いわゆる、一度は泊まってみたいハイクラス宿、そんな風に言われるお宿が日本各地に存在します。皆さんも、写真や記事を目にして、ため息を漏らすことがありませんか?しかし、そういったホテルは、その分お値段もお高め。気軽に泊まるといったわけにはいかないのが現実です。となれば、絶対に失敗をしたくはないですよね。そこで今回は、確実に皆様に満足してもらえるのではないかと思われる、とっておきのお宿を紹介したいと思います。
竹敷きの広縁からの景色がお勧めの極上宿、「べにや無何有」
まるでその存在を隠すかのように、木々や葉っぱに覆われるエントランス。否応なしに期待感が高まってきます。
「べにや無可有」は、箱根の旅館「強羅花壇」と同じ設計者である竹山聖さんと一緒に、今までに4度ほど大きなリノベーションをされています。
ウェルカムドリンクは、搾りたての甘くて美味しいリンゴジュースでした。ロビー兼ラウンジは白い壁で統一されており、ソファー席と窓の配置が絶妙でした。木々の隙間から柔らかい陽の光が入りこみ、居心地の良い空間を演出してくれていました。
客室
こちらの宿は全部で17室。和室、洋室、和洋室、特別室に分かれており、すべての部屋から山やお庭など、自然の景色を堪能できるように設計されているのが特徴です。さらに、全ての客室に温泉露天風呂が付いていますので、湯あみをしながら、その眺めを1人占めすることが可能なのです。しかも一番狭いタイプでも60平米と、一般のお宿よりも広々とした造りとなっていることも挙げられます。また、全館でWi-Fiを使うことができるのもポイントです。
床には竹がひかれ、籐のチェアが2客と、飲み物を置けるちょっとしたテーブルが。いわゆる広縁にあたるスペースとなります。
館内施設
2012年スパジャパン・クリスタルアワードプロフェッショナル・ジャパン部門賞を受賞されています。通常のアロマトリートメントもありますが、温泉や薬草を調合して施術する薬師山トリートメントがお勧めです。
山代温泉の温泉水と薬草や生薬を加えたクリームでマッサージされると、身体が軽くなり、珍しく眠ってしまうほどでした。また、マッサージ後にも日頃体調面で気になっているところに対しての予防方法や、自分でいつでも出来るストレッチなども丁寧に指導して下さいます。高級ホテルなどにある、癒やし効果の高いスパ施設とは少しかけ離れてはいますが、近くにあれば何度でも通いたいと思える技術的にかなり素晴らしいスパでした。
お食事
どこでその食材がとれたのか、誰が作ったお皿なのかを、その都度丁寧に説明して下さいました。食事の途中、おしぼりやお箸を何度も交換して頂けました。また、少しでもテーブルが汚れていると、さりげなく拭いて下さる気遣いが良かったです。
旅館で頂くお寿司としては、かなり美味しいと思います。他の懐石コースも味わってみたいと思えるほどでした。
和食と洋食を前日に選ぶことが出来ますが、仲居さんのお勧めでもある和食にされた方が良いと思います。どちらも頼みましたが、和食の方が品数も多くて美味しかったです。明太子は、希望すれば炙って出して頂けます。
車2台で伺いましたので、到着すると同時に男性従業員2名で荷物を取りに来て下さいました。どちらも若い方でしたが、笑顔・言葉遣い・振る舞いの全てが完璧でした。