化粧したまま寝るとどうなる?メイクしたまま寝た翌日の対処法
Date:2016.09.01
仕事で遅く帰ってきて、疲れて横になったら化粧をしたままついそのまま寝てしまった、なんてことはありませんか。1日くらい、大丈夫でしょうと思ったら大間違い!
その1日くらい、を何度も繰り返しているうちに、肌は大変なことになってしまいます。
化粧をしたまま寝るということは自分で肌をいじめているようなもの。
メイクは落としてあげないとどんどんダメージがたまっていきます。なぜ化粧をしたまま寝るといけないのか、その理由をお教えしましょう。
とはいえ、ついやってしまったらどうすればいいの?という方に、翌日の肌のケア方法もご紹介しますね。
正しく理解していますか?化粧したまま寝るといけない理由
メイクとは私たちが自分を美しく見せるためのものですが、肌にとってはよけいな汚れでしかありません。
保湿は大事でも、色を付けるのは肌には本来不要なことだからです。
汚れを残したまま寝たら肌によくないことはわかりますよね。お風呂に入らずに寝れば不快なのと同じで、顔の肌も相当不快に感じているでしょう。
1ヶ月続けると肌は10歳老け込む
化粧をしっかり落とさずに過ごしたらどうなるかという実験をした人がいるそうです。
結果として、肌は10代老け込んでしまったそうです。メイクが肌にとって汚れでしかないという証拠だと思います。化粧をしたまま寝ることは老化への第一歩です。
メイクが残っていると乾燥する
日中でも乾燥していると皮脂が出てきて顔がべたべたしますよね。
ファンデーションには肌をサラサラに保つための成分も入っているので、適度に水分補給をしてあげないと「肌が乾燥している!」と思ってどんどん皮脂が出てきます。
この状態で一晩中いるのですから、肌はどんどん乾燥していってしまっています。そして乾燥はシワの元。最初のうちは乾燥小じわなので保湿対策で何とかリカバリーできます。
メイクの色素沈着で黒ずみが出来る
アイメイクやリップメイクに使う化粧品はファンデとは違って、本来は専用のリムーバーを使ってしっかり落とす必要のあるものです。
しかも、
- まぶた
- 唇
など、皮膚が薄くデリケートな部分に色素のついたメイクを残したままで、肌にいいわけがありません。きちんと落としてから寝ないと色素沈着の原因になります。
いったん色素沈着をおこしてしまうとなかなか消えません。
- メイクを落としたはずなのに目の周りが黒い
- 唇も血色が悪く見えてしまう
なんてことになりかねません。
毛穴が広がりニキビも悪化する
メイクで毛穴を塞いだ状態で寝るのですから、日中出た汗と皮脂とあいまって、毛穴を詰まらせた状態が長時間続きます。
化粧を落とすということは毛穴もキレイにするということですから、
- ニキビが出来やすい人
- 生理前などのホルモンバランスが乱れている時
- ストレスがたまっている時
など、ニキビが出来やすい状況の時は特に注意が必要です。
一度広がった毛穴は簡単には戻らないからです。
顔ダニが繁殖!雑菌の温床にも
顔ダニは生まれたての赤ちゃん以外、誰の肌にもいるものです。
ですから多少の量なら気にすることはないのですが、皮脂は顔ダニの大好物。
数が増えすぎると皮膚炎を引き起こすため、たくさんいるのは顔に取ってよくないこと。
そのような環境では顔ダニだけでなく雑菌も繁殖しますので、ダニや菌が顔の上にたくさんいることを想像すれば、化粧を落とすのが面倒なんて言っていられなくなりますよ。
ターンオーバーが乱れて肌がくすむ
メイクをしっかりと落とさないと、古い角質も残ったままになってしまい、肌の表面がごわごわになります。
そして本来なら一定の周期ではがれ落ちていくべき角質層が残っているのですから、肌はくすんだ状態に。
メイクを落としても黒ずんだ印象になって透明感が失われていきます。
肌に炎症が起きてコラーゲンにも影響が
肌が汚れたままになっているのですから、酸化した油分が悪影響を及ぼし炎症が起きることもあります。
化粧をしたままでコラーゲンまで失われてしまうなんて恐ろしい話ですよね。
メイクをしたまま寝ると肌に悪影響を与える成分
化粧したまま寝てはいけない理由はわかりましたが、化粧品に含まれるどんな成分が肌に悪影響を及ぼすのでしょうか。
ほとんどの化粧品に入っている防腐剤
市販の化粧品にはほとんどといっていいくらいパラベンなどの防腐剤が入っています。ですから数年おいておいてもカビが生えないのです。
でもよく考えてみて下さい。水分や油分が入っていても腐らない、酸化しないもの長時間肌にのせていたらどうなるでしょう。
防腐剤は、
- 毒性が強い
- 肌荒れの原因にもなる
- アレルギーを引き起こす
- 発がん性の疑い
など、体への悪影響が指摘されています。
ただ、防腐剤なしで水分のある化粧品を販売することは現実問題できませんよね。ですから、どんな防腐剤を使っているのか、その種類が問題です。
石油から出来ている鉱物油を配合
保湿効果出すために鉱物油(ミネラルオイル)が配合されている化粧品もあります。
鉱物油自体は、ワセリンなど肌を保護する目的で使われることもあり、すべてが悪者ではありません。
ただ、鉱物油にはビタミンや必須脂肪酸などの肌に栄養を与えてくれるものは入っていませんので美容効果は期待できないと思った方がいいですね。
また、肌の表面に膜を作るだけなので、肌に浸透するわけではありません。
化粧品を選ぶときは、使用されているオイルの種類もしっかり調べましょう。
あいまいな表示の香料
「香料」という表示はまったく何が使われているのかわからない、曖昧な表示だということをご存知でしょうか。
何が入っているのかわからない、というのが現状です。ですから無香料の化粧品が人気が出るのでしょう。
そもそも肌の役割とは?皮膚は人体で最大の「臓器」
化粧したまま寝ると皮膚呼吸できないといわれますがそれは誤解です。皮膚から酸素をわずかながら取り入れることは出来ますが、皮膚で呼吸をしているわけではありません。
ですから化粧をしたまま寝たからといって皮膚呼吸ができなくなるということはないので安心して下さい。
それでは、どうして化粧を落とさないと肌によくないのか、肌の役割から考えてみましょう。
外敵の刺激から体を守るバリア機能
皆さん忘れがちですが、皮膚は人体で最大の「臓器」です。外界との接点であり、バリア機能が最も大切な役目といってもいいでしょう。
外敵を察知するために痛点などの感覚点や毛が皮膚全体に分布しています。
肌の表面では汗と皮脂が混ざって弱酸性の皮脂膜を作り、細菌などから体を守っています。
そう、皮脂膜とは天然のクリームとして肌を保湿する以外にも、菌から体を守る役目も合ったのです。
そして肌は、上から表皮、真皮、皮下組織という3層構造になっていますが、真皮の下にある皮下脂肪がクッションとなり、外部刺激から体を守っています。
角質層が水分が蒸発するのを防ぐ
表皮も何層かの層になっていますが、一番上の角質層にはアミノ酸を主成分とするNMF(天然保湿因子)があります。
NMFによって適度な水分を保ち、体が乾かないようにしているのです。皮膚がなかったら体内の水分がどんどん蒸発してしまい大変なことになります。
汗などを出す排泄器官としての役割
私たちは汗をかくことによって体温を下げ、体内温度が上がりすぎないように調節をしています。この汗の出口が皮膚ですね。
汗以外にも老廃物を出したりする排泄器官としての役割があります。呼吸はしていませんが、体内の余分なものを排出する働きがあるのです。
化粧が残ったままだとこれらの機能が働かない
化粧をしたまま寝てしまうと、肌が乾燥する以外にも、これらの皮膚の臓器としての役割がきちんと果たせない、というデメリットがあるのです。
特に、アレルギー症状と肌の調子とは密接な関係があるといわれています。
化粧したまま寝てしまったときの対処法
化粧をしたままなのがいけないことはよくおわかりいただけたかと思います。
そうはいっても、仕事で遅くなったとき、お酒を飲んで帰ってきたとき、つい横になったらそのまま寝てしまったということはありますよね。そんなときの対処法をご紹介しましょう。
いつもよりも丁寧にメイクを落とす
一番やってはいけないことはメイクを落とさずに、もしくは前日のメイクが残ったままさらに化粧をすることです。
ですから、メイクはしっかり落とさないといけませんが、この「しっかり」とはごしごし落とす、という意味ではありません。
アイメイクやリップメイクは専用にリムーバーを使って力を入れずに落とします。
ファンデーションを落とすときも肌を動かさないくらいのつもりで優しく手を当てて落としましょう。
蒸しタオルを使って毛穴を開く
毛穴の中には皮脂や汚れ、ファンデーションの残りが詰まっています。これをきれいにお掃除しましょう。
それには蒸しタオルがおすすめです。しっかりと毛穴を開いて中をキレイにする為に蒸しタオルで肌を柔らかくしていきます。
時間があれば蒸しタオルではなくてお風呂に入ってしまってもいいでしょう。
いつもより優しく洗顔する
毛穴が開いて肌も柔らかくなったらいよいよ洗顔です。肌の汚れをきちんと落としましょう。
しかし肌はデリケートになっていますから、いつもよりも優しく洗顔するようにして下さい。
スペシャルケア!パックをして保湿
傷んでいる肌にスペシャルケアを。パックをして肌を保湿してあげましょう。シートパックがなくてもコットンを使ったローションパックで十分です。
コットンを一度水で湿らせてから絞り、化粧水をたっぷり含ませます。
それを4~5枚に割いて
- おでこ
- 両頬
- 鼻
- あご
などにのせて5分待ちます。
翌日のメイクは軽めにしましょう
さんざん肌がダメージを受けているので、化粧をしたまま寝てしまった日の翌日は軽めのメイクで。
BBクリームや化粧下地にフェイスパウダーだけでもいいでしょう。ポイントメイクもちょっと抑えめにした方がいいですね。
サプリメントで栄養補給
外側からのケアが出来たら今度は内側から!私たちの肌は食べたもので出来ています。
即効性はなくても肌を丈夫にするためには食事やサプリメントでの栄養補給も欠かせません。
- ビタミンC
- ビタミンE
- コラーゲン
など、美肌効果のあるサプリメントで内側からお肌に栄養を与えてあげて下さい。
繰り返して皮膚が荒れてしまったら皮膚科を受診!
化粧を落とさずに寝てしまうことを繰り返して肌に炎症が起きてしまったら、迷わずに皮膚科を受診しましょう。
頭が痛い、お腹が痛い、という時には病院に行きますよね。それと同じことです。肌が炎症を起こすということは立派な病気です。
専門家に診てもらえば適切な治療薬を出してくれますし、スキンケアの方法も教えてもらえるでしょう。
たった1日くらいと手を抜かない!
メイクを落として顔を洗うのに、何時間もかかりませんよね。たった数分のはずです。しかしその数分の積み重ねが取り返しのつかないことになるかもしれないのです。
スキンケアは今日の肌のためにするのではなく、5年後、10年後の自分のためにするものです。
あのときしっかり化粧を落としておけば…と後悔しないように、未来の自分に素敵な肌をプレゼントしてあげて下さい。
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