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過去ログ
2009年06月02日
新・刑事コロンボ「華麗なる罠」
Uneasy Lies the Crown / 1990[第9シーズン 54話]
Uneasy Lies the Crown / 1990[第9シーズン 54話]
楽しむ意欲を持って見よう!さすれば救われる
歯科医ウェズリー・コーマン(ジェームズ・リード)が妻の愛人である俳優アダムを殺害し、自分の妻の犯行に見せるという話。犯行計画はかなり「きわどい」です。妻や愛人がすべて自分の思い通りに行動しないと成立しませんね。細かな容疑ポイント「車の転落原因」「ポケットのマッチ」など、もっと膨らませるのかな~。
とは言っても駄作揃いの新・刑事コロンボシリーズの中では、秀作の一つと言えるかも知れません。刑事コロンボは45作だ、と断言してしまうと楽しめない作品です。
奥さまは魔女のダーリン!
奥さまは魔女のダーリン役ディック・サージェントが脇役で出演していますが、カミさんと一緒に見ていて「これ誰だっけ?」と一緒に楽しめたことは良い思い出になりそうです。
初期作品には少ない犯人像「馬鹿は死ななきゃ直らない」
ただしストーリー全体を冷静に見直すと、犯人のウェズリーは今後この華麗なる家族と一緒にどうやって余生をすごそうと思っているのか?大疑問です。相変わらずのギャンブル好き、殺人犯人となった妻、自分に愛想を尽かした義父。馬鹿は死ななきゃ直らない…と言った感想です。犯人が「頭が良い」というコロンボ作品の理想からは大きく外れました。
不安な嘘クラウン?
原題は「Uneasy Lies the Crown」は「不安な嘘クラウン」と直訳されました。邦題の「華麗なる罠」は最低レベルのアイデアです。それと比較し「不安な嘘クラウン」は殺害方法と謎解きを引っ掛けたもので、やはり原題を重んじた方が良かったきがします。新・刑事コロンボの作品の中にはこのような「つまらない邦題」が多いですね。作品自体はもっと面白い気がします。
▲と書いたのですが…
直訳は「不安定な状態に歯冠はある」とするのがニュアンス通りで、背景設定からみても、ぴったりの原題とも言えるようです。これを上手に邦題に結びつけられなかった…のでしょうね。(2014年4月18日)
ジョンソン先生はスティーヴン・ギルボーン
検死医のジョージ・ジョンソン先生は「スティーヴン・ギルボーン(Steven Gilborn)」。この「華麗なる罠」の他、56話「殺人講義」、57話「犯罪警報」58話「影なき殺人者」と立て続けに登場します。とても素敵な俳優さんですよね。
同じく鑑識のおじさん
なんで、バーニーズ・ビーナリーが駄目だったか?
2話の「死者の身代金」で登場した「バーニーズ・ビーナリー(写真)」。今回は、ウェズリーが義弟のデイヴィッドと一緒に呼び出される際お店を決めるのに、「バーニーズ・ビーナリー、いや駄目…」と、口にしています。夜の11時だったので、もう閉店後だったのかな。
監督:アラン・J・レヴィ
脚本:スティーブン・ボチコ
出演:ジェームズ・リード、ボール・バーク etc.
加筆:2014年4月18日
筆者ぼろんこが1970年代にNHKの総合テレビで刑事コロンボに出会った頃は小学生でした。それから30数年後の2009年にNHK BSで再会した時、その素晴らしさにあらためて感銘し、自分なりの解釈をブログに書きためるようになったのでした。どうぞ悪戯の書き込みはお控えください。
私の大切なものを壊さないでください。あなたにも、私にも大切なものがあるのです。
I ask foreigners.
Please do not write a comment. Please do not break my important thing.
I think that you can understand. I appreciate your self-control.
Uneasy Lies the Crown の原題は、本来The Crown Lies Uneasyとすべきところを、Uneasyを文頭に置くことによって、主語the Crownと動詞Liesを倒置した文です。直訳は『不安定な状態に歯冠はある』となります。「歯冠」は歯の歯茎より上に出ている部分のことですが、「歯医者の冠」と捉えれば、義父に依存した犯人の不安定な状況を指すとも考えられます。
コロンボの邦題の場合、「□□の○○」というのが、かっこ良いので「破滅の冠」とか「自滅の冠」そんなんが良いのでしょうかね?邦題を考えるのもけっこう難しいもんですね!ははは。
原題は「Uneasy Lies the Crown」は「不安な嘘クラウン」と直訳されました、と書かれていますが、この場合のlieはウソではなくて、be動詞と同じです。
Uneasy lies the head that wears a crown.ということわざがあって、「偉大なる者には心安まる時はない」ということで省略になっています。倒置になっていて分かりにくいと思います。この「王冠」という意味と歯の「かぶせ」という意味をかけています。
あまりにもあざといひっかけで、ちょっと驚いた回でした。
よくある法律を超えているパターンでした。
ブルーレイ版のライナーノーツによると、このシナリオは、もともと旧シリーズのために書かれたシナリオが没になったものです。
アメリカでは、『署長マクミラン』シリーズの1作として放送されました。
監督は「野望の果て」の犯人役だったジャッキー・クーパーです。
原題の解釈、ありがとうございます。とても勉強になります。お話のプロットについては同感です。やはりちょっと軽いノリに感じますね~。
るてなんとさん「もともと旧シリーズのために書かれたシナリオ」ですか!おぉ。これも大変興味深いです~ありがとうございます!
有名人である被害者アダムを自分の歯科が入ってるビルに呼んだ時点で顔を指されて計画が破綻しています
妻リディアとアダムが逢引きの約束をする電話を内線で聞いてニヤリとするウェズリーはやはり歪んでいるとしか言いようがないですね
しかしブレンダーのくだりにせよ、ラストの化学実験キットでの証拠のでっち上げにせよ、今回はコロンボ警部の推理があまり冴えてないのが気になります
今作の一番楽しいところは登場で渋滞に巻き込まれた警部がパトランプをつけようとして右往左往する場面ですね
ストーリーと関係ない遊びの部分で楽しむしかないのがつらいところです
いつも楽しく拝見しております。
小学生の頃からコロンボのファンで、
コロンボは新旧含めて全作観ておりますし、
ノベライズも全作読んでます。
仰る通り、新刑事コロンボはタイトルがよろしくない印象です。
ネタバレになってるものもあるし、そもそも「COLUMBO」って付けちゃダメでしょ!wって思います。
何か自らパロディ化してしまっているというか、
あくまで、コロンボは犯人側のドラマであってほしいと思ってます。新刑事コロンボは邦題全部付け直したいですね!
ただし、犯人はそれなりに頭がいいようでいて、
実のところ詰めが甘い。
格の低さが見え見えで実にもったいない。
「かみさんが私を殺そうとしたら、もうちっとマシなアリバイを考えますよ」
と言った。
このことから、コロンボの2つの側面を感じ取れる。
・不自然や矛盾は必ず捕捉する
・傷ついた人へのいたわり
今回、あまりに現場証拠を残し過ぎている。あまりに不自然だった。
また夫人への事情聴取において、知っていることを率直に答えている。
これで、コロンボ嘘発見器は「嘘は言ってない」と反応するだろう。
コロンボは「高校では化学は抜群でした」という。これは引っかけのための
嘘と分かる。「死の方程式」においては「あたしゃ化学が不得手でしてね」
というのが本当だろう。
決着の仕方はダメですね。
サル芝居をする方もする方なら、引っかかる方も引っかかる方だ。
と訊かれて、コロンボは「あると言われています」と答える。
「指輪の爪あと」「ロンドンの傘」でも、ウソの証拠に踊らされた犯人が
自爆したラストだった。
この「華麗なる罠」でもそうだ。
刑事コロンボは逮捕して終りなので、先を想像しても無意味とは思うが、
これって裁判になったら、どうするんだろう?。
もう化学実験セットは使えません。自供調書とラストの場面にいた当事者の
証言のみですね。有能な弁護士が、証拠のでっち上げによる警察の横暴と
脅しで精神不安定になったと凄めば、逆転出来るかも分かりませんね。
小説版でしかしらないのどんな映像か楽しみです。
ちなみに1988年は文庫版の発売年です。
小学校の頃、地元の図書館でコロンボの新書版を読んだ記憶がありますので、1985年より前には出ていたと思われます。
赤毛の妻役ジョー・アンダーソンがジュリアン・ムーアに見える。吹き替えは常連?の佐々木優子さんです。大概犯人の傍に居て薄幸で。犯人役の菅生隆之さん("BOSS"や山田養蜂場のCMナレーション!)とはハリソン・フォードの『逃亡者』などで共演が聴けます。
コロンボ全話に通じたファンには新シリーズの自己模倣、過去ネタの使い回しは楽しめないかも知れませんが…
当話は犯人が歯科医。『警部補 古畑任三郎』の大地真央さんの回の元ネタじゃないかな。自販機ダダ漏れはまるで『博士の異常な愛情』(器物損壊で逮捕モノ!)。「悪魔と踊る」台詞はティム・バートン版『バットマン』からのもの。なんて具合にくすぐりは随所にあります。『バットマン・リターンズ』のペンギン役だった石田太郎さんがジョーカーと喋るってなんか面白いでしょ?
家庭で使う洗濯機用染料ってあるんですね。全然知りませんでした。
長年の疑問が数秒で解決しました。
まず検索。あたりまえですが。
洗練されていて外見はとても美しいのですが、自分で考える力がなく、問題が起きると、自分以外の所為にします。今回の奥さんも、「あなたが私をかまってくれないから」と浮気の言い訳をしていました。
最後に父親が娘を守るかのように、大事に肩を抱いて去りますが、この父娘にも、根深い問題があるように思いました。娘は恐らくこの先も、父親の大事な「持ち物」で有り続け、娘はついに成長することなく、父親の名と財産に縋って生きていく、そんな感じがしました。
・被告側の証人として、検死医ジョンソンを呼んで証拠のでっち上げだった
ことを証言させる。
・コロンボは刑事であり、逮捕のためには証拠もでっち上げるという事実に
よって、逮捕時の自白の状況などの目撃談には説得力はない。
・リディアやその父にはウェズリーを放り出す動機がある。
よって、この親子の証言には説得力はない。
・ウェズリーは妻であるリディアに、あろうことか自宅で堂々と浮気をされる
など、夫として耐えがたい屈辱を受けたのだ。にも拘わらず妻をかばい、
その犯行を隠そうとまでした。
・ウェズリーとしては、コロンボや家族からの圧力や精神的屈辱により
逮捕時には精神的におかしくなっていたと主張できる。
証拠のでっち上げは陪審員へ対して悪いイメージ与え、
ウェズリーの献身的態度は良いイメージを与えることになる。
フランセスのトーンがおもしろい。いつも呆れの色をにじませている。
ウェズリー:おはよう、フランセス
フランセス:(挨拶もなしで)さっきからお待ちですよ
ウェズリー:ご機嫌ナナメか、また?
フランセス:も・ち・ろ・ん
ウェズリー:・・・予約はキャンセルになった
フランセス:伺っていません(呆れ顔)
別段何でもない一コマなのだが、ウェズリーという人間が日ごろ周囲から
どのような印象を持たれているのかを表現するに余りある。
ウェズリーのためと言いながら、幾らなんでもお金出し過ぎでしょう。
合計22万ドル。
1990年として1ドル約150円とすると3300万円。
競走馬頓死。土地開発失敗。ラスベガス他のギャンブル。
リディアがウェズリーを愛していたから助けた??。
いやいや、このお父さん、ウェズリーのダメ加減を加速させただけ。
どうなっていただろう。恐らく、うまくいってないのではないかと想像する。
トニーが死んだあとで、ウェズリーはリディアを精神的にバックアップし、
父親の信頼を得て結婚できた。ウェズリーのお陰で、リディアは正気を
取り戻せた。その後、ウェズリーは心に中では優位に立ったと思い始め
付け上がって、ギャンブルや危ない投資に手を染めた。ウェズリーには、
そもそも、そういった性向があったのだろう。
アダムの場合はどうだろうか?。
アダムは、あるパーティで、たまたまリディアと知り合い、悩み事を聞いて
いる内に恋愛感情へと発展した。アダムのお陰で、リディアはウェズリーを
ふっ切ることができた。
アダムは売れっ子俳優で、お金もあるし女性遍歴も相当だろう。
まさに、アダムが付け上がる環境が整ったと言えそうだ。
そんなに悪い人間には見えないが、心のどこかにそういう感覚があれば
時とともに悪い方向へ進む可能性がある。
コロンボはウェズリーに対して行います。しかし、この証明には少し穴が
あります。アダムが1杯目を飲んだ後、2杯目を飲む前、その隙をみて
入れた可能性もあります。ただし、隙をうかがう分、難易度はかなり
高まります。もし、計画的に殺す気があったのなら、はじめからブレンダー
の底へ入れておくとか出来ますので、見た目分からないし簡単です。
よって、高い確率でリディア犯行説は否定されることになります。
電話機のカラクリの説明の後で、ウェズリーは開き直ります。その時点で
コロンボにはチャンス、方法について立証出来てなかったからです。
この態度や言動はコロンボから見れば、自分が犯人だと言っているような
ものでしょう。たまに、こういう自信過剰で悪くすれば語るに落ちる
犯人が出てきます。思い付くだけでも、「殺人処方箋」フレミング、
ハッサン・サラーなどがいます。このタイプは、大きくスッ転びますね。
にも拘わらず、「わたしのマルガリータは世界最高だと」と
アダムが言ったことを語った。
でも実際は「君のマルガリータは、まさに最高」と言っただけ。
翻訳の問題はあるにしても、家族や夫の前で言うことではないよ。
大なり小なり、この家族はおかしいね。
その歯には、最近、機械的に空けられた空洞があるはずです。
ウェズリーが日ごろ使っている治療器具によって、その空洞が出来た
ことを証明します。さらに、ジギタリスを一定時間固めたゲルの入手元を
特定して証言や記録を得ます。そこまで出来れば、相当強力な状況証拠と
なるでしょう。それが最も自然な正攻法なのに、子供の化学実験セットや
シャツの青いシミと絡めるなど、ウケ狙いでしかないような事をやって、
裁判で勝てない状況を作るなんて、まさに、フンパンモノです。
冒頭のリディアとの会話では「愛している」と連呼しつつ、徹頭徹尾、
追い出される自分が、あたかも被害者であるかのごとくに論を展開している。
そもそも家庭を顧みず、ギャンブルや投資の失敗を重ねた自分に原因がある
のに。口達者なウェズリーに、口下手なリディアは閉口してしまっている。
少しは反省しているかと思いきや「今夜はポーカーだ」と、舌の根も乾かぬ
うちに、逆方向へ突進する。まあ、ポーカーへ行かないと犯罪が成立しない
からだけど。
別の場面でウェズリーは7年前の事件の発覚の危険性について、父親へ
警告を発しつつ、リディアの入院を勧めた。だが、その舌の根も乾かぬ
うちに、自分の口からコロンボへ7年前の事件を詳しく説明している。
尤も、ウェズリーとしては、7年前の事件や死体の移動の発覚までは、
想定内ではあるのだが。自分の都合の良いように、良いようにと考えて、
筋書きをコロコロ変えて、これまでも投資などで失敗を重ねてきているのに、
同じ轍を踏み続けている。
ウェズリーと話していたときとは、完全に別人に聞こえる。すごい。
リディアもアダムも、その関係を「万事オープンにしたかった」と言う。
でも、それって、どういう感覚なのだろうか?。会話の内容から、
世間に対してではなく、身内程度の範囲を示している。
浮気をオープンにする?。なんじゃ、それ??。
離婚裁判になったら、不利になりまっせ。
つまり、この病院には、ウェズリーと父親以外にも歯科医がいる。
フランセスは、病院の窓口でしょう。だったら、ウェズリーの身勝手な
判断で、お昼を早めにゆっくり行っても良いなんて、おかしいね。
恨み事は言えなかったのでしょうか?。残念ですね。
やはり一緒になるべきではなかったようです。
そもそも、一方的に正しいとか、100%間違っているなどという
ことはありません。ウェズリーが家庭を顧みなくなるには、
それなりの背景があったはず。
少し前まで、ウェズリーがポーカーへ行った時には、途中2度は、
リディアは怒り心頭で電話をかけてきていた。にも拘わらず、
その弟は、ポーカーに、のこのこ着いてきていたとはね。
親父は、何にも言わないのかね?。
いい年して、父親がベッタリそばについて護衛している画面も、父娘ともに救いようが無い浅さを感じました。
親の役割は、両親がいつ他界してもいいように子供を自立させることにある筈なのに、この父親は正反対でした。
父の権力だけで成り立つ一家だったのでしょう。
せっかく俳優さんが魅力的だったのに、脚本・演出が駄目で、もったいない作品。
この女性を好きになる男性も、やはり同レベルなのだろうと思わざるを得ませんでした。
歯科医としての知識を利用しての殺人計画は悪くない。
腹上死のシーンを想像してのアリバイ工作も駄目じゃない。
でも何でしょう?全体的にしまりが無いのです。
犯人に歯科医としての下積みから成功への道筋や社会的な評価があれば、多少同調できる作品だったとも思えます。
犯人役も選択ミスだったのでは?
というのも、あの顔だと視聴者は嫌えませんから。
男前というより、悪人に見えないからです。
刑事役がピッタリあいそうな演出でしたよ、あの方の立ち居振る舞いは。
妻を地獄に落とそうとする心理描写が無く、まるで小学生の悪戯心程度の行為・表情にしか映りませんでした。
登場人物の中で唯一輝いていたのは、ナンシーさん。
思わずネット検索してしまいました!
すごい存在感の方ですね?!
もっていかれました!!印象のほとんどを。。
新シリーズは、視聴者層の絞込みに失敗していると思えました。
エロは不要なのに、わざわざ大仰に露出させ。
人間ドラマとしての芸術性を無くさせ、表面だけをなぞる手法になっていますね。
視聴者から思考力を奪う仕立てになっている。
コロンボが「最後に一つだけ。」と、名台詞を犯人に残しつつ核心に迫る重要なポイントですら、最後に一つ、どころか二度も三度も戻ってきて、見ている側ですら、「しつこい!」と言いたくなる程に嫌悪を感じさせる低次元レベルに落としてしまった。
犯罪ですよ、これは!
もっとも本作品に関してではなく、新シリーズ全体への思いですが。。。
お笑い芸人だって、二度まででしょう、同じネタで沸かせるのは。
コロンボが年齢とともに味を出すのはいいのです。
自然です。
でも視聴者受けであるかのように、何度も何度も・・・はヤメてほしかった。
本作品に関しての思いは、親の育て方の間違いが諸悪の根源だったということ。
新婚初夜の夫の苦しみを見て、自己の心臓の薬を飲ませる、、、その行為は思考力無さすぎです。
常識的な女性は、しませんから。
愛人が死んだシーンでも、夫と弟が駆けつけるまでずっと死人の隣で泣きじゃくってるって、、?
大人になれない女として育てた親の責任は大きい。
良き友、師、に出会えていたら変化もしていただろうに。
彼女の幼児性が災いの元だと思えてなりません。
コロンボがせめてそれを示唆してあげていれば、ドラマとしても魅力的になっていたでしょうに。
登場人物のすべてが、中途半端でした。
でもポーカー中の仲間の存在感と、風邪をひいていたウェイターのおじさんと、検視官と、そんな脇役達の人間のあり方のような光があって、良かった!
新コロンボになると、下品な犯人が多くなる。犯人のコーマン、殺されるアダム、どちらもイケメンなのだが、80年代後半〜90年代のダサダサのファッションのせいでちっともかっこよく見えないというのもマイナスです。
でも犯人の軽薄さ以上に、妻とその父親がクズすぎるので、クライマックスで犯行が暴かれてもちっとも爽快感もなければ同情する気持ちにもならない。「忘れられたスター」の後味の悪さとは桁違いに、胸糞が悪くなるラストです。
もっと犯人を「逆転の構図」のギャレスコや「白鳥の歌」のキャッシュのように、同情をさそう性格にしたら、ずっといいストーリーになったと思うんですけどね。
それにしても皆さん辛口ですね。コロンボへの愛の裏返しですかね。私は今回もそれなりに楽しめました。
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