目次
- かさぶたを取るのはNG!その理由と跡にならない対処法をご紹介
- そもそもかさぶたとは?
- 何度もかさぶたを剥がすと跡になってしまう!
- かさぶたを取るべき正しいタイミング
- かさぶたを作らない&早く治すための怪我の正しい対処法
- かさぶた取りが癖になってしまう心理とは?
- 傷跡を残さずに綺麗な肌を目指そう!
かさぶたを取るのはNG!その理由と跡にならない対処法をご紹介
私たちが生活している中で体に傷ができたことがないという人は少ないですよね。小さい傷でもそれが痕になってしまう前に対処したいところです。特に子供は怪我をしてくることが多いと思います。子供のうちのケガは痕にならないとお思いかもしれませんが、答えはNOです。子供のころにできた傷で大人になったいまでも、痕が残っている方はたくさんいます。それならば、子供のうちから跡を残さないように治療することができたらいいと思いませんか?そこで、水野が傷ができて血が止まり時間がたつとできるかさぶたについてお話していきます。正しい方法を知って綺麗に傷を治せるように一緒に見ていきましょう。
そもそもかさぶたとは?
かさぶたができるメカニズムと役割
かさぶたは、私たちの血液に含まれている赤血球や血小板、フィブリンというたんぱく質から作られています。怪我をした時に傷口から血が流れますが、いつかは血が止まりますよね?それはフィブリンという成分が、出血した部分の血液を固めてくれるおかげで大量に出血することなく、時間がたつと血が止まってくれるのです。それが、私たちが知っている「かさぶた」の正体です。私たちにとって身近な体のことなのに、知らないことって意外とありますよね。かさぶたができることで血が止まり、傷口から雑菌やウイルス、汚れなどの外からの侵入を防いでくれます。かさぶたができてくれるおかげで、傷口から二次感染しないよう守ってくれているんですね。しかし、治ってきたらかさぶたはいらないから剥がしてしまってもいいのでしょうか?
何度もかさぶたを剥がすと跡になってしまう!
なぜ跡ができてしまうの?
かさぶたは傷口を守る役割をしているというお話をしましたが、それだけではありません。かさぶたを剥くと剥いた後はどうなるでしょうか?答えは、かさぶたを剥いてもまたかさぶたができます。なぜまた、かさぶたができてしまうのかといいますと、傷が治りきっている状態と体が判断してくれない限り体のメカニズムで傷口を塞ごうとしてしまうのです。傷が完全に完治すると、かさぶたは役目を終えるので自然とはがれていきます。この状態になれば、かさぶたは必要ないので剥がしてしまっても大丈夫だといえます。自然にはがれるということは、かさぶたの下に新しい皮膚ができた証拠なのです。なので、傷が治るまでかさぶたは何度でも出続けます。傷が治らない限りかさぶたをいくら剥がしても意味がないのです。それどころか、何度も何度も剥がしていると傷の治りが悪くなったり、感染症を引き起こす原因にもなりますので注意してください。
かさぶたを取るべき正しいタイミング
かさぶた下の表皮が再生したころ
かさぶたができてから時間と共に、かさぶたの下に新しい皮膚が再生されます。その表皮ができた頃にかさぶたの役目は終わり、自然に剥がれ落ちる仕組みになっているのでその頃まで待つことが大切です。かさぶたがあるとあまり見た目も良くないですし、できればかさぶたはない方がいいという気持ちもわかりますが、無理にかさぶたを剥がしてしまうと傷跡が綺麗に治らなかったり、シミのようになって跡が残ってしまいますので気長に待ちましょう!まれにですが、かさぶたができて治りかけている時にかゆみがでることがあります。それは、かさぶたがかゆいのではなく、かさぶたの下に新しい表皮ができ始めることで起きる作用なので気にしなくても大丈夫なようです。ですが、かゆい時に「気にしないでください」と言われても気にしてしまいますよね。しかし、一つだけ気を付けてほしいことがあります。それはかゆみがある時に無意識にかゆいところを掻いてしまうとかさぶたがはがれてしまうことがあります。せっかく治りかけて新しい表皮ができてきているのに、かゆみのせいでかさぶたを剥がしてしまったのでは元も子もありません。かさぶたのところが無性にかゆくても、かさぶたがはがれない程度にしましょう。強く掻きすぎると、引っ掻いてかさぶたがはがれてしまうこともあるので、跡を残さないためにできるだけ我慢しましょう。
かさぶたを作らない&早く治すための怪我の正しい対処法
湿潤療法(モイストヒーリング)
湿潤療法は「自己治癒力」と呼ばれる私たちの体の再生能力を最大限に生かす治療方法です。その代表的な商品は「キズパワーパット」という絆創膏が湿潤療法にあたります。湿潤療法と聞くと、難しく聞こえるかもしれませんが単純に傷を乾燥させない治し方です。傷を乾かしてしまう主な治療方法は、「傷の消毒」です。もしかしたら当たり前のようにやっていた消毒という方法で、痕を残してしまっているとしたら今からでもやめた方がいいですよね。傷が化膿しないように消毒するという人もいますが、それは細胞を一度死なせてかさぶたを作り新しい皮膚を再生させるという方法なので、治るまでに時間がかかります。湿潤療法では、消毒は皮膚を乾燥させて細胞を死なせてしまう方法なので使用しません。湿潤療法の最大のメリットは、早くきれいに治るというところです。傷口がジュクジュクして化膿しそう!と思うと、消毒しがちですがそのジュクジュクは浸出液といって傷を治すために細胞たちが、一所懸命働いてくれている証拠とも言えます。この浸出液が、傷口を綺麗に治してくれるのでこの浸出液はふき取らないで自己治癒力に任せて治しましょう。傷ができた時には、水道水などで傷口をしっかりと洗っておけば大丈夫です。この方法は小さなお子さんにもできます。傷口に絆創膏を貼って剥がす時のあの痛みって地味に痛いですよね。絆創膏もお風呂に入ったときや、水に塗れてしまった時などに交換するかと思いますが、できたばかりの傷だと剥がす時にも痛みがでます。子供だとなおさら嫌がるかもしれません。そこで湿潤療法を知ってからは、私の子供にもやっています。子供は小さな傷をたくさん作ってくるので、傷跡が残らないようにしてあげたいですよね。痛みも一切ないのでお子様をお持ちの方にもおすすめできる方法ですよ。家庭でも簡単にできる方法があるので、「擦り傷」や「切り傷」などの軽いけがができてしまった時などに役立ちますので、是非綺麗に傷を治してあげて下さい。
ワセリンを塗布する
それでは、家庭でも簡単にできる湿潤方法をお教えします。まず、用意するものは「サランラップ」です。お家に一本くらいはありますよね!現在使用しているもので大丈夫ですのでラップと白色ワセリンを用意してください。白色ワセリン?聞いたことがないなぁ~という方でも大丈夫です。白色ワセリンはドラックストアで手に入りますのでお家に無い場合は薬局などで探してみて下さい。温潤療法の目的は、患部を乾かさずに治すことですので、白色ワセリンで浸出液を乾かさないように潤いを保たせて、ラップで密閉状態にします。こうすることで、傷口に集まってきている細胞に栄養を与え活性化させ、早くきれいにかさぶたを作らずに治すことができるのです。それでは簡単なやり方を説明していきます。まず患部はあらかじめ水道水などでよく洗って、汚れなどを落としておいてください。綺麗にあらった傷口に、白色ワセリンを塗ったサランラップを当てておきます。サランラップの大きさは傷口の大きさに合わせて切ってください。例えば、指を切ってしまった場合は指に巻きつくくらいの大きさがベストです。足などの広い範囲の傷も巻きつくくらいがちょうどいいです。浸出液が垂れてくるほど多く出て来る場合は少しふき取ってしまっても大丈夫です。清潔なタオルで少しふきとって下さい。この状態で1日1回ラップを取り替えて、取り替えるときに傷の周りを水道水で洗い傷口を清潔に保ちましょう。汗などをたくさんかきやすい夏場などにやる場合は、1日に2.3回取り替えましょう。傷口を清潔に保ちながら、保湿するということが目的なので無理のない範囲で行ってください。もしこの方法をやっていて、傷口が赤くはれ上がってしまったり、熱を持ったり、強いかゆみなどの異常を感じた場合は中断しましょう。
顔にかさぶたができた時は化粧はNG
女性の方は毎日お化粧するという方が多いですよね。ですが顔にかさぶたができてしまった時に化粧をしてもいいの?という疑問がうかびますよね。お化粧がNGな理由はいくつかあります。まず、一つ目は、ファンデーションや下地などを塗るときに皮膚をこすってしまったりかさぶたが取れてしまうことがあります。かさぶたがとれてしまうと跡が残りやすくなってしまいます。顔に痕が残ってしまうのは嫌ですよね。二つ目は、かさぶたが取れてしまった時に、ファンデーションなどの油が傷口についてしまったりすると、傷口が炎症してしまったりニキビになってしまうこともあるからです。傷口にできたかさぶたをとってしまい、傷口が悪化してしまうのは避けたいですよね。顔は特にデリケートですし、他の人からも見られる場所なので悪化を避けるためにも、顔にかさぶたができてしまった時には化粧しない方がいいと言えます。綺麗に治った肌にお化粧した方が肌も綺麗に見えますし、傷口の回復も早くなります。綺麗でいるためにもお化粧やむやみに触ることは控えるようにしましょう。傷がおでこの端などの場合には傷口を避けてお化粧することもできますので、「かさぶたができてしまった場所」に気を付けて下さい。
かさぶた取りが癖になってしまう心理とは?
ダメだと知っていても剥きたい…
痕が残ってしまうから剥がしてはいけない…自然にはがれるまで剥がしてはいけない…わかっていながらも実際に見える場所にできてしまうととても気になりますよね。見た目も皮膚の色と違って綺麗な感じではないですし、触ったら触ったでボコボコしていてちょっと指で触るとざらざらしている感じが気持ち良かったり…。爪が引っかかったらとれそうでカリカリ剥がしたくなってしまうのもわかりますし、むずむずしてしまいますよね。でも、爪が引っかかったら少しずつはがれてしまいますのでせっかくの今までの我慢が水の泡になり跡が残りやすくなってしまうのでぐっと我慢ですよ!
実はストレスが原因!?取らない意識を徹底して!
ダメだダメだとかさぶたから意識をそらしてみても、かさぶたが異常にかゆい!なんてこともありなかなか触らずにはいられないかさぶたです。かさぶたは私たちにとっては異物でしかないので気になってしまうのも当然のことですので過度の心配は必要ないです。指などにできるささくれなんかも気にする人は剥がしてしまいますよね。かさぶたを剥がしてしまいたくなるのもささくれを剥がしてしまうのと同じ心理なのです。指のささくれを剥がすと痛し血が出る場合がありますよね。それをわかってはいるけどささくれが気になってしまい剥がしてしまう人も少なからずいます。しかしかさぶたに関しては剥がさないようにしないと跡が残ってしまい後で後悔するはめにもなりかねません。気になってしまった時には、かさぶたができていることを忘れましょう!完全に忘れるということは難しいかもしれませんが意識してかさぶたのことは忘れるようにするといいと思います。私たちが忘れていてもかさぶたは自然にはがれてくれるので忘れているくらいがちょうどいいかと思いますので、取らない意識を心がけてみて下さい。
傷跡を残さずに綺麗な肌を目指そう!
かさぶたを取ってはいけない理由や、取らない意識などについてお話していきましたがいかがでしたか?かさぶたを作らない湿潤療法なども傷ができてしまった時に取り入れてみると、綺麗に傷を治せるのですごくおすすめです。もし、湿潤療法を手軽にやりたい場合にはドラッグストアなどでも販売されていますので、そういうものを利用するのもいい方法だと思いますよ。いつまでも綺麗な肌でいられるように、傷ができてしまった際には乾燥させないように心掛けてみて下さいね。