[ 2011年04月30日 ]

【NBA】1回戦、W1位スパーズ-W8位グリズリーズ




<GAME1>


【NBA】グリズリーズが“歴史的勝利” 第1シードのスパーズ撃破
ISM 4月18日(月)12時40分配信

現地17日、ウェスタン・カンファレンス第8シードのメンフィス・グリズリーズが同第1シードのサンアントニオ・スパーズの本拠地に乗り込んだプレイオフ1回戦(7回戦制)初戦は、ザック・ランドルフが25得点、14リバウンド、シェーン・バティエーが残り23.9秒に決勝点となるスリーポイントシュートを決め、101対98でグリズリーズが勝利。グリズリーズは、1995年の球団創設以降4回目となるプレイオフの舞台で、念願の初白星を挙げた。

グリズリーズは70対74と4点ビハインドで迎えた第4Q、ランドルフが9得点を挙げるなど流れを引き寄せ、残り4分には7点をリードした。残り約2分からはマット・ボナーに連続でスリーを2本決められ逆転されたが、96対98の2点ビハインドで迎えた残り23.9秒、バティエーが起死回生のスリーに成功。あとはフリースロー2本を沈めて、格上のスパーズからフランチャイズ史上初の歴史的勝利をもぎ取った。

1995年にバンクーバーで誕生したグリズリーズは、その後6シーズンはプレイオフ出場が実現しないまま、2001年にメンフィスに移転。それから2シーズンを待ってプレイオフ初出場を果たしたものの、3年連続でプレイオフに進出しながらいずれも1勝もできないまま敗退し、2006年の出場を最後にまた不遇の時代が続いていた。コーチも含めプレイオフ経験のない選手が多いが、それ故にベテラン勢ぞろいのスパーズからの勝利は価値ある勝利となった。試合後、ランドルフが勝利の拳を突き上げると、ベンチ選手たちはタオルを振り回してコートに走りだし、飛び跳ねながらロッカールームへと戻って行った。

グリズリーズでキャリアを開始し、今季古巣に戻ってきたバティエーは「すごいことだよ。ビールストリート(メンフィスのライブハウス街)でもファンが盛り上がってると思う。僕らの街には、こういう歴史がなかったからね」と話し、フランチャイズに新たな歴史が刻まれたことを喜んでいた。

一方、スパーズは、オールスターガードのマヌー・ジノビリーが右ひじの故障で欠場。延長戦に持ち込むチャンスはあったが、リチャード・ジェファーソンが完全にフリーの状態で放った最終局面のスリーが外れて万事休す。レギュラーシーズンをリーグ2位の61勝で通過したスパーズが、まさかの黒星スタートとなった。

トニー・パーカーが20得点、大黒柱のティム・ダンカンは16得点、13リバウンドをマークしたが、パーカーはフィールドゴール(FG)16本中4本しか成功せず、主にフリースローで得点を稼ぐにとどまった。なお、スパーズはこの試合で47本ものフリースローを得、36本を成功させている。(STATS-AP)


<GAME2>


【NBA】M.ジノビリー復帰でスパーズがシリーズタイに
ISM 4月21日(木)15時51分配信

サンアントニオ・スパーズは現地20日、メンフィス・グリズリーズとのプレイオフ1回戦(7回戦制)第2戦を行い、初戦に続く接戦の末に93対87で勝利。右ひじの故障で初戦を欠場したマヌー・ジノビリーがチーム最多の17得点をマークし、シリーズ1勝1敗のタイに戻している。

ホームでの連敗を避けたいスパーズは、未だひじに痛みを抱えるジノビリーの出場を試合直前に決定した。ジノビリーは、厚いサポーターを装着してひじを保護しながらも、いつも通り攻めのプレーを披露。しかしジノビリーの活躍があっても、初戦を取って勢いづくグリズリーズに最後まで苦しめられた。

スパーズは第4Q残り1分半に7点リードを奪うも、グリズリーズの反撃に遭い、残り14秒にはサム・ヤングのスリーポイントシュートで89対87とついに2点差にまで詰め寄られる。しかし残り12秒、ジョージ・ヒルのフリースロー2本でリードを4点に広げると、残り6秒にもヒルがダメ押しのフリースローを2本決め、何とかグリズリーズを振り切った。

スパーズは大黒柱のティム・ダンカンが16得点、10リバウンドをマーク。ヒルとリチャード・ジェファーソンがそれぞれ16得点、トニー・パーカーも12得点を挙げた。

一方グリズリーズは、ヤングが17得点でチームをけん引。第1戦で計49得点を挙げて球団史上初のプレイオフ勝利に貢献したザック・ランドルフとマーク・ガソルのインサイドコンビは、この日は初戦ほどの存在感は見せられず、ランドルフはフィールドゴール(FG)成功率14本中5本で11得点、ガソルも9本中2本で12得点に留まった。そのほか、トニー・アレンが15得点、マイク・コンリーは13得点を記録している。

なお、第3戦は23日にグリズリーズの本拠地で行われる。(STATS-AP)


<GAME3>


【NBA】グリズリーズまたもスパーズ撃破 プレイオフでのホーム白星は球団初
ISM 4月24日(日)16時40分配信

メンフィス・グリズリーズは現地23日、本拠地でサンアントニオ・スパーズとプレイオフ1回戦(7回戦制)の第3戦を行い、91対88で勝利。ザック・ランドルフがチーム最多の25得点を挙げてチームをけん引し、プレイオフでは球団史上初となるのホームでの勝利を飾った。これでウェスタン・カンファレンス第8シードのグリズリーズは、同第1シードのスパーズ相手にシリーズ成績を2勝1敗としている。

試合の大半でリードを奪っていたグリズリーズだが、スパーズの司令塔トニー・パーカーにレイアップシュートを決められ、第4Q残り約1分に88対86と2点差に詰め寄られてしまう。しかし残り42秒で、通常ではペイントエリア内を仕事場とするランドルフがスリーポイントシュートに成功し、これでグリズリーズが91対86と5点差に突き放す。

残り31秒の場面でグリズリーズは、マヌー・ジノビリーにフリースローで2点を返されたものの、その後はシュートを許さず。そのまま逃げ切りに成功し、会場は勝利の喜びに沸いた。

グリズリーズではランドルフの他にも、マーク・ガソルが17得点、マイク・コンリーが14得点をマーク。ベンチからはOJ・メイヨが10得点を挙げて勝利に貢献している。なお、グリズリーズがこのままシリーズを制すれば、トップシードを下した史上4番目のチームとなる。

一方のスパーズは、ジノビリーがチーム最多の23得点。パーカーが16得点、大黒柱のティム・ダンカンが13得点を挙げ、ジョージ・ヒルは11得点をマークした。スパーズは序盤からグリズリーズに押され気味で、リードしたのは第1Qの1点リードのみ。第2Qには一時は15点のビハインドまで点差をつけられ、そこから第4Qで75対75の同点まで追い上げたが逆転には至らず。下位シードのグリズリーズにシリーズをリードされてしまった。


GAME4


【NBA】伏兵グリズリーズがシリーズ王手! 第1シードのスパーズは窮地に
ISM 4月26日(火)13時56分配信

現地25日に行われたサンアントニオ・スパーズ対メンフィス・グリズリーズのプレイオフ1回戦(7回戦制)第4戦は、15得点、7アシストをマークしたマイク・コンリーを筆頭にバランスの良い攻撃を見せたグリズリーズが、104対86で快勝。ウェスタン・カンファレンス第8シードのグリズリーズがシリーズ3勝1敗とし、同第1シードのスパーズを1回戦敗退の窮地に追い込んだ。

このシリーズが始まり、第1戦で球団史上初のプレイオフ白星、第3戦で球団史上初のプレイオフホーム白星など次々と球団の歴史を塗り替えているグリズリーズ。今度は、プレイオフ1回戦に7回戦制が導入されて以降では2007年のゴールデンステイト・ウォリアーズしか成し遂げていない、第8シードが第1シードを破るというリーグ史に残る快挙にあと1勝と迫っている。なお、27日の第5戦はスパーズの本拠地に場所を移して行われる。

第1戦と第3戦はわずか3点差という僅差で競り勝ったグリズリーズだが、第4戦では2点ビハインドで迎えた第3Qを30対15とダブルスコアで圧倒し、試合の主導権を握った。

グリズリーズは後半開始から猛チャージを展開し、第3Q残り7分40秒のサム・ヤングのダンクシュートでランを締めくくり、62対50と12点リード奪う。7ターンオーバーを犯したスパーズのミスにも助けられ第3Qを13点リードで終えると、勢いづいた第4Qは、シェーン・バティエーのスリーポイントシュートで残り5分43秒に20点の大量リードを奪って勝負を決めた。

グリズリーズでは、コンリーが活躍したほか、トニー・アレンが12得点、ザック・ランドルフが11得点、ベンチ出場のダレル・アーサーが14得点、OJ・メイヨも11得点をマークして勝利に貢献した。

一方、崖っぷちに立たされたスパーズでは、司令塔のトニー・パーカーが23得点でチームをけん引したが、ターンオーバーもチーム最多の7回とミスも目立った。マヌー・ジノビリーは14得点、ゲイリー・ニールは11得点をマーク。この日が35歳の誕生日だった大黒柱のティム・ダンカンはわずか6得点に留まった。(STATS-AP)


GAME5


【NBA】スパーズが延長戦制し2勝3敗 G.ニールが起死回生スリー
ISM 4月28日(木)15時58分配信

ウェスタン・カンファレンス第1シードのサンアントニオ・スパーズは現地27日、プレイオフ1回戦(7回戦制)の第6で第8シードのメンフィス・グリズリーズと本拠地で対戦。第4Q残り1.7秒からゲイリー・ニールがスリーポイントシュートのブザービーターを決めて延長戦に持ち込み、110対103でスパーズが勝利を収めた。スパーズはシリーズ2勝3敗とし、ここでのシリーズ敗退を回避。29日にアウェイで行われる第6戦でシリーズタイとすることを目指す。

試合は、第4Q残り2.2秒から大きく動いた。タイムアウト明け、残り9.4秒の3点ビハインドで試合を再開したスパーズは、マヌー・ジノビリーがスパーズベンチ前のコーナーからベースライン側に倒れながらロングジャンパーに成功。最初はスリーと判定されたが、ビデオ判定により2点に修正され94対95と1点差どまりとなった。

しかしその直後、ザック・ランドルフにスリースロー2本を決められ、第4Q残り1.7秒に97対94と点差は再び3点に。この時点でグリズリーズのシリーズ突破が決まったかに思えたが、ジノビリーからのインバウンドパスを受けたニールが起死回生の同点スリーに成功。そのままの勢いで延長戦も制し、土壇場で勝利をもぎ取った。

ビッグショットを決めたニールは、「(グレッグ・)ポポビッチHCのセットアッププレイが大当たりした。ティム・ダンカンのスクリーンも素晴らしかった」とコーチとチームの大黒柱を称賛。またルーキーイヤーである今季に放った中で一番のビッグショットだったかとの問いには「もちろん」と答えつつも、「今のところはね」とまだまだやる気を見せている。個人成績ではジノビリーが33得点、トニー・パーカーが24得点、9アシスト、ダンカンが13得点、12リバウンドをマークした。

グリズリーズでは、ランドルフが26得点、11リバウンドといつも通りの素晴らしい活躍をみせ、第4Qとオーバータイムでは合計18得点をマークしてチームをけん引。マーク・ガソルが18得点、17リバウンド、マイク・コンリーが20得点、サム・ヤングが18得点をマークした。惜しくも第5戦でのシリーズ突破を逃したグリズリーズだが、1勝3敗からシリーズを引っくり返したチームはリーグ史上8チームのみであり、統計的にはまだグリズリーズが有利と言える。(STATS-AP)


<GAME6>


【NBA】史上に残るアップセット! グリズリーズがスパーズ撃破
ISM 4月30日(土)15時51分配信

現地29日、ウェスタン・カンファレンス第8シードのメンフィス・グリズリーズは同第1シードのサンアントニオ・スパーズと本拠地でプレイオフ1回戦(7回戦制)第6戦を行い、99対91でグリズリーズが勝利。グリズリーズはシリーズ4勝2敗で球団史上初となるカンファレンス準決勝進出を決めると共に、プレイオフ1回戦が7回戦制になって以降2度目という第8シードによる第1シード撃破の快挙を成し遂げた。

試合は、グリズリーズが序盤から主導権を握る形で進んだ。スパーズに許したリードは、最初にスパーズにゴールを許した試合開始直後と、アントニオ・マクダイスにジャンパーを決められ79対80とされた第4Q残り4分40秒の2回のみ。スパーズとのホームでの対戦ではレギュラーシーズンから負けなしの強さをここでも見せつけた。

勝負どころでチームをけん引したのは、2009年にグリズリーズに入団する前は厄介者扱いされていたザック・ランドルフだった。ランドルフは第4Qだけで17得点をマーク。第4Qに逆転を許した後には、チームが稼いだ14得点のうち10得点をひとりで稼ぐ活躍を披露。グリズリーズは残り約30秒には93対84と9点差までスパーズを突き放し、勝利をほぼ手中に収めた。

過去3回のプレイオフでは0勝12敗、アリーナの空席の多さで有名だったグリズリーズはプレイオフ初勝利を収めるのに10シーズンかかったが、プレイオフ1回戦に7回戦制が導入されて以降で第1シードをアップセットした2番目のチームとして名を刻んだ。

グリズリーズは、ランドルフが31得点、11リバウンド、マーク・ガソルが12得点、13リバウンドでダブルダブルを記録。トニー・アレンと新人のグレイビス・バスケスがそれぞれ11得点で勝利に貢献した。プレイオフ準決勝では、第4シードのオクラホマシティ・サンダーと対戦する。

一方、スパーズはトニー・パーカーが23得点、マヌー・ジノビリーが16得点を挙げたが及ばず。ティム・ダンカンは12得点、10リバウンドだった。レギュラーシーズンでは61勝、大黒柱のダンカンとともに4回のリーグ優勝を成し遂げている王朝が初戦でまさかの敗退となった。(STATS-AP)


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