香ばしい風味が魅力的なほうじ茶ですが、緑茶や紅茶などに比べるとちょっとマイナー、めったに飲まないという人も多い飲み物ですよね。
しかし、そんな人たちは実は大きな損をしているのかもしれません。
なぜならほうじ茶には、近年注目を集める緑茶を上回るほどの優秀な効能・効果が備わっているからです。
例えばダイエットに美容、健康効果などなど。
そこで今回は、そんな多岐に渡る効果を持つほうじ茶の魅力に大注目。
ほうじ茶とはどんなお茶なのか、どんな効果が得られるのか、美味しい入れ方など、気になる情報の詳細に迫っていきます。
ほうじ茶ってどんなお茶?緑茶との違いは?
お茶の中ではまだまだマイナーなほうじ茶は、意外にも私たちが普段飲んでいる緑茶の一種でもあります。
番茶や全茶に使われる茶葉を、より高温で赤茶色になるまで焙煎することでほうじ茶は完成、あの特有の香ばしさとウーロン茶に似た色合いが生まれるというわけです。
緑茶などに比べるとほうじ茶は苦みも渋みも弱く、あっさりとした飲み味が特徴。
程よい香ばしさも相まって、食事中の飲み物としても使いやすいのが魅力的ともいえるでしょう。
熱いお湯で入れるホットはもちろん、一手間かかりますが水出しでアイスでも楽しめるのもグッド。
季節・シチュエーションを問わず、いつでも飲みやすいお茶なので、緑茶や麦茶のように余る心配が無いのも嬉しいところですね。
ほうじ茶のダイエット効果
ほうじ茶には、大きく分けて2種類のダイエット効果が備わっています。
まず一つ目に挙げられるのが、ほうじ茶に含まれる成分「カテキン」の効果です。
ポリフェノールの一種でもあるこの「カテキン」には、食事によっておこる血糖値の上昇を抑える効果が備わっており、血糖値の上昇によって起こる脂肪のため込み防止にその効果を発揮。
食事前などに飲むことを心掛けるだけで太るリスクを下げるとともに、ダイエットの手助けにもなってくれるのです。
例えば近年流行りの糖質制限ダイエット(炭水化物制限ダイエット)などは、血糖値の上昇を抑えることを目的としたダイエット法ですから、相性がいいと言えるでしょう。
先ほどの項目でも触れたように、ほうじ茶は食事との相性がいいお茶の一つでもありますので、食事中やその前後などにも気軽に飲みやすいのも大きなメリットになってくれますね。
2つ目としては、カテキンともう一つの成分、コーヒーでもお馴染みの「カフェイン」の効果が挙げられます。
眠気覚ましなどの効果が有名で、ダイエットとは縁遠いイメージがあるカフェインには、意外にも脂肪の分解を助ける効果が備わっているんです。
カテキンとともに脂肪の分解と燃焼の促進を助ける体内酵素「リパーゼ」の働きを助けることで、体をより痩せやすい、太りにくい状態へと変化。
運動による脂肪燃焼と合わせることで、効果的かつ効率的なダイエットを実現させてくれるんですよ。
ほうじ茶の美容効果
美しい自分になりたいなら、美しさを保ちたいなら、ほうじ茶は心強い味方になってくれる飲み物と言えます。
意外にもほうじ茶には、魅力的な美容効果が2つも備わっているからです。
その一つには、ほうじ茶にはビタミンCが含まれているということが挙げられます。
レモンなどでもお馴染みのビタミンCは、コラーゲンの生成とお肌のハリや弾力の維持、みずみずしさを守る保湿、お肌のシミや黒ずみの原因になるメラニン色素の抑制など、お肌の美容には大活躍の栄養素。
これが含まれるほうじ茶を飲むことは、美肌作りとその維持にとっても役立つと言えるんです。
ビタミンが含まれることだけでなく、ほうじ茶が飲み物というのも大きなメリットになってくれます。
ビタミンCは果物や野菜などに多く含まれる栄養素ですが、考えてみればこれを毎日食事でとるのはかなり大変なこと。
お金もかかりますし、ある程度の料理スキルも必要になります。
しかし、飲み物であるほうじ茶ならこの問題は生じません。
簡単に用意できて食事中でもいつでも飲みやすいため、ビタミンCを安定して手軽に補給することが出来るというわけなんですよ。
次に2つ目の効果としては、次の項目である「ほうじ茶の抗酸化作用」に関係があります。
詳しい点については後述しますが、この抗酸化作用によって美容の大敵である老化現象、お肌のシミやしわなどを防ぎ若さを保つアンチエイジング効果を得ることが出来るんですよ。
ほうじ茶の抗酸化作用
ほうじ茶に含まれる成分の一つであるカテキンには、健康維持やアンチエイジングの観点から近年注目を浴びている抗酸化作用が備わっています。
この抗酸化作用とは、体の錆びとも表現される「酸化」現象から身を守ってくれる効果のこと。
お肌のシミやしわと言った肌トラブルから老化現象、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病の原因など、万病の元として恐れられる酸化現象を、その原因物質である活性酸素を除去する働きによって防止してくれるのです。
若々しさを保ちたい、いつまでも健康でありたいと願う人にとっては、まさに欠かせない効果と言えるわけですね。
またこの抗酸化作用が重要視される理由としては、酸化現象を引き起こす原因物質「活性酸素」が体に生まれてしまうその”原因”もまた大きな関わりを持っています。
実はこの活性酸素は、飲酒や喫煙といった理由から、ストレスや食品添加物、紫外線など様々な要因によって発生してしまう厄介な物質。
私たちが普通に生活していく上ではその発生を防ぐことは不可能に近いため、避けれない分対抗する手段として抗酸化作用は欠かせない存在になっているのです。
近年野菜や果物を中心に様々な食べ物において、「抗酸化作用」というワードが頻繁にピックアップされるのはこれが理由と言えるでしょう。
常に対抗手段が必要となるからこそ、それを手軽に日常的に体に取り入れることが出来る「食べ物」を知っておくことは、体の酸化対策には何より大切になるわけですからね。
さて、この点では、ほうじ茶はほかの「食べ物」と比べて大きなアドバンテージを持つこととなります。
知っての通りほうじ茶は「飲み物」、食べ物よりも摂取しやすくそのタイミングも多めなうえ、お金もほとんどかかりません。
手軽さとコストパフォーマンスに優れた、日常的な抗酸化作用の摂取にはもってこいのアイテムと言えるんですよ。
ほうじ茶の健康効果
ほうじ茶が持つ健康効果は、抗酸化作用だけに留まりません。
例えばほうじ茶は、お茶の中でも刺激が弱めで胃に優しいうえ、含まれるタンニンの効果によって胃腸の活動をサポート。
消化不良や便秘の解消などに効果が期待できるのです。
お口の中の健康においても、ほうじ茶の活躍は続きます。
ほうじ茶は殺菌作用に優れた効果を持っているため、口内の雑菌除去に役立ち気になる口臭や虫歯の予防にその効果を発揮してくれるのです。
歯磨きな雑な人やコーヒーを頻繁に飲む人、煙草を良く吸う人など口臭リスクの高い人たちにもほうじ茶はオススメといえそうですね。
低カフェインが魅力?
先ほどダイエット効果の一つとして挙げたカフェインですが、実はほうじ茶にはこのカフェインはあんまり多くは含まれていません。
コーヒーはもちろん、緑茶よりも少ないくらいに。
ちょっと驚きですよね。
ダイエット効果などメリットの多いカフェインが少ないなんて、すごく損な気分、話が違うって気がしてしまいます。
しかしこれ、実はむしろ逆で、意外にもほうじ茶の大きな魅力の一つでもあるんです。
なんとも矛盾した話のようにも聞こえますが、その理由は肝心のカフェイン自体の中に隠されています。
カフェイン摂り過ぎはデメリットが多い?
集中力の向上や眠気の解消、ダイエット効果など多くのメリットを持つことで知られるカフェイン。
しかしその魅力とは裏腹に、いくつかのデメリットもまた併せ持っているということを皆さんはご存知でしょうか。
例えばカフェインが持つデメリットとしては、利尿作用が強いことが割と有名ですよね。
コーヒーを飲むとトイレが近くなるというのはよく聞く話です。
一見大した事なさそうな気もするこの効果ですが、意外にも油断は禁物とも言えます。
コーヒーなどカフェイン量の多いものを常飲することでトイレの回数が増えると、体内に入ってくる水分量より体外に出す水分量の方が多くなり結果的に脱水症状へとつながるリスクがあるんです。
しかもカフェインには、尿とともにカルシウムの排出を増やしてしまう効果まであるので栄養管理の面でも問題あり。
新陳代謝にも必要なミネラルの一つ「鉄分」の吸収を阻害するというデメリットも併せ持っていますし、カフェインの取り過ぎは栄養バランスを崩すリスクありと考えた方がいいでしょう。
これらのほかにも、カフェインの取り過ぎは意外なデメリット生み出してしまいます。
肉体面では頭痛や下痢、嘔吐、神経過敏などと言った体調不良、精神面では鬱や不安感、集中力の低下などカフェインのメリット自体覆しかねないこのまであるのです。
加えてカフェインは、「カフェイン中毒」と呼ばれるくらい依存性が強いのも難点。
たばこやお酒ほど有名でないので気にしてない人も多めですが、その副作用は前述の通り厄介なため注意が必要と言えるでしょう。
低カフェインは妊婦の方には超重要?
ほうじ茶のカフェインの少なさは、妊婦の方にとってもメリットになります。
妊娠中のカフェイン摂取は、お腹の中の赤ちゃんに悪影響を及ぼす恐れがあるうえ、前述の鉄分の吸収阻害などの問題から栄養管理の面でもある程度制限するのが常識。
カフェイン量の多いコーヒーなどでは1日2~3杯飲めるかどうかと言われるほどの制限となるため、妊婦の方にとっては低カフェインの飲み物は役立つ存在になると言えるのです。
ちなみにほうじ茶のカフェイン量は、100mlあたりで20gほど。
妊婦さんが1日に摂取していいとされるカフェイン量が200~最大で300g程度とされているため、2リットル近く飲んでも十分安全となりますよ。
ほうじ茶ラテってどんなもの?
皆さんは最近、「ほうじ茶ラテ」なる飲み物を巷で見かけたことはないでしょうか。
このほうじ茶ラテは、スターバックスやコンビニエンスストアなどでここ最近登場し始めた新ドリンク。
カフェラテや抹茶ラテと同じ要領で、濃い目に出したほうじ茶をミルクで割った飲み物ですね。
香ばしい風味とミルクのコクが合わさった優しい甘みから、隠れた人気商品とも呼ばれています。
ちなみにほうじ茶ラテの場合は、ミルクや砂糖を加えている分カロリーはいささか高め。
普通のほうじ茶がほぼ0kcalなのに対して、スターバックスのティーラテではShortサイズ:169kcal、Tollサイズ:226kcal、Grandeサイズ:318kcal、Ventiサイズ:416kcal。
コンビニなどでも見かける伊藤園の「ほうじ茶ラテ~新感覚ミルクティー~」では450mlで約149kcalと中々のカロリーになっています。
ダイエット効果狙いで飲むには、向いていないと言えそうですね。
美味しいほうじ茶の淹れ方
ほうじ茶の淹れ方は、基本的には緑茶と同じく急須で入れればOKですが、より美味しく淹れる為には普通の緑茶よりもちょっとひと工夫が必要です。
まず重要になるのは、茶葉の量でしょう。
ほうじ茶の茶葉は緑茶の茶葉よりも膨らみがあるため、緑茶と同じ感覚で入れると茶葉の力が少なすぎて薄めの味わいになってしまうのです。
そのためほうじ茶を入れる際には、茶葉の量は緑茶よりもちょっと多めを意識するのが大切になりますね。
茶葉の次には、淹れるお湯にも気を配る必要があります。
ほうじ茶を美味し差を引き出すには、とにかく熱いお湯が肝心。
緑茶でベストとされる80℃程度ではなく、ぐつぐつと沸騰する100℃くらいの熱湯で入れることがベストになるんですよ。
ちなみに↑はホットの出し方ですが、アイスでも基本は変わりません。
多めの茶葉を少なめのお湯で濃く抽出した後、アイスティーの要領で氷満点のグラスに注ぎ入れるか、あるいはティーパックに入れた状態で少量抽出したあと水出し麦茶と同じようにポットに水と入れてほっとくだけでもOKですよ。
オススメのほうじ茶は?
ほうじ茶の茶葉と言えば、スーパーなどに出かければ難なく見つけることは出来るでしょう。
しかし、そのほうじ茶は本当に美味しい茶葉なのかは飲んでみないことにはわかりませんよね。
人によっては、事前に人気のある茶葉を知っておきたい、評判のいい茶葉を買いたいという人も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
そこでそんな悩める方たちにオススメしたいのが↑の「伊藤園 ほうじ茶 プレミアムティーパック」です。
こちらは使い勝手のいいティーパックタイプのため、大きめのマグカップなら急須なしで直接使えますし、水出しなど例茶で作る場合にもとっても便利。
あらめのフィルターを採用することで、ほうじ茶の香り、味を損なうことなく引き出すことが出来ています。
ちなみに内容量は50パック入り、1パックあたりで2杯分作れるため、この商品で100杯分のほうじ茶が楽しめる計算になりますね。