毎日のスキンケアで使用する基礎化粧品、どれを選んでいいのか迷ってしまうくらい、沢山の商品があります。そんな沢山の中から肌のキメを整えるには、どのような基礎化粧品を選べばいいのでしょうか?
肌のキメを整えるための基礎化粧品選びのポイントを押さえて、肌のキメを整える効果がある基礎化粧品でスキンケアすることで、美しい肌を手に入れましょう!
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肌のキメが整っている状態とは?
”キメの整った肌”というのが、どのような状態なのかを知ることで、どのような基礎化粧品を選べばいいのかが分かってきます。
肌の“キメ”とは、手の甲を見た時に、肌の表面が、三角や四角に小さい溝によって分けられていますが、この小さい溝を皮溝(ひこう)、溝によって出来上がった三角や四角の形を皮丘(ひきゅう)と言います。
皮丘が適度に盛り上がり、三角形で形が揃っていて、皮構の幅が狭く、溝が浅い状態を「肌のキメが整っている」といます。
肌の表面は角質層で覆われていますが、角質層に充分に水分がある、肌が潤っている状態だと皮丘はふっくらと盛り上がります。
このことから、肌のキメを整えたい場合、基礎化粧品は基本的には保湿効果が高いものを選ぶのが良いことが分かります。
そして、角質層に水分を保持するために、水分の蒸散を防いでいる肌のバリア機能を失わないようにスキンケアすることも重要です。バリア機能は間違った洗顔や肌に摩擦を加えることなどで、簡単に失われてしまいます。
また、毛穴が目立つと肌のキメは整って見えませんので、保湿が大事と言っても、油分が含まれる基礎化粧品は自分の肌の状態に合わせて使用しないと、毛穴トラブルの原因になりますし、クレンジングや洗顔は洗いすぎも良くありませんが、汚れが落ちていないと、くすみや毛穴トラブルの原因になってしまうので、普段どんなメイクをしているのか、自分の肌の状態はどうなのかをよく観察して、洗顔料やクレンジング剤などの基礎化粧品も選ぶ必要があります。
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肌のキメを整える基礎化粧品選びのポイント
肌のキメを整えるには、肌表面を覆っている角質層に充分に水分が保持されている事が大事になります。
角質層の水分を保つ役割をしているのは、角質層に存在する細胞間脂質(セラミドなど)が80%、NMF(天然保湿成分)が18%、皮脂が2%です。
角質層で水分を保つ役割をしているこれらの成分が不足すると、肌は乾燥して、肌のキメも乱れてしまいます。
肌のキメを整えるには、バランスの取れた食生活や規則正しくストレスを溜めない生活をすることで、自力でこの天然の保湿成分が十分に生成される事が理想ですが、実際は難しい場合も多いですし、毎日の洗顔でも保湿成分は失われてしまいますので、洗顔時になるべく保湿成分を失わないようにすることや、洗顔後の保湿で天然の保湿成分を補える基礎化粧品を使用するのが効果的です。
化粧水
肌の水分を保持する成分の中では、NMF(天然保湿因子)を補えるものを選ぶのがオススメです。
水分保持力があり、角質層で水分を保持する役割を大きく占めているセラミドは、脂質なので化粧水に配合するのには向いません。化粧水は、成分のほとんどが水なので、油溶性であるセラミドは溶けにくいため、多く配合することができないからです。ですので、セラミドは乳液や美容液で補った方が効率的です。
NMF(天然保湿因子)の成分の40%はアミノ酸です。ですので、NMF(天然保湿因子)の不足を補うにはアミノ酸が配合された基礎化粧品が効果的です。
アミノ酸は分子が小さいので、基礎化粧品で外側から補っても角質層まで浸透するので、NMFを直接補うことが可能です。
また、アミノ酸は私たちの身体を作っているタンパク質の主成分なので、肌にも優しく安心して使用することが出来ます。
セラミドは脂質なので、化粧水で補うのには向いていないのですが、セラミドの生成を促す成分やNMF(天然保湿因子)の生成を促す成分を補うことも効果的です。
セラミドの生成を促す成分・・・ライスパワーNo.111エキス、ユーカリ抽出液
NMFの生成を促す成分・・・ヨクイニン(はとむぎ)
乳液、クリーム、美容液
乳液、クリーム、美容液では、セラミドが配合された基礎化粧品を選びましょう!
ですが、セラミドなら何でもいいわけではありません。セラミドには種類がありますので、肌の保湿にきちんと効果のある物を選ぶ必要があります。
セラミドには、「ヒト型セラミド」、「天然セラミド」、「植物性セラミド」、「ミルクセラミド」「疑似セラミド」などの種類があります。
この中で、最も保湿効果が高いのは「ヒト型セラミド」です。
基礎化粧品の成分表示としては、「セラミド」の後ろに1,2,3と数字が付いたものになります。
商品パッケージには「○○セラミド」と表示があっても、成分表にセラミドが見当たらない場合は「疑似セラミド」の場合が多いそうです。
疑似セラミドは石油原料から化学合成して生成されているので、安価に大量生産できますが、本物に比べて保湿力は劣ります。本物に比べると保湿力は3分の1と言われていますので、肌のキメを整える効果もそれだけ薄れてしまいます。
「ヒト型セラミド」は、角質層にあるセラミドと同じ化学構造をしているので、保湿力も高いだけでなく、刺激も少ないのが特徴なので、肌のキメを整える効果も期待できます。
ですが、ただの「ヒト型セラミド」の場合は角質層の中までは浸透してくれないので、角質層のセラミドを直接補ことは出来ません。
角質層の中まで浸透させたいなら、「ヒト型セラミド」の中でも「ナノセラミド」を選ぶ必要があります。
「ヒト型ナノセラミド」というのは、通常のセラミドの20分の1のサイズのもので、配合された基礎化粧品を使用すれば、角質層へ直接セラミドを補うことが可能です。
肌のキメを整えるには、角質層の水分量が重要になりますので、角質層で水分を保持する役割の80%も担っているセラミドを直接補える「ナノセラミド」は、肌のキメを整える効果もとても期待できます。
そして、基礎化粧品へのセラミドの配合量も気にしてみましょう。やはり、配合量の多い基礎化粧品が保湿効果も高くなります。
基礎化粧品の成分表示を確認する時には、配合量の多い順に表記されていますので、なるべく上位にセラミドが書かれているものを選びます。
基礎化粧品の価格もセラミドの配合量を確認する基準になります、セラミドは高価な成分なので、セラミドが配合されている基礎化粧品でも価格が安いものは配合量が少なくなります。目安としては1本3000円以上の基礎化粧品を選んだ方が良いようです。
基礎化粧品にそんなにお金をかけられない!という人は「ヒト型セラミド」の次に保湿効果があると言われているのが「天然セラミド」になります。
馬由来の成分が有名で、表示成分としては「ビオセラミド」、「セレブロシド」などで、「ヒト型セラミド」と化学構造が似ているので、親和性に優れています。
以前の記事で「馬油」について書いているのですが、馬油は馬セラミドになります。
馬油は角質層へも浸透しますし、その後に化粧水を使用すると、化粧水を角質層へ届けてくれる効果があり、コストパフォーマンスも良いですので、肌のキメを整える効果がある基礎化粧品として馬油を使用してスキンケアするのもオススメです。
洗顔料
洗顔は肌のキメを整える上で、とても気を使うべきスキンケアになります。
洗顔することで、少なからず肌のバリア機能が洗い流されてしまうからです。
洗顔では、汚れは落としても、必要以上に肌のバリア機能を失わないようにすることが大事になります。
洗顔料は水と油をなじませることで、汚れを落としますので「界面活性剤」というものが使用されています。
薬局やスーパーなどで安く市販されている洗顔フォームは、石油系の「合成界面活性剤」で作られています。
「合成界面活性剤」は汚れを落とす力が強すぎるので、肌への刺激が強い為に、汚れだけでなく、肌のバリア機能まで洗い流してしまいます。
セラミドなど肌のキメを整えるのに有効な成分が配合された基礎化粧品を使用しても、洗顔を間違うと台無しです。
「○○硫酸」、「○○グルタミン酸」、「○○グリシン」、「○○硫酸塩」などと、成分表示に書かれていれば、それば合成界面活性剤です。
洗顔フォームを使用いていても、しっとりタイプだから洗い上がりはつっぱらないし大丈夫!という人はいませんか?
しっとりタイプの洗顔フォームというのは、合成界面活性剤で洗い流してしまった、バリア機能の代わりに油で肌をしっとりさせています。
洗顔で余計な油が付いてしまっては、その後に使用する基礎化粧品で良い成分が配合されていても、肌に浸透しにくい状態となってしまいます。
ですので、肌のキメを整えたい場合は、天然の界面活性剤で作られた石鹸を使用しましょう。天然成分で洗浄しますので、洗顔フォームよりずっと肌に優しく洗顔出来ます。
「合成界面活性剤」が“不使用”となっている商品の中から、口コミなどを参考に試して自分に合ったものを選びましょう。
洗顔料は先ほどから書いているように「界面活性剤」というものが使われていますので、天然の界面活性剤であっても、肌への刺激にはなります。
肌のキメを整える基礎化粧品ということで書いてはいますが、洗顔というのは汚れだけを落とすことが目的なので、敏感肌の人や、皮脂の分泌量が少ない人は、特に朝の洗顔時には自分の肌の状態に合わせて洗顔料を使用せず、ぬるま湯だけで優しく汚れを洗い流す、お湯洗顔をするのもオススメです。
クレンジング剤
肌のキメを整える上で、一番肌への刺激になると言ってもいいのがクレンジングです。
クレンジング剤は洗浄力が強いうえに、肌を擦って汚れを落とすので、バリア機能も失われてしまいます。
ですが、メイクをしている場合は、クレンジングを避けることはできませんので、クレンジング剤の選び方のポイントを押さえて、極力肌への刺激を抑える努力をしましょう。
クレンジング剤はオイル、ミルク、リキッドなど色々なタイプがありますが、普段のメイクの濃さで選びます。
ナチュラルメイクで、どのタイプのクレンジング剤でもメイクをきれいに落とせる場合は、ミルクやクリームなど、肌に優しいタイプのものを選びます。
しっかりメイクをしている場合は、肌に優しいタイプのクレンジング剤では洗浄力が弱いために、メイクオフまでに顔を擦る時間や、肌にクレンジング剤が乗っている時間が長くなってしまうので、洗浄力の強いオイルやリキッタイプを選び、手早くクレンジングする方が肌への負担が軽減されます。
クレンジングは肌への刺激になってしまい、毎日繰り返し行っているとバリア機能の回復も追い付かなくなるので、特にしっかりメイクの人、肌にトラブルがある人は、お休みの日は洗顔料やお湯だけで落とせるようなナチュラルメイクにすることで、肌への負担軽減になりますよ。
化粧水が染みる!基礎化粧品はどうする?
肌のキメを整える為に、保湿成分たっぷりの基礎化粧品を使用したら肌がヒリヒリする。
肌に優しいはずのアミノ酸系の基礎化粧品なのに肌に染みる。
という場合は、肌のバリア機能が失われ、外部からの刺激に対抗できない敏感肌と呼ばれる状態になっている可能性があります。
肌に優しい成分の基礎化粧品でも肌への刺激になってしまっていますので、そんな状態では基礎化粧品も逆効果です。刺激になっている化粧水などの使用を一度ストップします。
肌のバリア機能を回復させることが必要になりますので、バリア機能を失ってしまうクレンジングをしなくて済むように、出来る限りメイクをお休みし、お湯洗顔をするなど、肌に優しくします。
バリア機能が回復してきたら、シンプルな成分で作られている基礎化粧品で使用を再開します。
この状態で肌がヒリヒリすることなく、バリア機能がさらに回復したら、肌のキメを整えるのに有効な成分などが配合された基礎化粧品を使用しましょう。
まとめ
肌のキメというのは、肌が乾燥しいている状態では整いません。肌のキメを整える場合の基礎化粧品選びは保湿を重視するのがポイントです。肌のバリア機能を守りながら汚れを落とせる洗顔料や保湿効果の高い化粧水、乳液、美容液などを選ぶようにしましょう。
基礎化粧品に含まれる保湿成分には様々な種類があり、保湿効果が高いとされている「セラミド」にも種類があります。本当に効果が得られる成分が配合されているのか、基礎化粧品に配合されている成分や配合量に着目して自分が必要としている効果が期待出来るものを選んでみましょう。
サンプルやお試しセットなどを用意しているメーカーも多数ありますので、そのような場合は試して自分の肌に合っているのか、どれくらい保湿効果が得られるのか確認してみましょう。
保湿効果が高い基礎化粧品について、具体的に商品をランキング形式で紹介しているサイトが沢山ありますので、そういったサイトや口コミなどを参考にしてみるのもいいですよ!
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