07.11.2017 up
Hair
石鹸コンディショナーは、石鹸シャンプー用に開発されたトリートメントです。
洗髪中に感じるきしみを改善し保湿を与えて、仕上がり感を改善できるため、石鹸シャンプーに欠かせない成分となっています。
石鹸コンディショナーとは
- 石鹸コンディショナーとは、石鹸シャンプーのために生まれたトリートメントといっても過言ではありません。
石鹸シャンプーは、その名の通り石鹸を主原料としたシャンプーのことで、石鹸が持つ性質をそのまま受け継いでいるスキンケアアイテムです。
顕著な特徴として、髪をサポートする成分があまり配合されていません。
通常ウシやヤギ由来の動物性ミルク成分や、オリーブやシア、ココナッツオイルなどの植物由来の成分を配合することでマイルドな洗い上がりになり、仕上がりもサラッとしていたり、しっとりしています。
しかし石鹸シャンプーは、髪質をサポートする成分が少ないため、洗っている最中から髪の毛にきしみが感じられることが多いです。
髪の毛がきしむのは、今まで使用して生きたスキンケアアイテムによって構築されてきたトリートメントを剥がし落としている事が理由となっており、いわば石鹸シャンプーを使うことで、余計な成分が剥ぎ取られ、それぞれが持っている本当の髪質、素の髪に戻っているからだと指摘されています。
しかし、きしみの感じ方には個人差があり、ほとんど感じない方から、感じてもすぐに感じなくなる方、洗っている最中に感じる方、洗い上がり後や髪の毛を乾燥後にも感じる方まで幅広くなっています。
このきしみを改善するのが、石鹸コンディショナーの役割で、石鹸シャンプーできしみが感じられる髪を中和したり保湿し、石鹸シャンプー後でもきしみのない、仕上がりにしてくれます。
石鹸コンディショナーには、保湿成分として、ホホバ種子油、スクワラン、ユーカリオイルやヒアルロン酸Na、中和成分としてクエン酸などが配合されており、石鹸シャンプーが持つアルカリ成分を中和してくれます。
石鹸コンディショナーは、石鹸シャンプーの人気が高まることで注目を集めており、様々なブランドやメーカーが、扱うようになりました。
きしみを感じる方の髪を中和し、優しく保湿する成分を豊富に含んでおり、しっとりとした仕上がりになります。
石鹸コンディショナーの特徴と効果
- 石鹸コンディショナーの特徴は、保湿を与え、中和することにあります。
石鹸シャンプーは、髪質をサポートする成分をあまり配合していないため、洗っている最中の頭皮や髪にある変化が生じます。
その変化とは、アルカリ成分に傾くことです。
人の肌は弱酸性であることが知られており、汚れや皮脂を浮き上がらせるためにアルカリ成分が使われていますが、石鹸シャンプーは、アルカリ成分が一般的なシャンプーよりも強いため、汚れや皮脂、今までのシャンプーやトリートメント層を剥ぎ取って、しっかりと洗い流してくれます。
結果として頭皮や髪の毛はアルカリ性に傾いてしまい、人によっては違和感を感じる場合がありますが、石鹸コンディショナーを使用することで、保湿を与えてきしみを緩和し、同時にアルカリに傾いた頭皮や髪質を、人の本来の肌質である弱酸性に戻してくれます。
この効果を実現するために配合されているのが、ホホバ種子油やスクワラン、植物ペプチド、クエン酸などです。
ホホバ種子油は、ベビーローションにも使用されているオイルで、植物由来の天然成分です。
高い保湿効果を期待されており、肌のバリア機能を高めることが知られていて、紫外線から肌を守る効果も期待できます。
スクワランは、サメ類の肝臓から抽出される動物性油脂分です。
潤いを保全する機能が知られており、肌への浸透効果も高いため、石鹸コンディショナーに配合されることが多くなっています。
植物ペプチドも肌に潤いを与える成分です。
厳密には肌の細胞を再活性化させる成分として知られており、保湿剤としてスキンケア商品に配合されるとともに、医療現場ではヤケド治療でも利用されており、美肌成分としても利用されています。
クエン酸は、レモンな丼柑橘類に豊富に含まれている酸性成分です。
この成分が石鹸シャンプーによってアルカリ性に傾いた頭皮や髪の毛を素早く中和し、人の肌質に近い弱酸性に戻してくれます。
石鹸コンディショナーは、洗髪中やその後に感じるきしみを緩和するための中和成分と保湿成分が配合されることが多くなっています。
見分けるポイントと方法
- 石鹸コンディショナーを見分ける方法は、パッケージや成分表示を確認します。
まずチェックすべきなのが、石鹸シャンプー用であることを明示していることです。
パッケージやブランド・メーカーサイトで、石鹸シャンプーの後に使用すること、あるいは石鹸シャンプーで生じるきしみ改善といった表示があることをチェックして見分けましょう。
次にチェックすべきなのが、成分表示です。
石鹸コンディショナーの成分に欠かせないのは中和成分で、石鹸シャンプーは弱アルカリ性となっているため、中和するのに欠かせません。
主に、植物由来のクエン酸が利用されることが多くなっており、中には食品添加剤として知られているクエン酸ナトリウムが配合されることがあり、いずれも弱酸性の性質を持っています。
石鹸コンディショナーの中には、保湿成分をほとんど配合せず、この弱酸性のクエン酸やクエン酸ナトリウムを主成分としているものもあるため、目的に応じてチェックしておきます。
保湿したい方は、保湿成分をチェックしましょう。
先程も触れたように、石鹸コンディショナーに配合されている保湿成分は、ホホバ油やスクワラン、植物ペプチドなどが多くなっており、この他にもトウモロコシ由来のグリコシルトレハロース、ミクルプロテイン、加水分解カゼイン、ヒアルロン酸Naなどが配合されることが多くなっており、この有無をチェックします。
ブランドやメーカーによって複数の香り成分を配合しているものがあります。
複数のエッセンシャルやエキスを配合してフローラルな仕上がりにしたもの、上品でほのかな甘さを感じられるローズマリー、心が豊かになるラベンダー、スッキリした気分になれるオレンジなどから選べるものもありますので、パッケージや成分表示でチェックしましょう。
この他にもネットショップのレビューを参考にして見分ける方法があります。
仕上がり具合や体質に合っているかどうか、どんな石鹸シャンプーと合うかなど、レビューをチェックしてみると良いでしょう。
どんなメリットが感じられるの?
- 石鹸コンディショナーのメリットは、きしみが改善することです。
石鹸シャンプーは、一般的なシャンプーより洗い上がりが強くなっています。
通常のシャンプーでは、人の肌に近い弱酸性になっており、洗い上がりに違和感を感じることが少ないですが、石鹸シャンプーは弱アルカリ性であるため、洗い上がりが強くなっています。
石鹸シャンプーのメリットは、余計なアミノ酸が含まれていないため、髪の毛を構成するケラチンタンパク質とアミノ酸が結合し、タンパク質の損失を防げるという点にあります。
一方で、弱アルカリ性であることから洗い上がりが強くなっており、きしみを感じるというデメリットがあります。
石鹸コンディショナーは、配合されているホホバ油やスクワランなどの保湿成分により、石鹸シャンプーの洗い上がりで感じることの多いきしみを緩和し、長く石鹸シャンプーを愛用できるようになります。
特に長く合成シャンプーを使っている方にメリットを感じられるでしょう。
長く合成シャンプーを使用していると、髪の毛には様々な成分がコーティングされているため、石鹸シャンプーを使うと、きしみをより強く感じる傾向があります。
しかし、石鹸シャンプーを使うことでケラチンタンパク質が失われるリスクが減少し、髪の毛のボリュームが回復したり、ツヤやハリが感じられるといったメリットがあるため、一定期間使い続けなければなりません。
そんなときにきしみを改善する石鹸コンディショナーは、大きな力になってくれます。
この他のメリットは目的に応じて使い分けられることです。
人の肌には、個人差があり、弱アルカリ性の石鹸シャンプーを使っても違和感をほとんど感じない方もいますが、強くきしみを感じる方もいます。
ほとんどきしみを感じない方や、感じてもすぐに収まる方は、クエン酸やクエン酸ナトリウムのみを配合した石鹸コンディショナーで充分でしょう。
また強い違和感を感じる場合は、保湿成分を配合した石鹸コンディショナーを選ぶと良いでしょう。
このように使い分けられるのもメリットと言えます。
使用上の注意点と副作用
- 石鹸コンディショナーの使用上の注意点は、一般的なコンディショナーやトリートメントと同じです。
また配合されている成分は、中和成分であるクエン酸や保湿成分なので、副作用はありません。
ただし、アレルギーを持っている方は注意しましょう。
例えば、保湿成分に配合されているスクワランやホホバ油など、配合されている保湿成分にアレルギーを持っている方は使用しないでください。
また使用している場合でも使用を中止しましょう。
典型的な症状として、肌が荒れる、かゆみを感じる、ぶつぶつや湿疹がでる、肌に赤みがさしたり腫れることがあります。
このような症状が出たときはアレルギーの可能性がありますので使用を中止しましょう。
この他に注意すべき点として、誤飲や目に入る場合があります。
トリートメントするときは、目に入らないように注意しながら洗ってください。
また誤飲しないように口を閉じて洗うことをおすすめします。
もし誤飲してしまったときは、慌てずに水を飲んでください。
水を飲むことで石鹸 コンディショナーに使用されている成分が薄まりますので、違和感が小さくなります。
目に入った場合もすぐに洗い流してください。
シャワーを使って洗う場合はお湯の温度を下げてから洗いましょう。
手で水をすくって目に流し込んで洗う、コップに水を満たし目に流し込むなどいろいろな方法がありますが、洗眼器があれば簡単に目を洗えます。
水で洗った後も、ゴロゴロ感や違和感などを感じるのが一般的です。
このような場合には水で濡らしたタオルを目に当てると良いでしょう。
目に入ったときこすると目が充血し、違和感が強くなります。
保管方法としては、小さなお子さんの手の届かないところに置く、直射日光や温度の変化が大きいところに保管しないようにしましょう。
石鹸 コンディショナーは、保湿成分や中和成分が含まれているシンプルなトリートメントなので、特に副作用はありません。
しかし体質によって違和感を感じたり使用でトラブルを感じたら、速やかに対策してください。
石鹸コンディショナーの種類
- 石鹸 コンディショナーにはどのようなブランドがあるのでしょうか。
MIYOSHI の無添加石鹸シャンプーは、シンプルさが人気です。
配合成分は、水とクエン酸とクエン酸ナトリウムというシンプルさが特徴となっており、弱酸性の中和成分のみを配合しています。
香料、防腐剤、着色料やコンディショニング剤、保湿剤なども一切配合しておらず、シンプルな石鹸 コンディショナーで、MIYOSHIの無添加せっけんシャンプーと合わせて利用できます。
石けん百貨のオリジナルブランド、石けん百貨 ヘアコンディショナーも人気です。
スクワランやホホバ種子油など保湿成分を配合しており、石鹸シャンプーで感じるきしみを緩和し、滑らかで指通りの良い、しっとりした仕上がりを期待できます。
ローズマリー、ラベンダー、オレンジなど全6種類のエッセンシャルオイルを配合した、爽やかな香りも楽しめます。
エコーレア リンスインコンディショナープラスは、リンスインコンディショナーです。
リンスとコンディショナーを1度で済ませられる魅力的なスキンケアアイテムです。
保湿成分に保湿効果の高い植物ペプチド、フルーツセラミド(種子エキス)、ホホバ種子油を配合し、植物由来の成分にこだわりました。
パーマやヘアカラーを楽しむ方にも利用されています。
控えめなラベンダーとのバラエキスが配合されており、控えめな香りが魅力です。
暁石鹸 ORIBU ヘアコンディショナー、乳液タイプの石鹸 コンディショナーです。
中和成分にクエン酸を採用、オリーブ由来のスクワランを配合しており、髪を健やかに保ちます。
粘性ある乳液成分なので、伸ばしやすく効率的に使えます。
爽やかな柑橘類系の香りを配合しており、バスルームがリラックスタイムに早変わりします。
アンナトゥモール ナチュラルコンディショナーは、艶のある髪を目指せます。
ラベンダー油、オレンジ果実油、ユーカリ油、ヒアルロン酸Naなど配合されている保湿成分が充実しており、クエン酸が含まれていません。
そのためクエン酸のリンスで中和した後に利用するコンディショナーで、艶のあるしっとりとした髪質を目指す方に選ばれています。
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