目次
- ニキビの膿を出すのはNG?正しい対処法について
- ニキビが膿んでしまう原因とメカニズム
- 膿んでる化膿ニキビをつぶしてはいけない理由
- 潰してもいいニキビとダメなニキビの見分け方
- ニキビの膿が臭いのはなぜ?
- ニキビの膿が潰れてしまったときの対処法
- 膿が潰れたニキビのニキビ跡を防ぐには?
- 適切な対処法で膿を撃退!ニキビ跡を防ごう
ニキビの膿を出すのはNG?正しい対処法について
はじめまして。編集長の「はるこ先生」こと、水野春子です。10代のころはかなり肌トラブルで悩まされてきましたが、きちんと皮膚科通いをして学んだおかげで、今ではかなり肌のことに詳しくなりました。
さて、今回は「化膿したニキビ」のお悩みにお答えしていきたいと思います。みなさん、鼻の下やあごの下などの目立つところにポツンとできたニキビが、気が付いたら赤く腫れて化膿していた…なんていう経験があるかたも多いのではないでしょうか?人と会う前に化膿ニキビをみつけてしまうと、それだけで憂鬱になってしまいますよね。膿んだニキビは目立つし、痛いし、本当に嫌なものです。
「いっそのこと潰してしまったほうがいいかも…」と思う方もいると思いますが、実は化膿ニキビを潰す行為は様々な肌トラブルの原因になるためオススメできません。では、ニキビの膿を出すのはなぜいけないのでしょうか?これから化膿したニキビの原因や対処法を、ひとつひとつご説明していきたいと思います。
ニキビが膿んでしまう原因とメカニズム
皮脂分泌が活発な肌では、毛穴に皮脂が詰まりやすくなるもの。その皮脂のつまりがニキビの原因になるのですが、その時この詰まった皮脂に通称「ニキビ菌」と言われる「アクネ菌」が繁殖すると、毛穴に炎症が起きてしまいます。これが化膿ニキビの成り立ちです。
化膿ニキビは、炎症が軽いうちは毛穴が赤い「赤ニキビ」、炎症が悪化し膿がたまってくるとその膿の色から「黄ニキビ」と言われます。赤ニキビのころはヒリヒリと痛いような感じもあるのですが、黄ニキビになるとまさに「腫れ物」のようになってしまい、かゆみも伴うようになります。痛いし、かゆいし、見た目は悪いし、化膿ニキビはいいところがまったくないですね。
化膿ニキビは、「皮脂のつまり」に「菌の繁殖」という条件がプラスされて初めて発症するニキビです。ただ、こまめに顔を洗えばニキビが予防できるというわけではありません。むしろ一日に何度も洗顔して皮脂を落とせば落とすほど、余計に皮脂分泌を促すことがありますから、洗いすぎにも注意しておきたいですね。過剰な皮脂分泌が起きる原因には、ストレスや寝不足、暴飲暴食なども挙げられます。また、生理前などホルモンバランスが崩れた時にも、化膿ニキビができやすくなる傾向があります。
膿んでる化膿ニキビをつぶしてはいけない理由
化膿ニキビをつぶすと、あとが残ったり逆にひどくなることもあるのよ。
ニキビをつぶしたらダメな理由はいくつかあるから、説明するわね。
毛穴の壁が壊れ、炎症が広がるから
化膿ニキビをつぶしてはいけない理由の一つは、今膿んでいる原因の毛穴の炎症がさらに広がる可能性がある、ということです。ニキビをつぶして膿を押し出すために肌に強い圧力がかかると、毛穴の壁が壊れ、皮膚の奥まで炎症が広がってしまうことも考えられます。またニキビをつぶすときに、指にいる雑菌が毛穴の中に入り込んでしまうと、さらに腫れがひどくなるため痛みやかゆみが増すかもしれません。
ニキビ跡として残ってしまうから
ニキビの膿を全部きれいに出し切れればいいのですが、たいていの場合膿が少し毛穴の中に残ってしまいます。もし出し切れたとしても、傷ついた毛穴に雑菌が入り込み、そこからまた菌の繁殖が始まります。そうしてまた化膿ニキビができる、またつぶす、またニキビができる、という悪循環に陥ると、その毛穴は繰り返し炎症をおこしてひどいダメージを受け、クレーターのようなニキビ跡ができてしまうことも…。なかには色素沈着を起こし、目立つニキビ跡になるものもありますので注意しておきたいものですね。
潰してもいいニキビとダメなニキビの見分け方
じゃあ、どんなニキビもつぶさない方がいいんですね?
ただ、以下のような場合はつぶさないほうがいいかもしれないわね。
膿が皮膚の奥深くにあり、出ない場合
ニキビのようだけど、皮膚表面には膿が見えず虫刺されのように赤く腫れあがった炎症。しかも触るとかなり痛みが伴う場合、これはもしかすると膿が皮膚の奥深くにたまってしまった、「深いタイプのニキビ」かもしれません。皮膚表面には膿が見えないのですが、皮膚の奥深くに膿がたまったニキビなので、潰すのはちょっとリスクが伴います。
先ほども少し触れましたが、ニキビをつぶすのは必ずしも悪いことではありませんが、毛穴内に膿が残ってしまうのは少し問題です。アクネ菌が増殖している膿が少しでも残った状態だと、それをもとにしてまた菌が増殖し、もう一度化膿ニキビになってしまいますよ。ちょっと潰したくらいでは膿が出し切れない可能性のある深いニキビは、自己流でつぶさない方が賢明です。
膿が固い場合
膿を押し出したいのに、膿が芯のように固まっていて押し出すことができない…ということもあるでしょう。これは、アクネ菌の増殖により炎症が起きている毛穴を修復するために、コラーゲンなどの皮膚結合組織が過剰に分泌されて毛穴口近くをふさいでいる状態です。このように膿が固いニキビをつぶそうとする場合は、必要以上に力をかけて毛穴にダメージを与えてしまいがち。ニキビがある毛穴付近の皮膚組織まで傷めてしまう可能性があるので、無理につぶすのは控えましょう。
膿が緑である場合
ニキビの中にある「膿」の正体は、毛穴の中で繁殖したアクネ菌たちと戦った白血球の死骸です。ニキビのイメージから、よく皮脂がたまっているのと勘違いされるのですが、化膿ニキビの場合は皮脂ではなく膿がたまっているのが特徴です。皮脂がたまっているニキビは白くポツンとしていますが、化膿ニキビは膿がたまっているので黄色や緑の膿が目立ちますから、見た目からもすぐに判断できるのではないでしょうか。
化膿ニキビの中でも膿が緑色のニキビは、アクネ菌だけではなく緑膿菌にも感染している可能性が高くなります。緑膿菌は人間の皮膚表面にある常在菌なのでそれほど心配する必要はないのですが、化膿がひどく悪化することが多いので潰すのはあまりおすすめできません。また、あとが残ることもあるため、早めに皮膚科を受診し症状に合った薬を処方してもらうと安心です。
ニキビが赤く痛い場合
てっぺんは膿がたまって白くみえるのだけど、周囲が赤く腫れて痛みを伴うニキビもよく目にしますよね。膿の周りが周囲が赤く貼れているときは、触ると痛みを伴ううことが多いと思います。このような時にニキビをつぶすと、さらに炎症が進んでしまうため、なるべく触らない方がいいでしょう。
ニキビの膿が臭いのはなぜ?
ボクいつも思わず嗅いじゃうんですけど…(笑)
でも、ニキビの膿にニオイがあるのは本当よ。菌の繁殖が原因なの。
コメドが発する雑菌臭が原因
ニキビをつぶして膿や芯を押し出すと、独特のニオイがあることに気づく方も多いと思います。雑巾のにおいのようとも、ワキガのにおいに似ているとも言われますね。人によって感じ方はそれぞれですが、悪臭であることは間違いありません。
このにおいの原因は、コメドが発する雑菌臭だと考えられています。ニキビの芯であるコメドは不要な皮脂や角質が固まり酸化したものですが、そこには雑菌が繁殖しやすいため、においを発する事が多いのです。雑菌の種類や増殖の環境によってはにおいがない時もありますが、においがなくても菌がいるものと想定して対処した方が無難かと思います。
イオウを含んだクレアラシルで対処しよう
菌の繁殖でおこる化膿ニキビは、殺菌効果のあるイオウが含まれている薬で、原因となるアクネ菌にダメージを与えてみましょう。
ニキビ用の市販薬にはイオウが含まれるものが多数ありますが、一番おすすめなのはニキビ薬として定評のある「クレアラシル」です。「クレアラシル」は1950年代にアメリカで誕生した史上初めてのニキビ専用薬で、口コミでも人気は高く定評があります。ほかのニキビ薬に比べてやや高めではあるのですが、ニキビ本体だけではなく、ニキビ跡にも効く薬というのはほかにはあまり例を見ないのでうれしいですね。
ただ、クレアラシルにはかゆみやかぶれなどの副作用が見られる場合もあるので、肌に合わないと感じたら無理せず使用を中止するようにしてください。
ニキビの膿が潰れてしまったときの対処法
ティッシュで優しくふき取り清潔に保つ
ニキビがつぶれると、中に入っている膿を出し切ろうとギューギュー押したくなりますよね。でも、潰れたからといって圧力をかけて自分でもっと膿を出すのはあまりおすすめできません。炎症が起きて傷ついた皮膚に圧力をかけるとますます皮膚組織が傷むので、ニキビが悪化したりニキビ跡として残る場合が多いのです。ニキビがつぶれてしまったときは、膿をティッシュでやさしくふき取り清潔に保ちましょう。その上で、自然治癒するまで触れずに放置するのがベストです。
膿が潰れたニキビのニキビ跡を防ぐには?
でも、つぶれてしまったニキビが跡になるのを防ぐには、放置するだけでいいんですか?
めんどくさがりのアッキーでもできる、簡単スキンケアを教えてあげる☆
ニキビ跡を防ぐスキンケアが必要
ニキビ跡には大きく分けて3つのタイプがあります。
- ニキビ跡が赤く残ってしまったタイプ
- ニキビ跡が色素沈着(シミ)として残ってしまったタイプ
- ニキビ跡がデコボコの陥没として残ってしまったタイプ
1の「赤く残ってしまったニキビ跡」は、まだ皮膚に炎症が残っている状態を表しています。なので、保湿を心がけながら普段通りのスキンケアを続けていくといいでしょう。時がたつにつれて、炎症が治まり赤味も引いてくると思います。
2の「シミになってしまったニキビ跡」には、美白効果のある化粧水や乳液を用いてスキンケアをするのがおすすめです。この色素沈着は、ニキビができた後に焼けしてニキビ部分だけ過剰に変色したのが原因と考えられるので、これ以上悪化しないためにもUV対策をとることもお忘れなく。
なお、3の「デコボコ跡になってしまったニキビ跡」、いわゆるクレーター跡といわれる陥没タイプのニキビ跡は、セルフケアではあまり効果が見られません。きちんと皮膚科で処置を受けることをおすすめします。
シーボディがおすすめ
ニキビ跡のケアとしておすすめな商品が「シーボディVCシリーズ」です。ニキビ肌用のスキンケア用品というと、どうしても殺菌力の高いものが中心になってしまいますが、シーボディは殺菌効果だけではなく、過剰な皮脂分泌を落ち着かせる最新型の「ビタミンC誘導体」を高濃度で配合しています。なので、早ければ1週間ほどでも効果がみられると、口コミでもとても人気の商品なのです。
約1か月分の化粧水(VCローション)で税抜8,000円、美容液(VCエッセンス)が税抜6,000円と、一般的なニキビ用スキンケア用品と比べるとやや高めですが、思春期からママ世代まで幅広く使える品質はなかなか他では見られません。また、美白効果やターンオーバーを促す成分も潤沢に含まれているため、あらゆるニキビの悩みに対応できるのがうれしいですね。
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適切な対処法で膿を撃退!ニキビ跡を防ごう
「目立つから」「膿をだしてしまいたいから」と、ついつい指でプチっと潰してしまいがちな化膿ニキビ。潰したくなる気持ちはわかりますが、それにより後々炎症がひどくなったりニキビ跡に悩まされることも多いもの。適切な市販薬やスキンケア用品を使って、皮膚に負担を与えない方法で化膿ニキビを撃退してしまいたいものですね。また、程度のひどいニキビは無理せず皮膚科で相談することも大切ですよ。将来ニキビ跡で悩まないためにも、化膿ニキビのケアは慎重に行うようにしてください。