アトピーの「ジュクジュク」出る汁の正体は

アトピー特有の痒みを伴う浸出液

アトピーで皮膚に炎症が起こると出てくるジュクジュクした「汁」。この滲出液は、軽症よりも少し重めのアトピー肌や脱ステロイド実践中の肌によく見られます。

アトピー肌から出る「汁」は、滲出液やリンパ液、あるいはその色や成分の性質から「黄汁(きしる)」「アトピー汁」なんて呼び方をすることも。

「ジュクジュク」の正体は、血管から漏れ出た血漿という成分などが含まれたリンパ液です。
傷や炎症部分を修復するため身体の自然治癒力によって出る分泌液なので、本来皮膚に悪影響を与えるものではありません。ケガをしたときのカサブタの部分に出る汁と同様です。

炎症がおさまると浸出液も分泌されなくなるので、基本的に汁が出るからといって心配は要らないのですが、アトピーの場合、滲出液の出る状態が長引いたり頻繁に出たり、ときには不快な臭いや強い痒みがあったりと健康な肌状態ではなくなるために、対処が必要になることもあるのです。

滲出液が出るときのアトピー肌の状態とは

アトピーの浸出液は、ステロイドの離脱作用による状態である場合が多いと考えられています。
アトピー治療のためにステロイドを使用している場合、薬を断ってしばらくするとアトピーの炎症が出はじめます。そして、炎症を修復するために滲出液が分泌されるのです。

滲出液は本来透明色に近く無臭ですが、脱ステロイドによる汁は黄色がかり、固まってくるにつれて痒みを伴うことが多いという特徴があります。

実際アトピー患者の声でも、汁が出て来ると痒みもひどくなるという意見が多数。臭いが強いなら、黄色ブドウ球菌などのばい菌が繁殖している可能性もあります。

痒みや不快感から掻きむしったり固まりかけた皮膚を剥がしたりして、また浸出液が出て…を繰り返すことも多いようです。強いステロイド剤や長期間ステロイドを使用しているほど、反動で浸出液が出たり痒みが出たりといった症状が強いと言われています。

滲出液が出ると、薬を断ったせいでアトピーが悪化したと考える意見もありますが、薬によって抑制していた免疫機能があらわれ滲出液が染み出ているので、汁自体が有害なわけではありません。
とはいえ、ばい菌が繁殖したり辛い痒みが出たりといった状態は、放置せずにすみやかに対処したいところです。

浸出液が出ているアトピー肌のスキンケア方法

アトピーの滲出液にサヨナラするためには、
①医療機関の治療によるケアと②日々のセルフスキンケア、そして③生活習慣の改善。
いずれも欠かすことができない大切な対策ポイントです。

ひどいときには医療機関へ

症状に応じた適切なスキンケアが大切ですが、痒みが強い・化膿している、といった治療が必要な症状や、服用中のステロイド量調節などの医療行為については、素人判断によるケアは避けて、すみやかに皮膚科医に相談することをおすすめします。
重度化や慢性化すればするほど素人判断による危険性も高くなります。

    一般的な滲出液改善ステップは
  • ステロイド使用(化膿など場合によっては抗生剤使用)
  • 自分でできるスキンケア&体質改善
  • 正しい洗顔と保湿
  • ステロイド投与量を徐々に減薬
  • 脱ステロイド

ステロイド使用については賛否両論。皮膚科医によっても投与に関する意見の違いがありますが、信頼できる皮膚科の先生の指示に従った方が、治りは早くなります。
よく聞くステロイドによるトラブルも誤った自己判断によるケースが少なくありません。

絶対に改善する!ためのスキンケア

皮膚科による治療だけでなく、日々の洗顔などスキンケアやメイクによるアプローチや注意も大切です。スキンケアや生活習慣の改善もアトピー症状改善に驚くほど大きな影響を与えます。
アトピーの滲出液改善スキンケアのポイントは、肌の清潔保持と正しい保湿。そして肌に刺激を与えないこと。

  • 洗顔はぬるま湯で
  • 洗顔にはアトピー用の低刺激あるいは無添加石けんを使用
  • 滲出液がひどいときには洗顔料やクレンジングの使用を控える
  • 症状がひどいときはメイクも極力控える
  • 水道水でもしみるなら、肌にやさしい温泉水や水素水を使用する
  • 痒みが強いときには、痒い部分を冷やす
  • ジュクジュクに薄い膜ができてきたらしっかり低刺激の化粧品で保湿する
  • 暑い季節は、こまめに汗を拭き取り、肌の清潔を保つ
  • 束ねるなど髪によって刺激しないように工夫する

滲出液がおさまってくると、アトピー肌特有の肌乾燥がひどくなり、痒みも強くなります。掻き壊してしまうとまた滲出液が出ます。
このような「負のスパイラル」は避けたいですね。
ジュクジュクがひどいときは、スキンケア用品よりも軟膏など治療薬優先が大切ですが、保湿対策も欠かせません。

滲出液を拭き取るときは、清潔なガーゼなど肌にやさしい素材で軽くおさえるように拭き取りましょう。
ジュクジュクをそのまま放置していると顔がパリパリとつっぱり、やはり痒みの引き金になってしまいます。

スキンケアは「やさしい低刺激成分の化粧品で、程よく清潔を保ち乾燥防ぐ」。
この絶妙なバランスがキーポイントです。

滲出液が出るアトピー肌におすすめの化粧品

アトピーのスキンケアは、低刺激高保湿の化粧品を選ぶことが大切ですが、滲出液や強い痒みなどアトピーの症状がひどいときには、よりいっそう刺激成分のない低刺激で安全に保湿ケアできるシンプルな滲出液解消を果たせるアトピー化粧品を選びましょう。

テクスチャーや香り、ラベルなど「好み」は少し我慢して、安全で確実な改善を目指すスキンケアを。
特に洗顔料・保湿クリーム・美容液選びは慎重に!
アトピー肌のスキンケアに注力したアトピー用スキンケア化粧品の中から、アトピー肌の改善で高評価を得ているアトピー化粧品を厳選して紹介します。

洗顔料

傷んでいる肌の洗顔は、ぬるま湯で行います。冷水やお湯による洗顔は、乾燥を進めてしまうので注意しましょう。
洗顔には、アトピー用の低刺激で肌をいたわりつつ、汚れは十分に落とせる石けんがベスト。ダメージ肌には、使用後にしっとり感が残る石けん選びを。

滲出液がひどいときには、思い切って洗顔料をつかわずぬるま湯で優しく洗い、やさしい素材の清潔なタオルでおさえるようにして水分をオフします。

養麗潤フランキンス石けん

養麗潤は、肌トラブルを専門に長年悩み解消の経験を積んだ薬剤師が開発したアトピー専門のスキンケア化粧品。開発元のイヌイ薬局は、漢方のプロ。中医学に基づく皮膚改善を目的にした石けんは、低刺激でトラブル肌の洗浄にイチオシです。

購入後のトラブルや皮膚の悩みへのサポートも厚く、トラブルのあるアトピー肌でも安心できます。

  • 低刺激
  • アルコール・界面活性剤・合成香料・合成着色料不使用
  • 赤ちゃんにも使用OK
  • ハトムギ・紫根・キハダ・アロエエキス配合
  • アトピー改善のための冊子プレゼント

トータルケアのための化粧品

スキンケア化粧品は、アイテム同士の相性にも注意したいですね。アトピーのダメージ改善に重要な保湿ケアですが、保湿成分も過剰になると、肌への刺激過多に転じてしまうことも。

化粧品選びが苦手なら、アトピー専用のアトピー化粧品シリーズをライン使いするのもひとつの"手"。低刺激であることはもちろん、朝晩のケアで安全かつバランス良く保湿ケアできるように設計されています。

ディセンシアつつむ

ディセンシアは、アトピーをはじめ敏感肌・乾燥肌改善のためのスキンケア専用ブランド。中でも「つつむ」は、低刺激で肌の角層を育てる保湿ケアをするためのシンプル処方、安全性と保湿浸透効果を重視した化粧品。

フルラインで使えるラインナップ。30日間全額返金保証があるので安心してお試しできます。つつむのみでスキンケア完結に配慮されたトライアルには洗顔ネットつき。

  • 低刺激
  • アルコール・香料・紫外線吸収剤不使用
  • アトピー・敏感肌・乾燥肌専用化粧品
  • ナノ化セラミド配合化粧品
  • クレンジング・石けん・化粧水・クリーム・保湿液・洗顔ネット

保湿ケア

傷んでいる肌の洗顔は、ぬるま湯で行います。冷水やお湯による洗顔は、乾燥を進めてしまうので注意しましょう。
洗顔には、アトピー用の低刺激で肌をいたわりつつ、汚れは十分に落とせる石けんがベスト。ダメージ肌には、使用後にしっとり感が残る石けん選びを。

ジュクジュクがひどいときには、思い切って洗顔料をつかわずぬるま湯で優しく洗い、やさしい素材の清潔なタオルでおさえるようにして水分をオフします。

養麗潤オールインワンゲルクリーム

養麗潤はアトピー情報発信サイトも運営、アトピー改善に力を注ぐイヌイ薬局から誕生したオールインワン化粧品。
中国で傷や皮膚の治療に使用される漢方成分を高配合、低刺激で保湿持続力が高いオールインワンゲルクリーム。

大容量ポンプタイプもあり、常備の保湿クリームにイチオシです。子どもや全身のケアにも!購入後の相談サポートも厚く、ダメージがあるアトピー肌におすすめします。

  • 低刺激
  • 界面活性剤・着色料・香料・鉱物油・アルコール不使用
  • 赤ちゃんにも全身にも使用OK
  • 8種の漢方成分配合
  • アトピー改善のための冊子プレゼント

ホホバオイルによるアトピーケア

アトピー患者の間では、有名なホホバオイルによるスキンケア。ホホバオイルのスキンケアは、化粧水・乳液・美容液といったベーシックなスキンケアラインを使用せず、ホホバオイルのみのシンプルなスキンケアに切り替えます。

ホホバオイルのみのスキンケアを批判する声もありますが、正しいホホバオイルのスキンケアを習得することで、シンプルに肌を守りながら育てる皮膚科医も推奨する安全なスキンケアを実現します。

ホホバオイル

ナチュラルオーケストラのホホバオイルは、最高品質。日本で唯一世界の4大オーガニック認証機関で正式認定されている信頼できるホホバオイルです。ホホバオイルでのケア方法を身につけると、アトピー肌を守りながら健やかな肌を育てることが可能に!

公式サイトには、ホホバオイルの正しいスキンケアをマスターするための全解説が紹介されています。

  • 完全無添加
  • 未精製圧搾した最高品質オイル
  • これひとつのみでスキンケアができます
  • 100%オーガニック正式認定
  • ホホバオイルの正しい使い方解説あり

アトピー肌根本改善のための勉強を!

滲出液解消のためのスキンケアと医療による治療の連携、そして体質改善などを併用しても繰り返されるアトピーの「ジュクジュク」は即効治癒は難しいです。早くても1ヶ月、長いと半年以上の期間を念頭において根気強くスキンケアをすれば、必ず滲出液が出る状態を改善でき、多くの場合でジュクジュクしない肌を手に入れることが出来ると言われています。

アトピー改善の難しいところは、お医者さんだのみの治療薬使用だけでは、改善は難しいということです。ジュクジュクがひどく炎症がある場合は、皮膚科医に相談することはもちろん大切ですが、日々のスキンケアや生活習慣を改善することもとても大切です。

アトピー体質改善で大きな効果が期待できます

アトピーの体質改善は大切と昔から言われますが、今でも意外なほど具体的な方法をしらない、軽視しているといった人も多いようです。

生活環境や生活習慣の身体に与える影響はとても大きいです。
特にアトピーは慢性的に症状が継続する免疫疾患。
生活習慣を変えることで、スキンケアの悩みが軽くなり、制限しないで化粧が楽しめるなら、女性にとっては大変でも得られるメリットは小さくないといえますね。

  • ハウスダストなどアレルゲン(刺激成分)を極力なくして清潔を保つ環境作り
  • 質の良い睡眠と適度な運動&ストレス発散
  • 禁煙・アルコールを控える
  • 糖分・油分をおさえた食事
  • 冷たい飲み物を避ける
  • 腸内環境の改善
  • シャンプー・洗剤・化粧品などの安全な成分選び
  • 規則正しい生活リズム

詳しくは、アトピー情報サイトや医療機関でアトピーケアについて学んでみましょう。
体質改善で化粧ノリも肌状態も改善するのなら、体質改善にチャレンジしてみる価値あり!

アトピーの情報交換・交流・勉強ができるお役立ちサイト

アトピー性皮膚炎に関わるさまざまな医療情報や最新の医療技術、アトピー克服者の体験談など、アトピーに関する情報が満載のアトピー情報サイト「あとぴナビ」。

無料会員登録をすると、毎月無料のアトピーケア情報誌も郵送で届けてくれます。
そのほか、さまざまな悩みを相談したり、アトピー患者の交流掲示板もあり、アトピー改善には非常に心強いサイトです。

とにかく情報量が豊富で、新しい有益情報を発信しているあとぴナビ。化粧品選びやアトピー改善テクニックなども勉強になります。
全国の皮膚科医も多数監修。アトピーの根本改善を目指すなら、必ずサポートとなるポータルサイトです。