こんにちは!ニキソンです!
あなたはニキビができる原因を知っていますか?
「ニキビは脂性だとできるよー」
なんて聞くことがありますが、実はこれは間違いです。
ニキビの原因は、複雑で色々な要因が考えられます。
しかも、ニキビが悪化する過程で色々なものが関わってくるので、原因について解説するのは少し難しくもあります。
今回は、ニキビができる原因と言われているものを全て挙げていきます。
ニキビができる原因をただ知っても意味がないので、ニキビの治し方もちゃんとチェックしましょう。
ニキビができる流れ
ニキビの始まりは、”肌が何らかの影響で、バリア機能が低くなることから”です。
バリア機能が低くなると、肌は守りを強くしようとします。
その結果として皮膚を厚くし始めます。
これが”角化異常(かくかいじょう)”と呼ばれるものです。
肌が厚くなると、毛穴が詰まるところが出てきます。
すると、毛穴から分泌されていた皮脂が毛穴に溜まリ始めます。
これは目に見えませんが、”隠れニキビ(微小面皰)”と呼ばれる段階です。
2の段階で、皮脂が溜まり始めていましたが、皮脂が増え続けると毛穴が大きくなり始めます。
毛穴が大きくなると、皮膚がポコッと盛り上がっていきます。
これが”白ニキビ(閉鎖面皰)”と呼ばれる段階です。
さらにもう1つあって、皮脂が増え続けていくうちに毛穴が開いてしまったものを”黒ニキビ(開放面皰)”と呼びます。
よく言われているイチゴ鼻のような黒ずみは黒ニキビに当てはまります。
黒くなる理由は、”皮脂が空気に触れ続けることで酸化するから”です。
ニキビが悪化する流れについて
ニキビの原因を知る前にニキビが悪化していく流れを説明します。
実は、ニキビには種類があります。(下にいくほど悪化していく)
先ほど解説した角化異常は、”隠れニキビ”の段階です。
毛穴が詰まっているだけで目で見ることができません。
しかし、ちゃんとニキビの赤ちゃんとして生まれている状態です。
そこに皮脂が溜まっていくと、”白ニキビ”と”黒ニキビ”のどちらかになります。
これは”面皰(めんぽう)”と言われていて、この時点では炎症は起きていません。
これから、この白ニキビの状態はアクネ菌にとって、良い環境になっています。
アクネ菌は皮脂が大好きで、酸素が嫌いな細菌です。
”毛穴が詰まって酸素がほとんど無く、皮脂が毛穴に溜まっていく環境は繁殖にもってこい”なわけです。
つまり、白ニキビになってしまうと、アクネ菌が大量に繁殖しやすくなります。
そして、アクネ菌が増えると、アクネ菌を起点として炎症が起きます。
すると、それを食い止めようと免疫がアクネ菌と戦いを起こして、さらに炎症がひどくなります。
これが”赤ニキビ”や”黄ニキビ”の状態です。
白ニキビから黄ニキビになるまでの過程で色々な要因が絡み合っています。
できるだけわかりやすくまとめていきます。
ニキビができる7つの原因
ニキビができる原因は大きくわけて2つあります。
- 角化異常
- 過剰な皮脂分泌⇒アクネ菌
つまり、この上の2つを引き起こす要因が間接的なニキビの原因と言えます。
- ホルモンバランスの乱れ
- ストレス
- 乾燥
- 紫外線
- ニキビを触る・潰す
- 食べ物・食事
- 間違ったスキンケア
それがこの7つになります。
それぞれを見ていくと、もっと細かくわけることができます。
1.ホルモンバランス
ニキビの原因でよく挙げられるのが、”ホルモンバランスの乱れ”です。
- 思春期
- 生理前
- 睡眠不足
- ストレス
ホルモンバランスを乱す要因は4つあります。
中学や高校の時期や生理前にニキビができやすくなるのはホルモンバランスの影響です。
ホルモンバランスが原因だからと言って、ホルモン治療をしようとする人がいますが、安易にやるのはダメです。
基本はディフェリンゲルやベピオゲルなどの薬で治療をしていきます。
では、それぞれの詳しい解説をします。
思春期
思春期は、成長ホルモンの分泌が盛んになります。
この成長ホルモンが皮脂腺を刺激し、皮脂の分泌を行います。
中学・高校の時期に顔がテカテカしやすいのはそのためです。
また、角化異常を引き起こすので、ニキビができやすくなっています。
成長期は
- 角化異常
- 過剰な皮脂分泌
この2つが揃ってしまうため、ニキビができやすいです。
しかも、思春期ニキビは誰でも通るもので、”青春のシンボル”とも言われています。
この呼ばれ方によって、「ニキビ=病気」という認識がされていないという側面があるので注意です。
ニキビは、”尋常性ざ瘡”という病気なので皮膚科へ必ず行きましょう。
生理前
生理前にきびは女性限定で起こるニキビで、ホルモンバランスの変化が影響しています。
女性ホルモンには2種類あります。
- 黄体ホルモン(プロゲステロン)
- 卵胞ホルモン(エストロゲン)
生理前ニキビの原因になっているのが、”黄体ホルモン”です。
黄体ホルモンは生理前に分泌されるもので、皮脂分泌を増やし、ニキビやシミをできやすくさせます。
ちなみに生理前に起こる、”むくみ”や”イライラ”もこのホルモンが原因です。
生理前のような一時的なホルモンバランスの乱れがニキビの原因になるケースはよく見られます。
ただ、生理前に限らず、ニキビができるようなら皮膚科へ行くことをおすすめします。
睡眠
人の皮膚は、睡眠中に修復されます。
日中は脳やお腹に血液が集中するため、肌にはほとんど栄養が回りません。
しかし、睡眠中は肌にも栄養が回り始めるため、この睡眠が欠けてしまうと、肌荒れしやすくなります。
また、睡眠不足によって、”コルチゾール”というホルモンが分泌されます。
すると、過剰な皮脂分泌が引き起こされるので、ニキビを悪化させることが考えられます。
肌の修復にかかる時間は6時間と言われているため、睡眠時間は”最低6時間以上とる”のが理想的です。
睡眠はニキビだけではなく、健康上のリスクになるので注意です。
2.ストレス
ニキビとストレスの関係は、昔から言われています。
ニキビに悩む患者さんの約8割は「日常的にストレスを感じている」という報告もされているほどです。
ストレスがニキビの原因になるのは、間違いありません。
人はストレスを受けると、”活性酸素”が発生します。
この活性酸素は老化の原因になるものですが、同時に免疫力の低下にもつながります。
そのため、アクネ菌の繁殖が盛んになり、ニキビが悪化することが多いです。
さらにストレスの影響で、ホルモンバランスの乱れや自律神経の乱れが起きます。
これは皮脂分泌を過剰にするので、ニキビができやすい環境になります。
3.乾燥
”乾燥は角化異常の原因のひとつ”です。
ただ、皮脂が多い人ほどニキビができやすいというイメージの人が多いため、あまり知られていません。
しかし、大人ニキビや乾燥肌の人にニキビができやすいのはこれが原因です。
実験結果を簡単にまとめると、”ニキビが多い人ほど、保持水分量が少なかったが、油分量に差は無かった”というものでした。
つまり、ニキビの根本的な原因は皮脂ではなく、”乾燥”ということがわかります。
皮膚が乾燥してしまうと、乾燥から肌を守る役割があるため、皮膚を厚くして守ろうとします。
しかし、厚くなった皮膚は毛穴の先をふさいでしまうことがあります。
これが”角化異常”です。
角化異常になると、毛穴が詰まり皮脂が溜まっていきます。
つまり、乾燥はニキビの原因となるのです。
4.ニキビを触る・潰す
ニキビは”触ったり潰したりすると、角化異常の原因”になります。
- 触るクセ(頬杖)
- マスク
- 髪
- 服装
- 眠り方
これらの影響で皮膚を刺激していると、角化細胞の増殖を促進させてしまいます。
頬杖をついていて、手が触れている部分が角化細胞の増殖を活性化させます。
そして、毛穴が詰まってしまいその部分に集中してニキビができやすくなります。
推測ですが、頬の片側に集中してできるときも同じことだと思っています。
枕の衛生面と考えていましたが、ずっと枕に触れていることで角化異常になったのだとも考えられます。
5.紫外線
紫外線は、ニキビの原因にもなります。
皮膚は”紫外線を浴びると、角質層を厚くして守ろうとするから”です。
つまり、紫外線を浴び続けていると、角化異常が起きます。
なので、ニキビ治療をするときは紫外線対策をすることをおすすめしています。
また、紫外線の嫌なところは”活性酸素を発生させる”ところです。
よく日焼けをすると黒くなりますが、あれは紫外線から肌を守ろうと”メラニン色素”が作られているからです。
これが溜まってしまうと、ニキビ跡やシミの原因になってしまいます。
6.食事と食べ物
ニキビと食べ物については色々な議論がされていますが、明確な答えが出ていません。
?瘡患者に,特定の食べ物を一律に制限することは推奨 しない
と書かれています。
そのため、ニキビを治すときは食べものについて意識する必要はありません。
ただ、食べ物によっては”インスリン”というホルモンを分泌させて、過剰な皮脂分泌の原因になることがあります。
それらは少なからず、ニキビを悪化させる原因になっているわけです。
- ファーストフード
- アルコール
- マーガリン、バター
- 甘いお菓子
- ジャガイモ類
皮脂の分泌を促進する働きがあります。
そうは言ってもニキビ治療のときは、”バランスの良い食事を心がけようくらいで良い”です。
チョコレートはニキビの原因?
チョコレートがニキビの原因になるかは賛否がわかれています。
”カカオポリフェノールによって、抗酸化作用が期待できる”という意見もあれば、”カカオパウダーがニキビの原因になった”という報告もあります。
ただし、日本皮膚科学会では食事制限は推奨されていません。
なので、”チョコレートは食べても食べなくてもOK”です。
ニキビの不安が嫌だという人は避ければいいですし、好きな人は普通に食べてください。
どっちでもいい人は食べ過ぎに気をつければ良いです。
7.間違ったスキンケア
ニキビの原因のひとつには間違ったスキンケアがあります。
これは、自分が良いと思ってやっていることが多いので難しい部分です。
このスキンケア編では、
- 間違ったスキンケア
- 自分に合っていない化粧品
- 肌の負担になる成分を配合した化粧品を使っている
この3つを解説していきます。
この原因は、自分が正しいと思ってやっていることなので、”意識せずに原因になっていることが多い”です。
自分のスキンケアを見直すチャンスと思って、参考にしてください。
間違った洗顔のやり方
よくありがちな洗顔のミスは、6つあります。
- 1日5回も10回も洗顔する
- 強くゴシゴシと洗顔している
- ほとんど泡立てずに洗顔している
- すすぎ残しがある
- 2分以上かけて洗顔している
- 仕上げに冷水で肌を引き締める
これら全て間違った洗顔のやり方です。
間違った洗顔のやり方を毎日行っていると、ニキビの原因のみならず、肌の負担になります。
日本皮膚科学会も間違った洗顔について、ニキビを悪化させるとして注意しています。
ひとつでも間違った洗顔のやり方があったら、改善しましょう。
間違った保湿のやり方
洗顔に続いて、保湿についても間違ったやり方があります。
- 手で叩きながら浸透させる
- 2~3回に分けて、重ねづけする
- 強くこすりながら保湿させる
- 使う量を少なくする
この4つは、間違った保湿です。
手で叩きながら、浸透させるというのはやりがちですね。
ただ、叩きながらつけても、奥に浸透することはありません。
しかも、叩いた刺激でシミの原因になることもあります。
肌に合っていない化粧品
肌の負担になる成分を配合した化粧品を使っていると、敏感肌の原因になることがあります。
代表的な成分は、”エタノール”です。
敏感肌の方はよく知っていると思いますが、人によってはヒリヒリと腫れたり、皮がむけるなどの症状が出ます。
エタノールは揮発性という水分や熱を奪って、蒸発する性質があります。
この性質でスーッと清涼感を感じたりするのですが、肌の水分も蒸発しているため、乾燥の原因になります。
最悪なのが毎日使い続けることで、普段はエタノールを使っても刺激を感じなかった人が敏感肌になる恐れがあるところです。
今回はエタノールを例に説明しましたが、肌の負担になる成分は多く存在します。
スキンケアとして使っている化粧品も、実はニキビの原因になっている恐れがあるのです。
まとめ
ニキビの原因は、大きく分けて7つに分けることができます。
- ホルモンバランスの乱れ
- ストレス
- 乾燥
- 紫外線
- ニキビを触る・潰す
- 食べ物・食事
- 間違ったスキンケア
この7つがニキビの根本的な原因であり、ニキビを悪化させる原因になります。
ただし、治すときはそこまで意識する必要はありません。
どちらかと言えば、ニキビを治すことに集中してほしいです。
ニキビの原因から入ってしまうと、どうしても努力と成果が合わない場合が出てきます。
よくある例としては、
「10時に寝て野菜中心の食事にしたのにニキビが治らない・・・」
ということになりかねません。
初めに言ったように、ニキビの原因は複雑にできています。
ひとつやふたつ健康的な生活にしたからと言って、ニキビが治るわけではありません。
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