Onmyouji - SAKAMOTO
占術鑑定 人相
人相のなかのひとつ、顔相について連載、このページはバックナンバーとなります。最新の掲載は占術人相にございます。
平成26年2月連載開始 ★お知らせ…平成25年12月、平成26年1月は掲載をお休みしております
図1
4月より手相に加え人相(にんそう)の顔相(がんそう)を語りたいと思う。
人はそれぞれの顔を持っている。すなわち運・不運を有している世界には、3人似た顔がいると言うが、よくよく見ると一つとして同じ顔など無いのが分かる。
顔には笑いがあり怒りがあって、その人のすべてを表現している。
人間は環境の動物だと言うけれど、まさしく環境が変われば、人の生き方の中に顔相も変わってくる。そして生活の中の仕事が変われば、その人の顔も変わって来るものである。人は決して一人では生きてゆけないし、他人との関わりあいの中で生きている。
よって他人を知って自分を知ったうえで、行動する時がよりよい開運となる。
顔相は何歳で吉運となり何歳で凶運となるかを知り、そしてその人なりの人生を一早く注意解決して進む所に大きな意義がある。また顔相は、顔全体と各部位とのバランスで読み取ることが大切である。
ではまず顔を大きく分けると図1のごとく
・上停(じょうてい) は人生の、15際から30歳までの初年運
・中停(ちゅうてい) は人生の、30歳から49歳までの中年運
・下停(かてい) は人生の、50歳から以降の晩年運を現す。
顔相を見てこの三つの上停・中停・下停が均衡よくバランスが取れていれば、その人の生涯は波風のない穏やかな人生と言えよう。顔相は人と人との出会いによって吉相の中にあるのかどうかを見るべきです。決して美醜にとらわれてはいけない、美しい顔相と言えども吉相でなく、醜いからと言って凶相とは限らない。
4月号の続き、人相(にんそう)の顔相(がんそう)を語りたいと思う。
上停(じょうてい)、中停(ちゅうてい) 、下停(かてい) について
上停は初年運で、天からの使命を持った当人の運勢を現している。そして、両親の遺伝子の体質・資質を受け継ぎ、成長してゆく周辺の環境などの影響を受けています。
この上停が広くつややかで、シミや傷、デコボコもなく、シワがあってもきれいに流れるシワは、幼年時代の運がよい。
幼少の頃は病気もせず、健康的で明るい恵まれた青年時代を過ごす。
それに対して、上停が狭い人は初年運で苦労するか淋しい人と言える。この人の開運期は中年期を過ぎた頃になる。よって上停の良運の人に比べて、先輩や上司からの面倒もなく、自分の希望の夢を実現するのに大変苦労する人である。このような人は、15才から30才までを忍耐強く根性を持って一歩一歩努力を積み重ねて、開運の来る日を期待して生き抜いてほしい。決して親や友人を恨む事なく、人生の枠を踏み外す事の無いように注意してほしいです。
それは上停で得る運命は中停、下停時代に訪れる開運を自らダメにしてしまう事になる。世の中には一代で孤軍奮闘して大事業家になった人は、この上停の狭い人が多く見られる。それは、忍耐して根性で努力した強い精神力が、後の人生を築くものとみられる。
中停は中年運で、独立して自分で生き抜く31才から50才までの運を現し、人位とも呼ばれている。顔相の中でも喜怒哀楽の現われる所である。この部分は歳を取るに従い、色々なシワが刻み込まれる所で本人の心情が記録として現われる所である。よって自分の力で凶相にも良相にもなる大事な所である。中停の広いのは、31才を過ぎてから開運となる暗示である。中停の運気は、目にあたるまた鼻にありて、鼻の準頭48才と小鼻の部分を見逃してはならない。小鼻の大きい人は、財に恵まれる運を持つ。そして顴(ほおぼね)である。世に出て実力を発揮している人の顔は、この顴が大きく張り出していて艶がある人である。しかし鼻が立派でも鼻の穴の大きい人は、金は入っても出て行くのも大きいと言えよう。
下停は、50才以降の晩年運をみる所である。上停、中停の総線がここにハッキリと刻まれて行く。特に、ここでは衣食住のノウハウが分かる所である。
下停の部分の肉づきが良く、スベスベして光沢があり、ゆったりと大きければ晩年の運気に非常に恵まれるでしょう。
逆に下停が狭く口元、顎(あご)の小さい人は、晩年の運気が淋しいことを物語る。また晩年が淋しい人は、寿命が短いことも暗示しています。このような人は上停・中停時代に大いなる人生の貯蓄をしておくべきである。また、下停の部分にヒゲを蓄えて、下停の運気を庇(かば)う事により運気の衰退を防ぐことが出来る。もう一つは、結婚のパートナーで下停の部分が良相な人を選ぶ事が必要となる。
顔相の判断観測で、12宮の大切な急所がある。
この急所の場所で肉づき、傷、シミ、色艶の変化を見て判断する。
まず、図2を見る。
図2
(1)官禄宮(かんろくきゅう)‥‥出世運
(2)命宮(めいきゅう)‥‥生活運
(3)遷移宮(せんいきゅう)‥‥旅先運
(4)兄弟宮(きょうだいきゅう)‥‥兄弟運
(5)福徳宮(ふくとくきゅう)‥‥金運
(6)妻妾宮(さいしょうきゅう)‥‥結婚運
(7)田宅宮(でんんたくきゅう)‥‥家庭運
(8)男女宮(だんじょきゅう)‥‥男女運
(9)疾厄宮(しつやくきゅう)‥‥健康運
(10)財帛宮(ざいはくきゅう)‥‥生涯の金運
(11)奴僕宮(ぬぼくきゅう)‥‥友人運
(12)相貌宮(そうぼうきゅう)‥‥晩年運
ある時玄関のドアが開いて、(10)財帛宮(ざいはくきゅう)の準頭が赤いイチジクのごとく気色をしている人が現われて、お金を借りに来たらその人はお金を返さない人と見るべきでしょう。気色学は一般の人には難しい観相法ですので、肌に「ツヤ」か「ハリ」があると吉相とみて、暗緑色のような暗い色が出ていると、凶相と判断していくと良いでしょう。
(1)官禄宮(かんろくきゅう)‐地位、階級、出世、名誉運
額の真中の部分が官禄宮である。本人の一生涯の運勢を知る所である。ここの部分が丸くふくらんで広く少し高く、正面から見ると四間に整っていて肌がつややかであり、この部分に傷やシミのないのが吉相である。
1980年代(昭和55年)頃、韓国の友人を訪ねた際、韓国の高齢者の顔にはハツラツとしたツヤが見られなかったが、若者は誰を見ても丸くふくらんでツヤヤカな人達を見て、この国は若者の時代になった時に、大きく成長しているだろうと思いました。そして今日(2013年)においては、その通りになっています。官禄宮がハッキリしている人は、いつの時代でも必ず頭角を現して責任ある地位に携わります。官は精神を、禄は物質面を現しているので、その人格が滲み出ているのです。
逆に官禄宮がデコボコや傷・シミが出現すれば、組織のトップになれない相と言える。よって、自分の個性を生かした仕事に取り組み、それに熱中し幸せな日々を送ることに心がけてゆくべきです。
(2)命宮(めいきゅう)‥‥生活力、精神力、健康運
中正の所で眉と眉の間の少し上あたりが命宮である。生活力や精神力の吉凶を知る所であり、ここを打撲すると命にかかわる所でもあり、その人の肉体的健康状態を知る所でもある。
命宮は、肉づきが良く、傷やデコボコがなく、はっきり、すっきりしているのが良相で、生活力、精神力、健康運に恵まれている証拠である。
命宮が弱い人は、まず気力がない。いわゆる覇気の無い人である。H23.3.11東北大震災で、災難にあわれた方々の顔にはこれからの人生の不安が命宮に出現し、気色さえも衰えて、運気の迷いを隠し切れませんでした。しかしあれから3年経て、人々の命宮はようやく晴れて来て、これからの人生が盛運に向いつつあります。
(3)遷移宮(せんいきゅう)‥‥旅先、出張先の運
額の端、丁度「コメカミ」の少し上の所である。そして遷は、うつる、場所を変えて、よそに行く、移動するとある。よって遷移宮とは、家を引越すと言う事である。自分が住んでいる所から遠い所の家へ引っ越すと言うのだから、引越先を良く知ることが必要である。ここを見れば額からなだらかな線を描いて、丸くつながり肉づきが良いのが吉相である。
旅先や遠地との取引など、災いなく過ごす事が出来るでしょう。
(4)兄弟宮(きょうだいきゅう)‥‥兄弟(姉妹)間の運
眉の部分で兄弟間の運命がわかる所である。
眉は眉毛が中心に向って生えそろい、そして眉の前後の濃淡が激しくないのが良運である。
眉毛の方向がバラバラとか濃薄が見られると兄弟はバラバラに生活することになる。離婚する夫婦のどちらかに見られると、やはり二人の間の子どもにも眉毛のバラバラを見ることになる。ここにも、不思議と人間の運命の予兆を知ることが出来る。
(5)福徳宮(ふくとくきゅう)‥‥金運の運
眉の上の部分である。官禄宮から続いていて、眉の上が福徳宮である。
ここが丸く肉づきの良いのが良運である。ここが、凸凹(でこぼこ)が有り、急に落ち込んでいると金運に恵まれない。お金が入っても出てゆき、貯金とまでは行かない。
(6)妻妾宮(さいしょうきゅう)‥‥結婚運、結婚歴、夫婦の相性の運
眉尻から目尻にかけての部分を示す。
ここは、夫婦の相性、いつ結婚とするか、何回結婚するのかを知る所である。目尻の部分がはっきりスッキリして肉づきが良く、シワのないのが良く、シワがあっても整っていると良運である。また、気色の良いのが良運と言える。
目尻が落ち込んでいたり、シワが乱れているのは夫婦間のトラブルが多い。若い時には、目尻にシワはないが30代以降の年令でシワは出現し、これが50代になっても、まったくシワが出ない人は淫乱の相と言われるものである。
5月号の続き、顔相の判断観測で、12宮の大切な急所
(7)田宅宮(でんたくきゅう)…母親、家族、愛情の運
眉の下、上瞼(うわまぶた)の部分を示す。
母親とのつながり、家とのつながり、また、仕事、健康、愛情などの運を知るところである。
上瞼の肉づきが良く、気色のいいのが良運である。この人は、両親と仲良く暮らすか、両親の近くで暮し精神的にも物質的にも安全安心安泰の人と言える。上瞼の肉づきが淋しく、薄いのは、両親家族との縁が薄い人である。
上瞼(うわまぶた)が紅色に輝くと、恋人が出現することを暗示している。
また、ここの色気が良くない時は、仕事や健康、精神面に乱れが生じて来る。
(8)男女宮(だんじょきゅう)…異性運、子ども運
下瞼(したまぶた)の臥蚕(がさん)と呼ばれる部分である。
男と女の交わり、子ども運を知るところである。
下瞼にハリがありふっくらしている人は、勢力家であり、子ども運に恵まれる。しかし、男性でこの下瞼が極度にふくらんでいる人は、仕事の疲れで、そうでない人は、遊び過ぎて勢力を使い過ぎている人である。よくよく見ると、下瞼の下に青い色が出ている。若い男は2日3日で取れるが、なかなか消えず健康のバランスを崩すことになる。
(9)疾厄宮(しつやくきゅう)…健康運
鼻柱の部分である。
ここは本人の健康状態を知る所である。
鼻柱が曲がっていたり、肉づきが薄くて細い人は、病気になる前兆である。
鼻の根元の山根が41才、途中の年寿が44才、少し下がって寿上が45才、鼻の頭が準頭で48才を現わしている。よって山根の41才の部分が気色が良く、シワのない人は問題ないでしょう。
しかし、この部分が平らで横から見て目と目をつなぐ線より凹(へこ)んでいると、41才のとき、健康に気をつけることが大切である。
(10)財帛宮(ざいはくきゅう)…生涯の金運
鼻の頭の部分である。
一生涯の金運をあらわす所で準頭の赤い気色は、お金に困っている人である。
一方、準頭は両方の小鼻に守られていて、小鼻の発達している相は横から財が集まっていることを示している。よって小鼻の発達している人は、金運が他人によって助けられる相である。財帛宮は、大きく丸く肉づきが良くそして気色が良いのが良運である。
鼻の頭すなわち準頭が良相でも、小鼻の小さい相は、手助けしてくれる人がいないから自分で仕事をしなければならないが、準頭が良相であることは、自分の事は自分でやっていける人である。
準頭も小鼻も小さい人は良き伴侶をもらう事によって助けられ、良き子孫を担って行く事が出来る。
(11)奴僕宮(ぬぼくきゅう)…年下の友人と住居の運
頬(ほお)の下、顎(あご)の両脇の部分である。
奴僕宮は年下の友人、パートナーとの縁、そして住居運を知るところである。
頬の下のふくらみがゆったりして肉づきが良いのが良運である。
頬の下が急に心細く痩けていると、年下の人の助けが無い。
よって、晩年が淋しいと言える。
また、住居の安定も難しいし、良きパートナーも得られない。
頬の痩けた人は、運気上昇の時代に晩年に備えて行く必要がある。一方、奴僕宮のふっくらして発達した人は、幼年期・中年期に苦労しても、晩年は人の助けによりて幸福な日々を過ごす事が出来る。
頬の痩けた人でも幸運を呼ぶ方法がある。それは、痩けた顎(あご)に鬚(ひげ)をたくわえることで回避できるのである。
(12)相貌宮(そうぼうきゅう)…晩年の運
顔全体の輪郭とバランスが必要である。
顔全体のバランスが良く、どっしりとしていて、顔の輪郭が感じの良い線を持っていれば良運と言える。
しかし、鰓(えら)が張り過ぎていたり、輪郭が光っていたり、凸凹(でこぼこ)が激しいのはやはり晩年が淋しい。
晩年の淋しい人は、初年、中年時代を大事に過ごし晩年に備える必要が大切である。
ここで必要なのは、各宮のバランスである。各宮が上手にバランスよく感じの良い顔を作り上げていることである。それだけ感じの良い人は人生も豊かなのである。
人の顔はひとりひとり皆が違った顔であるが、これらを区分りすると男・女とも六相に分けることができる。
富相(ふそう)、貴相(きそう)、寿相(じゅそう) と 貧賤相(ひんざいそう)、孤苦相(こくそう)、夭相(ようそう) の六相となる。
【1】富相…金が集まり大金持ちになる資産家の顔相。この人は、顔全体に丸みがあり、骨ばった所がなく、そして身体が丸みを帯びていると最高の良相となる。
(イ)顔の輪郭は、骨組みが太くしっかりとしていて、その上を柔らかな皮膚がつややかに包んでいて、外観は丸みをしている。
(ヘ)額は丸みがあり、三停(上停・中停・下停)のバランスも整っていて広くてつややかである。
(ト)耳は長く、ふっくらとして耳たぶはハリがあって大きい。そして、耳は正面から見ると上部と耳たぶの部分が見えて、頭の側面にくっつくように見える。
(ニ)この人の眉は目よりも長く眉と眉との間(印堂)が広くてゆったりとしていてツヤがある。
(ロ)目は瞳が黒くて大きく、瞳が上瞼(うわまぶた)で三分の一ほど隠れていて白眼の部分が澄んで白く、よって黒い瞳と白眼の区別がハッキリしている。ここに、この人の善悪の性格が出ている。
(ホ)鼻は、鼻筋が太く、肉付きが良くて、真っすぐ通り、鼻の頭が尖ることなく丸みをしてガッシリしている。よって、丸顔に見える。
富相の持ち主は、性格は温和で、心が広く、頭の回転も良く、指導力もある。この人は、自然の道理が働く人で自然に開花する人であるが、金銭に対してはよく注意して使用しなければ、人生の敗北者となるでしょう。
よって、金銭に関しては、我欲にとらわれず、世の中のために使うことが大事である。
【2】貴相…物質面より精神面を重視する哲学的顔相。
この人は、賢明で、切れ者と言われる所がある。
(イ)顔の輪郭は、長方形で、肉づきは締まっていて、丸味は少ない。
(ロ)目は、黒・白がハッキリして、真光を放っている。
(ハ)口は、唇の両端の肉が少なく、締まって見えるが、笑うと大きくなる。
(ニ)眉はしっかり整っている。
(ホ)鼻筋はまっすぐ通り小鼻は普通である。
(ヘ)額は、四角に見えて三停のバランスも整っていて広くてツヤがある。
(ト)耳は、長く、頭にくっついている。
(チ)顴(ほおぼね)・頬(ほほ)の肉付きは普通で高くて丸い。
貴相の持ち主は、性格は善悪をハッキリさせる所があり、神経質で個性が強く頑固者でもある。また、正義感が強く弱者に対して親切な所があります。また、物質面より精神面を重視するので、仕事に対しても金銭面より楽しい仕事を目指す人です。しかし、ワンマン的な所があり他人の気持ちをわからず敵が出来てあらゆる面に妨害されてしまうこともある。
よって、他人の意見をよく聞いて行動することが大事である。
一方、貴相の持ち主は、異性関係に気をつけることである。中肉中背でスラリとして、カッコ良く、女性が寄りやすく、誤りが起こる事が多いので、注意することが大事である。
富相(ふそう)、貴相(きそう)、寿相(じゅそう) と 貧賤相(ひんざいそう)、孤苦相(こくそう)、夭相(ようそう) の六相となる。
7月号にて 富相(ふそう)、貴相(きそう)を掲載しました、
8月号は、寿相(じゅそう) と 貧賤相(ひんざいそう)を掲載します。
【3】寿相…長生きの相を表わす。この持ち主の顔相は、細長い輪郭が特徴である。
三停のうちでも下停が長く、顎(あご)がしっかりしており全体の肉づきは普通で、頭の輪郭は幅があまりなく、前から見ると頭の両角が高く見える。
(イ)輪郭は顔全体が長く
(ロ)目は出目でなく、両眼とも細長く瞳が整っていて優しい光を宿している。
(ハ)口は唇を合わせたときの両端はやや丸みを帯びており、締まった感じではなく唇が赤いのが特徴です。
(ニ)眉は目の幅より長く、眉尻が下がりぎみで眉間は広くつややかである。
(ホ)鼻の頭は大きくて丸みを持ち、鼻筋はまっすぐ通り、鼻の下はやや長くヒゲが濃い。
(ヘ)耳は長く肉づきは厚くなく、頭にくっついていて、正面から見えにくい。
寿相の持ち主は、顔全体の輪郭が細長く、肉づきは普通である。耳、目、眉、鼻、唇などが、けして良相ではないがバランスが取れていて、何となく中庸(ちゅうよう)を得ている。
また、耳の中に長い毛が生えていると間違いなく寿相である。
性格は、温和でさわやかな感じがする。優しい気持ちを持ち人と争うことがなく、調和の取れた順応性のある人と言えよう。よって、頭が良く、物ごとの割り切りが早く、行動に無理がない。物質欲も少なくそれでもって物に恵まれる。悠々自適に生活を過ごす人である。この寿相には実業家には向かない。それは欲がないからである。よって自由業が適している。
【4】貧賤相…精神面の貧しさを現わす相である。
この持ち主の顔相は、頭が小さく、額が狭くシワが多い。さらに眉と目の間が狭く眉が目に被いかぶさっている。眉間が狭く短いシワが多い。
(イ)輪郭は小さく見え、皮膚の艶とハリが無く、丸味がない。
(ロ)目は、落ち着きが無く、眼光も無い。いつも正面から人を見ることが少ない。
(ハ)口は、唇が薄く小さい。そして、笑っても決して大きくならない。
(ニ)眉は、長く荒く光沢は無くそれでもって目に被いかぶさっている。
(ホ)鼻は、痩せていて光っている。さらに小鼻は小さくシワがある。
(ヘ)耳は薄く、正面からみてよく見える。よって外へ突き出ている。
貧賤相の持ち主は、神経質で気が小さく、物欲が強く、いつも他人と物事を比較するので、周囲の環境の影響を受けることになり、自分という者が無いので、言動、挙動にまとまりがない。そして、外貌は肉づきが薄く、足も長いのでスラリとした美男美女と言える。この持ち主は、肩がすぼんでいて、身体の皮膚は荒れて艶が無く立っていてもまっすぐ立たず動作に落ち着きが無い。ものを食べるときも忙しそうに食べる。また、歩くときも、胸を張ってまっすぐ歩かず忙しそうに歩く。一生の内で、金運に恵まれる時もあるが、他人の影響を受けやすいので、物欲のため金運を残すことが少ないと言える。
人の顔はひとりひとり皆が違った顔であるが、これらを区分りすると男・女とも六相に分けることができる。
富相(ふそう)、貴相(きそう)、寿相(じゅそう) と 貧賤相(ひんざいそう)、孤苦相(こくそう)、夭相(ようそう) の六相となる。
9月号は、孤苦相(こくそう)、夭相(ようそう) を掲載します。
【5】孤苦相…物事を素直に取る事が出来ずに、自分なりに苦しむ顔相である。
性格は、機嫌の良し否があり、頑固である。人との協調性、協力がなく、まるで行動は逆である。風変わりでいっぷう変わり者である。
よって、頭は良く夢は大きい。現実とのバランスが取れず物事を割り切る事が出来なくて、自分で苦しむ。普通の時は無口であり、突如として偉そうな物事を皆の前で言ったりして、その場の雰囲気を壊してしまう。
(イ)輪郭は、中停、下停の部分が痩せていてラッキョウを逆にしたような形である。
(ロ)目は、光がなく、目尻の肉が薄く凹(へこ)んでいる。
(ハ)口は、唇に締まりがなく、歯が隙間だらけである。
(ニ)眉は、眉間(みけん)が離れすぎて広く艶がなく眉尻が下がっている。
(ホ)鼻は、小鼻で鼻筋がありスラッとした形をしているが、凸凹(でこぼこ)があったり曲がったりしている。
(ヘ)耳は、上部が大きいものの、耳たぶが小さく見えて、逆三角形をしている。
孤苦相の持ち主は、想像、空想の世界を夢見て、あまり普通人と隔たりが多く、物事を割り切る事が出来ない、風変わりな所がある。教養はそれなりにあるのだが、皆と共有・共存してゆくには少し、自分を、歩調を合わせて進んで行くと良い方向へと変わってくる。
まずは、自分の頑固な性格を見直して、友達と、そう、バレーボールかサッカー、野球など団体で自分を見つめ直すことが必要である。そうすることにより、自分の悪い所に目覚め、いつしか孤苦相からぬけ出る事になるでしょう。
【6】夭相…長生きが難しい顔相。
体全体が縮んで見えて、首も曲がり背中にもぐり込む感じで、いかにも前に折れ気味である。腰がしっかりとせず浮いたような感じで不安定に歩き酔っている感じがする。足もフラフラですが、両腕両足もダラリと下がり、不安定に見えます。
(イ)輪郭は、一見ひ弱い感じがし、皮膚が薄く艶がなく、汚れて見える。
(ロ)目は、飛び出していて、まったく光がない。
(ハ)口は、唇に締まりがなく、垂れて見える。
(ニ)眉は、薄く、ハの字でチョンと顔についている。
(ホ)鼻と耳は、綿のように柔らかでハッキリとせずダラリと垂れて見える。
夭相の持ち主は、現代では数少ないと言えよう。
見るからにひ弱い感じがして、皮膚に艶がなく行動に覇気がない。歩くにもまるで酔っているようで身体はナマコのごとくクニャクニャとして締まりがなく不安定である。この持ち主の両眉の間の気が抜けると、死期が早まると言えよう。
外形的な特徴である、耳、眉、目、鼻、口について、それらの性格や個性があらわす、良相、悪相について述べたいと思います。
【1】耳
(イ)耳の相は、一生を通じて変わらない。よって、生まれた時からの形を、一生涯持ちつづけて行くこととなる。
(ロ)耳の位置は、眉と鼻の下端の間にあると、良相である。
(ハ)耳が前のほうについている人は、記憶力があり、思いやりがある。
(ニ)耳が後ろにある人は、目立ちたがり屋で、見栄っ張りで心配性です。
(ホ)耳が後ろにぴったりと密着している人は、福運と精力に恵まれ財をなす。
(ヘ)耳の小突起が出ている人は、お金や物を溜め込むことで安心を得ます。
(ト)耳の小突起が出ていない人は、気前が良く、金銭管理に疎い人である。
(チ)耳が顔の大きさより、小さい人は、離婚するか、妾になるケースがある。
(リ)耳たぶが豊かでない人は、伴侶運が良くない。
(ヌ)耳たぶが豊かで大きい人は、聡明で意志が強く柔軟な性格の人である。
(ル)耳の輪郭がはっきりしていて、大きく、赤みが差した人は、長寿で真面目で、健康で礼儀正しい人です。
【2】眉 まゆ
けいしんび
1)軽清眉‥眉が彎曲していて、長さは目より長く角がなく上向き、濃くもなく薄くもない、毛質も整っている。(社交的な眉)
ゆうりゅうび
2)遊竜眉‥船が湖にゆったりと進むような眉で、眉の線が整っていて、幅があり眉尻の上の角が将棋の駒のように整っている。毛質は黒く輝いて、目より長く平行している。(聡明・勇気・正邪を持った眉)
ぶみょうび
3)武明眉‥眉を太く大きくし、長い刀を彎曲させて眉尻を上げた斧のような感じ。毛質も硬く武士の眉毛である。(硬派の眉で建築、鉄鋼の仕事に向く)
しんげつび
4)新月眉‥眉が三日月のごとく眉の真中を頂点に彎曲し、眉尻がコメカミに向いている。毛質は柔らかく艶があり、流れ星のような形を思わせる。(心が広く順応性、協調性に欠けている)
しゅんしんび
5)春心眉‥眉は細く目と眉の感覚は広く眉尻が眉頭より下がり気味で長い。毛質は柔らかく整っている。(聡明で心優しく楽天家である。眉尻の下がりが大きいと信念に秀でている)
しんしゅくび
6)新縮眉‥眉は幅が広くやや彎曲している。毛質にムラがあり、濃淡がはげしく長さは目より短く、眉の両端がしまらず眉尻が薄い。(気分にむらありて、犯罪に走りやすい)
だんしんび
7)断心眉‥眉頭は幅が狭くて、眉尻に向って広がっている。毛質の前方は固く密集し、中程からいきなり跡切れたように毛質が変わる。よって後半分は眉がパラパラと、上向きに薄く生えている。(猜疑心(さいぎしん)が強く、友人も遠ざかる)
かんだんび
8)間断眉‥眉頭は幅が丸味くして濃く、眉尻が断心眉より吊り上がっていない。眉毛の形に似合わず、性格は優しく気性は激しくない。しかし優柔不断で移り気な所がある。
※)最近は眉を自ら好きなように描く人が多いですが、自分本来の眉毛の形も知って悪い点があれば、そこを直して行く事が必要でしょう。
2.眉(眉毛は本人の個性を表している)
イ)眉の毛は固いほど、統率力、指導力がある。
ロ)眉の長さは目の幅よりも長く、普通に太く眉毛は細く柔らかく、毛先の方向が揃っていると良相である。眉が目より短くプツンと切れていると、短気でシンプルに考える。
ハ)眉が濃くしている人は、実業家、政治家として大成して行く。
ニ)眉毛の逆立ちや短く濃淡が激しいと、その人の生涯は波乱に富み天寿を全うするのは難しい。
ホ)眉毛が薄くて、毛質が柔らかくなるほど、個性は優しく、温和で内気となる。
ヘ)眉が薄すぎて抜けてくると、中年以降の人は活力、精気の衰えにより、長生きが難しい。
ト)眉と目が離れていると、慎重で親切そして礼儀正しく無口である。
チ)眉と目の間隔が狭いと、堅苦しいことやジッとしている事が苦手である。
リ)眉毛と眉毛が繋がっていると、神経質な行動に出る。
ヌ)女性は眉毛があまり濃くない方がいいと私が思うのは(ハ)のごとくなり、女性らしさが欠けるからである。
ル)眉の途中を刀で切ったような型があれば、
兄弟の何れかに死相を意味する。
ヲ)眉尻の激しく荒れていると断心眉となり、手のつけられない性格を意味している。