登録日:2014/10/24 Fri 14:53:28
更新日:2017/07/12 Wed 16:09:19
所要時間:約 10 分で読めます
更新日:2017/07/12 Wed 16:09:19
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「言っただろ。私もこの街を愛していると!」
「さらばNよ/メモリキッズ」と「さらばNよ/友は風と共に」とは、仮面ライダーWにおけるエピソード。前者が17話、後者が18話である。
【ストーリー】
行きつけの理髪店、バーバー風に顔を出す翔太郎。そこで出会った、翔太郎と同じく風都通の男と意気投合する。
しかも街のイメージキャラクター、"ふうとくん"をデザインしたというその男。翔太郎のテンションが上がらないはずがない。
しかしその男は誰あろう、園崎霧彦で…。
行きつけの理髪店、バーバー風に顔を出す翔太郎。そこで出会った、翔太郎と同じく風都通の男と意気投合する。
しかも街のイメージキャラクター、"ふうとくん"をデザインしたというその男。翔太郎のテンションが上がらないはずがない。
しかしその男は誰あろう、園崎霧彦で…。
更に理髪店のマスター・江草から"娘の茜を探してほしい"と依頼を受ける。
クイーン&エリザベスの情報網から茜と三人の男女グループを見つけ出す翔太郎と亜樹子だが、彼らはガイアメモリを持っていた。
しかも彼らは面白半分にメモリを使い回ししていて…。
クイーン&エリザベスの情報網から茜と三人の男女グループを見つけ出す翔太郎と亜樹子だが、彼らはガイアメモリを持っていた。
しかも彼らは面白半分にメモリを使い回ししていて…。
●鳴海亜樹子
所長。今回は翔太郎と共に顔芸を披露する。
所長。今回は翔太郎と共に顔芸を披露する。
●園咲霧彦/ナスカ・ドーパント
風都を愛する尻彦さん。ガイアメモリセールスマンだが、"子供には売ってはならない"という確固たるポリシーがあるらしい。
茜たちにメモリを渡した売人を見つけるよう冴子に頼むが…。
風都を愛する尻彦さん。ガイアメモリセールスマンだが、"子供には売ってはならない"という確固たるポリシーがあるらしい。
茜たちにメモリを渡した売人を見つけるよう冴子に頼むが…。
●江草茜
陸上部の中学生。もう三日も家に帰っていないらしい。
陸上部の中学生。もう三日も家に帰っていないらしい。
●藤川統馬
バードメモリの使用者その一。コンビニ、旅行代理店、交番、歯科医院、風麺の屋台を襲撃した。
バードメモリの使用者その一。コンビニ、旅行代理店、交番、歯科医院、風麺の屋台を襲撃した。
●金村有一
バードメモリの使用者その二。変身前の翔太郎を空中から叩きつけようとするが、ルナメタルによりお尻ぺんぺんされてあっさりと降参する。
バードメモリの使用者その二。変身前の翔太郎を空中から叩きつけようとするが、ルナメタルによりお尻ぺんぺんされてあっさりと降参する。
●久保田弥生
バードメモリの使用者その三。何度か変身して空を飛んだらしいが、劇中では未変身。
バードメモリの使用者その三。何度か変身して空を飛んだらしいが、劇中では未変身。
以下、ネタバレ
「ファングは僕がピンチなときに姿を見せる」という仮説を立て、バード・ドーパントの攻撃をあえて受けようとするフィリップ。だがどこからかファングが現れ、全ての攻撃を防いだ。フィリップの説は証明されたのだ。
ファングジョーカーに変身し、"ファングストライザー"でバードに勝利するが、排出されたメモリがなぜか砕けない。
ファングジョーカーに変身し、"ファングストライザー"でバードに勝利するが、排出されたメモリがなぜか砕けない。
本来ガイアメモリは一人に一つという絶対的なルールがあり、それというのも使用には生体コネクタを体のどこかに打ち込まなければならないからだ。
生体コネクタが使用者の証となり、コネクタがないままメモリを使用すればメモリの毒素が驚異的なスピードで人体に影響を及ぼし、死に至る。
だが彼らは知るはずもなく、統馬と有一はその副作用に苦しめられることになる。
生体コネクタが使用者の証となり、コネクタがないままメモリを使用すればメモリの毒素が驚異的なスピードで人体に影響を及ぼし、死に至る。
だが彼らは知るはずもなく、統馬と有一はその副作用に苦しめられることになる。
実は本来のバードの使用者は茜であり、生体コネクタも彼女の左腕にのみ存在する。
高跳びの記録が伸びないことに苛立ちを募らせる茜が手に入れたのだが、その時メモリを渡したのは霧彦が誰よりも信じている冴子だった。
泣きながら統馬たちを巻き込んでしまったことを詫びる茜だが…。
高跳びの記録が伸びないことに苛立ちを募らせる茜が手に入れたのだが、その時メモリを渡したのは霧彦が誰よりも信じている冴子だった。
泣きながら統馬たちを巻き込んでしまったことを詫びる茜だが…。
園崎邸。冴子を探す霧彦が、地下への隠し通路を発見していた。
その通路に通じる場所こそガイアメモリが生まれた場所であり、"ミュージアムの中枢"である。
地球の記憶の謎を解き明かすためにガイアメモリを風都に流通させていること、そして純粋な子供のほうがよりよいデータを得られ、またメモリも急速な成長を遂げる、と語る琉兵衛。そのためにはたとえ子供が犠牲になっても構いはしない…そんな琉兵衛の非情さに激怒する霧彦はナスカに変身する。
琉兵衛に刃を向け、茜を救う方法を聞き出す霧彦。だがそれと同時に体に異変が起き、崩れ落ちてしまう。
実は霧彦もナスカメモリの秘密を解き明かすための実験台に過ぎず、限界を迎えた霧彦はもうすぐ死ぬと琉兵衛は宣言。さらに追い打ちをかけるかのごとくテラー・ドーパントに変身し…。
その通路に通じる場所こそガイアメモリが生まれた場所であり、"ミュージアムの中枢"である。
地球の記憶の謎を解き明かすためにガイアメモリを風都に流通させていること、そして純粋な子供のほうがよりよいデータを得られ、またメモリも急速な成長を遂げる、と語る琉兵衛。そのためにはたとえ子供が犠牲になっても構いはしない…そんな琉兵衛の非情さに激怒する霧彦はナスカに変身する。
琉兵衛に刃を向け、茜を救う方法を聞き出す霧彦。だがそれと同時に体に異変が起き、崩れ落ちてしまう。
実は霧彦もナスカメモリの秘密を解き明かすための実験台に過ぎず、限界を迎えた霧彦はもうすぐ死ぬと琉兵衛は宣言。さらに追い打ちをかけるかのごとくテラー・ドーパントに変身し…。
「残念だよ…家族が減るのは。ハッハッハッ…」
一方鳴海探偵事務所では、メモリの禁断症状を起こした茜がバードメモリを求めて暴走、飛び出していた。
発信機で茜を見つける翔太郎だが、その手にはすでにバードメモリが握られていた。
未知数の支配力を持つバードと下手に戦えば、茜は死ぬかもしれないと忠告するフィリップ。翔太郎はそれでも止められるのは自分たちしかいないと変身する。
発信機で茜を見つける翔太郎だが、その手にはすでにバードメモリが握られていた。
未知数の支配力を持つバードと下手に戦えば、茜は死ぬかもしれないと忠告するフィリップ。翔太郎はそれでも止められるのは自分たちしかいないと変身する。
テラー・ドーパントから何とか逃げ延びた霧彦は、スミロドン・ドーパントの攻撃で追い詰められていた。
窮地に追い込まれた霧彦を救ったのはクレイドール・ドーパント…若菜だった。
「もしも信じていた人間に裏切られたと知ったらどうするか」と問う霧彦に対し、「本当の自分は何がしたいのかを、心に聞く」と答える若菜。
かつてふうとくんをデザインしたときの自分が脳裏をよぎり、本当の自分と向き合った霧彦は、仮面ライダーのもとへと向かう。
窮地に追い込まれた霧彦を救ったのはクレイドール・ドーパント…若菜だった。
「もしも信じていた人間に裏切られたと知ったらどうするか」と問う霧彦に対し、「本当の自分は何がしたいのかを、心に聞く」と答える若菜。
かつてふうとくんをデザインしたときの自分が脳裏をよぎり、本当の自分と向き合った霧彦は、仮面ライダーのもとへと向かう。
ハードタービュラーでバード・ドーパントを追いかけるW。だが茜の感情が昂ぶると同時にバードはより攻撃的な姿へと進化する。
次第に追い詰められるWに、「体内にあるバードメモリを正確に撃ち抜け」と助言を与えるナスカ。バードを抑え込み、自身のドライバーとの共振によりメモリの位置をWに特定させる。
霧彦の意志を汲んだWは、バットショット+トリガーマグナムのマキシマムドライブ、超精密射撃“トリガーバットシューティング”によりバードを撃破。無事に茜の命も救われたのだった。
次第に追い詰められるWに、「体内にあるバードメモリを正確に撃ち抜け」と助言を与えるナスカ。バードを抑え込み、自身のドライバーとの共振によりメモリの位置をWに特定させる。
霧彦の意志を汲んだWは、バットショット+トリガーマグナムのマキシマムドライブ、超精密射撃“トリガーバットシューティング”によりバードを撃破。無事に茜の命も救われたのだった。
ミュージアムという組織は底知れない闇を抱えている…そう忠告し、翔太郎にふうとくんのキーホルダーを預ける霧彦。
「この街をよろしく頼む」、そう言い残しどこかへと去っていく。
「この街をよろしく頼む」、そう言い残しどこかへと去っていく。
冴子を呼び出した霧彦は、自分と一緒に園崎家を出ることを提案する。
自分を愛しているなら…そう頼む霧彦に「分かったわ、あなたはもう私には必要ないって事が」と宣言。タブー・ドーパントに変身すると、容赦のない一撃を夫に向かって放つ。
ナスカメモリを回収し、冷酷に別れを告げる冴子。
瀕死の霧彦は、その死の間際に愛する風都の風を感じていた。
自分を愛しているなら…そう頼む霧彦に「分かったわ、あなたはもう私には必要ないって事が」と宣言。タブー・ドーパントに変身すると、容赦のない一撃を夫に向かって放つ。
ナスカメモリを回収し、冷酷に別れを告げる冴子。
瀕死の霧彦は、その死の間際に愛する風都の風を感じていた。
「風都…やっぱり…いい風が吹くなあ…」
どこか満足したような表情の霧彦は、風と共にその短い命を散らすのだった…。
意識不明だった統馬と有一は目覚め、茜ちゃんも元気になり、父親のもとに戻った。
俺の依頼された事件は終わった。でも……
俺の依頼された事件は終わった。でも……
翌日、いつものようにタイプライターで報告書(の皮を被った日記)を打ち込む翔太郎。
だが、その表情は浮かない。
その視線の先には、霧彦が死亡した記事の書かれた新聞があった。
だが、その表情は浮かない。
その視線の先には、霧彦が死亡した記事の書かれた新聞があった。
この街を愛した人間が、また一人……消えた……
打ち終わった後、霧彦から手渡されたふうとくんキーホルダーを見つめる。
出会いが違っていれば、共に風都を守る者となれたはずの存在の喪失を、フィリップと共に噛み締めていく。
……しかし、その感傷をぶち壊すかのように、亜樹子が素っ頓狂な声を上げた。
出会いが違っていれば、共に風都を守る者となれたはずの存在の喪失を、フィリップと共に噛み締めていく。
……しかし、その感傷をぶち壊すかのように、亜樹子が素っ頓狂な声を上げた。
「あーっ!!カブトムシ!!」
「あぁ?」
「カブトムシだよぉ!!」
「こんな時期にカブトムシなんている訳ねえだろ…」
「やっぱり!カブトムシいるよね?」
「あぁ?」
「カブトムシだよぉ!!」
「こんな時期にカブトムシなんている訳ねえだろ…」
「やっぱり!カブトムシいるよね?」
カブトムシの形をしたメカが探偵所の窓際にいたのだ。それは、フィリップがファングの代わりに捕まえたこともあるカブトムシだった。
どことなく、翔太郎とフィリップの使うスタッグフォンにも似ているそれは、二人が亜樹子のもとに駆け寄ると一目散に去っていく。
その行く先は……
どことなく、翔太郎とフィリップの使うスタッグフォンにも似ているそれは、二人が亜樹子のもとに駆け寄ると一目散に去っていく。
その行く先は……
「嫌な風だ……だから嫌いなんだよ。この街は……」
真紅のジャケットに身を包んだ男が、カブトムシを手にすると、怪訝そうな顔でメモリを起動させる。
アクセル!!
蒼い風は愛する街とひとつとなり消えた。
それと入れ替わるかのごとく、紅い風がこの街を駆け抜ける。それがもたらすものは、果たして…?
それと入れ替わるかのごとく、紅い風がこの街を駆け抜ける。それがもたらすものは、果たして…?
【余談】
18話にしてまさかの霧彦退場。早すぎる幕切れに悲しんだファンも多い。
「もしかして終盤に復活するのでは?」と僅かな期待を抱いたファンもいたが、東映公式HPで君沢ユウキ氏のオールアップ情報が掲載されたことにより、ファンは更なる絶望に叩き落された。
18話にしてまさかの霧彦退場。早すぎる幕切れに悲しんだファンも多い。
「もしかして終盤に復活するのでは?」と僅かな期待を抱いたファンもいたが、東映公式HPで君沢ユウキ氏のオールアップ情報が掲載されたことにより、ファンは更なる絶望に叩き落された。
そして入れ替わりで次回から新レギュラーが登場するのだが、霧彦の最期があまりに印象的だったため、ハードルの高さは感じていたらしい。
事実、霧彦とは真逆の「風都を嫌う男」という設定のせいで、登場仕立ての頃は彼のことを受け入れなかった視聴者も多いとか。
事実、霧彦とは真逆の「風都を嫌う男」という設定のせいで、登場仕立ての頃は彼のことを受け入れなかった視聴者も多いとか。
また放送当時、コンビニなどではWの一番くじが展開されていた。
ラインナップの中にあったふうとくんキーホルダーは当初ハズレ扱いされてだだ余りしてたのだが、このエピソードの放送後、その在庫があっという間に無くなったのは言うまでもない。
ラインナップの中にあったふうとくんキーホルダーは当初ハズレ扱いされてだだ余りしてたのだが、このエピソードの放送後、その在庫があっという間に無くなったのは言うまでもない。
「追記・修正さえすれば俺たちは鳥人になれる。」
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