2009年1月放送のNHK番組「ためしてガッテン★低カロリーダイエット失敗と成功の分岐点」の内容については、このブログでも何度か取り上げさせていただいてますが、本日はその番組で紹介されていた「1食400kcal前後の理想的な食事メニュー」について再考してみたいと思います。
■ メニューの解説は小西すず先生
小西すずさんは、1990年より武庫川女子大学栄養クリニック「いきいき栄養学講座」をご担当されている、同大学の准教授でいらっしゃいます。
同講座を通じて一般の方々へもダイエット指導を行い、既に多く方々がダイエットや体脂肪を減らすことに成功。簡単で明快な低カロリーメニューを提唱されていて、栄養学に基づいた食事メニューは見た目のボリュームも栄養も損なわず、カロリーだけ抑えるというしあわせなダイエット法なのです。
■ 黄金比率 たんぱく質:脂質:糖質=20:23:57
番組内容の骨子は、減量したい人は食事を「低カロリー」かつ「栄養のバランス」の良いものにせよというお話でした。
低カロリーを守っていても十分な糖質を摂取できていない期間が長期(数ヶ月)続くと、糖質を必要とする脳自身が栄養不足による飢餓状態と勝手に認識し、体の中の脂肪を燃やすより蓄えようとしてしまう、この現象を「飢餓に備えろスイッチがオンになる」と短めのキャッチフレーズで代用し、詳細な解説をしていました。
では「飢餓に備えろスイッチをオン」にしない具体的な食事は?というと
たんぱく質:脂質:糖質=20:23:57
という比率での食事メニューだというのです。
え?どうやったらこの比率通りのメニュー組めるの?とお思いですよね。
■ そこで小西先生登場!
小西すず先生によれば、以下ルールに従えば、1食当たり400kcalかつ栄養の黄金比率を保った食事メニューになる、ということなのです。
- たんぱく質の多い食品から2種類選ぶ
牛乳(ヨーグルト)120ml チーズ1枚 卵1個 赤身肉50g 脂の少ない魚1切れ 豆腐4分の1丁など - 糖質(炭水化物)の多い食品から1種類選ぶ
ご飯(子ども茶わん1杯) パン(8枚切り1枚) ゆでめん(2分の1玉) - 糖質(果物・イモ類)の多い食品から1種類選ぶ
果物(半分) イモ類(かぼちゃ れんこん ごぼう 豆類)卵くらいの大きさ - 野菜(イモ類以外) きのこ 海藻類は、たくさん摂取する
(逆に言えばいくら摂っても良い)
※料理に使う食用油(マヨネーズやドレッシング含む)は大さじ2分の1程度の4つを守ることで栄養の黄金比率と約400kcalの食事メニュー設定が可能になるということなのです。■ そこで実際のメニューを考えてみた
「目玉焼き」「ヨーグルト」「パン1枚」「リンゴ半分」「キノコ&海草&野菜サラダ」
「チーズ+ハンバーグ」「ごはん」「こふきイモ」「キャベツ千切り」「ワカメの味噌汁」
「豆腐の味噌汁」「焼き魚」「ごはん」「きんぴらごぼう」「ゆでキノコ大根おろし添」
という感じでしょうか。
どうです?どれも町の定食屋さんにありそうなメニューですよね。
そんな小西すず先生の詳細な解説本です。健康的に必要な栄養を摂りながらカロリーオフするレシピが満載。カード形式で見た目にもかわいい。 ■ 少量多品目(しょうりょうたひんもく)がポイント?!
これだけ定食で出てきたら「結構400kcalなのに食べ応えあるな」と思いませんか?
実際番組で見た時、私もそのボリュームに驚きました。
注目は「ごはん(子ども茶わん1杯)」「パン8枚切り1枚」「油も大さじ2分の1」というあたり。
どの品目も小さめ!薄め!少なめ!なんです。
つまり、「メニューの数は減らさない」→見た目は立派なのですが、各メニューともちょこっとずつ量を減らしてるんです。
「少量多品目!」ここが小西すず先生の理論のポイントだと思いました。
このメニューを毎食決行できる方は是非試してみてください。
毎食が無理と言う方も、例えばランチのメニュー選びの際には、糖質の摂取だけでも気をつけてみてください。
(外食は「肉」「魚」が一品は入ってる場合が多く、たんぱく質は即クリアできそうですから)
また外食のお店はできるだけ多品目が食べられる会席のような場を選んでみたりする、など工夫してみてはいかがでしょうか?