毎年さまざまなメディアで話題になるミス・ユニバース。
2007年に、日本人女性がその頂点に輝いたことでも大きな話題になったため、耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ミス・ユニバースに輝いた彼女たちの美しいプロポーションを保つ秘訣、どういった努力をしているかについてまとめています。
1.そもそもミス・ユニバースとは?
ミス・ユニバースは、ミス・ワールド、ミス・インターナショナル、ミス・アースと並び、世界を代表する3大ミス・コンテストのひとつです。
世界各国の都市で大会が開催されたのち、世界80カ国以上の代表が一堂に会し、その栄冠を競い合います。
水着ウォーキング、イブニングガウンウォーキング、質疑応答などの段階を経て審査が進められるミス・ユニバースでは、外見だけでなく内面の美しさや知性も求められます。
このような華々しい世界の舞台において、過去に日本人がその栄光を手にしたことをご存知でしょうか。
2006年には知花くららさんが第2位に、2007年には森理世さんがなんと第1位に輝きました。
日本人の美しさが世界に認められたということは喜ばしいことですよね。
しかし、彼女たちの「世界に通用する美しさ」は、初めから備わっていたわけではありません。
また、一朝一夕で手に入るものでもありません。
プロポーションを保つための運動はもちろん、内面から美しくなるための食事、そして自分を肯定するマインドなどが、その美しさを作り上げています。
努力無くしてはミス・ユニバース1位という偉業を成し遂げることはできなかったでしょう。
2.ミス・ユニバースにとってのダイエットとは?
ミス・ユニバースにとって、体は、ウォーキングを美しくこなすためにも、内面の輝きを表現するためにも、とても大切なものです。
そのため、ダイエットはミス・ユニバースを目指す人にとっての最重要課題と言っても過言ではありません。
しかし、痩せることばかりがダイエットではありません。
ミス・ユニバースに求められるのは「健康的な美しさ」。
日本人の女性は概して細すぎる傾向にあり、特にその上半身は貧弱でセクシーさを感じさせないと言われています。
健康であることも重要な美の要素です。痩せることばかりに目を向けず、健康になるためのダイエットを意識することが大切です。
下記の項目では、ミス・ユニバースが健康的な美しさを手に入れるために大切にしていることをまとめます。
3.ミス・ユニバースの食生活 おすすめの食べ物について
私たちの体は、基本的には摂取する食べ物によって作られています。
毎日の食事を見直すことは、ダイエットの第一歩。
ミス・ユニバースたちは、主に以下のような点に気を配っています。
白いものを茶色いものに変える
白いものとは、白米や白いパンなどの精製された穀類や、白砂糖を指します。
これらは、精製過程で食物繊維や栄養素まで取り除かれており、血糖値が上昇しやすいという特徴をもっています。
急な血糖値の上昇は、太りやすくなったり、シミ・シワなどの老化の原因になったり、むくみを招いたりと、さまざまな悪影響を及ぼしてしまいます。
ミス・ユニバースたちは、これらの白いものに代わって、食物繊維や栄養素を含んだ玄米や雑穀米、全粒粉やライ麦を使った茶色いパン、糖類は黒砂糖やはちみつを選んでいます。
良質な油を摂る
油はダイエットの大敵だと思っている方も多いようですが、全く摂らないのはかえってよくありません。
油を一切摂らないと、代謝の低下、便秘、肌や髪の乾燥などにつながり、美しさとは真逆の結果を招いてしまいます。
大切なのは、良い油と悪い油を知り、良質なものをしっかり摂ること。
良質な油は、太るどころかダイエットや美容に欠かせない食品です。
脂肪酸は、動物性の脂肪に含まれる「飽和脂肪酸」と、植物性の油に含まれる「不飽和脂肪酸」に大別できます。
不飽和脂肪酸はさらに、「オメガ3脂肪酸」、「オメガ6脂肪酸」、「オメガ9脂肪酸」に分けられます。
このうち、積極的に摂りたい良質な油は、オメガ3とオメガ9。オメガ3には体脂肪の増加を抑制する効果が、オメガ9には便秘解消の効果が期待できると言われています。
そのためには、「αリノレン酸」、「DHA」、「EPA」、「オレイン酸」、「パルミトレイン酸」などを積極的に摂ることが大切です。
これらが含まれるおすすめのオイルは、後ほどご紹介します。
一方、サラダ油、ひまわり油、コーン油、マヨネーズなどに含まれるオメガ6も決して身体に不要なものではありませんが、現代人は過剰に摂取している傾向にあると言われています。
アレルギーを引き起こしたり、血液を固めたりと、身体にとって良くない影響を引き起こすこともあるため、控えるくらいが丁度いいと言えるでしょう。
和食中心の食生活を
ご飯、味噌汁、焼き魚、おひたし、お漬物など、これらは昔から日本の食卓を彩ってきたものですが、健康にも美容にも非常に良い影響を与えることがわかっています。
和食でよく使われるイワシ、サバ、サンマ、サーモンなどの魚には、オメガ3脂肪酸であるDHAやEPAが豊富に含まれています。
また、味噌やしょうゆ、納豆などの大豆製品は良いタンパク源ですし、野菜もたっぷり使われています。さらに、ぬか漬けなどの発酵食品は、腸内環境を整えてくれる大切な存在です。
しかし、残念ながら現代の日本には欧米の食事があふれ、忙しい現代人はジャンクフードや加工食品を口にすることが多くなっています。
ダイエットのためにも健康のためにも、和食をもう一度食生活の中心に置いてみることをおすすめします。
間食はナッツやドライフルーツがおすすめ
ダイエット中は絶対に間食をしてはいけない、というわけではありません。
食事の時間が空きすぎると血糖値の急上昇を招くため、適度な間食は美容と健康にとって良いものだと言えます。
しかし、その内容がスナック菓子や砂糖を含んだお菓子ではせっかくのダイエットが水の泡。
おすすめはナッツ類や砂糖・保存料無添加のドライフルーツです。
クルミやアーモンドには良質な油分であるオメガ9脂肪酸が、ドライフルーツにはビタミンや食物繊維が多く含まれており、少量で満足感を得られるという面でも、ダイエット中の間食にぴったりです。
小さな容器に入れて持ち歩けば、他の間食の誘惑にも打ち勝ちやすくなりますよ。
4.ミス・ユニバースの食生活 NGな食べ物について
低脂肪・無脂肪は本当に安心!?
近年、健康志向が進み、「低脂肪」「無脂肪」「砂糖ゼロ」をアピールした商品が増えてきました。
これらを食べていれば太らないと考えている方も多いようですが、それは必ずしも正しいとは言えません。
こういった商品のカロリーや原材料を確認してみると、低脂肪、無脂肪でも砂糖や人工甘味料が含まれていることが多く、脂肪無調整のものとカロリーがほとんど変わらないことがあるのです。
また、人工甘味料は、食後の満足感を覚える化学物質の分泌を妨げることがあるという研究結果もあります。そのため、かえって食べ過ぎてしまうことも……。
本当に身体に良いものを、自分の目で確かめることが大切です。
トランス脂肪酸はNG
さきほど悪質な油を避けることが大切だと述べましたが、「トランス脂肪酸」はその最たるもの。
トランス脂肪酸とは、植物性の油脂を加工する過程で発生するとされている脂肪酸のことで、摂取すると細胞の膜を固くし、栄養素の入りにくい体になってしまうと言われています。
トランス脂肪酸の厄介な点は、中毒性のあるところです。
パン、ケーキ、ドーナツなどの菓子類、揚げ物、カップラーメンなどの加工品も、トランス脂肪酸が含まれる代表的なものです。繰り返し食べたくなるものが多いですよね。
中でもクロワッサンなど、砂糖と組み合わせた食べ物は、なかなかやめられなくなってしまいます。
日本では「トランス脂肪酸」と表示されず、「マーガリン」「ショートニング」「加工植物油脂」などと書かれています。
これらが入っているものはできるだけ避けましょう。
海外の例ですが、「トランス脂肪酸」はニューヨーク市では2006年12月から外食産業での使用が制限、カリフォルニア州では2008年夏から全面禁止されています。
それだけ危険視されていることを知っておきましょう。
5.ミス・ユニバースもおすすめ、サポート食品
一方、良質なオイルはダイエットや美容の強い味方になってくれます。さきほどもご紹介したオメガ3、オメガ9の脂肪酸を積極的にとりましょう。
オメガ3脂肪酸であるαリノレン酸を摂取するのにおすすめの食品は、シソ油、エゴマ油、亜麻仁油などです。亜麻仁油は加熱に弱いため、サラダにかけるなど生で使うのがおすすめです。
オメガ9脂肪酸であるオレイン酸・パルミトレイン酸は、オリーブオイル、アーモンドオイル、ごま油、グレープシードオイルなどに含まれます。
また、「食べる美容液」とも呼ばれるアボカドにも含まれているため、積極的に食べるようにしましょう。
オメガ3の油分であるDHAやEPAなどは青魚に含まれますが、食事で不足しやすいため、サプリメントで補うのもおすすめです。
これらのサポート食品もうまく取り入れましょう。
日本ではamazonなどでも下記の商品が手軽に購入できます。
6.ミス・ユニバースの生活習慣
ミス・ユニバースには内面の美しさも求められます。それは、毎日の生活習慣が作り上げてくれます。
ミス・ユニバースの基礎を作る生活習慣についてみてみましょう。
正しい姿勢と深い呼吸
ミス・ユニバースたちを見れば一目瞭然、背筋がまっすぐに美しく伸びています。
大会ではウォーキングの審査があるため当然とも言えますが、日頃から姿勢に気をつけることは痩せやすい身体の基本となります。
正しい姿勢は、内臓を本来あるべき位置におさめてくれます。
すると、内臓が活発に働き、消化吸収に良いだけでなく、ホルモンバランスも良い状態を保つことができます。
逆に、力の入っていない楽な姿勢を続けてしまうと、おしりが垂れ下がり、下っ腹が突き出し、背中にも脂肪を蓄えてしまいます。
姿勢を良くすることは、日常にエクササイズを取り入れるようなもので、美しく見せるだけでなく太りにくい身体を作ってくれるのです。
さらに、深い呼吸で横隔膜をしっかり動かすと、基礎代謝を高めることもできます。
1日に1分でも深呼吸を行えば、身体のすみずみまで酸素がいきわたるためおすすめです。
しっかりと良質な睡眠をとる
美しい肌のために睡眠が大切だというのはよく言われることですが、ダイエットにも影響を与えることをご存知でしょうか。
慢性的な睡眠不足は、ホルモンの働きに支障をきたします。
すると、食欲を刺激するホルモンやストレスホルモンの分泌につながり、結果として太りやすい体質になってしまうのです。
また、同じカロリーでも、日中よりも夜に摂取する方が体内で脂肪になりやすいと言われています。
痩せやすい体を作りたければ、しっかり7〜8時間は睡眠をとりましょう。
睡眠の質を高めるため、就寝前はスマホなどの強い光を避けることや、副交感神経を優位にし、リラックスする時間をもうけることも大切です。
食事を抜かない
たんぱく質が筋肉を作り、筋肉が脂肪を燃やしてくれます。
しかし、食事を抜いてしまうと、身体が飢餓状態に陥り、体の燃費が悪くなり、かえって脂肪を溜めやすくしてしまいます。
また、次に食事をとったとき血糖値が急激に上昇してしまうことも身体には良くありません。
ダイエットのためには、食べないことよりも、正しい知識をもって食べることが大切なのです。
特に朝食は毎朝必ずとりましょう。
前述した伝統的な和食や、ナッツとフルーツを入れたヨーグルトなどをしっかり食べて、脂肪の燃えやすい身体を作りましょう。
タバコはもっての外!
どんなに栄養バランスに優れた食生活を送っていても、それをすべて無に帰してしまうものがタバコです。
タバコは、数え切れないほどの種類の有害な化学物質を体内で合成し、血行の悪さを招き、冷え、乾燥、代謝の悪さなど、さまざまな悪影響を身体に引き起こします。
タバコを吸っている方は、身体に悪いとわかってはいてもやめられないのかもしれません。
ストレスから吸ってしまうのであれば、そのストレスを解消する別の方法を見つけるのもひとつの方法です。
どうしてもやめられなければ、医師など専門家の力を借りることも検討しましょう。
7.ミス・ユニバースダイエットまとめ
いかがでしたでしょうか?ミス・ユニバースと聞くと雲の上の存在のように思えますが、日頃実践しているのは案外誰にでもできることです。
和食や良質な油、精製されていない茶色い食べ物をとること、体に悪い油を避けること、正しい姿勢を保つこと、そしてしっかり食事と睡眠をとること。
これらは今日からでも実践できますよね。ぜひこの記事を参考に、ミス・ユニバースの美スタイルに近づく努力を始めてみてください!
参考書籍
「世界一の美女になるダイエット」(幻冬舎)エリカ・アンギャル著
参考URL
Dinos エリカ・アンギャルさん(前編)
Wikipedia ミス・ユニバース
All About 油抜きでは美しくなれない!良質オイルで潤い女子へ