011年頃から増え始め、季節に関係なく高い需要をキープしています。
椿油の需要はホホバオイルと同じような感じで、2011年頃から増え始め、通年検索されています。(ホホバオイルと比較すると需要は下)
この結果を元に選ぶなら、ホホバオイルが無難かなーと思いました。
抜け毛の量や薄毛を改善したい場合
ホホバオイルには、抜け毛を防いだり、髪の成長を促す育毛・発毛の作用はありません。
そういった効果を求めるなら「育毛剤」の使用が最適です。
今、女性に選ばれている育毛剤