毛穴の見えないすべすべの陶器肌は、多くの人が憧れますよね。
しかし実際には、毛穴が目立ってしまって困っている方も多いのではないでしょうか。
「毛穴の開きが気になる…」「毛穴の黒ずみをなんとかしたい!」「小鼻の角栓はどうしたらなくなるの?」など、毛穴に関するお悩みはつきません。
そこで今回は、美肌を求めるうえでの永遠のテーマともいえる“毛穴”について徹底解説!
5つのタイプ別に分けた毛穴悩みの原因と対策をはじめ、毛穴をばっちりカバーするメイクのポイントなどもご紹介します。
1.毛穴ってそもそもなに?知っておきたい毛穴の役割
毛穴とは、その名の通り体毛が生えてくるための穴のことです。
全身の肌表面には無数の毛穴があり、顔だけでも約20万個の毛穴があるといわれています。
毛穴自体の大きさや数は個人差があり、遺伝によって決まることが多く、その数は生まれたときからほぼ変わることはないと考えられています。
美肌を目指すうえではやっかいな存在だと思われがちな毛穴ですが、実は私たちの体にとってなくてはならない役割を果たしているのです。
ここでは、知っておきたい毛穴の3つの役割をお伝えします。
毛穴の役割① 肌を保護する
毛穴には皮脂を出す皮脂腺や、汗を体外に排出する汗腺の一部があり、排出された皮脂と汗が混ざり合うことで皮脂膜を形成します。この皮脂膜が、乾燥や外部の刺激から肌を保護する役割を担ってくれるのです。
一般的にTゾーンと呼ばれる額や鼻周りは毛穴の数や皮脂の出る量が多く、その分毛穴が目立ってしまうことも多いようです。
毛穴の役割② 肌を弱酸性に保つ
毛穴から出る皮脂と汗には、肌を弱酸性に保つ役割があります。
肌が弱酸性に保たれていることで、肌荒れなどの原因となる雑菌が増えるのを防ぐといわれています。
毛穴の役割③ 体温を調節する
毛穴には体温を調節する役割があり、体温を保つために開いたり閉じたりしています。
寒いときは毛穴がきゅっと縮まり、熱を逃さないようにするといいます。寒いと毛穴がぷつぷつと盛り上がって鳥肌が立つのはこのためです。反対に、暑いときには毛穴を開いて体温を外に逃がすように働くのだそうです。
2.あなたの毛穴はどのタイプ?毛穴悩みの5つのタイプ
毛穴が私たちの体にとって大切な役割を果たしていることは分かりましたが、だからといって目立ってしまっている毛穴を放っておいては、美肌は遠のくばかりです。
適切な毛穴ケアを行うためにも、まずは自分の毛穴がどんな状態かをきちんと把握することが大切です。
毛穴が目立ってしまう原因はさまざまですが、ここでは、それぞれの毛穴のお悩みを大きく5つのタイプに分けてみました。
各タイプごとに、原因と特徴をご紹介します。
① 開き毛穴
「開き毛穴」とは、毛穴が大きく開いてぽつぽつと目立って見えてしまっている状態のことです。
開き毛穴の主な原因は、過剰な皮脂だといわれています。
皮脂が過剰に増えると皮脂腺が発達してしまい、それに伴って皮脂の出口も大きくなるため毛穴が大きく丸く開いて目立ってしまうのです。
一般的に、肌状態がオイリーに傾きやすい方は毛穴が開きやすい傾向にあるといわれています。
顔の中でも、特に皮脂が増えやすい鼻周りに毛穴の開きが目立つことが多いようです。
「開き毛穴」をセルフチェック!
□ 肌のキメが粗く感じる
□ ニキビができやすい
□ メイクが崩れやすく、あぶらとり紙をよく使う
□ 脂っこい食事が好き
② たるみ毛穴
「たるみ毛穴」は、「ひらき毛穴」がゆるんで細長い楕円形に見える状態のことを指します。
加齢や乾燥などによって肌のハリや弾力が失われると肌がたるみ、毛穴も一緒に下へと引き伸ばされてしまうことが原因だと考えられています。
さらに、この「たるみ毛穴」をそのまま放置してしまうと、毛穴同士が繋がり合い、小じわのように見える帯状(たいじょう)毛穴へと変形してしまうこともあります。
たるみ毛穴は、顔の中でもたるみが目立ちやすい頬や口周辺を中心にできることが多いようです。
「たるみ毛穴」をセルフチェック!
□ 肌の乾燥が気になっている
□ 毛穴だけでなく、乾燥による小じわや肌のたるみも気になっている
□ 顔に布団や枕の寝跡がつきやすく、なかなかとれない
□ 肌を上に持ち上げるようにひっぱると毛穴が見えづらくなる
③ 詰まり毛穴
「詰まり毛穴」は、皮脂や古い角質が混ざり合った角栓が、毛穴に詰まってしまっている状態のことを指します。
角栓の約3割は皮脂、約7割が古い角質(たんぱく質)でできていると考えられています。
触るとざらざらしていたり、ぽつぽつとした角栓が目につくため、ピンセットで引き抜いたり爪で押し出したり、頻繁に毛穴パックを行ったりして角栓を除去している人も多いのではないでしょうか?
しかし、無理な角栓除去方法は角質を取りすぎてしまうことにもつながる恐れがあります。すると肌に負担がかかり、肌自身が自らを守ろうと余計に角質を生み出すようになってしまって、かえって毛穴が詰まりやすくなってしまうことがあるのです。
このような詰まり毛穴は、皮脂量の多い鼻周りや額などのTゾーン付近に目立ちやすいようです。また、女性よりも皮脂量が多い男性は、角栓ができやすいともいわれています。
「詰まり毛穴」をセルフチェック!
□ 鼻や額を触るとざらざら、ぼこぼことしている
□ 毛穴だけでなく肌のくすみが気になる
□ 皮脂量は多いのに部分的にかさつきを感じる
□ 拭き取りタイプやシートタイプのメイク落としをよく利用する
④ 黒ずみ毛穴
「黒ずみ毛穴」とは、毛穴が黒ずんで見える状態のことです。毛穴が黒ずんでしまう原因として、2つのことが考えられます。
◆酸化した角栓が原因
上記③でお伝えした「詰まり毛穴」を放っておくと、詰まった角栓が酸化して黒くなることがあります。
黒くぽつぽつとした毛穴が目立つだけでなく、古い角栓を放置すると雑菌が増えてニキビの原因となりやすいため注意が必要です。
◆メラニン色素の沈着が原因
黒ずみ毛穴のもう1つの原因として考えられるのが、メラニン色素の沈着です。
これは、紫外線などの影響で毛穴の入り口にメラニン色素が蓄積して黒ずんで見える状態で、「メラニン毛穴」などと呼ばれることもあるようです。
肌がざらざらする感触はないのに、毛穴が黒く見える場合はこのメラニン毛穴の可能性があります。
「黒ずみ毛穴(メラニン毛穴)」をセルフチェック!
□ 肌はざらざらとしていないのに、毛穴が黒ずんで見える
□ 日焼け止めや日傘などの紫外線対策をあまりしていない
□ 汗をかきにくかったり、肌のくすみが取れにくい
□ 毛穴の角栓を除去しても黒ずみが取れない
⑤ クレーター毛穴
「クレーター毛穴」とは、月面のクレーターのようにでこぼことしたニキビ跡が残ってしまった毛穴のことです。
ニキビができてしまった際に潰したり、無理に毛穴の皮脂や角栓を押し出そうとして皮膚を傷つけてしまったことが原因だといわれています。
肌が受けた負担の大きさやその範囲によっても異なりますが、基本的にクレーター毛穴は、自宅でのセルフケアに限界があります。気になる方は、美容皮膚科や美容クリニックで専門医に相談することが望ましいでしょう。
「クレーター毛穴」をセルフチェック!
□ 肌表面にオレンジの皮のようなでこぼことした凹凸が見られる
□ ニキビができやすい
□ ニキビができるとついつい潰してしまう
□ 寝不足なことが多く、食生活が外食やレトルト食品に偏りがち
3.5つのタイプ別!毛穴悩みに徹底対策
自分の毛穴タイプが分かったら、早速お悩みにあわせた対策をとっていきましょう!
① 開き毛穴対策
皮脂が過剰になりやすく、毛穴が開きやすい「開き毛穴」の方は、余分な皮脂を取り除き、肌をすこやかに保つことが大切です。
そこで、洗顔から始まる普段のスキンケアの手順などを見直してみましょう。
おすすめのスキンケアの順番は以下の通りです。
①洗顔→②通常の化粧水→③冷タオルで冷やす→④美容液・乳液・クリームなど→⑤収れん化粧水
洗顔の後、化粧水で肌に潤いを与えたら、冷タオルまたは保冷パックなどを肌に当てて毛穴をきゅっとひきしめます。
そのあとに普段通りに美容液、乳液などで保湿・美容成分を与えましょう。
そして、肌をすこやかに保つために、お手入れの最後に収れん化粧水を使うのがおすすめです。
収れん化粧水というとアルコールが含まれているという印象が強いかもしれませんが、最近ではアルコールフリーのものも多く販売されているようです。自分の肌状態にあったものや、好みの使用感のものを選んでみてください。
【収れん化粧水の使い方】
手順1|収れん化粧水をコットンにとる
500円玉大程度の量を、コットンにたっぷりととります。
手順2|収れん化粧水を浸したコットンでパッティング
毛穴や皮脂が気になる部分に、コットンをぽんぽんとやさしく押さえるようにパッティングしていきます。このとき、顔の下から上に向かってパッティングしていくのがポイントです。
手順3|肌がひんやりとするまでパッティングを繰り返す
パッティングした部分の肌がひんやりとするまで手順2を繰り返していきます。絶対に、強くたたいたり、ごしごしとこすったりしないように注意しましょう。
② たるみ毛穴対策
「たるみ毛穴」が気になる方は、ハリとうるおいのあるふっくらとした肌を目指すことが必要です。
そのために、ぜひ以下の2つのことを実践してみてください。
◆ハリを与える成分配合の化粧品を選ぶ
スキンケアアイテムを選ぶときは、肌にハリを与える成分が含まれているものがおすすめです。肌にハリを与える成分として、一般的にはレチノールやビタミンC誘導体などが知られています。
また、保湿成分のセラミドが配合されているものもおすすめです。セラミドは肌にももともと存在するタイプの成分のため、しっかりと浸透※して肌をうるおしてくれることが期待できます。
※角質層まで
◆表情筋を鍛える
表情筋とは、表情を支える顔を動かすための筋肉のこと。そのなかでも、肌のたるみと関わりが深いのが「頰筋」「口角下制筋」「オトガイ筋」の3種類です。
これらの筋肉を鍛えることで皮膚が引き上げられ、たるみが目立たなくなることが期待できます。さらに、表情筋を鍛えることはたるみ対策によいだけでなく、フェイスラインをすっきりさせ小顔に見せたり、表情が豊かになって若々しく見えたりするという利点もあります。
表情筋を鍛えるためには、それぞれの筋肉を意識した正しいエクササイズを行うことが大切です。
【表情筋エクササイズの方法】
1.ウオーミングアップ
5秒かけてゆっくりと息を吸い、そのまま5秒間息を止めます。そしてまた5秒かけてゆっくりと息を吐き出します。
これにより自然に肩の力が抜け、顔周りの血行がよくなるといわれています。
2.頰筋のエクササイズ
なるべく大きく口を開け、「あ」と発音するときの形の口にします。
そのまま片側の頰の筋肉を上に上げ、2秒間止めます。
これを左右順番に5セット行いましょう。
3. 口角下制筋のエクササイズ
口を閉じ、笑顔をつくります。
ゆっくりと口角を左右同時に引き上げ、ゆっくりと元に戻します。
これを5セット行いましょう。
3. オトガイ筋のエクササイズ
顔をゆっくりと上に向け、舌をぐっと突き出します。
そのまま、突き出した舌を左右にゆっくり動かします。
これを5セット行いましょう。
③ 詰まり毛穴対策
毛穴に角栓が詰まった「詰まり毛穴」にお困りの方は、詰まっている角栓を取れやすくするために肌をやわらかくすることと、角栓の原因となる不要な角質を取り除くことが必要です。
そのために実践してほしいお手入れは次の3つです。
◆洗顔前の蒸しタオル活用法
角栓を取れやすくするためには、蒸しタオルを使ったお手入れを取り入れることがおすすめです。
洗顔前に蒸しタオルを顔に当てることで、肌がやわらかくなり、毛穴が広がるので、洗顔時に角栓が取れやすくなるといわれています。
【蒸しタオルを使ったお手入れの手順】
手順1|電子レンジで蒸しタオルをつくる
水に濡らしてしっかりと絞ったハンドタオルを、おしぼりのように細長くたたんで清潔なお皿の上にのせます。ラップはせずに電子レンジに入れ、500w~600wで1分前後加熱します。
手順2|蒸しタオルを顔にのせて肌をあたためる
加熱した蒸しタオルを火傷に注意しながら広げて顔にのせ、肌をあたためます。電子レンジから取り出したばかりのタオルは熱くなっているので、タオルを広げて数秒間冷ました後、顎のあたりで温度を確認してのせるようにするとよいでしょう。
手順3|肌がまだあたたかいうちに洗顔をする
3分程度タオルをのせて肌をあたためたら、肌がまだあたたかいうちに洗顔をします。
蒸しタオルでのお手入れは週に1~2回行うのがよいでしょう。あまり頻繁にやりすぎると肌の乾燥を招いてしまうことがあるので、適切な頻度を守って正しく行いましょう。
◆酵素洗顔
古い角質をしっかりと落とすには、たんぱく質を含んだ汚れをしっかり洗い落としてくれる酵素が含まれた洗顔料で洗顔を行うのがおすすめです。
酵素洗顔料は、商品によって毎日使用できるタイプや週に数回程度使用するタイプなど種類が豊富にあるため、商品に記載されている使用方法をしっかりと確認するようにしましょう。
間違った方法や頻度で使用すると肌に負担がかかってしまうことがあるので、注意が必要です。
◆ピーリング洗顔
ピーリングとは、専用のピーリング料を用いて、古くなった角質を洗い流すお手入れ方法を指します。
ピーリング料の種類はさまざまですが、簡単に取り入れることができる洗顔とピーリングが一緒になった「ピーリング洗顔料」がおすすめです。
また、時間をかけて洗顔したり、ほぼ毎日使用するなど肌に負担のかかる行為は控えるようにしましょう。使用するピーリング料にあわせて適切な頻度を守り、ピーリング洗顔後はしっかりと保湿をするなどして正しくピーリング洗顔を行いましょう。
④ 黒ずみ毛穴対策
ここでは、メラニンの蓄積による黒ずみ毛穴=メラニン毛穴対策をお伝えします。角栓の酸化が原因の黒ずみ毛穴対策は、「③ 詰まり毛穴対策」をご覧ください。
◆美白※アイテムを使用する
メラニン毛穴はなってしまうと自宅でのセルフケアでは対策が難しいため、ならないように予防をすることが大切です。
メラニン毛穴を防ぐには、美白※成分が配合されたアイテムを取り入れるのがよいでしょう。主な美白※成分には「ビタミンC誘導体」や「アルブチン」などがあり、メラニンの生成を抑えてくれることが期待できます。
※日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ
◆紫外線対策を徹底する
毛穴にメラニンが蓄積してしまうのは、紫外線の影響だといわれています。
なので、メラニン毛穴を防ぐために紫外線対策の徹底を心がけましょう!
【紫外線対策の方法】
・日焼け止めを使用する
・SPF・PA表記のあるメイクアイテムを使用する
・日傘・帽子・サングラスなどの紫外線防止グッズを身に着ける
・果物や緑黄色野菜を摂取する
⑤ クレーター毛穴対策
肌表面がクレーターのようにでこぼことしてしまっている「クレーター毛穴」ですが、残念ながら1度できてしまうと自宅でのセルフケアでは改善が困難です。
クレーター毛穴が気になる方は、美容皮膚科や美容クリニックに相談することをおすすめします。
美容クリニックでの治療法にはさまざまな種類がありますが、ここでは主な治療方法を5つ、ご紹介します。
また、下記の方法以外にも、薬の処方などによる治療もあるようです。疑問や不安はしっかりと医師に伝え、自分にとって最適な治療法を一緒に考えてもらいましょう。
※自由診療による治療の場合、保険は適用されません。
◆レーザー治療
レーザーを患部に当てて熱を与えることで皮膚の凹凸をなだらかにすることを目指す治療方法です。
何度か通って治療を行う必要があるため、必要回数などは診察時に確認しましょう。
○料金の目安
30,000円~50,000円/回(頰の場合)
※治療する範囲により個人差があります。
◆ケミカルピーリング治療
ピーリング料を塗り、肌表面の古い角質を取り除くことで肌の再生をサポートする治療法方です。自宅で行うピーリングとは異なり、ケミカルピーリングは美容クリニックなどの医療機関でのみ行うことができます。
患部の範囲や深さによっては、レーザー治療と組み合わせて行うこともあるようです。
○料金の目安
3,000円~20,000円/回
※使用するピーリング料や他施術のオプションにより、料金は異なります。
◆患部注射治療
クレーター毛穴が気になる患部に直接FGF(細胞増殖因子)を注射し、肌内のコラーゲンなどを増やそうと試みる治療方法です。
肌の状態により1回で終わる方もいれば、数回にわたっての治療が必要な方もいるようです。
○料金の目安
10,000円~40,000円/回(ニキビ跡1カ所の場合)
※治療する範囲により異なります。
◆光治療
光を照射することでコラーゲンやエラスチンの生成をサポートする治療方法です。
肌への負担がやわらかい分、クレーター毛穴への働きかけは緩やかなようです。
○料金の目安
30,000円~60,000円
※クリニック・治療回数によって異なります。
◆皮膚移植手術
患部以外の自分の皮膚をクレーター毛穴のくぼみに移植する治療方法です。
自分自身の皮膚を使用するので、違和感を抱きにくく自然な仕上がりが期待できるといわれています。
○料金の目安
350,000円~
※クリニック・治療回数によって異なります。
いずれの治療を行う場合でも、費用やリスクをしっかりと把握し、医師のアドバイスを受けながら納得して行うようにしましょう。
また、スキンケアや生活習慣を見直してニキビができないように気をつけたり、ニキビができてしまったときも不用意に触らず潰さないようにするなど、そもそもクレーター毛穴にならないように心がけることが重要です。
4.必ず押さえたい基本の毛穴対策|スキンケア編
自分の毛穴タイプにあわせたお手入れを行うことはもちろん大切ですが、どんな毛穴タイプの方にも共通して知っておいてほしい毛穴対策があります。
それは、毛穴対策の要となる毎日のスキンケアです。
ここでは、クレンジングから洗顔、保湿まで、押さえておきたい正しいスキンケアのポイントをお伝えします。
① クレンジングでしっかりメイクを落とす
クレンジングは、肌の上にメイクが残らないよう、しっかりと行うよにしましょう。メイク汚れが落としきれていないと、毛穴に詰まり角栓をつくる原因になることがあります。
クレンジング料は、自分の肌質やメイクの濃さに合ったものを使用しましょう。クレンジング料の選び方を間違えてしまうと、肌に負担がかかり、さまざまな肌トラブルを引き起こしてしまう恐れがあります。
クレンジング料選びには、以下の表を参考にしてみてください。
クレンジングの際は、メイクをしっかり落とそうと肌をゴシゴシこすらないようにしましょう。指先の腹でやさしく肌をなでるようにメイクをなじませることを意識してください。
すすぎは特に念入りに行いましょう。洗い流す際は、ぬるま湯を使うことをおすすめします。汚れをしっかりと落として肌のうるおいを保護するためには、32℃前後の水温が適切だといわれています。
② 丁寧に洗顔する
角栓の原因となる余分な皮脂や古い角質、汚れなどを取り除いて肌を清潔に保つことは、毛穴対策をするうえでとても重要です。
洗顔は優しく丁寧に行い、摩擦を最小限におさえるようにしましょう。
洗顔は基本的に1日2回、朝と夜に洗うことが大切なポイントです。
肌をごしごしと強くこするように洗ったり、1日に何度も洗顔をすることは肌に負担をかけ、乾燥や皮脂過剰を招いてしまうことがあります。
大切なのは“余分な皮脂はしっかりと落とし、必要な皮脂まで落とし過ぎないこと”です。
③ 十分な保湿を行う
スキンケアの基本である保湿も、毛穴ケアをするなかでとても重要なポイントです。
乾燥は皮膚や毛穴をたるませる原因となることがあるため、スキンケアのたびに保湿ケアはしっかりと行いましょう。
オイリーに傾きやすい肌質だからといって少量の化粧水しか付けていないと、肌を潤わせようと余計に皮脂が出てしまうことがあります。皮脂量の多い方は重くなりすぎないさっぱりタイプの化粧水を使用するのがおすすめです。
美容液や乳液、クリームなどは、自身の肌状態にあわせて選びましょう。
5.必ず押さえたい基本の毛穴対策|生活習慣編
私たちの体をつくるのは、毎日の生活習慣です。
毛穴だけでなく美容や健康という面でも、生活習慣は大きく影響してきます。
基本的だからこそ改善しづらい部分でもありますが、日々の生活を見直すことは毛穴対策の近道ともいえます。
健やかな肌のためにも、以下の3つの点に注意して規則正しい生活を心がけましょう!
① 良質な睡眠をとる
十分な睡眠がとれていないと、肌トラブルを引き起こし、余計に毛穴を詰まらせてしまうことがあります。
健やかな肌を保つためにも、睡眠時間を6時間以上確保するようにしましょう。
また、入眠直後3時間の間に熟睡していると、多くの成長ホルモンが作られると考えられているので、良質な睡眠をとることを意識しましょう。
具体的には下記のようなポイントを意識するとよいでしょう。
・30分以上の昼寝や仮眠は避け、夕方17時以降は寝ないようにする
・寝る直前のブルーライト画面を見ない(携帯やパソコン、テレビなど)
・就寝30分前には部屋の明るさを暗くする
・寝る前に体を冷やすことはしない
② バランスのとれた食事を心がける
日々の食生活は、肌状態に深く関わっているといわれています。
糖質や脂質の多い食事が増えれば、それだけ肌の皮脂量が増えやすくなってしまいます。
外食やレトルト食品中心の食生活はなるべく控え、全体のバランスを意識した食事を心がけましょう。
特に、「ビタミン類」「コラーゲン」「ミネラル」「亜鉛」などの栄養素が多く含まれる食品を摂取することがおすすめです。
【おすすめ食品例】
・ビタミンA…にんじん、ほうれん草、卵、うなぎ、しそ ほか
・ビタミンB2…豚レバー、焼き海苔、納豆、チーズ、魚卵 ほか
・ビタミンB6…にんにく、まぐろ、かつお、いわし、鶏レバー ほか
・ビタミンC…キウイ、ブロッコリー、パプリカ、ゴーヤ ほか
・コラーゲン…豚足、牛スジ、鶏手羽元、鶏手羽先、ふかひれ、スッポン ほか
・ミネラル…桜えび、うるめいわし、焼き海苔、わかめ、切り干し大根 ほか
・亜鉛…牡蠣、かに、牛肉、豚レバー、チーズ、ナッツ類、大豆製品 ほか
③ 適度な運動
適度な運動は成長ホルモンの活発化が期待できるため、美容や健康によいといわれています。
普段の生活の中でなかなか運動を取り入れにくいと感じる方は、テレビを見ながらストレッチをしたり、エレベーターやエスカレーターではなく階段を使用するなどして、始められるものから取り入れてみましょう。
6.毛穴をメイクでしっかりカバー!毛穴レスを目指すメイクのポイント
毎日のお手入れは大切ですが、毛穴悩みのないきれいな肌を目指すのは時間がかかります。
「毛穴が目立って悩んでいるけど、今すぐすべすべな美肌になりたい!」という方は、メイクで毛穴をカバーしてみてはいかがでしょうか?
ここでは、気になる毛穴をしっかりカバーするベースメイクのポイントを4つ、ご紹介します。
① 毛穴悩みに応じた化粧下地を選ぶ
毛穴をカバーしてすべすべ肌に見せるためには、それぞれの毛穴のタイプに応じた化粧下地を選ぶ必要があります。
◆開き毛穴・たるみ毛穴に適した化粧下地
開き毛穴やたるみ毛穴などの穴が目立ってしまっている状態の毛穴には、保湿成分が配合された化粧下地がおすすめです。しっかりと保湿をすることで乾燥による皮脂の過剰分泌を防ぎ、毛穴カバーだけでなくメイク崩れしにくくなることも期待できます。
また、化粧下地を塗る前にスキンケアでしっかりと水分を補うことも忘れないようにしましょう。
◆詰まり毛穴・クレーター毛穴に適した化粧下地
詰まり毛穴やクレーター毛穴など、肌表面のでこぼこが気になる方は、シリコン系の化粧下地を使用しましょう。毛穴のくぼみをしっかりと埋めることで、フラットな肌に仕上げてくれます。
シリコンが含まれている化粧下地には、「シリコン配合」「ポリマー配合」「クロスポリマー」などの表記があります。選ぶ際に注意して確認してみましょう。
小鼻など特に毛穴が気になる部分には、部分用化粧下地を使うのもよいでしょう。
◆黒ずみ毛穴に適した化粧下地
毛穴の黒ずみが気になる方は、色補正をしてくれるコントロールカラーを使用するとよいでしょう。
特に、イエロー系のコントロールカラーが黒ずみカバーにおすすめできます。
黒ずみが濃く目立つ場合には、コンシーラーをあわせて使うことでより毛穴が気になりにくくなります。
② ファンデーションはリキッドorクリームタイプを選ぶ
ファンデーションは基本的にどのタイプの毛穴にも、リキッドタイプやクリームタイプなどの液状のファンデーションが適しています。ファンデーションが肌の凹凸によくなじみ、なめらかに見せてくれるためです。
毛穴の目立ちが特に気になるときは、リキッドファンデーションよりも粘度があり、肌にぴたっと密着してくれるクリームファンデーションがおすすめです。
化粧下地でしっかりと毛穴をカバーできている方は、パウダーファンデーションでも問題ないでしょう。
③ ファンデーションの色は毛穴悩みに応じて選ぶ
開き毛穴・たるみ毛穴・詰まり毛穴・クレーター毛穴などの肌に凹凸がある毛穴タイプの場合、肌より少し明るめの色を選ぶとよいでしょう。暗い色を選ぶと、影ができるため肌のでこぼこが余計に目立ってしまうことがあります。
逆に、毛穴の黒ずみが気になる方は、あまり明るい色を選ぶと黒ずみが目立ってしまうことがあるため、肌より少し暗めの色を選ぶようにしましょう。
④ フェイスパウダーで毛穴レスに魅せる♪
仕上げにフェイスパウダーを肌にのせることで、より毛穴をカバーしてくれます。
パール入りのものを使用すれば、光の拡散作用で毛穴の影を目立たなくしてくれるので、透明感のある肌を演出することができます。
こするように塗るとせっかく化粧下地やファンデーションでカバーしたところが崩れてしまうので、パフを使用して肌にのせるのがおすすめです。
やさしく上から押さえるようにパウダーをのせてあげましょう。全体にパウダーをのせたあとは、余分なパウダーをブラシで落とすようにすると、より自然に仕上がります。
7.「毛穴」まとめ
誰にでもあるものだからこそ、悩みのつきない「毛穴」。
実際に、肌悩みのなかでも毛穴に関する悩みは、大きなウエイトを占めているといわれています。
10代や20代の若い世代には若い世代なりの毛穴悩みが、年齢を重ねれば年齢を重ねたなりの毛穴悩みが出てくるものです。
毛穴は一生付き合っていかなければならない存在だからこそ、きちんとした知識を得て対策をとることが大切ですよね。
この記事を読んで、皆さんの毛穴のお悩みが少しでも緩和されれば幸いです。
この記事は2016年8月3日時点での情報になります。
また、記事の内容には個人差がございますのでご了承ください。