肌トラブルからサヨナラしよう!正しい洗顔とクレンジング方法

洗顔とクレンジングは、同じように顔の汚れを落として顔を洗うものですが、似ているけれども意味が全く違うものです。

クレンジングは主にメイクによって肌が汚れた状態に対して使用するもので、洗い流すターゲットは脂汚れや毛穴の角栓です。

洗顔は肌自体を洗い流すもので、肌にとって必要なくなった角質層や余分な皮脂汚れなどを落とす目的で行います。

大きく分ければ、クレンジングは油性の汚れを、洗顔は水性の汚れを落とすようなニュアンスがあります。

一般的にはクレンジングをするとその後に洗顔を行うダブル洗顔が基本ですが、ダブル洗顔は本当に必要なものなのでしょうか。

またダブル洗顔不要のクレンジングは本当にダブル洗顔しなくても良いのでしょうか。

クレンジングの役割とクレンジング剤の選び方

女性のほとんどは毎日のようにメイクをします。メイクは夜の入浴時や、必要性がなくなったタイミングでしっかりとクレンジングしておかないと、色素沈着の原因になったり、乾燥やニキビ、毛穴などのトラブルを引き起こします。

つまりクレンジングというのはメイクをする方には欠かせないお手入れということです。

クレンジングの正しいやり方と、自分の肌にあったクレンジング剤の選び方について詳しく見ていきましょう。

メイク汚れがもたらす肌トラブルについて

メイクは就寝前に必ずクレンジングをして落とすことが理想的なものです。ですが、疲れているときは、5分仮眠のつもりが朝まで寝過ごすこともあります。

クレンジングをしないで寝てしまうと、肌にはとても大きな負担となり、たとえ話ではひと晩に3歳分も肌が老けるなどとも言います。

メイクの中でもファンデーションは肌を美しく見せるために油性の成分や顔料を使用します。

それらは眠っている間に汗や皮脂と混ざりあうと、活性酸素を排出し、過酸化脂質に変化していきます。

これらの有害物質は、毛穴から侵入し肌のターンオーバーを乱してしまいます。その結果、肌はくすみや肌トラブルが多くなり老化への道をたどっていくのです。

肌トラブルが多くなっているとき、顔ダニが発生することがあります。顔ダニは人の顔に生息しているものですが、通常は悪さをするようなものではありません。

でも、メイクをしたまま眠ってしまう日が多い方はこの顔ダニを量産してしまうことがあります。

顔ダニは10日から14日ほどで孵化していき、どんどん増殖します。そして多くなりすぎると皮膚炎を引き起こしてしまいます。

皮膚炎を起こしてしまうと治療が必要になるほか、メイクも当分控えなければいけません。顔ダニを増殖させないためにもクレンジングをしっかり行いましょう。

クレンジング剤の成分を知ろう

メイクは崩れにくいことが商品の売りになっていることが多く、崩れにくさを保つために油性の成分を配合することも増えています。

この油分を配合しているメイクは水やお湯では対応できず、油を浮かせることができる油が必要になりますが、油だけでは肌がべっとりしますので、中和させるために界面活性剤を使用します。

界面活性剤というと肌に悪いという認識の方も多いですが、メイクを落とすためには欠かせない成分です。

クレンジング剤には界面活性剤を始め油分や洗浄成分が含まれているといえます。

クレンジング剤の種類を知ろう

クレンジング剤を選ぶとき、注目したいのはメイクを浮かせる油分と、油分を中和させる界面活性剤のバランスです。

どちらかに偏った配合でも肌には負担になりますが、そのタイプによっては使い心地が変化します。

ミルクタイプ
優しい洗浄力で水分が多いことから肌のダメージが比較的軽い
ジェルタイプ
透明なジェルタイプは界面活性剤が多め、白濁しているものはクリームタイプに近く肌に優しい傾向がある
クリームタイプ
バランスのよい成分配合で、肌にも優しいものが多い
オイルタイプ
油分も界面活性剤も高配合でメイク落ちが良い変わりに肌に負担が大きく乾燥しやすい
リキッドタイプ
界面活性剤が多く含まれているが、油分は少なめ
ウォータータイプ
界面活性剤が多く含まれているが、油分が少なめで、コットンでふき取るタイプが多い
ふき取りシートタイプ
界面活性剤が多く含まれていて、ふき取る摩擦が肌に刺激を与え、シミなどの原因になることがある
天然由来オイルタイプ
界面活性剤を全く使用していない、純粋なオリーブオイルや、ホホバオイル、コールドクリームなどの類

毎日同じクレンジングをするのではなくて、濃いめのメイクの日はオイルタイプ、ナチュラルメイクのときはクリームやミルクタイプなどのように、使い分けることもおすすめです。

正しいクレンジングの仕方

正しいクレンジングというのは、どのようなタイプのクレンジングを使用するにしても、メイクとよくなじませて浮かせてから落とすことが基本です。

しかし、時間をかけすぎるのも肌が乾燥する原因になるので、クレンジングは、丁寧になじませて、素早く1分以内に落とすように気を付けましょう。

ポイントメイクは先に落とす
アイメイクを始めポイントメイクは落ちにくいものです。専用のクレンジングを使って先に落とすようにします。
クレンジング剤は適量を使う
クレンジング剤はある程度の適量をメイクになじませる必要があるので、少ないのはNGで、肌をこすってしまうこともNGです。
Tゾーンがスタート地点
顔の中でも皮脂が強いのがこの部分です。Tゾーンからほほや額へとなじませていきます。
肌をこすらない
クレンジング剤はメイクとなじませる必要がありますが、指先で力を入れすぎないように行い、肌をこすらないようにします。
油分はぬるま湯で落とす
油はその性質上、冷水では固まり落ちません。せっかくクレンジング剤で肌から浮いた状態になっているので、ぬるま湯でしっかりと落としましょう。

クレンジングの中でもぬるま湯を使用することは怠りがちですが、水では落ちないことを自覚してぬるま湯を使うようにしましょう。

正しい洗顔の仕方と洗顔料の選び方

洗顔は大抵の女性が朝晩行うもので、クレンジングとセットでダブル洗顔にも必要なものです。

しかし洗顔のしすぎが肌の乾燥の原因になるなど、近年では間違った洗顔を行う方も増えています。

間違った洗顔が肌にどのような影響を与え、どうすれば改善できるのかを正しく解説するとともに、洗顔には必ず必要になる洗顔料の選び方を考えてみましょう。

洗顔後の保湿をするときに、化粧水に配合されていてほしい成分にも触れていきます。

間違った洗顔で肌はバリア機能を失う

テレビCMで洗顔シーンを放送していることがありますが、大抵の場合は、ほほに泡立てた洗顔料を乗せることが多くあります。

しかし洗顔方法としてはほほから洗うのは間違っており、やってはいけない洗顔方法です。

間違った洗顔は、肌の大切な保湿機能まで洗い流すこととなり、自分自身の手で肌トラブルが起きやすい乾燥した肌を作り出すことになります。

  • 細胞監視室のセラミド
  • 天然保湿成分のNMF
  • 肌に必要な皮脂

間違った洗顔によって洗い流された成分は、肌を乾燥やアレルゲンから守る、バリア機能です。

これらのバリア機能は、洗顔によって失ってから元の状態に回復するまで少なくともひと晩から数日の時間が必要です。

その期間中、間違った洗顔を続けることを考えると、肌のバリア機能は失われる一方だという結論になります。

ここで洗顔後のスキンケアで補えばよいと考えることもできますが、先にも触れたように、スキンケア用品にセラミドなどが配合されていたとしても、肌の回復には時間がかかってしまいます。

そのため、追いつかないかカバーするまでには至らないといえます。

正しい洗顔方法を紹介

これだけ肌にダメージがある間違った洗顔は今すぐに中止して、正しい洗顔を実行することが何よりもおすすめです。

  1. 洗顔料をたっぷり泡立てるために手をよく洗います。
  2. 洗顔料を泡立てます。泡立てネットを使用するのも良いです。
  3. たっぷりの泡でTゾーンから泡洗顔を行います。
  4. 目元や口元は泡を乗せる程度が理想的です。
  5. ぬるま湯で肌に手が触れないように20回くらい洗い流す。
  6. タオルドライしますが、肌を軽く押さえる程度にします。
  7. 洗顔後はすぐに保湿します。

正しい洗顔ができるようになると、肌に必要な保湿成分や皮脂は残ります。

洗顔後の保湿も併せて肌がみずみずしく潤うことを実感できるようになれば、正しい洗顔ができているといえます。

洗顔料の選び方

洗顔料は洗顔するときの必須アイテムですから、自分に合ったものを選ぶようにしたいものです。しかしパッと見た印象や、CMを観ただけでは、自分に合うかどうかまではわかりません。

洗顔料は大きく分けると石鹸成分、合成界面活性剤入りに分かれます。

石鹸成分のもの
脂肪酸とアルカリを反応させたもので、肌に洗浄力が残らないことから、肌に優しいと言われます。凝固剤や酸化防止剤などの添加物が入っていないシンプルなものがおすすめです。
合成界面活性剤使用のもの
界面活性剤とは違うもので、水と油を混ざりやすくする成分です。少量配合されている商品がおすすめです。

洗顔料を選ぶときは成分をチェックして、できれば石鹸成分のものを選ぶと良いです。フォームなどを使用する場合は、合成界面活性剤が少量のものがおすすめです。

保湿に使いたい保湿成分を紹介

洗顔後の保湿ケアには何と言っても化粧水が大切です。使用するケア用品は自分の肌に合うものを選ぶのは基本ですが、できるだけ成分にこだわって選ぶとさらに高保湿が期待できます。

  • セラミド
  • ヒアルロン酸
  • コラーゲン
  • エラスチン
  • プラセンタ

これらの成分はすべてが配合されていることはあまりありません。しかし商品によっては1種類か2種類を高配合していることもあります。

また乾燥が気になるときは、いつもの保湿ケアにクリームを最後の仕上げに塗布することがおすすめです。

クリームは油分が多いものになり、保湿成分を肌から逃がさないように蓋をする役割があります。

ダブル洗顔不要のクレンジングの真相

「ダブル洗顔不要」と謳うクレンジング剤を目にしますが、実際にダブル洗顔をしないで過ごしている方はどれだけいるのでしょうか。

クレンジングと洗顔の役割から考えると、ダブル洗顔そのものが肌に負担になると考える人や、その反対にダブル洗顔をしないと汚れが落ちきれないと考える人もいて、個人的な考えによって大きく左右する状態となります。

実際のところはダブル洗顔不要のクレンジング剤はどうしてダブル洗顔が不要といえるのか、その真相についてじっくりと見ていきましょう。

ダブル洗顔不要のクレンジングの謎を解明

クレンジングについて、通常はダブル洗顔をすることが多いですが、近年ではダブル洗顔不要というものも登場しています。

一見すると便利そうでいいなと思いますが、実際には本当にダブル洗顔をしなくてもいいのかどうか不安になります。

ダブル洗顔不要のクレンジング剤の正体は、油分・界面活性剤で、油分でメイクを浮かせて界面活性剤で落とす、そういった仕組みになっています。

通常のクレンジング剤と大して変わらないのです。ただし、ダブル洗顔不要の商品は配合されている油分とメイク汚れを乳化させることができます。

この乳化させることは洗顔と同等に洗い流しやすくなることで、肌への摩擦も少なくなることから負担も軽くなります。

このことから、ダブル洗顔不要のクレンジング剤を使うときは、乳化させることを意識して使うことが大切だといえます。

ふき取りタイプは肌に良くないの?

ダブル洗顔不要のクレンジング剤には、ふき取りタイプのものもあります。

このふき取りタイプのメリットはメイクを落としている実感があり、すっきりした気持ちになれることですが、デメリットとしてはふき取る摩擦が刺激になることと、肌に界面活性剤が残っている心配があることです。

ダブル洗顔との関係性をたどると、肌にクレンジング成分が残ることが心配です。これは洗い流す以外に不安を払拭する方法がありませんので、ダブル洗顔をすることがおすすめです。

ふき取るタイプのダブル洗顔不要のクレンジング剤はさまざまなものがありますが、ふき取りタイプのものは応急処置のようなイレギュラー的な感覚で使用することが望ましいでしょう。

洗顔とクレンジングは別々に考える必要がある

洗顔とクレンジングはどちらも顔を洗う作業が共通しているので、どうしても同じ感覚で取り組みがちです。しかし両者の役割は水と油のように違うものです。

クレンジングはメイクの濃さを考え、なおかつメイクとなじんで乳化することを意識して選び、洗顔は肌質に合う洗顔料を選んで基本となる泡洗顔を実施します。

こうした役割の違いを意識しながら実践していくと、肌に負担が少なく、うるおい成分まで奪われるような状態も少なくなります。

さらに美肌を目指すなら、洗顔とクレンジング任せにせず、睡眠や食事、適度な運動にも配慮した健康的な生活が必要です。

そういった部分にも気配りができるように普段の洗顔とクレンジングをしっかりと土台から固められるよう基本を押さえて実践しましょう。

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