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地球とお財布にやさしい〈ナチュラル・クリーニング〉のすすめ。

2014.02.25

突然ですが、皆さんは普段からまめにお掃除をしていますか? モノグサな筆者はあまり掃除をしないのですが、水回りの汚れや部屋の隅に溜まるホコリ、うっかり作ってしまった床のシミなど、気になる汚れは目についたタイミングでササッときれいにするよう心がけています。

なにかと億劫な掃除ですが、作業を始めてしまえば意外と楽しいもの。ちょっとした汚れでも放置すると落ちにくくなったりしますし、やはり「日々の生活の中で少しずつハウスキープする」というのが理想ですよね。

そこで、最近気になっているのが“ナチュラル・クリーニング”。筆者は『暮らしの手帖』の愛読者なので、重曹やお酢などを使った昔ながらの知恵を下地にした掃除術は元々うっすら知っていたのですが、ここ数年はメディアの注目度も一気にUP! 詳しく知れば知るほど、その奥深さに改めて心惹かれています。

科学的に合成された洗剤は効果が高い反面、素材を痛めてしまうこともしばしば…。皮膚の弱い方などは手肌が荒れる原因にもなりますし、万が一口にしても大丈夫なナチュラル素材なら、赤ちゃんや小さなお子さんのいるご家庭でも安心して使うことができ、排水で環境に与える影響も少ない…これって、まさに良いこと尽くめではないでしょうか?

そのうえ、“ナチュラルクリーニング”で洗剤の役割を担うのは、ふだん生活の中で頻繁に使う日用品や食材ばかり。「お財布にやさしく、幅広い用途に使え、汚れもしっかり落ちる」とくれば、これを試さない手はない! ということで、今回は暖かくなってくる春を前に、今こそ自宅をキレイにしよう!というご提案。

「シンプルで上質な暮らしを実現するためのヒント」を日々発信するサイト『REAL SIMPLE』から、数年前の投稿にもかかわらず、未だに高いアクセス数を誇る鉄板ネタ「ナチュラルクリーニングを実践する66の方法」をピックアップしてご紹介したいと思います。

ちなみに日本列島は、2月末まで高気圧に覆われて晴天になる地域が多いようです。すこしボリュームのある記事ですが、お仕事の合間などにちょこちょこチェックしていただいて、もし気になるTipsがあれば、暖かくなりそうな週末にでも実践してみてはいかがでしょうか?

それではお掃除Tips、いってみましょう!

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【レモン】
強い酸性のレモン果汁は錆汚れなどにも効果的。塩と混合して使うとさらに洗浄力がUPします。

<こちらのお掃除におすすめ!>

●タッパー
プラスティック容器に染みついた色素(トマトスープほか、酸性の汚れ)などを安全に落とせます。気になるところに果汁を垂らし、いちど乾かしてから、いつも通りに洗いましょう。

●ディスポーザー、排水口
半分にカットしたレモン2切れをディスポーザーで処理すると、汚れが落ちていい香りになります。また、断面に重曹を塗ったレモンで排水口をこすると、ヌメリが落とせます。

●手
生魚を調理したあと、レモン果汁で手指を洗うとニオイを緩和してくれます。


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【エッセンシャルオイル】
植物由来のエッセンシャルオイルには、バクテリアやカビを殺せるものもあります。ただし、ペパーミントオイル(ハッカ油)の一滴がペパーミントティ30杯分に相当するほど強力だったりもするので、使用には注意が必要です。



<こちらのお掃除におすすめ!>

●お風呂のドア
レモンオイル数滴を含んだタオルやスポンジでお風呂のドアを拭くと、泡汚れなどが落とせます。頻度としては、月に2回程度で大丈夫です。

●トイレ
2カップ分の水に小さじ2杯分のティーツリーオイルを垂らし、スプレーボトルに入れてよく振ったものを内側に拭きかけて、30分放置してから擦ると汚れが落ちます。お気に入りのオイルをトイレットペーパーの芯に一滴垂らし、香りを愉しむのもオススメです。

●窓
60mlの水にラベンダーかレモングラスのエッセンシャルオイルを10滴ほど垂らし、よく混ぜてから窓拭きに使います。汚れを落とすだけでなく、ハエなどを撃退してくれる効果もあります。


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【カスティール石鹸(リキッドタイプ)】
もともとスペインのカスティーリャ地方で作られるオリーブ石鹸のことを指していましたが、現在はオーガニックオイル由来のノンケミカルな石鹸も「カスティール石鹸」と呼ばれています。商品では、ドクター・ブロナー社の液体石鹸「マジックソープ」などが有名。掃除の際に使うと、短時間で効率的に汚れを剥離し、かつ洗浄してくれる強い味方になります。


<こちらのお掃除におすすめ!>

●床
7.5リットルのお湯にリキッドソープ1/4カップを混ぜたものは、モップ掃除に絶大な威力を発揮します。床が油っぽい場合は、さらに1/4カップのお酢(蒸留済みのホワイト・ビネガーが理想的とのこと)を加えると効果的。

●革張りのソファ
1リットルのお湯にリキッドソープを2適ほど混ぜたものが、革製品のお手入れに使えます。スポンジやタオルで拭く際は、ソファに拭き跡が残らないようしっかり絞ってから使いましょう。

●バスルーム全般
リキッドソープ大さじ1杯にベーキングソーダ1/3カップを混ぜた「自家製ソフトスクラブ」がシャワーや浴槽、セラミックタイルなどの掃除に効果的です。このスクラブはシンクやレンジ台、コンロ、レンジフードなどのしつこい汚れにも効きます。


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【ベジタブルオイル(調理用)】
サラダ油やオリーブ油といった植物由来の“ベジタブルオイル”は素材を傷つけず、やさしく汚れを取り除いてくれる万能選手!

<こちらのお掃除におすすめ!>

●鋳物(鉄のフライパンなど)
ベジタブルオイル適量に小さじ1杯分の塩を混ぜたスクラブペーストは、こびりつき系の汚れと闘ってくれる強い味方。ペーストを付けて擦ったあと、あたたかいお湯で流せばきれいに汚れが落とせます。

●木製家具
ベジタブルオイル2カップにレモン果汁1個分を混ぜた液体をやわらかい布に含ませ、木製家具の掃除に使います。このポリッシュは家具表面のひっかき傷を目立たなくし、木が本来持つ「明るい色味」を蘇らせるのにも効果的。また、少量のベジタブルオイルを温めて使えば、ラタン家具のツヤ出しにもなります。

●革靴
やわらかい布にベジタブルオイルを染み込ませて靴の手入れをすると、スリ傷が目立たなくなります。湿ったスポンジで全体の汚れを拭き取ってからオイルを含んだ布で擦り、最後になめし革(スウェードなど柔らかい質感のものがオススメです)でしっかり磨くとツヤが出ます。


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【ホウ砂】
ホウ砂は目の洗浄や消毒、写真の現像、アリ退治の「ホウ砂ダンゴ」などに使われるもので、薬局などで購入が可能です。水に溶かすと弱アルカリ性になり、サビや色素沈着に効果を発揮します。また洗浄・消毒作用があるため防腐剤としても使えますが、毒性があるので、誤って口に入れないよう注意しましょう!

<こちらのお掃除におすすめ!>

●陶器類
ホウ砂1/2カップを混ぜたお湯(適量)に、陶器類(食器や花瓶など、茶渋が付いたようなものがありませんか?)を浸けおきすると、汚れがとても落ちやすくなります。食器などの場合は溶液に浸けたあと、しっかりすすぎましょう。

●食器洗浄器
「食洗機から何か嫌なニオイが…」という時、食洗機の底にホウ砂をササッと振り、湿ったスポンジで軽く拭いたあと一晩放置してみてください。ちなみに、中のホウ砂は次に食洗機を使う際に水でちゃんと洗い流されるので、そのままマシンを使用しても大丈夫です。

●トイレ
便器内の溜まった水にホウ砂を振って一晩放置。翌朝、トイレブラシでしっかり擦ってから水を流せば、洋式トイレのしつこい汚れが驚くほどきれいに落ちます。


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【お酢】
お酢は、強い酸性力で色素沈着を除去するのが得意。その他にも石鹸カスやミネラル系の汚れなど、あらゆるシーンで活躍するミラクルぶりで、「ナチュラルクリーナーの王者」と言っても過言ではありません。なかでも“蒸留したホワイトビネガー”は、白カビ、大腸菌、サルモネラ菌といった細菌の増殖を抑制してくれるのでオススメです。



<こちらのお掃除におすすめ!>

●カビのついた壁
カビのついた壁にスプレーでお酢を拭きかけて15分ほど放置。その後、スプレーした箇所をすすいでよく乾かせばカビの撃退完了です。

●コーヒーメーカー
給水タンクに水とお酢を「1:1」の割合で注ぎ、抽出ボタンをONにします。途中でコーヒーメーカーの電源を切り、溶液に浸けた状態でそのまま1時間放置。最後に水を換えながら何度か抽出サイクルを繰り返せば、マシンがきれいに掃除できます。

●シャワーヘッド
水道水に含まれたミネラルが固まってできる“鉱物汚れ”にもお酢が効きます。お酢を入れたビニール袋にシャワーヘッドをまるごと投入、袋の付け根をゴムでしばって一晩浸け置き、翌朝、水で洗い流しましょう。

●窓
お酢1/4カップ、水2カップにリキッドソープ(カスティーリャ石鹸)を1プッシュ加え、スプレーボトルに移して混ぜます。汚れた窓にスプレーを拭きかけ、新聞紙で拭きながら掃除すると、とてもきれいになります。


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【重曹、炭酸ソーダ】
重曹(炭酸水素ナトリウム)と炭酸ソーダ(炭酸ナトリウム)は、どちらも吸臭効果があります。ベーキングソーダと違って、炭酸ソーダは摂食できないので要注意! ゴム手袋着用で扱いましょう。

<こちらのお掃除におすすめ!>

●缶切り
重曹大さじ2杯と小さじ1杯の水を混ぜたペーストを古くなった歯ブラシに付け、缶切りを擦って掃除します。重曹はネバネバした汚れを落とすのに最適なので、グリルやバーベキュー道具などの“頑固な油汚れ”にも効果テキメン! クレヨンなどのこっくりした汚れを落とすのにも使えます。

●コンクリート系の床
汚れた部分に炭酸ソーダをたっぷりかけて、ペースト状の固さになるくらい水を撒いてから、一晩放置します。翌日、湿ったブラシで床を磨き、ホースで散水して洗浄すれば完了です。

●布張りの家具
臭いの気になるソファなど、布張りの家具に重曹を振りかけ、しばらくしてから掃除機で吸うと臭いが消えます。


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【歯磨き粉】
研磨剤・界面活性剤・抗菌剤の入った“歯磨き粉”は、意外と強力な汚れ落としになります。お掃除の際にはゲル状の歯磨き粉ではなく、スタンダードなペースト状のものを使いましょう。

<こちらのお掃除におすすめ!>

●クローム製品
キッチンやバスルームの蛇口などの掃除に使えます。やわらかい布に歯磨き粉をつけて磨きましょう。

●ピアノの鍵盤
湿った綿棒に歯磨き粉を少しつけて、慎重に鍵盤を掃除しましょう。掃除後は清潔な布で拭き、乾くまでフタを開けておきます。

●銀食器
きれいな布で水と乾燥で洗い流した後、やわらかい布に歯磨き粉を少量つけて擦ると、銀食器の変色がきれいに取れます。擦ったあとは水でよく洗い、乾いた布でしっかり拭きましょう。


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【食卓塩】
ザラザラとした塩の粒は研磨剤にピッタリ! さまざまな塩が掃除に使えますが、値段の安い“食卓塩”などで充分です。

<こちらのお掃除におすすめ!>

●造花
紙袋に造花を入れて塩を振りかけ、袋を閉じて激しく振ると、造花に付着したホコリや汚れを塩粒が除去してくれます。

●ガラス製品
ガラス製品の頑固な汚れを落としたいときに、スクラブ剤として塩が使えます。湿った布やスポンジにそのままつけて使ってもいいですし、お気に入りの洗剤に混ぜても使えます。

●脂ぎった鍋やフライパン
余分な油を吸着させるために塩を使います。調理後のフライパン(or 鍋)に塩を振りかけ、油を吸着させてから普段通り洗いましょう。ちなみにこの掃除方法はテフロン加工のフライパンには不向きです。

●オーブン
天板にこぼれた汚れをきれいに掃除できます。オーブン内が熱いときは、ふきこぼれた汚れに塩を振って放置。しばらくしてから拭き取ります。オーブン内が冷めている場合は、湿らせたスポンジに塩をつけ、そのまま汚れを拭き取りましょう。


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