ウェブブラウザのJavaScript(ジャバスクリプト)の設定が無効になっています。Javascriptが無効になっていると、サイト内の一部機能がご利用いただけません。 【CoCシナリオ】うそつきだれだ2015年9月12日 21:27シナリオ「嘘つきだれだ」よくある感じのクローズドシナリオ。プレイ時間一時間ちょっと。推奨技能特に無し。人数は3~4人。個人にメッセージを送る場面があるので、そのような環境、準備が必要。また、探索者同士は知り合いではない方が良い。■KP用ネタバレ等眠りの神ヒプノスに目を付けられた探索者達が集められた、疑心暗鬼ゲーム。部屋は誰かの夢を引っ張ってきて作っている。事前に「多少人狼っぽい要素がある」と言っておくと効果的かもしれない。■導入『君達は今日も仕事や授業を終え、家に帰ってきました。強い疲労感にすぐにベッドに身を横たえ、目を閉じます。君達が夢の中へと落ちてゆくのに、時間はかかりませんでした。 深く、暗い微睡み。その中で、君は声を聞きます』(ここでシークレットダイス。誰が嘘つきなのか決める…と見せかけて、特に意味はないので何を振ってもいい。その後、個人チャットで全員に同じメッセージを送る。事前に少し人狼ぽいよ、と伝えていれば、メッセージを受け取った人間は皆、自分が狼だと疑うだろう)「君はうそつき うそつきは君ばれないように しないといけない罪をかぶせて 誰かを殺せじゃなきゃおしまい 帰れない」『その声に手を伸ばそうとした時――君達の意識は、急速に明るい場所へと引き上げられていきます! ……そして目を覚ましたとき、そこは、見知らぬ部屋の中でした。周りを見ると、同様に今目を覚ましたばかりであろう人々が、不思議そうな顔で周囲を見渡しているのでした』 探索者達は何もものを所持していない状態からスタート。眠っていた時の服装が基本だが、全裸者がいる時などはローブを用意しても良い。■一つ目の部屋(空の部屋) 基本的に部屋の壁は真っ白。素材は我々の知るものではない。壁の一面には扉、床はふわふわの材質。濃い霧のようで、手で触ると、ひんやりと冷たく、溶けてなくなってしまう。アイデアに成功すれば、これは雲である事がわかる。よく見れば、透けて下界が見える、気がする。ビル群でも海でも。できればその探索者に関係のある景色だとよい。(お好みで、非現実的な景色に0/1D2程度のSAN値チェック) 天井に電気はないが、何故か明るい。 部屋の中央には、一枚の紙がある。「うそつきだーれだ?早く見つけて 殺さないとぜんぶおしまい 帰れない」■二つ目の部屋(記憶整理の部屋) 先程と同じく、壁は真っ白。入って右手側に扉がある。床には、本が敷き詰められている。そして部屋の中央には、紙が一枚落ちている。「用意された嘘は一つ君の隣に立つ人は君に何かを 隠しているぞ」 (これは、最初に全員が聞いたうそつきという言葉自体が嘘だというヒント) この部屋では、全員が図書館ロールする事ができる。その際、成功しても何も手に入らないかもしれないし、失敗しても何か手に入るかもしれないと付け加える。 全員図書館ロール後、シークレットダイスで1D100を振る。最も数字の近い者には以下の文章を送る。「自己犠牲は 君を救う …かも、しれない」(自分が犠牲になるつもりで告白すれば、皆が同じメッセージを貰っている事がわかる) 他の者には「何も見つかりませんでした」とでも送っておく。そして、個人チャットに見つかったかどうかを送った、君達はこの情報を報告、公にする義務はありません。必要だと思うのなら、正しい情報を伝えればいいでしょう、と伝える。■三つ目の部屋(客観視する夢の部屋) やはり白い壁、右手にはドアのある部屋。床には大きな鏡が張ってある。部屋の中央には少女が横たわり、眠っている。傍には包丁が転がっている。 少女は犠牲者役、撹乱役として連れてこられた。彼女も最初同じ声を聞いており、このままでは殺されてしまうと酷く怯えている。会話や筆記等で、意思疎通を取ることはできない。彼女の言語は、神の力で歪められているのだ。■四つ目の部屋(宇宙の部屋)『君達がドアを開くと、中から、ひんやりとした空気が漂ってきました。 この部屋の床はきらきらとした光る何かの含まれた、黒い石で作られているようです。 次の、扉はありません。かわりに、今いるドアの正面、部屋の奥に、祭壇のようなものがおかれていました。部屋に入った君達は、その祭壇に置かれているものを、見てしまうでしょうね。 それは、奇妙な彫像でした。 醜いそれは確かに、どこかで見覚えがある。しかし実体がなく、ふわふわとしていて、それが何であるのか、認識ができません。しかし、君達は唐突に理解するでしょう。この像こそが、自分達に語りかけていた事に。 そして感じるでしょう。彼に対する、本能的な恐れを。そして、彼を求め、受け入れようとしている、己の内側から這い出る狂気を!』得体の知れぬ存在からの確かな悪意を受けた探索者は、成功1失敗1D6のSAN値判定。部屋はやはり白く、次の部屋のドアはない。床は紫金石のような巨大な一枚の石で出来ている。祭壇の上には奇妙な像(ヒプノスの像)、杯、紙が置いてあります。「うそつきの血で 杯を満たせ当たれば戻れる 元通り」■脱出までの手順 この杯に殺した者の血を入れる事でエンディングが分岐する。 「殺せ」と言われているので、全員の血を少しずつ入れても意味がない。HPが減るだけ。しかも傷つける部位によっては、時間経過と共に失血で身動きが取れなくなる。耐久や体力で振らせてもいいし、身体の小さいものから動けなくしてもいい。キーパーの好みで。動けなくなれば、格好の的になってしまう。少女のみが動ける状況であれば、彼女は一番弱っている人間に手を掛けるだろう。 →少女、他プレイヤーキャラを犠牲にする。 押さえつけ、殺す必要がある。少女はか弱く、抵抗する事ができない。ただ悲鳴をあげ、すすり泣くのみ。 プレイヤーキャラを押さえつける場合は、組み付き等を駆使したり、ガチで戦いあわせたり、キーパーの好みでやり合わせる。 『(押さえつけている人)が押さえつけた(犠牲者)の(傷つける部位)を、(武器を持った人)が切り裂きます。肉を裂く感覚。料理をした事があれば、知っている感覚かもしれません。しかし、これは人の肉。先程まで接しあっていた、知っている人間の肉。傷つけたそこから、血が、脂肪が、吐息が漏れていきます。(抵抗していたなら)(犠牲者)の抵抗は徐々に弱まり、)そしてある程度の時間が経ち…「犠牲者」は、絶命しました』(犠牲者)を殺した本人は成功1失敗1D4、押さえつけていた者は成功1、失敗1D2のSAN値チェック。→ヒプノスの像を犠牲にする。この像は触ると硬いような、柔らかいような素材で出来ています。これはヒプノスの分身(小指の先にも満たない程度)。嘘つきは彼なので、これを殺す事が正解になる。 『傷つける者』が像に包丁を入れると、それはあっさりとその断面を覗かせます。くさった果実のような色の肉。そこから、どろりと血が溢れだします。◇時間経過について 部屋の探索などをサクサクすれば最後の部屋に行くまでに15分もかからないだろう。その後は議論の時間。制限時間は凡そ一時間と設定しているので、一定時間経過ごとに目星を振らせ、探索者を焦らせていく。例・30分経過 先程より少し、光の明るさが弱まった気がする45分経過 なんだか暗くなってきている気がする55分経過 部屋の中が大分暗い ただ、最後の戦闘や処理などで時間が掛かっている場合、予定時間を過ぎた後も、少し様子を見て良い。(特に、もう何を犠牲にするか決定している場合)あと少しで作業が終わるのに時間切れでキャラロストでは、プレイヤーも納得がいかないだろうし、この部屋の主様も、彼らが疑心暗鬼の末どう結論を出すのかの方が気になっているだろうからだ。■エンディングへ・全滅エンド 制限時間はおおよそ一時間。何もせず時間が経過すると、全滅エンドとなる。『君達は、部屋がほぼ真っ暗に近くなっているのに気がつきます。(意地悪だが、これも目星で気づかせてもよい)天井を見ますが、やはりそこに電気はありません。やがて君達は、この闇が、己の瞼があがりきっていないのが原因だと知ります。気づいた瞬間、頭が重くなり、思考も意識も、薄れていくのでした。この感覚を、君達はよく知っているでしょう。抗えぬ眠気。眠い。眠い…。 やがて君達に完全な闇が訪れます。それは永遠の眠り。君達は鎖された夢の中を、永遠に漂うのです』 全員キャラクターロスト。・杯に血を注いだ場合(共通)『君達は、杯に『犠牲者』の血を注ぎます。杯の中には赤く、熱い命の水で満ち満ちました。 最初、変化はありませんでした。失敗した。そう、焦燥感に君達が駆られ始めた頃、杯に変化がありました。 注いだ血が、火もないのに、沸騰した水のように、ぼこぼこと泡立ち始めたのです。その泡はじょじょに、大きくなり、はじけるたびに、異臭を放ちながら杯の外へしずくをたらし、白い部屋を汚していきます。 しかし、君達はすぐに気がつくでしょう。血は、泡立っているのではなく、その体積を増やしている事に。今や杯から溢れ出した血は、テーブルからも滴り落ち、君達の足元へと迫ります。それは足の指を、足首を、くるぶしをぬらしながら、どんどんと水位を上げていきます。やがて血は天井まで届き、君達から一切の呼吸を奪います。ねっとりとした重い液体が、口に、肺に入り込んでくる…その嫌悪と、息苦しさに、君達はついに意識を手放したのでした。』『次に君達に自我を取り戻させたのは、さわやかな鳥の鳴き声でした。瞼を持ち上げた君の目に飛び込んできたのは、見慣れた天井、見慣れた部屋、そして窓から差し込んでくる、朝の光でした。そう、全ては夢だったのです。』→人の犠牲を出した場合『しかし夢とはいえ、とんでも無い事をしてしまった。その後ろめたさ、罪悪感が君の胸を苛みます。しかし、それも人の性というもの。仕方のない事だったのだ。夢は、夢、忘れてしまおう。 起き上がり、君は洗面台へと向かう。冷たい水を顔に掛け、柔らかな洗い立てのタオルで拭き取る。…粘度の高いものが、糸を引く音。 そして君は驚愕するでしょう。そのタオルが、血で真っ赤に染まっていたのですから…。』殺されたプレイヤーがいた場合も、同じく目を覚ます。全ては夢だったのです。ただ、殺されたというその感覚はしっかりと残っており、1/1D4のSAN値チェック。→像の血を捧げていた場合『しかし夢であったとはいえ、何かを出し抜いてやった。そんな達成感が、君達を誇らしげな気持ちにさせていました。 それでも、今が遅刻寸前の時間である事に気がつくと、君達は全てを忘れ、日常へと戻っていくでしょう。ですがそれは、悪い事ではありません。悪い夢など、忘れてしまうに限るのですから。』以上でシナリオは終了です。クリア報酬、ボーナスとして、・正しく像の血を捧げた・互いが嘘つきと言われた事を告白しあった・少女を生還させた。達成×1d3のSAN値回復。[newpage]難易度調整 等について 初心者向けかつ、るるぶがない状態で作ったシナリオなので、SAN値数値等も、好きに改変し、難易度を調整してもらえばいいと思います。謎解きのシナリオに関しても、・最初の自分が狼だという声の文章を、全員分微妙に変える(実際のプレイで「文書の最初って○○からはじまる~?」という確認が行われたため)・像に触れる時の処理を変える。例 ・像は固く冷たい。(包丁で傷は入らないが、頭を割れば血が溢れ出てくる) ・像に触れるのに、得体の知れぬ抵抗を受け、SAN値チェック発生。 ・夢の化身であるものの像を傷つけてしまう事により、己の身体にも痛みが走る。…等すれば、難易度が上がるかと思います。また、少女相手だと疑いの目が向かない、と思うのなら、犠牲者役を成人男性にするといいかもしれません。(APP18の少女、で疑うようなメンバーなら、その方がいいのかもしれません^^) 逆に、少女に「うそつきは君であるとは限らない」と書かれた紙を持たせれば、難易度は一気に下がるでしょう。(テストプレイでは実際、このヒントで気がつかれました) 議論がぐだぐだで詰まっていた場合、フォロー用として提示してあげても良いかもしれません。幸運→成功で少女がポケットに紙が入っている 等にすれば、そこまで違和感はないと思います。・プレイヤー同士を疑心暗鬼に陥らせ、最悪探索者同士の殺し合いになるシナリオなので、相手のためなら死んでもいい!みたいな恋人同士には向きません。ギスギスしすぎてしまった場合はフォローお願いします。・『』内の文書は私がプレイの際用意した文書なので、使いやすいように改変してください。 原因となった神話生物も正直なんでもいいので(ニャル様でもグラーキでもお好みで)変更する場合は像の表現を変えてください。