一問一答 簡単! ナールス化粧品事典1エイジングケアとエイジングケア化粧品の基本- 1. エイジングケアとは、何ですか?
- エイジングケア化粧品に関して、エイジングケアと言う場合、
「エイジングケアとは、加齢によって変化している現在の肌状態に応じて、 化粧品等に認められた効能・効果の範囲内で行う、年齢に応じた化粧品等によるケアのことである」と定義されます。 つまり、エイジングケアは、ご自身の年齢に応じて、 その時のお肌の状態に合ったスキンケアを行うことを言います。 - 2. アンチエイジングとエイジングケアはどう違うのですか?
- アンチエイジングとは、「年齢に対抗する」という意味です。
医学をはじめ健康に関して使われ、「若返り」のイメージがあります。
日本抗加齢学会では、 「抗加齢医学(アンチエイジング医学)とは、加齢という生物学的プロセスに介入を行い、 加齢に伴う動脈硬化や、がんのような加齢関連疾患の発症確率を下げ、 健康長寿をめざす医学である」 とされています。
一方、エイジングケアは、エイジングケア化粧品によるものなので、 緩やかな作用によるもので、「年齢に対抗」することはできません。 - 3. エイジングケア化粧品って何ですか?
- エイジングケア化粧品とは、加齢によって変化している現在の肌状態に応じて、
認められた効能・効果の範囲内で行う、年齢に応じたスキンケアのための化粧品のことです。 エイジングケア化粧品は、医薬品のように治療を目的で使われるものではありません。 化粧品とは、 「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し 、容貌を変え 、 又は 皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布 その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、 人体に対する作用が緩和なもの」なので、エイジングケア化粧品もその1つです。 - 4. エイジングケア化粧品は、何歳から使えば良いですか?
- エイジングケア化粧品を何歳から使えば良いという決まりはありません。
一般的には、30代半ばにさしかかると、お肌の皮脂量の低下、女性ホルモン分泌の低下、 コラーゲンやエラスチン、セラミド、ヒアルロン酸など自分自身のお肌を若く保つ成分の 減少が目立ち、結果的にお肌の老化が気になる場合が増えてきます。 その年代からエイジングケア化粧品を使い始めるケースが多いようです。 しかし、老化の速度は人それぞれなので、エイジングケア化粧品は、自分自身の年齢に応じて、 必要性を感じた時からお使い始めれば良いと考えます。 なお、エイジングケア化粧品に頼らない、食事、運動、睡眠などの 日常生活を健康的に過ごすことで、老化を防ぐことは可能です。 - 5. エイジングケア化粧品は、特別な使い方がありますか?
- エイジングケア化粧品だからと言って、特別な使い方があるわけではありません。
もちろん、エイジングケア化粧品それぞれで、使い方は違います。 エイジングケア化粧品を販売している化粧品会社の説明にしたがってください。 - 6. 自分にあったエイジングケア化粧品をどのように選べば良いですか?
- たくさんのエイジングケア化粧品から、ご自身に合ったものを選ぶのは、非常に難しいと思います。
しかし、エイジングケア化粧品を選ぶポイントとしては、次の5つが参考になります。
①エイジングケア化粧品を使う目的を考える エイジングケア化粧品には、保湿成分をはじめ様々な化粧品成分が配合されています。 しかし、どんなお肌の悩みであっても、「治る」「消す」ものではありません。 あくまでも、今ある年齢によるお肌の状態を健やかに保つことが基本です。 最近のエイジングケア化粧品成分には、抗酸化、抗しわなどの作用のあるものが増えてきましたが、 医薬品のレベルではなく、あくまで化粧品のレベルの作用です。 「できてしまった深いシワが消える」「ほうれい線が消える」などは、 エイジングケア化粧品に求める範囲を超えています。 しかし、乾燥による小ジワやほうれい線を目立たなくするなどはケアが可能です。 また、お肌を整え、お肌のハリやツヤを出すことも可能です。
②自分のお肌の状態を考える エイジングケア化粧品を選ぶにあたって、ご自身のお肌の状態を考えることは極めて大切です。 お肌の状態が良く無いときに、新しいエイジングケア化粧品を使うのは避けましょう。 また、年齢ととものお肌の水分量が減り、お肌が乾燥しがちになります。 場合によっては、敏感肌やインナードライなどの場合もあります。 まず、基本的な考え方として、刺激の少ない成分を配合した エイジングケア化粧品を選ぶことがポイントです。 香料・着色料は、無くても良いものなので、無香料・無着色が無難です。
刺激の可能性のある成分としては、 ・防腐剤 ・アルコール(エチルアルコール) などです。
どの防腐剤に刺激を感じるか?アルコールに刺激を感じるかは、人ぞれぞれです。 どの化粧品成分に自分が刺激を感じるかなどを知っておくことが大切です。 お肌の弱い方、敏感肌の方は、皮膚科などでパッチテストをされることをお薦めします。 また、シリコーンや界面活性剤などを気にされることもいらっしゃいますが、 化粧品に含まれるものの多くは、安全なものが多いので、あまり気にする必要ありません。
③エイジングケア化粧品の成分のはたらきで選ぶ エイジングケア化粧品成分の基本的なはたらきは、保湿です。 保湿成分には、水分を保持する成分と水分の蒸発を防ぐ成分があります。 水分を保持する成分は、ヒューメクタントと呼ばれます。 また、モイスチャー成分と呼ばれることもあります。 一方、水分の蒸発を防ぐ成分は、エモリエント成分と呼ばれます。 エイジングケア化粧品の保湿成分は、次の表を参考にしてください。
<化粧品に含まれる主な保湿成分の分類>
水分の蒸発を防ぐ エモリエント | アーモンド油、アボガド油、オリーブ油、オレイン酸、カカオ脂、ゴマ油、サフラワー油、サザンカ油、シア脂(シアバター)、ジヒドロコレステロール、スクワラン、ステアリン酸コレステリル、 月見草油、ヒマワリ油、ヒマシ油、ブドウ種子油、フィトスフィンゴシン、ホホバ油、乳酸Na、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチドデシル、マカデミアナッツ油、ミンク油、ミネラルオイル、メドウフォーム油、ユーカリ油、ラノリン、リノール酸、ローズヒップ油、ワセリン | 水分を保持するヒューメクタント 水分を挟み込む成分 保湿力 大 | セラミド、フィトスフィンゴシン、ステアリン酸コレステロールなど | 水分を保持するヒューメクタント 水分を抱え込む成分 保湿力 中 | ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン、ヘパリン類似物質など | 水分を保持するヒューメクタント 水分を吸着する成分 保湿力 小 | アミノ酸、尿素、ヒポリドンカルボン酸ナトリウム、ソルビトール、グリセリン、BGなど | ④自分自身が、経済的に続けられるものを選ぶ 一般にエイジングケア化粧品は、高価になりがちです。 用量だけでなく、1ヶ月あたりの金額などを考えて、 使い続けられるエイジングケア化粧品を選びましょう。
⑤エイジングケア化粧品を提供している企業の信頼性を考える エイジングケア化粧品であれ一般的な化粧品であれ、 どんな製品であってもメリットもあればデメリットもあります。 どちらの情報も提供する企業が信頼性の高い企業と考えています。 - 7. エイジングとは何ですか?
- 英語の「age」の現在進行形「aging」で、年齢を重ねることです。
- 8. エイジングサインとは何ですか?
- 年齢を重ねると目立ってくるお肌の症状です。
しわ、たるみ、くすみ、シミ、ほうれい線など様々です。 - 9. エイジングケアとは、美白のことですか?
- いいえ。
美白もエイジングケアの一部ではありますが、 美白=エイジングケアではありません。 なお、美白とは、 「美白=シミなどを取って改善する」 「現状より白い肌を作る」ことだと考えている方もいますが、それは誤った理解です。 薬事法で認められている美白化粧品の「美白」とは、 「メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ」 又は「日やけによるしみ・そばかすを防ぐ」ことです。 つまり、あくまでも「予防レベル」なのです。 つまり、もとのお肌を白くすることが、美白ではないことをご理解ください。 - 10. 無添加のエイジングケア化粧品は安全ですか?
- 必ずしも安全とは言えません。
なぜなら、「無添加」には、定義が無いからです。 今では、化粧品の全成分表示が義務づけられていますので、 パッケージなどにエイジングケア化粧品に配合されている全ての化粧品成分の記載が必要です。 しかし、かつては、ごくまれにアレルギーなどの皮膚傷害を起こす リスクのある化粧品成分だけの表示で良かったのです。 これらの102の化粧品成分を、「旧表示指定成分」と呼びます。 無添加を名乗る化粧品には、単に旧表示指定成分を配合していない化粧品を呼ぶ場合もあります。 また、フェノキシエタノールやパラベンなどの防腐剤を配合していない場合、 それを無添加化粧品と呼ぶケースもあります。 つまり、「何か無添加か?」が明確ではないのです。 したがって、無添加のエイジングケア化粧品=安全とはなりません。 難しいかもしれませんが、全成分をチェックして 自分に刺激の無い化粧品成分かどうかを確認しましょう。 - 11. 自然派化粧品、ナチュラルコスメと呼ばれるエイジングケア化粧品は、
安全でしょうか? - 必ずしも安全とは言えません。
なぜなら、自然派化粧品やナチュラルコスメにも定義が無いからです。 一般に、植物由来や天然物が由来の成分が配合されたエイジングケア化粧品が そう呼ばれる場合が多いようです。 実は、天然成分や植物由来成分は、残念ながら必ずしも安全ではなく、 むしろアレルギーのリスクが高いものも多いのです。 それは、植物エキスは様々な成分で構成されるので、それだけリスクが高いのです。 自然、ナチュラルには優しくて安全なイメージがあります。 逆に、合成、化学、化合物などは、怖いイメージがあります。 しかし、実際には、言葉のイメージと安全性は関係ありません。 つまり、天然由来、植物由来、合成、化合物かどうかは、安全性とは関係ないのです。 安全なエイジングケア化粧品とは、安全性が立証された成分で作られたものであって、 イメージやコンセプトワードで決まるわけではありません。 エイジングケア化粧品を選ぶ場合には、その点を知っておきましょう。 - 12. エイジングケア化粧品で目指す目標は何でしょうか?
- 逆説的ですが、究極の目標は、エイジングケアケア化粧品を使わなくても、
自らの力で育むことができる、健やかで美しい素肌、また、その力を持つことです。 そのためにお肌のはたらきとしては、 正常なターンオーバー 正常なバリア機能 十分なお肌表面の水分 活力のある真皮(線維芽細胞やコラーゲンやエラスチンなどが十分あること) お肌の内部の血管が若々しく、必要な栄養分が十分であることです。 エイジングケア化粧品とバランスの良い食事・睡眠・運動で、 この5つが揃った健やかな素肌を目指しましょう。 - 13. 初めてエイジングケア化粧品を使います。
どんな成分の製品を選べば良いのでしょうか? - 30代になると、シワ、シミ、たるみ、ほうれい線などのエイジングサインが目立ってくる方やまだ
そうではないけど、不安がある方がエイジングケア化粧品を使い始めるようになる場合があります。 エイジングケア化粧品では、残念ながらできてしまったシワ、たるみ、ほうれい線を 消し去ることはできません。 しかし、エイジングケア化粧品を正しく使えば、しっかり保湿することでエイジングサインを目立たなくすることや、将来、エイジングサインが目立つのを遅くしたり、予防することが可能です。 第一は、保湿力の高いエイジングケア化粧品成分です。 化粧水やローションなら、プロテオグリカン、ナールスゲン、ヒアルロン酸などがオススメです。 これらは、全て水溶性のエイジングケア化粧品成分なので、化粧水やローションに 配合するのが好ましい成分です。 ナールスゲンは、即効性はありませんが、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月と使うほどにお肌の水分量が増えるという人でのモニター試験のデータがあるユニークな保湿力を示します。 セラミド、特にヒト型セラミドは、保湿力に優れた成分です。 しかし、油溶性なので化粧水に高濃度で配合されるケースは多くありません。 ヒト型セラミドは、美容液や保湿クリームで補いましょう。 また、ビタミンA誘導体、ビタミンC誘導体などのコラーゲン産生をサポートする成分、ビタミンE誘導体などの抗酸化作用のある成分の配合されたエイジングケア化粧品がオススメです。 また、機能性の高いエイジングケア化粧品成分としては、ナールスゲン、ネオダーミル、 プロテオグリカンなどがあります。 いずれも、お肌の細胞にはたらきかけてコラーゲンが増えるのをサポートする 科学データのあるエイジングケア化粧品成分です。 ナールスゲンには、コラーゲンだけではなくエラスチンやヒートショックプロテイン47を 増やす科学データもあります。 - 14. 30代で初めてエイジングケア化粧品を使います。
どんなタイプのエイジングケア化粧品がオススメですか?
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