ムダ毛の濃さにも影響する?!冷え性とムダ毛の関係性

2016.11.21

気温差の激しい寒い季節。

冷え性に悩む女性にとってはとても辛い季節ですね。

体の冷えから来る不調に悩んではいませんか?

体の冷えは血液循環を悪くし、体のダルみや浮腫み、またそれにより疲労が溜まりやすく、肩こりや頭痛等様々な健康被害をもたらします。

そして体が冷える事によって起こる健康被害は体の不調だけには留まらず、体のムダ毛の濃さや量にも影響を及ぼしてしまう可能性があるのです。

冷え性が何故ムダ毛に関係あるの?!

なんて思われるかも知れません。

それには人間本来の体の働きに密接に関係しているのです。

今回はそんな体の冷えとムダ毛の関係性、さらには冷え性の改善方法までをお話ししていきましょう!

ムダ毛の濃くなる原因は?

ムダ毛が濃くなってしまう原因は、遺伝や、ストレス・生活習慣など様々な要因が考えられますが、主に性ホルモンのバランスの乱れが関係していると言われています。

人間の体は女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)と男性ホルモン(テストステロン)の2種類のホルモンがバランスよく分泌され健康を維持しています。

女性の体にも当然、微量の男性ホルモンが分泌されていて、男性ホルモンは皮脂の分泌を促したりタンパク質を筋肉に変えたりと、体にとってとても大切な働きをするホルモンではありますが、と同時に体毛を発育させるという働きもある為、ムダ毛と言われる体毛は男性ホルモンの影響を大きく受けて、女性の体の「オス化」を招いてしまうのです。

一方、女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンと言う二種類のホルモンの総称です。

一定の周期(約28日)でその二種類のホルモンがバランスよく分泌され、肌の潤い・ハリなどの美肌効果、また女性らしい体を作り、月経周期・妊娠や出産をサポートする機能維持や骨・血管の強化など、そして体毛を薄くする言う働きまで、女性の体に欠くことの出来ない分野の機能維持を担当しています。

したがって、ムダ気が目立つと言う時は何らかの原因で女性ホルモンが減少している、又は男性ホルモンの分泌が過剰で優位になっている可能があるのです。

また、体毛には発毛に性ホルモンの働きが影響しない「無性毛」と性ホルモンの働きが影響する「両性毛」、そして男性ホルモン分泌の影響を大きく受ける「男性毛」の三種類に分類されています。

主に「無性毛」は、まつげ・眉毛・頭髪等の男女関係なく幼い頃から生えている体毛を指し、「両性毛」は、脇・陰毛等、そして男性ホルモンの影響を大きく受ける、胸毛・背中、手足の濃い毛、口周り、下腹部辺りなどの「男性毛」と言われる体毛の生える箇所に分けられています。

想像をしていただければわかる通り、女性がムダ毛だと感じる箇所の体毛は男性ホルモンの分泌量に影響を受けてしまう訳です。

もちろん、全ての方がホルモンの影響を受け濃くなると言うわけでは無く個人差・原因の違いはありますが、女性の体の「オス化」防ぎ、またムダ毛を薄くするためには、二つのホルモンバランスの分泌を整えてあげる事がとても重要になってくるのです。

女性ホルモンの減少と体の冷え

女性ホルモンの分泌が減ってしまうのは、自立神経のコンディションの乱れが原因の一つだと言われています。

女性ホルモンの分泌管理と自立神経の調整は人間の脳にある「視床下部」という同じ場所でコントロールされており、視床下部は血液内のホルモン量をチェックし、必要な時期に必要な量を分泌出来るように指示を出しています。

その指示を受け実際にホルモン分泌を行うのは卵巣ですが、女性ホルモンと自律神経は互いに影響し合っている関係性でもある為、精神的ストレスや生活習慣など、様々な影響を受けて片方がバランスを崩してしまえばもう片方のコンディションにも乱れが起きてしまうのです。

また自律神経の乱れを引き起こす原因には体の冷え、つまり冷え性になってしまう事でも起きてしまいます。

自立神経には様々な働きがありますがその中でも人間の体温調節をする働きがあり、例えば寒い時には血管を収縮させ血流量を減らし体温低下を防いでくれる、反対に暑い時には血管を広げ血流を促進させて体の熱を放出させてあげるなど、体の色々な体温調節機能を管理・調整しています。

したがって体の体温調節も行っている自律神経は、冷え性による体温低下などの体温変動にも影響されやすく、また過剰なストレスには弱いとても繊細な神経でもあるので、冷え性によって体の冷えが続いてしまう事は自律神経の活動バランスをも崩してしまい、それによりホルモンバランスの乱れを引き起こしてしまうのです。

特に女性が冷え性になりやすいのは、男性に比べて筋肉量が少なく、熱が冷めやすく温まりにくい性質の脂肪が多い、月経や体に子宮・卵巣があり血液循環が滞りやすいなど、体の構造が冷えやすい事にあると言われています。

つまり冷え性によって体が冷えてしまうと、自律神経の体温調節機能の乱れを引き起こし、それからホルモンバランスの乱れ、更にはムダ毛の濃さにまで影響を与えてしまうなど様々な体の不調の悪循環を招いてしまうのです。

冷え性の種類

ホルモンバランスの乱れやムダ毛の濃さにまで影響を与え、また月経痛などの女性機能の不調、肩こり・頭痛を招いてしまう女性にとっては大敵な冷え性を改善するには一体どうしたら良いのでしょうか?

まず、冷え性は主に3つの種類に分類され、年代や冷える箇所、また冷え症に繋がる原因も違っています。

それぞれの冷え性の特徴・原因についてみていきましょう!

四肢末端型

腕・足や体は温かいのに手先・足先がだけが冷たくなっている人はこのタイプです。

10代から20代の方に多い冷え性型。

原因は、ダイエットや運動不足による血液循環の乱れ・栄養が足りないなどが挙げられます。

四肢末端型は体の中で熱を発生する力の低下、血液を循環させる力が弱いため、体の指先・足先の隅々まで血液を運ぶことができずに末端だけが冷えてしまう冷え性型です。

この冷え性改善に有効な体の熱を発生させる力を高めるには、熱を発生するのに欠かせない筋肉を増やす、糖質・ミネラルやビタミン等の栄養素をきっちりと摂取することが改善のポイントになります。

下半身型

上半身は暑いのに太ももや指先まで下半身全体が冷たい、冷えていると言う方はこのタイプです。

主に更年期の女性・中高年の男性に多い冷え性型。

この冷え性になる原因は、加齢による血管収縮、お尻の「梨状筋」(りじょうきん)と言う筋肉の衰えが原因だと言われています。

改善ポイントは、梨状筋を鍛える、また柔軟にするストレッチや軽い運動して血液循環を促進してあげる事です。

四肢末端型に似ていますが、下半身型は足先だけではなく下半身全体が冷え、また慢性化してしまうと心臓から送られた暖かい血液が下半身には届かず上半身に溜まってしまう状態の「冷えのぼせ」にもなりやすい冷え性型です。

「冷えのぼせ」とは、上半身に熱がこもりやすく下半身は冷え、上半身と下半身に極度の温度差が生じてしまってる状態です。

その状態が続くと、体、更には脳にまで負担がかかり、頭痛や気分の悩み、睡眠の悩みまで体の不調を引き起こしやすくなってしまうのです。

またこの下半身型は気温の低い寒い季節だけではなく、夏場にも起こる可能性のある冷え性でもあります。

内蔵型

実際にお腹に手を当ててみて、明らかに冷たく、冷えていると感じた方はこの冷え性の可能性が高いです。

この冷え性は年齢関係なく、厚着をしているのに寒い、お腹が冷えている、体温が35度台で低体温だと言う方に多い冷え性型。

この冷え性になる原因は、よく冷たい飲み物を飲む、空調の効きすぎた部屋に長時間居る、また精神的ストレス・生活習慣の乱れなども原因の一つに挙げられます。

内蔵型は体の内側から冷えてしまう状態にある為、慢性化すると血液循環の低下により内臓まで血液が上手く運ばれず、内蔵の機能低下、便秘や肌トラブル、体の免疫力も弱まり風邪をひきやすくなったり、生理痛・生理不順や痩せにくい体になってしまうそうです。

また血液が内蔵に届かないと脳機能も低下してしまうので倦怠感、集中力低下なども引き起こしてしまいます。

オススメの冷え性改善方法

冷え性改善には、体を温め出来るだけ冷やさないようにする事です。体を温める有効な方法をまとめました。

運動

体を温めるには運動をしてエネルギー代謝を高め、体自身に熱を発生させて体を温める方法。

運動をする事によって筋肉に刺激を与え、筋肉の活性化、熱の発生を促すことが出来ます。

運動はウォーキングやストレッチなど軽いものでも効果が期待できます。

例えば、普段はエレベーターやエスカレーターを使うところを階段にしてみる。

足先が特に冷えるという方は、テレビを見ながら足先を広げたり丸めたり動かしてみる。

食べ物

それから常温・温かい飲み物を飲む、栄養や代謝を上げやすくしてくれる効果のあるものを食べる事でも体を温める事が出来ます。

特に陽性の食べ物と言われる体を温める効果のある物を積極的に摂取するとさらに効果が期待できます。

陽性食べ物の代表は生姜・玉ねぎ等のネギ類。

基本的に陽性の食べ物特徴は、塩分が高い(塩辛いもの)、寒い・涼しい地域で採れるもの、かたく水分が少ないものなどが陽性の体を温めてくれる効果があるそうです。

また体を温め血液をサラサラにし血流を高めてくれるアルカリ性の食べ物である根菜類も効果的です。

食事は積極的にとりたい栄養素として、ビタミンB群やビタミンE、ミネラルを多く含んだ食材をできるだけ取り入れてみてください。

ビタミンEには血流促進、ホルモンバランスを整えてくれる働きがあり、アーモンド・ナッツ類、かぼちゃやアボガドなどに多く含まれています。

ビタミンB群には食べたものをエネルギーに変換してくれる働きがあり、レバーやうなぎ、納豆・味噌等の発酵食品などです。

サプリメントでも手軽に効率よく栄養素を摂取する事が出来るのでオススメです。

生の野菜は体を冷やしてしまう効果があるので、食べるときは温かいスープと一緒に。

飲み物

それから温かい飲み物として、ハーブティーは気持ちを落ち着かせてくれるリラックス作用もあるのでとてもオススメです。

実際にお客様が冷えを感じやすい脱毛サロンでも施術前や施術後にハーブティをお出ししているサロンが多くあります。

冬場はもちろんですが夏場であっても空調の影響や冷たい飲み物によって知らず知らずのうちに体が冷えている方も多いので、あえて温かいハーブティをお出しし、少しでも体の冷えを和らげてあげるきっかけ作りをしているのです。

またハーブティの中でもローズヒップやレモンバーム、ルイボスティーは飲みやすく、更に体を温める効果があり、体の冷え対策には欠かせないビタミンやミネラルも豊富に含まれているので提供しているサロンが多いですね。

ハーブティーの中には美肌や便秘解消を手助けしてくれる成分も含まれているので女性にとっては嬉しい効果ばかりです。

その他血行を良くする方法

いつもはパンプスばかりだけど、たまには締め付けの少ないスニーカーを履いてみるのも足先の血流を促してくれるのでいいですね。

お風呂はシャワーだけではなくゆっくりと湯船に浸かってみること。

こういったことでも、体を温めて、冷えを改善することができます。

アロマオイル

またその他の簡単に冷え対策をする方法の一つにアロマオイルがあります。

アロマは香りを嗅ぐだけでも、脳が刺激され自律神経のバランスを整えてくれたり体感温度を調節する事が出来ると言われているので、エステサロンでもアロマを取り入れ季節に合わせた快適空間作りをしている所が多くあります。

香りでリラックス効果はもちろんですが寒い季節ですと体感温度を上げてくれると言われているジンジャーをブレンドした精油を使用したり、消臭や抗菌・抗ウイルス効果のある精油を導入している場合が多いのです。

ご自宅ですと、お風呂にアロマオイルを数滴入れて体を温めながら脳をリラックスさせてみるのも良いのではないでしょうか。

まとめ

とにかく無理なく、毎日続けられるものが冷え性改善に繋がります!

冷え性を改善するだけで体の様々な不調を解消してくれるだけではなく、ホルモンバランスの乱れやムダ毛の改善まで、また痩せやすい体も作る事が出来ます。

ぜひ、今年の冬は冷え性を改善し、気になる体の不調、ムダ毛の悩みを解消してみて下さい!

AEA認定エステティシャン資格を取得後、脱毛サロン専用サロンで長年働いてきた一児の母です。

エステティシャンとして働きつつ、美容ライターとしても活動中。