目次
- 目が腫れてしまったときはどうすればいいの?
- 目が腫れる4大原因
- 腫れてる目の症状で原因を判断
- 泣いた翌朝の腫れた目の治し方
- むくみ以外の目の腫れを治す方法
- まぶたでなく目が腫れる場合
- むくみ以外の腫れはすぐに治せない。普段から予防を心がけよう
目が腫れてしまったときはどうすればいいの?
朝起きて鏡を見ると、
ここでは目の腫れの原因として、どんなことがまぶたの腫れを引き起こしているのか、そして対処法や解消法にはどんなことができるのか、具体的に詳しく私はるこがご説明していきます。原因には一時的なものもありますが、病気や症状の一貫である可能性も否めません。また、解消法には即効性が高いものもあるので朝の時間がない時でも簡単にささっと実践できるでしょう。目の腫れについて疑問を解消して対策を取るための情報が満載です。
目が腫れる4大原因
まずは、目が腫れる原因について見ていきましょう。大きくわけると目が腫れる原因には次の4つの原因が考えられます。
目が腫れる4大原因
- むくみ
- ものもらい
- アレルギー
- 外傷からくる腫れ
それぞれの具体的なメカニズムや症状について、更に詳しくまとめていきますね。
むくみ
日常的に起こる目の腫れの原因としては、むくみがあげられます。泣いた時には目をこすってしまう人がほとんどではないでしょうか。まぶたなど目の周りの皮膚は非常に薄いため、目をこすってしまうだけで強い刺激と認識され、水分が集まってきてむくんでしまうことになるのです。
むくみとは、皮膚の下の細胞間の水分が循環しきらず溜まってしまう状態のこと。毛細血管からの間質液の入れ替わりがスムーズに行かなくなることで水分が溜まります。むくみによる目の腫れの原因としては他にも、前日のアルコールの飲み過ぎや、睡眠不足、眼睛疲労などが考えられます。アルコールを飲みすぎるとまぶただけでなく、顔全体や体の部分にもむくみを感じることがあるでしょう。疲労が溜まっている時や睡眠が十分に行われないと、血液循環が悪化してしまい、体内に水分が溜まりやすくなります。
また、寝ている際にうつぶせになっていると顔全体に水分を溜めることになります。特に寝る前に水分を飲んだ場合などはむくみやすくなるので、飲み過ぎには注意が必要です。
ものもらい
ものもらいによっても、目が腫れることがあります。専門的に見ると、ものもらいにも種類があります。
霰粒腫(さんりゅうしゅ)
霰粒腫はものもらいの一種で、しこり状のできものができてまぶたが腫れる症状です。まつげの生え際にあるマイボーム腺と呼ばれる、涙の成分の油分を分泌する穴が何かの原因で詰まってしまった結果、肉芽腫というしこりができます。この穴のつまり自体は細菌が原因ではありませんが、霰粒腫が発生してしまった後に細菌が感染して、結果炎症が起こる可能性はありますね。そうして起こる炎症は、化膿性霰粒腫と呼ばれており、化膿して赤くなって傷みが感じられるほど状態は悪化していきます。
麦粒腫(ばくりゅうしゅ)
ものもらいのもう一種には麦粒腫があります。こちらは黄色ブドウ球菌など細菌が原因となって起こります。まぶたの一部が赤くなり、最初は違和感程度ですが、徐々に進行するとともに赤く腫れが大きくなっていき、傷みも出始めます。そのまま放置していると腫れの中に膿が溜まり、結局破裂して膿が出ていくという自然治癒が多いものの、症状が出ている最中は辛いことも多いです。
まぶたの表面にできると外麦粒腫、裏側だと内麦粒腫と呼ばれます。
アレルギー
何らかの原因によるアレルギーによってアレルギー反応を起こすことも多いです。特に、まぶたの皮膚がアレルギー反応を起こし腫れてしまうこともあります。アイシャドウやアイライナー、マスカラなどの化粧品やスキンケアアイテム、ヘアカラーといったものが刺激となってかぶれてしまうのですね。化粧品や基礎化粧のアイテムを買い替えた時などは、特に成分が異なるので肌に刺激が入る可能性があります。また、敏感肌や乾燥肌の人も皮膚に刺激を受けやすいので、肌につけるものは意識した方が良いでしょう。
そのほか、花粉症などもアレルギーですし、反応が帯状疱疹や発疹として出て、それが顔に出たときに目が腫れることもあります。こうした場合は皮膚科にかかって、専門的な医師に診断を仰ぐのがおすすめです。
外傷からくる腫れ
どこかにまぶたをぶつけた、あるいはボールが飛んできた、転んだなど目の周辺にダメージを受けた場合にも、まぶたは腫れやすいでしょう。この場合は、まぶただけでなく眼球自体を傷つけてしまう恐れもあるので、自己判断で済ませずに詳しい検査を受けることをおすすめします。自分では問題なく済んだと思っても、何らかの症状が時間差で出ることもありますし、すでに進行してしまっていると更に治りにくいことも多いです。
また、物の見方が変わった、二重に見える、霞んで見えるといった状態なら、脳や血管といった部分に損傷がある可能性もあります。早めに診てもらうと安心できますよね。
腫れてる目の症状で原因を判断
腫れている目の症状によって考えられる原因をまとめてみました。一時的なものから、病気の可能性まで幅広く網羅していますので、もし目の腫れとともに次のような状態が見られたら参考にしてみてくださいね。
かゆみ
目の腫れに伴ってかゆみが起こっている時には、次のような原因が考えられます。
- アレルギー性結膜炎
- 非アレルギー性(感染性)結膜炎
- ドライアイ
- コンタクトレンズ
結膜炎とは、まぶたの裏側にある白目を覆っている部分である結膜が、何かの刺激を受けて炎症を起こしている状態を言います。原因によってアレルギー性と非アレルギー性に分けられ、アレルギー性の場合はアレルゲンとなるものによって引き起こされます。代表的なアレルゲンには、花粉やダニ、カビ、ハウスダスト、化学物質、果物などがありますね。そして鼻炎的な症状や喉のイガイガなども併発することが多いです。
非アレルギー性の結膜炎には、細菌やウィルスなどの感染によって起こるケースが多く見られます。
目を長時間使う現代人に増加しているドライアイは、瞬きが自然と減った、コンタクトレンズの長時間利用などによって目の潤いが減って刺激を受けやすい状態に陥ってしまっています。乾きによるかゆみですね。
コンタクトレンズを長時間使うことは、乾き以外にも雑菌が入ることが考えられます。特に清潔にしておかなければならず、使う度に清潔に保っておかないと菌が繁殖しやすくなります。炎症の原因にもなりかねません。このように見るとそれぞれの要因が相互作用していることもおわかりになるかと思います。
痛み
目が痛みを伴う腫れは、次のような症状が疑われます。
- ものもらい
- 角膜炎
- 緑内障
- 強膜炎
- 屈折異常
- ぶどう膜炎
まぶたや目が赤く腫れるのはものもらいの特徴ですね。まぶたを押して痛みを感じるのであれば、ものもらいを疑ってみると良いでしょう。また頭痛や肩こりを伴う痛みなら、屈折異常という症状が考えられます。また、角膜炎は、光がまぶしく感じる、あるいは視力が低下し、目がゴロゴロするような感覚を伴います。光がまぶしくても目の前がチカチカして目が開けにくいという時はぶどう膜炎の可能性もありますね。緑内障になると、視力が低下し視界も欠け、頭痛や吐き気といった症状も発症することが多いです。強膜炎は白目が赤くなり、目の周りが押されているような傷みを感じやすくなります。
こうした症状や病気ではなくても、風が強い日の外出などでゴミやほこりが入った時に痛くなることもありますね。一時的な違和感で終われば問題ありませんが、コンタクトレンズや刺激などによって角膜が知らないうちに傷ついてしまっていることも考えられます。長引くようならコンタクトレンズの使用は注意して様子を見る必要があるでしょう。
目やに
目やには体の自然なデトックス作用のひとつです。睡眠中などで体の排毒が進む時には目やにが出やすくなります。目が腫れて目やにがひどい時、このような正常な生理活動によってできる目やにか、あるいは炎症による目やにかによって判断は異なります。睡眠時以外にも目やにが多い場合は、目の炎症の可能性が高まります。
細菌感染による炎症だと、黄色っぽく化膿した目やにになり、ウィルス感染だと白く粘り気の強い目やにが見られます。また、アレルギー症状の一貫としての炎症だと水っぽくさらさらとした目やにになる傾向です。自分の目やにがどんな感じかによって、判断時の参考にしてみてください。
下まぶた
目の腫れといっても下まぶたが腫れている場合は、
- 結膜浮腫
- ヘルペス
- 虫さされ
などの原因が考えられます。
結膜浮腫は白目の表面にある結膜に水が溜まること。下のまぶたが腫れ白目の中に半透明の膜状のものができます。大半のものはアレルギー性の結膜炎から進展して引き起こされることが多いようですね。また、まぶたに起こるヘルペスも原因として考えられます。子どもに特に多いのが虫さされによる腫れです。下のまぶた付近だと気づきにくく腫れてしまって気づくということが多いですね。
子供・幼児
子どもや幼児の目の腫れの場合は、原因が大人と少々異なってきます。
- プール熱やはやり目
- ものもらい
- 逆さまつげ
- けが
- 虫さされ
- 鼻涙管閉塞
- ストレスによるもの
- 白内障、緑内障などの病気
といったものが考えられるでしょう。プール熱やはやり目はウィルス感染などによるもので、結膜が充血、目やにがたくさん出るのでそうした症状が伴った場合は可能性が高いと言えます。他人にうつしてしまう恐れもあるのでまずは病院で診断してもらい、そう断定されたら学校や幼稚園は休むのが無難です。患部の周りを清潔に保って過ごしてください。
また、細菌や雑菌によるものもらいは子どもでもできやすいですね。子ども特有のものとして、逆さまつげが挙げられます。子どもの目はまぶたが厚いことが多いので、まつげが内側に向いてしまうことで目を刺激して腫れることがあるのです。体外の子どものまつげは柔らかいのであまり刺激として感じないようですが、成長とともに敏感になっていきます。もし3歳くらいになってもまつげが外を向かない場合は手術で外側に向けることもできるようですね。
けがや虫刺されはアクティブな子どもなら起きやすいものです。患部を清潔にして消毒して病院で診てもらうようにしましょう。適切な処置ができれば腫れは自然にひいていくはずです。鼻涙管閉塞(びるいかんへいそく)というのは、涙が出る目頭の排出口から鼻の置くへ続く通り道のこと。生まれた時点ではこの鼻涙管が詰まっており、徐々に開通していくのですが、詰まったままだとうまく涙が処理されず目の腫れに繋がることがあります。
子どもでもストレスを感じるのは普通なことですよね。学校のクラス替えや入学試験、引っ越しで周りの環境や人間関係が変わるなどのきっかけで心理的に負担が大きくなります。これによって視力が低下することもあるようです。また、白内障や緑内障といった病気も大人だけのものではなく、子どもでも発症することがあります。
片目だけ腫れぼったい場合
片方の目だけ腫れているという場合は、
- 虫刺され
- アレルギー反応
- 眼瞼下垂
などの疑いがあります。食べ物のアレルギー反応によって片目だけ腫れることがありますね。これは一時的なものなので、反応している成分が体外に排出されると治まります。また、眼瞼下垂とは瞼が重たく腫れ、半分くらい閉じているような状態になってしまうこと。稀に両目で起こることがありますが、ほとんどは片目です。これはまぶたの筋肉や神経の異常が原因で、目の休息によって症状が収まると言われています。または、加齢などによって筋肉が低下することでも起こりますし、先天性な場合もありますね。
泣いた翌朝の腫れた目の治し方
映画や悲しい出来事などで泣いてしまった次の朝、目が腫れてしまったという経験は誰でもあるでしょう。そんな時にとっておきの対処方法をご紹介しましょう。時間がない朝でも手軽にできて即効性が高いものばかりですよ。ぜひ実践してみてくださいね。
目が腫れたときは冷やす?温める?
目の腫れには基本的に冷やす方法がおすすめです。まぶたの血管を収縮させることになり、血行を促進、むくみを解消して腫れを収めてくれます。
まぶたを冷やす方法
コットンや小さめのタオルを冷たい水やローションなどで冷やし目もとに当てます。ソファなどで寝そべりながら行うとやりやすいですよ。目安としては約5〜10分ですが、時間があればもう少し長く置くと効果的でしょう。
温冷を交互に繰り返す方法
冷たいコットンやパックと、ホットタオルを交互に当てる温冷方法も血行促進にはかなり効果的です。冷やしたタオルあるいは保冷パックと、熱湯で温めてから絞ったタオルを用意して、数分ごとに交互に当てていきます。ちなみにこの方法は顔のむくみ解消にも使えますよ。
カモミールハーブを利用する方法
まぶたの腫れに効くハーブとしてカモミールがあります。手軽なのはカモミールティを入れた後のティーパックを使う方法です。十分に冷ましてからまぶたの上に置いておきます。5〜10分パックしておくと良いでしょう。濃いめに入れたカモミールティをタオルに染み込ませてまぶたに当てるのも同じ効果があります。
マッサージや簡単エクササイズ
目の周りのマッサージを行うことでも、血行が良くなって目の腫れを解消できますよ。片目だけ一重などで腫れぼったくてどうにかしたい、という場合にも使えます。
目の腫れを解消するマッサージ1
- 目を閉じて、眉毛の下あたりを目頭から目尻にかけて指で指圧していきます。
- そのままこめかみまで指圧をして、こめかみをしばらく指圧し続けます。
- 目の下も同じように行います。
- こめかみを再度指圧し続けます。
目の腫れを解消するマッサージ2
- 目尻から目の下を通って目頭へ、その後目の上を通って目尻へと薬指を使って円をかくように3周撫でます。
- 最後はこめかみへと流します。
- 耳の裏から首すじへリンパを流すように撫でます。
目の腫れ解消のための簡単エクササイズ
- 目を閉じ顔のパーツを中心に寄せるようにぎゅっと力を入れて5秒置きます。
- 目を開き、口も開いて驚いたような表情で、思い切り顔を広げて5秒。
- それを数回繰り返して血行促進をします。
目の腫れを目立たなくするメイク法
仕事などで人に会う日には、目が腫れていると印象も良くありませんよね。そこで女性ならメイクで目の腫れを誤魔化してしまう方法が使えます。
目の腫れを目立たなくするメイクのポイント
- 暖色系のアイシャドウはNG
- 目の下にハイライトを入れる
- アイライナーを黒から茶色にする
- くすみ系の中間色をまぶたにのせる
- マスカラもほどほどにしてナチュラルメイクに
まぶたにつけるアイシャドウのカラーは、ピンクやオレンジなど暖色系はNGです。まぶたが更に腫れて見えてしまいます。ブルーやブラウンといった寒色系を選ぶようにしましょう。また、目の下にパール入りのパウダーシャドウをのっけると目が引き締まって見えますよ。アイライナーは黒が基本ですが、使い方によってはきつい印象を与えてしまいます。柔らかい印象を作るなら茶色に変更してみてください。そして、まつげの生え際にかいていくと目を大きく見せて、目の腫れを軽減してくれます。
アイシャドウは2色を使うと立体感が生まれ、かつ目が魅力的に見えるのでおすすめです。濃いめの色を目の眼球のくぼみあたりにのせ、パールやアイボリーといった色をまぶたの上にさっとのせると決まります。何度も重ね過ぎるマスカラやつけまつげは、やり過ぎになってしまう恐れがあります。あくまでもナチュラルに仕上げるためには、マスカラもほどほどにしておきましょう。
目が腫れにくい泣き方
泣いても目が腫れにくい方法というのもあるんです。目が腫れるのは泣いた後にまぶたを触ったり押さえたりするのが原因です。まぶたを擦りすぎることで、皮膚の下の毛細血管が刺激によって傷つき、修復のために組織液が集まって溜まるため、目が腫れてしまうというメカニズムなんですね。そのため、目が腫れないようにするには目から溢れた涙をそっと拭き取る程度にすること。女優やタレントになったような気持ちで行うと良いでしょう。
むくみ以外の目の腫れを治す方法
それではむくみ以外の目の腫れを解消する方法にはどんなものがあるのか、見ていきましょう。
霰粒腫
霰粒腫はまぶたの下にしこりができ、徐々に大きくなる症状です。小さくて自然消滅するものもありますが、多くはその場に留まってしまうため、手術によって中身を取り出すのが一般的になっています。また、何度も頻繁に繰り返すようであれば、まぶたにがんがある可能性も否定できないので注意が必要です。進行して化膿がひどくなり、炎症を起こすと痛くなってきますので、そうなる前のしこりだけの段階のうちに対処しておきましょう。
マイボーム腺における詰まりが原因の霰粒腫は、普段のまぶたマッサージなども予防として有効ですよ。
麦粒腫
麦粒腫のものもらいの場合は、まぶたが腫れると同時に赤くなり、傷みが発症することが多いです。そのため、こうした炎症を抑える目薬や内服薬などを使用して、治療することになります。細菌が感染した場所は徐々に膿となっていくため、注射針を使って膿を出してしまう方法が用いられることもあります。
発症から完治するまでは、患部を清潔にし手で触らないようにしなければなりません。女性なら日頃からアイメイクをしっかりしている人もこの期間はしないようにするのが無難ですね。薬が効きやすい症状なので、治療を続けていくと回復も早まるでしょう。
アレルギー
アレルギー反応による目の腫れについては、アレルゲンとなる成分が含まれているものの使用を中止する、あるいは食べ物を食べないなどの対処が大切です。ヘアカラーや化粧品、洗顔料、シャンプーといったもののから食べ物まで幅広く要因が考えられるので、注意してみてくださいね。また、帯状疱疹として表れることもあり、発疹やピリピリとした傷みを生じます。この場合は帯状疱疹ウィルスが原因となって免疫が下がったところに暴れることで表れるので、抗ウィルス薬を投入すれば回復しやすいと言われています。同時に、ストレスを解消し体力を回復させることも大切です。早めに治療を行うことで神経痛が残る、角膜炎などの後遺症を防げるからです。
まぶたでなく目が腫れる場合
まぶたが腫れる症状についてご説明してきましたが、目自体が腫れる症状というのもあるんですよ。目が腫れるとはどういったことなのか、具体的に見ていきましょう。
眼球が腫れることもある
まぶたが腫れることは日常的に起こりやすいですが、眼球自体が腫れるということもあります。さまざまな要因と病気などの症状が考えられますが、あまり頻繁に起こることではないので気づいたら病院で医師に診てもらうようにしてください。検査など専門的な分析を通して正しい診断をしてもらって、適切な治療を受けて完治を目指しましょう。
考えられる病気
眼球が腫れる症状が見られた時に考えられる病気と、その症状、治療方法などについて詳しくまとめました。
結膜浮腫(けつまくふしゅ)
結膜浮腫は、白目の表面にある結膜の下の隙間に水が溜まりむくんでいる状態のことです。目を擦ったり掻いたりした刺激によって、結膜がむくみを起こします。柔らかくデリケートで薄い結膜は単なるむくみであっても、かなり盛り上がり大きく見えてしまうもの。目が大きく腫れるので、見た目にもインパクトがあります。
結膜浮腫になる人は、アレルギー性結膜炎を持つ人が多いようです。そのため、アレルギー反応の一種だとされ、一時的なものだという認識から自然と治るのを待つのが一般的ですね。実際、症状が見られ病人を訪れても、診察時には収まってきていることも少なくないとのこと。重度の病気ではないので心配は要りません。
ただし、アレルゲンによる目の痒みによって、繰り返し起こることが考えられます。また、アレルギー性結膜炎は適切な治療を受ける方が効果的です。そのため、一度医師に診てもらうと完治も早いでしょう。
結膜嚢腫(けつまくふくしゅ)
結膜の下にリンパ液が溜まった袋状のものができてしまい、ぷっくりと膨らんでしまった症状のことです。結膜のむくみである結膜浮腫と同じくらい目が腫れて見えますが、一時的で比較的軽い症状なので自然に完治するとされています。
原因には花粉やほこり、ダニといったアレルゲンがあり、一種のアレルギー反応だと言えるでしょう。また、コンタクトレンズによる損傷によっても起こりやすいですね。目の腫れとともに目の充血や違和感などが感じられるので、こうした異常を感じたら医師に相談してみましょう。リンパ液の溜まる袋が大きい場合は、目を閉じにくくなってしまうこともあります。その場合は、手術を受けて除去すること化膿です。完治するまでは目を擦らずに冷やすなどして対処していきます。
結膜炎
結膜炎は一般的に知られる症状ですね。ウィルスや細菌によって炎症が引き起こされてしまった状態で、目の腫れと同時に目の充血やかゆみ、違和感や目やになどが見られます。結膜炎は原因が感染的なものなので、他人に移る可能性があるので注意が必要です。タオルや枕カバーなどの使い回しはしないようにしましょう。
治療には原因によって異なる点眼が使用されます。そのため、眼科を受診して医師に診断してもらう必要がありますね。完治するまでは目を擦らずに、清潔を保つことが大切です。部屋や布団、タオルなど顔や目に触れるものを清潔にし、同時に免疫を高めるための食事法も取り入れると良いでしょう。
眼窩蜂窩織炎(がんかほうかしきえん)
聞きなれない名前の症状かもしれませんが、頭蓋骨にある眼球のくぼみ、眼窩の周りで脂肪細胞が炎症を起こしている状態のことです。目が赤く腫れると同時に、傷みも強く感じられ、ひどい場合は頭痛や吐き気、発熱を伴うこともあります。成人よりも小さな子どもに多く見られ、髄膜炎などに発展する恐れもあるので早めに治療することが大切です。
原因は黄色ぶどう球菌など細菌がまぶたの外傷から入ってきて感染してしまうこととされています。あるいは、副鼻腔炎から肺炎レンサ球菌と呼ばれる細菌が入ってくる可能性もありますね。どちらにせよ、眼科で医師に相談して適切な治療法を仰ぐ必要があるでしょう。
コンタクトレンズ
コンタクトレンズを長時間使用していることでも眼球に異常が起こりやすくなります。目が乾き、汚れが付着してしまって目がかゆくなりますよね。すると、かゆみによって目を擦り傷がついて細菌が入りやすくなるのです。場合よっては結膜炎や結膜浮腫になる事も考えられます。コンタクトレンズを使用する際には、点眼などで潤いを与えること、清潔な手でレンズを扱うこと、レンズは使う度にキレイにしてから目に装着すること、古すぎるレンズは使用しないこと、などが大切です。
むくみ以外の腫れはすぐに治せない。普段から予防を心がけよう
目やまぶたの腫れについてまとめてきました。むくみは日常的に起こりやすいですが、まぶたの腫れが細菌やウィルスなどによって起こっている場合は、セルフケアだけでは完治は難しくなります。どうして目が腫れているのか、原因を考えた時に先に述べたようなむくみの原因に当てはまらない場合は、ウィルスや細菌の感染を疑ってみることです。特に、目の腫れが長引く、あるいは傷みや赤身、目やにといった他の症状が併発している場合は可能性が高いですね。眼科にかかり医師に相談して、適切な薬を処方してもらうようにしましょう。