4日目

この日はまた車で5時間かけてAGRAへ移動。


オヌソーヌを待たせたら申し訳ないと思って、約束の10分前にはホテルの車の前にスタンバイ。


後ろから見たオヌソーヌ

道に動物いっぱいいるよ



前夜の話から、今日は沢山オヌソーヌと話そうってなったのですが、

なんとなくきっかけがつかめない。

するとオヌソーヌから会話のチャンス!!


「君たちは学生?」

すかさず話を盛り上げるあたし。

みど「そう。あなたは何歳?」

オヌ「22だよ」


・・・まじかよ!タメじゃん!!笑


みど「まじ!?誕生日いつ?」

オヌ「1988年11月22日」

まじでタメじゃん笑

みど「いつからこの仕事してるの?」

オヌ「18からかな」

さらに、

「僕の名前はソヌだよ。SONUでソヌだよ」

あれ、昨日オヌソーヌって言ってなかったけ?

覚えるの苦労したのに短いじゃないか名前。


以後ソヌね。


ソヌ

「SUZUKIはインドの小型車の中で一番売れているよ。中型車はTATAが一番人気だよ。」

インドの企業で2位はMAHINDORAだよ。ジープが有名なんだ。

あとBOLEROも有名だね。」

「高級車はチュグワールが有名だよ。」


君は車の話が好きなのかい?SONUよ。

でもあたしはそんなに車について詳しくないよ。

日本人としてもっと車について勉強してくればよかったと後悔。

日本を代表する産業だもんね。


実家はヘドラニケーというDELHIから400km離れたとこらしい。

家族はsisterが3人でbrotherが1人いるらしい。

1人を除いてみんな結婚してるらしい。

みど「Girlfriendはいるの?」

ソヌ「No!」

なぜかテンションがあがるあたしwこらこら本気じゃないかw

昨日と違って5時間があっという間にすぎる。

一気に仲良くなって楽しい。

唯一の欠点は、ソヌが英語が異様に下手なとこ。

全然聞き取れないし、聞き取ってもらえないw

昨日のコレクトおじさんのほうがうまかったんですけどw


しかし、物語はここで一気に急展開を迎える。


AGRAに着き、ソヌからの提案。

「AGRAには明日もいられるから、タージマハルやアグラ城は明日行くことにして、今日はアユールヴェータってマッサージをしないかい?

体がCleanになるよ。」

楽しくなっていたうちらは、明日観光できるなら良いかと思って、おkする。

するとKerala?だったかなー店の名前まじ覚えときゃよかった。

地下にあるお店に入っていくソヌ。

恰幅の良いおじちゃんが迎え入れてくれる。

うん、確実に怪しいよねww

しかもなぜかソヌも一緒に座ってる。


親父がメニューを見せながら話し出す。

「ここのアユールヴェータはすごく品質がいいんだよ。

今ならオイルマッサージと薬でぽんぽんするのと、Faceマッサージのセットで2,400Rsだよ。

君たちはラッキーだね。」

いやいやいやいやいや!

金そんな持ってないからね!

ドルでもいいとかカードでもいいとかどうでもいいけど、

明らか高すぎでしょ。

日本円に換算したって1時間5,000円って高いだろ。

まじで無理無理言ってたら、

日本人が書いたと思われる感想表とか見せてくる。

「すごい満足しました!体が軽くて明日からもがんばれそうです!」

「自分から香ばしい匂いがただよってきます!」

「プロのマッサージだけあって本当に気持ちよくて眠くなってしまいました!」

とか、雑誌の裏によくあるダイエットに成功した人たちの体験談みたいのが羅列してあったw


でもうちらStudentだし本当に金持ってきてないんだよ!

って言ったら、

違う料金表出してきて、

「君たちはStudentだからこの料金表を見せているんだ。

本当ならこっちの料金表をいつも見せているんだよ」

とかいって、60ドルとか書いてある料金表を見せられる。

いや絶対違うっしょ!

Studentなこと今初めて知ったでしょ!

最初っからその料金表出す気なかったでしょ!

ともはや日本語でわめくあたし。


高すぎるし、全然このマッサージ受けたいと思わないからもう帰りたいんだけど、

横にソヌがいるのでなかなか言い出せない。

だんだんソヌへの疑問がわいてきました。

私たちは一日会っただけでソヌを信じたけど、

本当はソヌも他のインド人と同じように私たちをだます気であんなに仲良くしてくれたの?

今までの会話はこのマッサージのためのフリだったの?

ツアー会社がそもそも仕組んでいるのか、

会社の中の一部の人だけが組んでいるのか、

ソヌが個人的に絡んでいるのかわからないけど、

ソヌが少なからず手数料をもらっていることは間違いないです。


このでぶ親父はこうやって日本人を騙して自分の体を肥やしてきたかと思うと本当に腹がたつけど、

ソヌの手柄になるなら、なんかもうめんどくさいし払ってもいいかな

と思ってきてしまいました。

これ、完璧ホストに貢ぐ女の心境ですね。

渋りまくってたら、いつの間にかオイルマッサージと薬でぽんぽんするので

1,500Rsに値下がりしてた。

「・・・わかった、やるよ」

と承諾。

こっちも日本語で

「こっちがやるって言ったのになんだよその態度!」

と言ってみたけど全然通じず。当たり前か(・_・。)


サリーを着た若い女の子に連れられ、電気もついていない部屋に連れていかれたけど、

日本でエステ受けたことある身としては、何がアユールヴェータだよって感じ。

匂いからして食用油にカレー粉混ぜただけのようなオイルで体をマッサージされ、

何回使ったのかわからない薬のぽんぽんで体をぽんぽんされ。

てか部屋が寒くて全然あったまらないんですけど。

挙句終わったかと思えばシャワーにも入れさせてくれない。

おかげでカレーオイルの匂いが自分から漂い続けていてまじ不快。


インド人の日給が250Rsとして、マッサージしてくれてる女の子に250、

オイルつくるのにせいぜい50、

固定費として300ぐらい(超適当)としても、

かかる費用は600でしょ。

そしたら900Rsも余る。

ソヌに入るのが100Rsぐらいとしても、

あのでぶ親父に入るのは800Rsじゃないか!!

あー悔しい!!!!!


更に追い討ちをかけるようにあのクソ親父、チップをよこせと言って来た。

このときだけ日本語で「ヒャク、ヒャク」って言うの。

まじ死ね!

友達は100あげたらしいけど、まじむかつくから50だけあげた。

それでも50あげちゃったことに後悔。



それからホテルまでの間、ソヌへの疑惑がぬぐえなくて、

一言も口をきかないあたし。

ソヌが「夕ご飯の時間にまた迎えにくる」って言ったけど、

もう信じるもんか!と思って、

友達に、自分たちで探すから来なくていいと告げてもらう。


街を歩いて夕ご飯を探していると、リクシャーのおじちゃんたちが本当にしつこく話しかけてくる。

もうここらへん完璧人間不信だから、全部シカトしてたなw

あまりにしつこいから

腕を一杯に広げて「We say NO THANKYOU!!」

と言ってみたが、全く聞いていない。もう本当、インド人聞いてない。

こっちもシカトしてやれ。


レストランに入り、BIRYANIっていうピラフみたいのを頼む。

うん、おいしいよ。

おいしいけど案の定チップを要求されたよ。

この日はインド旅行の中でも1,2位を争うむかつく日でした。



5日目

ソヌが迎えにくる。

まだ口をきかないあたし。

ふんふん!って思って車に乗り込もうと思ったら足をすくわれてこけそうになったところをソヌに見られて

「Relax!」と言われてもシカトしてた(←子供と呼んでくだしゃい(*´Д`)=з )

この日はタージマハルとアグラ城。

タージマハルは本当に荘厳でした。

インドは空気が汚いというか、砂ぼこりがひどいせいか、

遠くに見えるタージマハルがゆらいで見えて、シンドバットっぽかったです。


靴のカバーをするか、裸足になってタージの上を歩きます。


でも自分が死んでからこんな立派な墓つくってもらって嬉しいのだろうか。

死んでからも権力を誇示したいのか。

墓に毎日これだけの観光客が来てたら、シャージャハーンもおちおち寝てられないよね。




これを読んで知ったけど、シャージャハーンはタージをつくった職人たちが

タージより素敵な建物を造れないように、

両腕切り落としたんだって。

その代わり、家族を養ってあげたんだって。

愛の形にもいろいろあるのか。ありすぎてこわいぞ。



野良犬が本当に多くて、常にみんなこんな感じ

牛が歩いてます。牛と共に歩けます。



続いて

アグラ城


これもムガル帝国第5代皇帝シャージャハーンが造った。1565年。

DELHIのラールキラーもシャージャハーン。

シャージャハーンやりよる。


アグラ城を一通り見た後、ここ2日のソヌとの思い出を振り返っていました。


ソヌと出会ってまだ2日しかたってないのが嘘のようなぐらい、思い出が沢山ありました。

このまま機嫌を損ねていても、ソヌと会えるのは人生でこれが最後かもしれない。

そう思ったらとても悲しくなりました。

たとえソヌが私たちをかもろうとしていたとしても、

少なくともDrive中に楽しくおしゃべりしていたときのソヌの笑顔は本物だったと思う。

JAIPURで現地人からうちらをヒンディー語でまくしたてるように守ってくれたのも本気だったはず。


JAIPUR、AGRAの交通費を考えたら1,500Rsなんて安いものじゃないか。


最後の半日ぐらい、ソヌといつかのように話したい。


と思い直しました。(なんの恋愛小説きどりだよ)


それと、マッサージとかその他ぼったくられの原因は、

自分が意見をはっきり言わなかったりやりたいことが明確じゃなかったときだから、

また変なとこlunch連れて行かれちゃ困ると思って、

車に戻る前にlunchできそうな場所を探そうと思ったら

ソヌの目が良すぎて出口出た瞬間にソヌに見つかり、手をふられるw


lunchの希望はちゃんと言わなきゃ!と思って、

ソヌに「ホテルのレストランで食べたいよ」と言ったら、

「NO,君はもうチェックアウトしちゃったよ。ONLY RESTAURANT」

って連呼する。


何回言ってもONLY RESTAURANTって言うから、また挫折してソヌの言う通り車に乗ってた。(あきらめ早すぎ)

するとまさかの展開。

ソヌが連れてったレストランは名前が「ONLY RESTAURANT」でしたw

わかりづらいわ!

しかもおいしいレストランだ!

どうもありがとうだよ!


その後は、観光地もう一個行きたかったんだけど、

他に行くには別料金を払えとのこと。

もうツアーなのかフリーなのかよくわからんw

そしてShoppingに連れて行くとのこと。

もういいよお前のその話は。って言おうと思った瞬間、彼の口から神の一言。


「Only Looking!Not Buying!(しかも何度も力強く)」



・・・

ああ・・・

ごめんね。

やっぱ気にしてたんだね。。

うちらの態度がかわったことわかってたんだね。

察してくれるあたり、やっぱり君は普通のインド人とちょっと違うよ。


なんかこっちが申し訳なくなり、2,3個お店をまわってもらう。

大理石のTABLEのお店とか行ったけど、ギャグのように高くて

しかも全然ほしくないからすぐ出てきてしまった。

一個2万円とかw学生に売るなw

でも落としても割れないんだってー。コーラこぼしてもしみこまないんだってー。

営業されんのは面白かったw


一通り見終わった後、この日は列車が夜発なので、それまでホテルのロビーで待っててと言われる。


せっかくだから、思い出に写真を一緒に撮ってもらった。

写真撮ろうって言ったときの反応とか、なんでそんないちいちかわいいんだよ。ほれてまうやろ!


結構時間あったから、街を散歩。

牛とゴミ。


トランプ欲しいと思って探し回るけど、AGRAの露店にそんなイカしたものが

売ってる店なぞなかった。

道歩いてるだけでみんなガン見してくるよ。

好奇心むきだしだね。

散歩も一通り終わった後、インド人がよくやってるようにホテルの前の階段に座っておしゃべり。

インド人てどうしてあんなに暇そうなんだろうか。


気がつけば蚊が周りに飛びまくっていたのでロビーに戻る。

暇なのでソヌに手紙を書くことに。

あなたのおかげで3日間楽しかったよみたいな文章。

だってソヌ超細いし、うちらがご飯食べてるときも何も食べてないんだもん。


インドのDriverって階級的に高そうだけど違うのかな。若いからまだ給料安いとか?


19時、ソヌが迎えに来た。

ポッケに手入れてもぞもぞってちょっと笑いながらロビーに入ってきた感じがまたかわいくて

友達とずっと車の中で笑ってたら、

「You're so happy.veryvery happy.」と満面の笑みで言われた。

Because of youだよ!

アグラ駅にはマノージっていうStaffの人が一緒に来てくれて

(日本の社長が、夜だし女の子2人初列車だからついてあげてと言ってくれたらしい。

てきとーとか言ってすみません。社長見直したよ)

列車に無事乗れました。

マノージが見てない瞬間、ソヌにカロリーメイトと手紙とチップをあげました。

最後までチップは渋って受け取ろうとしませんでしたが。

ビジネスとはいえど、列車の席までマノージとソヌが来てくれて、異国の地ですごく心強かったです。

ソヌと笑顔でわかれるとき、なんか泣きそうになりました。

まぁ深夜列車の中で泣いたんですけどw


もしこれがイギリスとかならAddressを聞いて連絡とりあえるけど、

インドだしソヌはパソコンとかないだろうし文化が違いすぎるよね。

もし結婚してもインドのDELHIから400kmはなれたところに住む勇気はありません。


でもこのインドだからこそこんな素敵な出会いがあったんだよね。

この出会いに感謝。。





だからなんの恋愛小説だよ。妄想しすぎw





以上、この3日でドラマのようなクライマックスを迎えたソヌとの甘酸っぱいお話でした。



BANARASに続く!

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