【星のや竹富島】沖縄の高級リゾートがやっぱり極上だった

南の風が吹き抜ける、琉球赤瓦のヴィラが立ち並ぶ美しい景観

沖縄の石垣島からフェリー船で約10分。1日の便数は多く、港に着くと無料送迎バスがあります。琉球赤瓦が並ぶヴィラ群が現れ、ここが「星のや竹富島」です。

離島にひっそりたたずむ最高のリゾートホテル。敷地がとても広く、1棟ずつ赤瓦の家屋になっており、ホテルの敷地内で竹富島の街が再現されているよう。隣を気にすることもなく静かにゆっくり時間がながれていきます。

石垣空港から石垣港へ移動し、高速船で竹富島に渡りました。星のや竹富島の無料定期送迎のある時間帯以外でも、予約すると港まで送迎をしてくださいます。おかげでチェックインまでスムーズにすすみました。

バスはレセプション棟へ止まります。

レセプション棟では宿泊プランなどの確認を受けて、担当の方とカートで宿泊棟へ向かいます。宿泊のヴィラでチェックイン手続を行います。

フロントではシーサーがお出迎え。

この白い砂の道に石垣、これこそ竹富島らしい景観です。

客室は全て、庭付きの一棟建てで石垣で囲われ「風の家」と呼ばれています。今回は「ガジョーニ」のタイプに宿泊です。キングサイズベッドの2名様用のお部屋で、ガジョーニはこちらの言葉でがじゅまるのことです。この中央の石垣は魔除けの役割をするもので「ヒンプン」と呼ばれます。ヒンプンの左側から入るのが、習わしです。

石垣の入口側に部屋番号が表示されています。珊瑚や貝殻を飾り、細やかなところにも南国らしい雰囲気を演出していますね。

沖縄の昔ながらの建物の特徴は、入ってすぐ目にするリビングスペースです。全棟南向きにリビングが配置されています。写真では見えませんが、北側(建物の反対側)には風除けのフクギの木も植えられています。このフクギを植えていることも沖縄古来の方法です。

お庭にはガーデンチェアも用意されています。

竹富島らしい白砂の庭は、丁寧にほうきがかけられており、大変清々しい気持ちになりました。

チェアの周りにも緑を配置して、気持ちの良い空間を作っています。1棟の敷地面積はおよそ200〜300平米となっています。

こちらがリビングスペース。ウェルカムドリンクを頂きながら、チェックイン手続をします。客室面積は約59平米です。星のや竹富島の客室は、リビングがフローリングか琉球畳かで大きく2タイプがあります。3名様用や高齢者やお子様連れ向けなどにより少し違いがあり「ズーキ」「ガジョーニ」「トーナチ」「キャンギ」の4タイプにさらに分かれています。

リビング(縁側)は南向きになっており、窓を全て開放して通り抜ける風を感じながら庭を眺められるのは、ここでしか味わう事の出来ない贅沢な時間でした。

リビングスペースの反対側から撮ると、奥に見えるのが玄関です。玄関スペースもあるのですが正面ではなく横にあります。

窓を開け放って風を感じながら本を読んだりお昼寝したり、本当にリラックスできます。ヴィラタイプのお部屋なので、周囲に気を使う必要もあまりありません。子連れで行くのもとってもいいんじゃないでしょうか。実際、滞在中には小さな子どもを連れた家族もよく見かけました。

玄関の方に周るとこのようになっています。

玄関スペースを内側から見ると、横に鏡があります。

スリッパとペンライトが用意されています。

玄関の横はトイレスペース。

リビングの方へ戻ります。左に白く見えているのがバスタブ。びっくりされるかもしれませんが、バスタブは庭から見て正面に配置されています。

バスタブの横に洗面台。その奥に、別にシャワールームがあります。

大きめのリビングソファが庭に面して配置されています。

リビングソファの横のチェストにはオーディオがあります。

ソファの後ろが寝室です。

こちらの部屋は琉球畳です。

大きなベッドですが、現在は公式HPの情報によるとキングサイズベッドへの変更も承って下さるようです。

ベッドの足元側に、クローゼットや戸棚があります。寝室やリビングにもTVはありません。客室にTVがないのはとても新鮮です。

冷蔵庫やティーアメニティーもこちらの寝室にあります。

冷蔵庫の中。

茶器にグラスなど。

ティーアメニティーはコーヒー、紅茶、緑茶です。

戸棚の中には館内着。

パジャマもあります。

他には、南国の夏には必要な虫よけグッズなどがあります。

バススペースを見てみます。正面側はリビングスペースから庭に抜け、背面にも大きな窓があり、窓を開ければ開放的に風が吹き抜けます。

バスタブから庭を臨んだ景色。石垣があるので、人目も大丈夫です。

洗面台は1台です。

洗面台の横から奥に、ガラス張りのシャワールームがあります。

バスアメニティー類の中には、星のやオリジナルの月桃バームや琉球ハーブバスなどがあります。シャンプー類はシャワールームにボトル式で用意されています。

タオル。

かごにはバスタオル。

ドライヤー。

その他、部屋の備品には持ち帰り可能な星のやオリジナルのバッグがあります。

雨が降った時のレインウェアもあり、「星のや」らしいホスピタリティーを感じられます。

夕食

星のや竹富島では、お食事処はメインダイニングのみになります。夕食はそちらで頂きます。

ディナーメニューはフレンチの1コースのみになります。メニューはHPに掲載されていて、連泊の際は内容が変わるそうです。

沖縄ならではの食材を生かしたコース料理は、盛りつけやお皿にもこだわりが見られ、目でも楽しめるようになっていました。

バジルが香るトマトスープで〆たグルクンのピンチョス 命草のセルベルドカニュを添えて

カジキとビーツのモザイク仕立て レムラードソース

フォアグラのポワレ すっぽんと焼きナスのテリーヌと共に 生姜風味のホワイトポルトソース

ブレッド

エビスの香島人参のギモーブと車エビのパリソワール仕立て

アーサーの香りと共に蒸しあげたミーバイのデュグレレ風 アセロラのアクセント 包まれてサーブされます。

開くとこんな感じです。

黒毛和牛とマコモのロースト ヤモミの赤ワインソース

バナナのローストと塩キャラメルのエクレア ローズマリーの香タンカンのアイスクリームを添えて 他に紅茶や焼き菓子などもあります。

料理の内容、運ばれてくるタイミングなど、全て満足出来るものでした。コース料金は12000円(税別・サービス料別)で、私達は和牛を選びましたのでプラス1500円ずつ追加料金がかかりましたが、コストパフォーマンスはかなり良いのではと思いました。

夕食は竹富島周辺の食材を使用しながらも、繊細な盛り付けがされている本格的なフレンチでした。絶妙な味付けの品々はどれも大変おいしくいただくことができ、和牛と鮪のタルタルやクルマエビとレムラードソースなど繊細で絶妙な味は、記憶に残る品々でした。

朝食

朝食も同じメインダイニングで頂きます。

朝食も、夕食と同じメインダイニングにて頂きました。以前は、朝食の選択肢や量が少ないとの口コミが多かったようですが、今年から朝食メニューも和洋一種類ずつから二種類ずつに変わり、どちらもボリューム満点の内容になっていました。

テラス席もあります。

朝食は和朝食か洋朝食か朝に選べます。洋朝食はさらに、アメリカンブレックファーストかシリアル朝食かを選べます。こちらはアメリカンブレックファースト。

こちらは和朝食。和朝食も伝統的な御三味(ウサンミ)を模した琉球朝食か、ゆし豆腐粥朝食のどちらかを選べます。御三味(ウサンミ)は沖縄の重箱料理で、お盆などの行事でお供えされるとてもポピュラーなものです。

新鮮なスムージーも頂けます。

さんぴん茶に黒糖玄米。沖縄らしい飲み物も揃えています。

フレッシュな果物をふんだんに使ったグリーンサングリアやフレッシュサングリアもあります。

プール&見晴台

星のや竹富島には、全長46m、24時間利用可能な楕円形の温水プールがあります。

中は緩い傾斜で、子どもから大人までが安心して入れる設計となっていました。

プールサイドのガジュマルです。

プールサイドにはソファーも沢山用意されていたり、ガジュマルの木の根元にはチェアが用意されていたりと、のんびりと過ごしたい方にもぴったりな空間となっています。

左の赤瓦の建物はラウンジですが、その横にプールサイドに沿うように白いテントが並んでいます。こちらには外用のソファが並び、読書したりしてゆったり過ごせるようになっています。

施設内には見晴台もあります。

高台になっていて星のや竹富島の集落全体や、太平洋を臨むこともできる絶景ポイントです。

見晴台は、星のや施設全体、アイヤル浜の先に広がる太平洋を望む絶景ポイントとなっていました。アイヤル浜へは見晴台から数分で行けますが、遊泳は禁止です。星砂も少しですがありました。

滞在中は集落を散策したり、サイクリングしたり気ままに過ごしてました。自転車で簡単に一周できるほどの小さな島ですが、ビーチ、森、集落といろいろな島の表情が見れてとても楽しめました。道端にいるヤギや猫とか、動物たちとのちょっとした出合いも良かったです。

ゆんたくラウンジ

別の館内施設「ゆんたくラウンジ」へ向かいましょう。「ゆんたく」とは沖縄の言葉で「のんびりとおしゃべりをする」ことを意味します。

ゆんたくラウンジには本、新聞にCDの貸出やインターネットブースに、ドリンクコーナーがあります。

ラウンジには、本やCDの貸出、ドリンクコーナーやインターネットブースを設けた共有スペースがありました。季節や時間ごとに変わるイベントなども行われています。朝や夜にはストレッチ、夕方には三線の演奏などもあるので、催し表を見ながら自由に参加することが出来ます。

こうしたソファスペースなどがたくさんあります。

インターネットブースはこちら。

美味しいコーヒーがいつでも飲めるように用意されています。

14時からはゆんたくラウンジにてうむくじアンダギーのふるまいがありました。大変おいしい揚げたてのアンダギーでした。そのほかに夜の8:00から9:00までは泡盛カクテルのふるまい、朝の7:30から8:30まではとーふまみ(島豆腐の豆乳)のふるまいがあります。それ以外の時間帯もゆんたくラウンジに出入りすることができ、お茶、コーヒー、お菓子を24時間いただくことができる星のやらしい大変うれしいサービスがあります。

ちょっとしたスイーツもあります。

冷たいドリンクも用意があります。

沖縄の工芸品を中心にした商品が置いてあるショップコーナーも併設されています。この他の館内施設には、見晴台のふもとにあるスパ棟があります。完全個室で、沖縄の月桃やハイビスカス、海泥を使ったスパメニューがあります。

口コミ&まとめ

沖縄の宿にしては珍しく、接客面は非常にしっかりとされていました。客室にはテレビがなかったり、照明が暗かったりと少々不便もありますが、日常生活から離れてゆったりと流れる時間を満喫するには最適な宿だと思います。雨の場合は行動が限られてしまいますが、何もしないそんな時間を過ごしてみるのもありだと感じました。

ホスピタリティは、さすが星のやさん、という感じでしょうか。丁寧だけれど決して堅苦しくない。程よくフレンドリーで、とても気持ちよく滞在できました。最高のロケーションと最良のおもてなし、こんな贅沢な時間はなかなかないなー、と。再訪を固く誓いながら帰路につきました。

10月下旬の訪問でしたが、敷地から歩いて行ける「アイヤル浜」からの朝日や朝焼けをみることができたことや、プールで泳ぐことができたこと、また夜には今まで見たことないような星空や天の川を見ることができたことなど、大変満足度の高い滞在となりました。無料で参加できる送迎バスで夕陽を見るアクティビティや、1人1500円で参加できる水牛車散歩など竹富島ならではの体験ができなかったこともあり、心残りもあります。こちらを訪れる方には、時間に余裕をもって訪問されることをオススメしたい大変魅力的な施設でした。

竹富島は、面積約5.4キロ平方メートル、外周が約9キロメートルというとてもとても小さな島で、沖縄の原風景を残す景観が残る貴重な場所です。また、標高が最も高くても21mという、なだらかな島の形状と年間の平均気温が約24℃という温かな気候のおかげで風が通り抜けて、とても気持ちよく過ごすことが出来ます。徒歩やレンタサイクルで散策すると、心身ともにリラックスしていくのを実感できます。竹富島ならではのアクティビティに加え、星のや竹富島限定のプランがあります。例えば「2人だけの隠れ家ビーチ」というプランではカヤックを楽しんだあと、シェフ特製のライトミールを浜で味わうピクニックという内容です。その他に様々なプランがあり、どれもさすが星のや、というラインナップになっています。星のや竹富島で、ここでしか味わえないゆったりとした島時間をぜひ味わってみてはいかがでしょうか。