人工甘味料に下痢や抜け毛の副作用が!?糖質制限の注意点
糖質ダイエット法の影響もあり、食品成分の人工甘味料を選んで摂取している人が増えています。しかし人工甘味料のメリットを一点だけから見て判断していないでしょうか?
人工甘味料を摂取して下痢などの不調が続く方は要注意です。
人工甘味料の副作用はまだ未知数!健康の逆効果になる可能性あり
今、ちまたでは「糖質ゼロ」「糖質○%カット」などの商品で溢れかえっています。それらの商品の宣伝を見ると、糖質ゼロは「健康を得るためのもの」だということを強くアピールしているように感じます。
そしてそのまま企業のイメージ通りに、「健康のために」と考え、あえて糖質ゼロの商品を手にとっていませんか?しかしそこには大きな誤算があります。
他の物でいうと、たとえば「減塩味噌」。高塩分は身体に悪いという流れから減塩の味噌は良くみかけますが、減塩をしているということはその保存力を別の物でカバーしなければいけません。つまり代わりに食品添加物が入っているということです。
それと同じことで糖質ゼロの商品にも、糖質をゼロにするための代わりの食品添加物、つまり人工甘味料が使われているということです。人工甘味料の副作用は議論され続けていますが、実際の今の現状は野放し状態になっています。
糖質制限法の追い風に乗って人口甘味料商品が増えている背景
商品を開発、生産する企業は本当に私たちの健康を考えてくれている所ばかりなのでしょうか?筆者の考えではそのような良心的な企業ばかりではないと思っています。人工甘味料の歴史はまだ浅く、3世代、4世代に至る安全性の確証はまだありません。
なのに健康に関して未知数な食品添加物がちまたに溢れかえっているのが実情です。さらにそれらは「糖尿病や肥満のためには血糖値は上げてはならない」という健康情報を追い風としてますます普及してきています。
人工甘味料の毒性を詳しく知ることも確かに大切です。しかしその前にそれを求めてしまう私たち消費者の気持ちの背景もしっかりと認識しなければいけません。
糖質制限法のワナ
糖質制限法とは、炭水化物などの糖質を制限し、血糖値の上昇を抑えることで肥満や糖尿病を予防、改善させる方法です。
テレビの健康情報番組や書籍などでもたくさん発信されており、「糖質」=「良くない」という図式を植えつけようとしているのか?と思ってしまうくらいです。
人は誰でも健康になりたい、もしくは健康を維持したいものです。その方法として糖質制限法は「炭水化物などの糖質を減らして血糖値をコントロールさせる」というところまでは良いのですが、肝心な部分が説明不足のような気がするのです。
「糖質」は私たちの大切な栄湯源です。制限するからにはしっかりと、タンパク質や脂肪を摂取して補わなければいけません。確かに糖質制限法ではそのこともきちんと説明はされています。
しかし、さらに突っ込んで欲求の代替品の注意点まではしていません。なぜなら食べ物に対する人間の欲求は非常に強いものだからです。とくに糖質は食べ物の中でもとりわけ欲求度が高いジャンルです。
糖質は炭水化物だけを制限すればいいわけではありません。砂糖なども制限対象です。しかし、「ご飯を食べたい!」という欲求は我慢できても、甘い物はなかなか制限しにくいのが普通ではないでしょうか?
「糖質は制限したい、でも甘い物の欲求は我慢できない」このような場合に、糖質ゼロの商品を目にすれば、手がのびてしまうのは自然の流れといえるでしょう。しかし先述しましたが、糖質ゼロには安全性が未知数な人工甘味料が含まれています。
健康になりたい!健康を維持したい!と強く思って、糖質制限をしている人がその代替として人工甘味料という安全が未知数の物を身体の中にドンドン流し込んでしまい、健康どころか逆に下痢などの不調を起こしている可能性があるのです。
現在よく使われている代表的な人工甘味料
人工甘味料はたくさんの種類があります。かつてはチクロやサッカリンなどの人工甘味料がありましたが、それらの副作用が問題となり姿を消しました。そして現在は新しいさまざまな人工甘味料が開発され常に進化し続けています。
しかし、それらは以前として、私たち人間が摂取しても安全だというデータが非常に乏しく、実際はラットなどの動物実験などで得られたデータを元にしています。
ですが、そのような安全性が未知数なものである人工甘味料が、実際には私たちが毎日、スーパーなどで購入している食品のラベルでよく見かけるものばかりだということがわかります。以下が現在の人工甘味料の代表的なものです。
アスパルテームは世界で一番普及している人工甘味料です。その甘さは砂糖の200倍といわれ、日本では1983年に厚生省に認可されました。今では、シュガーレスなどのお菓子や飴、加工食品、サプリメント、医薬品、清涼飲料水などに使われています。
しかし、アスパルテームは独特の後味があるのが特徴で、それを消すためにアセスルファムkという別の人工甘味料を加えて使われています。
スクラロースは何と砂糖の600倍。しかもスクラロースは砂糖に良く似た甘さです。そのため独特の後味が欠点だったアスパルテームのように他の人工甘味料を加えなくても単体として使うことができます。
最近ではアスパルテームに代わり、糖質ゼロやダイエット飲料、スポーツドリンクにこのスクラロースが多く見かけるようになりました。
キシリトールといえば虫歯の予防効果があるとして糖質の代替品としてではなく、むしろ積極的に摂取している人が多い人工甘味料です。キシリトールはシラカバの樹皮などからとれる天然の糖を加工したもので独特の爽やかさがあります。
しかし、虫歯予防の効果を発揮させるには含有量の高いキシリトールを摂取する必要があるのですが、キシリトールは値段が高いため、他の人工甘味料と合わせて作られている商品がほとんどです。
人工甘味料で下痢!そして他にもさまざまな副作用が起こる危険性
では、これらの人工甘味料を摂るとどのような副作用が起こるのでしょうか?まず最も多いのが下痢です。
下痢が起こる仕組み
人工甘味料の多くがカロリーがゼロ、もしくはほとんどゼロに近い低カロリーです。なぜなのでしょうか?
砂糖の場合、摂取すると消化吸収されるためにカロリーが発生します。しかし、人工甘味料は消化吸収されないため、砂糖のように自然な生理的熱量であるカロリーが発生しません。このことがメリットとなり多くの食品に使われている理由です。
しかし、それは逆から見ればとても不自然なことでもあります。人工甘味料が腸内で吸収されにくいと、腸は内部の浸透圧を上げてしまいます。上がりすぎた浸透圧を元に戻そうと身体の調節機能が働くために、今度は腸管から水分を引き出します。
それにより水分過多となり、下痢便になってしまうのです。実際にガムなどには注意事項として「食べ過ぎるとお腹がゆるくなることがあります」と書かれているものもあります。
その他の副作用
下痢の他にも人工甘味料による副作用はたくさんあります。
- 頭痛
- めまい
- 動悸
- ノドの乾き
- 手足のしびれ、マヒ
- 喘息、呼吸困難
- じんましん
- 目のかすみ、失明
- 抜け毛
- 耳鳴り
- 不眠、うつ
このように、もしかしたら毎日の不調の原因が「健康のために」と積極的に選んでいる「糖質ゼロ」などに入っている人工甘味料かもしれないのです。
天然甘味料は過剰摂取しやすく肥満や糖尿病の原因になってしまう
人工甘味料はご紹介してきたように身体にとっての安全性はまだまだ未知数であり、糖質制限法で健康になるための糖質ゼロ商品の選択は、かえって不健康になる危険性をもっているといえます。
ならば、天然の甘味料ならば良いのか?というとそうではありません。じつは天然のものには要注意なものがあります。それはほとんどの清涼飲料水に入っている果糖ぶどう糖液糖です。
果糖ぶどう糖の普及
糖質ゼロでなくても、ほとんどの清涼飲料水に使われているのが果糖ぶどう糖です。じつはこの果糖ぶどう糖も天然だからといって油断はできず、肥満や糖尿病の原因になるとしてアメリカなどでは禁止運動が高まっている甘味料です。
この果糖ぶどう糖は高フルクトース・コーンシロップといわれ、トウモロコシを酵素処理して生産されます。果糖ぶどう糖液糖、ぶどう糖果糖液糖という名称でラベルに表示されています。
1970年代に日本で開発されたのですが、アメリカにわたると、当時アメリカはキューバとの関係で砂糖不足に悩んでいたために一気に普及しました。
アメリカを代表とする飲み物の炭酸飲料水、スポーツドリンク、ジャム、シリアル、パンなど。政府がトウモロコシの生産を後押ししたのもあり、高フルクトース・シロップはアメリカの食文化の歴史に大きな変化をもたらしました。
では、なぜ近年になって、高フルクトース・コーンシロップ(果糖ぶどう糖液糖)が肥満や糖尿病の原因になるとして問題視されているのでしょうか?
過剰摂取しすぎる
果糖ぶどう糖液糖は、その名のとおり、果糖とぶどう糖の混合液です。高フルクトース・コーンシロップは果糖の割合で分類されています。
- 果糖ぶどう糖液糖・・・果糖の割合が50%以上90%未満
- ぶどう糖果糖液糖・・・果糖の割合が50%未満
このように果糖がたくさん入っている甘味料であることがわかります。果糖といえば果物の糖分とイメージするので健康に良さそうな気がするのですが、問題は果糖の代謝経路による過剰摂取にあります。
ぶどう糖は摂取すると血糖値が上がります。それによって満腹中枢が刺激され、脳がお腹いっぱいになったことを認識します。ですが、果糖のほとんどは肝臓で代謝されるために血糖値があがりません。
そのためインスリンの分泌も弱く、身体に負担がかからない甘味料だといえます。しかし逆に見れば、血糖値が上がらないということは満腹中枢も刺激されないということですから、いくら摂取しても満足感を得ることができません。
それにより過剰摂取をしてしまう傾向があり、肥満、糖尿病の原因として問題視されているのです。そうなると果物の果糖はどうなのか?という疑問が沸くと思いますが、果物の果糖にはビタミンやミネラルの宝庫です。
対して、果糖ぶどう糖液糖などは栄養素は入っていません。そのため過剰に摂取してしまうと果糖の悪い部分だけを摂りいれることになり、健康には良くないということになるのです。
人工甘味料に遺伝子組み換えの原料が使われている恐れあり
人工甘味料の害については、その原料となるトウモロコシなどにも目を向けなければいけません。すべてのメーカーの人工甘味料ではありませんが、中には原料に遺伝子組み換えしたものを使用している恐れがあるからです。
【キシリトールは遺伝子組み換え食品】
キシリトールは遺伝子組み換え食品です。
-1歳からの虫歯予防 というフレーズで妊娠中からキシリトールを取らせるように勧めるセミナーや 著書を見かけますが、これは特に危険だと思います。
アメリカ環境医学会の警告によれば、ラットの動物実験でGMOで餌付けされると、3世代先には不妊になったり、GMOの飼料で飼育された個体から生まれた仔ラットは非GMOで飼育された仔ラットと比べると、生育不良になり体の大きさが小さくなったりしています。
妊婦さんは遺伝子組み換え食品についてよく調べそして、避けるようにするのが良いと思われます。
遺伝子組み換えなどを使った加工食品を買わないように気をつけている人はたくさんいると思います。しかしこのように人工甘味料の原料に遺伝子組み換えが使われていることには気づいていない人がほとんどではないでしょうか?
遺伝子組み換えをされたトウモロコシなどの原料は人工甘味料である果糖ぶどう糖液糖などの名称に隠れて、私たちの危機意識に気づかれることなく普段、摂取してしまっている可能性があります。
「利点ばかり求めない」そして「疑問をもつ」消費者になること
こういった今だに完全な安全性が確立されていないままの人工甘味料がちまたに溢れて出してしまった背景は商品を出す企業側だけに責任があるわけではありません。企業側は消費者が求めているものに応えて提供するのが仕事の基本だからです。
まずは消費者である私たちがもっと疑問を持つことが大切ではないでしょうか?「糖質ゼロ!やったね!これにしよ!」ではなく、「糖質ゼロ!何で?どうして?」と。
糖質制限法は栄養学的にみれば正しい健康法なのかもしれません。しかしそのかわりに身体にとって毒物の危険性がある人工甘味料や遺伝子組み換えの原料を摂取してしまえば全く意味がないと思いませんか?
もちろん、気にしすぎるのも良くありません。それは食べるものが極端に制限されてしまうからです。食べることは栄養補給だけではなく楽しみでもあります。人工甘味料を害があるからといって排除しすぎてしまえば楽しく食事ができなくなります。
まずは、糖質制限法を極端にするのではなく、ほどほどにしてみる、もしくは糖質ゼロなどの代替品を過剰にとってしまうのならば、いっそ糖質制限法はやめて、普通の食事や適度な運動などで肥満や糖尿病を予防、改善する。
このような考え方にもっていくのが良いのではないでしょうか?まずは楽な道を求めすぎず、疑問を持つ消費者になってみましょう。そうすれば、世の中に出回る人工甘味料などの食品添加物も必ず減っていくと筆者は思うのですが、どうでしょうか?