|
2013年09月26日
今回は、ミルクフォーマーについて。カプチーノやラテを楽しみたいけど、手動でホイップしたり、レンジで温めたりするのが面倒になってきた・・・そんな方におすすめなのが、電気で温め泡立てもやってくれる「自動ミルクフォーマー」。エアロチーノ+からエアロチーノ3、デバイスタイル、メリタ クレミオと使ってきた経験からそれぞれの特徴をざっとまとめてみました。・・・
電気で温め泡立てができる便利な自動ミルクフォーマーですが、並行輸入品等を除きますと大手メーカーで手に入りやすいのは、ネスプレッソのエアロチーノ、デバイスタイル MF-1、メリタ クレミオの3つが挙げられます。
コイル形状は泡立てに向いている
初めにまず、そのミルクフォーマーで「どんなミルクを作れるのか?」に注目してみましょう。上の写真は、アエロラッテという電池式ミルクフォーマーですが、先端がコイル状に加工されているのがわかるかと思います。これが、いわゆる泡立て用、つまりミルクを泡立てるのに適した形状で、ふわふわミルクが乗ったカプチーノ用ミルクが作りやすいと考えてもらえばいいでしょう。
カプチーノ用ミルクなら大差なし
これを踏まえまして、それぞれのメーカーについて大まかな特徴を紹介して行きます。結論から言いますと、「カプチーノ用」の泡立ちミルクであれば、どのミルクフォーマーを選んでもふわふわのミルクフォームが作れます。
ネスプレッソ エアロチーノ+(プラス)→ブログ
エアロチーノと言うのは、本体に牛乳を入れてボタンを押すと、自動でミルクを温めたり泡立てたりしてくれる「ミルク加熱泡立て器」のこと。カプセル式コーヒー(エスプレッソ)メーカー、ネスプレッソのアクセサリーです。プラスは、ハンドルがついたシルバータイプ。既にネスプレッソクラブでは取り扱いが終了しており、現在ではエアロチーノ3にシフト。
Nespresso AEROCCINO+
・アタッチメント:加熱用(泡がほぼない)、泡立て用の2種類
・アタッチメント収納:あり(蓋に取り付け)
・ホット/コールド対応
・本体重量:940g
・消費電力:550W(要アース線)
・コード長:80cm(太い)
音が静かなエアロチーノ
左が加熱用、右が泡立て用アタッチメント。泡立て用はとてもクリーミーなふわふわミルクができます。回転音もほとんどなく音も静か。泡立て用は、ホットミルクと泡ですが、加熱用は、エアロチーノ3のリングに比べて泡が少なく、デバイスタイルやメリタ言うところの「ホットミルク用」と考えてもいいかもしれません。
ちなみにネスプレッソの説明書には、加熱用リングを使ったカフェ・ラッテ(ホットミルク1/2、ルンゴ1/2)のレシピと、泡立て用リングを使ったラッテ・マキアート(ホットミルクと泡2/3、エスプレッソ1/3)のレシピが載っていますのでご参考まで。
ネスプレッソ エアロチーノ3 →ブログ
エアロチーノ+の改良型。ピクシーやUのセット商品「バンドルセット」として、一般にも市販されている自動ミルクフォーマー。従来モデルに比べてデザインも洗練され、ハンドルがなくなりボディはスリムに、コンパクトになりました。色は、ブラック、ホワイト、レッドの3色(バンドルセットは通常ブラック)。アタッチメントの専用収納場所が設けられたり、消費電力が下がったり、加熱用アタッチメントの形状変更等、が見られます。
Nespresso AEROCCINO 3
・アタッチメント:加熱用(泡が少ない)、泡立て用の2種類
・アタッチメント収納:あり(専用の収納場所)
・ホット/コールド対応
・本体重量:880g
・消費電力:450W(要アース線)
・コード長:80cm(太い)
上段:エアロチーノ3 下段:エアロチーノ+
加熱用リングが変わったエアロチーノ3
左の泡立て用は、エアロチーノ+とほとんど変わらないクリーミーな泡立て用(カプチーノ向き)ミルクが作れます。エアロチーノ+との違いは、加熱用アタッチメント。丸いリングが加わり、回転がなめらかになったせいか、メリタ クレミオで言えば、カフェラテ用に相当する「泡が少なめのフォームっぽいミルク」ができます。ハンドルは無くなりましたが、スリムな凹凸ボディのおかげで滑りにくく、片手でも十分持てます。
エアロチーノに共通して言えることは、
・アタッチメントが磁石で取り外しでき、洗うのが簡単
・できたミルクをそのまま注げる
・音が極めて静か(蓋を閉めるとほとんど聞こえない)
・内部のコーティングがしっかりしており、ミルクの汚れが残りにくい
・きめ細かいなめらかなミルクフォームが作れる
一方で、気になる点は、
・電源コードが太くて短い
・要アース
・入手方法が限られる(単品では一般には市販されていない)
基本的にネスプレッソのアクセサリー扱いですから、(単品だと)入手方法が限られるのがネック。そういう意味では、ネスプレッソ愛用者向けの自動ミルクフォーマーと言えるかも知れません。
デバイスタイル ミルクフォーマー MF-1 →ブログ
2012年発売。機能的にもデザイン的にも、ハンドルが付いたエアロチーノ+に近い自動ミルクフォーマー。洗練されたデザインは、デバイスタイルらしくスタイリッシュ。色はシルバー、ブラック、レッドの3色。ドルチェグスト ピッコロの黒に合わせるべく、ブラックを選んでみたところ、相性もバッチリ。大きさもコンパクトで申し分ありません。
deviceSTYLE MF-1
・アタッチメント:ホットミルク用(固定)、泡立て用の2種類
・アタッチメント収納:なし(泡立て用のスペアが同梱)
・ホット/コールド対応
・本体重量:990g
・消費電力:550W
・コード長:1m(太い)
ホットミルクと泡立て用の2種類
デバイスタイルの場合、ホットミルク用が固定で、泡立て用を普段セットしておき、ホットミルクの時だけ外すのが一般的な使い方。ホットミルクと言うのは、エアロチーノで言えば、エアロチーノ+の加熱用リングで作るミルクに近く、泡の(ほとんど)ないミルクと考えればいいでしょう。エスプレッソにミルクを加えたカフェラテにはこれを使います。
ボリューム感のあるミルクフォーム
回転音は、少し甲高い音でちょうど電池式のミルクフォーマーを使っている感じで、(ほぼ無音である)エアロチーノを使っていると多少気になる程度。実際使ってみたミルクフォームはこちら。写真を見る限りでは、きめ細やかさの点でエアロチーノやクレミオに一歩譲る気がしないでもありませんが、ボリューム的には十分。
スタイリッシュなデザイン
デバイスタイルの場合、泡立て用アタッチメント装着がデフォルトで、あとは外すか付けるだけと使い勝手がシンプル。ハンドル付きで持ちやすくお手入れも簡単です。内部のコーティングの質は、エアロチーノやクレミオとは差がありますが、比べれば気になる程度。デザインがスタイリッシュで、色々なコーヒーメーカーとのマッチングがいいのも魅力の一つ。
メリタ クレミオ ミルクフォーマー MJ-121/W →ブログ
2012年発売。メリタによると「電気牛乳湯沸かし器」。白が眩しいドイツのデザイン賞受賞のおしゃれなデザイン。色は日本向けは、ホワイトのみ。最大の特徴は、ホットミルク、カフェラテ、カプチーノと3つのアタッチメントが付属していること。
Melitta MJ-121/W
・アタッチメント:ホットミルク用、カフェラテ用、泡立て用の3種類
・アタッチメント収納:なし
・ホット/コールド対応
・本体重量:900g
・消費電力:550W
・コード長:-(プレートに巻取り可能)
上3つがメリタ クレミオ。下は、エアロチーノ3(右端だけエアロチーノ+)。
3種類のアタッチメント
メリタ クレミオには、ホットミルク、カフェラテ、カプチーノとはっきり3種類別れているのが特徴。つまりクレミオであれば、今まで挙げてきた上3機種で作れるミルクが1台で「全部できる」ということです。カプチーノ用ミルクフォームは、シルクのようななめらかさ。エアロチーノ3に相当する泡の少ないミルクも作れるカフェラテ用アタッチメント。ホットミルク用を使えば、デバイスタイルのように泡のほとんどないミルクを作ることもできます。
音は十分静か
エアロチーノが極めて静粛性が高いため、非常に静かとは書けませんが、YouTube動画をご覧になればわかる通り、音は十分静か。気になる金属音もありません。実際感じる音はもう少ししますが、十分及第点でしょう。
使い勝手に多少の違い
メリタが他と違うのは、アタッチメントを金属棒で上から吊るす点。アタッチメントをただ嵌めるだけでいい、エアロチーノやデバイスタイルとは違って、交換に多少手間がかかり、またできたミルクを注ぐ際、開けた蓋を置くとミルクが少し垂れてしまいます。また洗う際、ハンドル上部に電気的な金属部品が露出しますので、濡れないよう注意が必要。他のミルクフォーマーもそうですが、構造上内部の容器は外せませんので、これは致し方ないところです。
カフェラテ用ミルクをどう考えるか
大きさ的にはご覧のとおり。多少メリタが大きい程度。使い勝手含めたトータルの完成度は、エアロチーノ3が一番高いかと、ネスプレッソを普段よく使うせいか個人的には思うのですが、カプチーノ用ミルクに関しては、先に結論を挙げました通り、コイル状のリングで泡立てれば、どれを選んでもふわふわのミルクフォームが簡単にできます。ハンドルの有る無しは、エアロチーノ3の場合あまり影響なし。問題は、カフェラテ用ミルクをどう考えるかです。
よく似たエアロチーノ3とクレミオ
エアロチーノ3とクレミオでは、アタッチメントの形状を工夫し、泡の少ないゆるめのミルクが作れる点で、ほぼ同じミルクが作れると思えばいいでしょう。デバイスタイルだけは、形状的に泡のほとんどないミルクになります。
カフェラテという言葉
エアロチーノ+、エアロチーノ3、デバイスタイルMF-1、そしてメリタ クレミオと4台使ってみて、「カフェラテ」という言葉が極めてあいまいであることに、改めて気付かされました。
基本的にはエスプレッソにミルクを加えたものが、カフェラテ(Caffe Latte)だと理解していますが、ホットミルクのように泡のないものでも、少し泡だったものを加えても(好みで)全然構わないと思うのですが、言葉にしてこうですと言い切ってしまうのはなかなか難しく、はっきり謳っているのは3種類のミルクを作り分けできるメリタだけ。
ミルクが違うエアロチーノ+と3
ネスプレッソの場合、カフェラテはレシピには載っており、ホットミルクという言葉もレシピには書いてありますが、商品説明ではあくまで加熱用という表現で、カフェラテ用とはあまり書きません。エアロチーノ+とエアロチーノ3では、加熱用リングで作ったミルクが明らかに違うのですが、それについては言及されていないため、実際使ってみるまで違いがわかりませんでした。要するにエアロチーノ3では、メリタのクレミオ(カフェラテ用)みたいなミルクが作れます、ということです。
デバイスタイルはホットミルク
デバイスタイルでは、あくまでホットミルクで、カフェラテという表現は避けているようですが、カフェラテにはホットミルク用アタッチメントを使えばいいでしょう(というかこれしかない)。
とにかく便利です
多少のミルクの出来の違いはありますが、牛乳を入れてボタンを押すだけで、ミルクの温めも泡立てもやってくれる電気式自動ミルクフォーマー。かつてはエアロチーノを買うのにずいぶん考えたものですが、メリタ クレミオなんて今やその半額程度。非常に身近な存在に。電池式よりはだいぶ高価になりますが、便利なことは間違いないでしょう。
追記:エアロチーノ3が変わりました!
イニッシアバンドルセットでは既にマイナーチェンジしたエアロチーノ3が付属しているようですが、Uバンドルセットもぼちぼち新型に切り替わっているようです。▼エアロチーノの使い方
追記(2014/12/6):ビアレッティからも自動ミルクフォーマー登場!
ビアレッティ ミルクフローサー MK01
日本でもいよいよ、ビアレッティの自動ミルクフォーマーが発売になったようです。
ざっと調べてみた限りでは、ハンドル付きのスタイルやコードレス、2種類のリングの形状(温め用と泡立て用)、取り付け方、ボタンの押し方(ビアレッティの場合、コールドは3秒長押し)などから、ネスプレッソのエアロチーノ+(プラス)に近い使い勝手なのではないかと思われます。
動画を見る限りでは、音も静かそうですね。ハンドルの感じがモカエキスプレスっぽくてビアレッティらしいです。
・メリタ クレミオ
・デバイスタイル MF-1
・ネスプレッソ
この記事へのトラックバック
|
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
| 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
| 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
| 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
最近の記事
カテゴリ
過去ログ
検索
本/BOOKS
ショップ
●免責事項 当ブログではアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介させて頂いております。 ブログに掲載されている内容については、細心の注意を払って記述しておりますが、その内容について保証するものではありません。 都合により商品の仕様、価格等予告なく変更され、当サイトの記述と異なる場合がありますので、ご利用の際は、メーカーHPやリンク先の情報を十分にお確かめの上、念のため、各自自己責任でご利用いただきますよう、お願い申し上げます。 また記述されている文章などにより、不利益を生じた場合も、当方は一切責任を負わないものとします。 |