サッポーの
視点 以下、22才を過ぎた肌を基準に説明しています。 ▼1.ニキビによい洗顔料ってあるの?様々な情報に混乱!ニキビに洗顔が大切なことは、よく取り上げられます。 しかしこの大切さは、「洗顔をおろそかにするとニキビが増えやすい」程度に理解する方が無難です。 洗浄そのものは、ニキビ肌でも乾燥肌でも同じ配慮が必要です。 大切なのは、 - 肌に優しく汚れを落とすこと
- 洗い過ぎない=汚れを落としても必要以上に角質を落とすな
という点です。洗顔料選びもこの視点がポイントです。 - 汚れが簡単に落とせてすすぎも簡単、などは洗浄能力が高過ぎるもの。避けるのが無難。
- 化粧汚れはクリームないしはオイルで浮かし、石けんで洗い流すのが面倒でも肌に優しい洗顔法。
本当によいクリームやオイル、そして固形石鹸のやさしいものを見つけましょう。 ▼2.ファンデーションは良くないって良く聞くけど?ニキビ肌にとって適度な保湿と保護ができていたら、必要以上の保護は肌を酸化させる要素を増やすだけ……このバランスがポイントです。 ファンデーションのパウダーが毛穴につまるわけではないのです。 例えば、ファンデーションの目的の一つに、ニキビを促進させる紫外線からの適度な保護機能があります。 しかし、紫外線の心配のない時は、ただのおじゃま虫というわけです。 お勤めや外出でファンデーション無しは???……困る.. ニキビがひどい場合、 を、まずお勧めします。 ニキビがそんなにひどいわけではないという場合、 - プレスされた固形のパウダリーファンデーションを肌に載せる方式が、悪影響が少なく紫外線防止効果が高いといえます。
- 乳液・クリームタイプファンデーションは、肌へのフィット性が高い分便利ですが、悪影響がでやすいものといえます。
ニキビがひどい場合はともかく、通常のポツポツニキビなら、上手に利用した方がファンデーションの良い面を引き出せるものです。 ファンデーションがいつも良くないもの、と考えると逆に失敗をします。 ▼3.美白製品やUV製品とニキビはどんな関係?ニキビは、炎症(赤ニキビ・膿ニキビ)に発展する性質のものです。 表皮に浸透させなければ効果がでない美白製品を、ニキビの心配のある肌に使用すべきではありません。 UV製品で注意すべきは、紫外線吸収剤を利用した防止効果の高い製品です。 通常、汗に流れにくく、フィット性の高い製品にしてあります。 これはニキビに良くない点ですが、紫外線防止には必要な処置です。 ニキビによくないからと、紫外線をまともに浴びるようだと、もっともっとニキビに悪い影響があります。 こういう場合、ケースに応じて第三の道を考えることです。 例えば、 - 紫外線とつき合わない方法を考える。
- 肌ケアの紫外線防止はファンデーションだけとし、紫外線を避ける対策を考える。
▼4.便秘がニキビに良くないって本当?なぜ?本当です。 便秘すると、腸内物の腐敗により、かなりの猛毒物質が発生し、毛穴や汗腺を通じて排泄する仕組みになっています。 肌を傷めるため、ニキビだけでなく肌荒れの原因になります よく便秘になる人は、肌だけでなく、他への悪影響も心配です。 食生活・生活習慣を見直し、本格的に便秘退治に取り組むことをお勧めします。 ▼5.紫外線は本当にニキビに良くないの?なぜ?紫外線はニキビの炎症を促進します。 紫外線は肌の油分を酸化させるだけでなく、毛穴の皮脂、皮膚細胞内まで酸化を促進します。 ニキビの種をいっぱい持っている人が、不用意に紫外線にあたると、一気に炎症が拡大し、赤ニキビ、膿ニキビが増えるのはこのためです。 だからといって、ニキビ肌にしっかりUVケアを施すのも、ニキビを促進します。 野外での生活習慣が、仕事や大好きなスポーツや趣味に関係している場合、ニキビ肌の人にとっては苦痛の選択です。 肌のために、仕事や大好きなことまで放り投げることはできません。 厳しい選択となります。 - ニキビ肌の肌質を根本から変えていくのは、最低でも6ヶ月を要します。
その間、仕事の方向性を変え、趣味に対する態度を変えることができますか? それとも、 - 帽子・パラソル・その他あらゆる紫外線防止グッズを利用して紫外線を避ける。
野外にいても、紫外線を無意識に避ける行動習慣を作り上げることができますか?
▼6.乳液やクリームはニキビに良くないというけど、使用しなくても良くならない。なぜ?乳液やクリームはニキビの敵でもあり、ニキビ防止のよき味方でもあります。 乳液・クリームだけでなく、UV製品も含め油性化粧品は、時間が経つと酸化するデメリットを持っています。 これがニキビを誘発します。 しかし肌を護り、ニキビになりやすい肌にならないようにする大きな働きもあります。 ニキビ肌に限らず、22才を過ぎた大人の肌にとって、油性化粧品を如何にうまく使いこなすか……。 これこそが美肌づくりの真骨頂と言えます。 - 肌の状態を知り、油性化粧品の酸化の悪影響度と使用しない場合の肌へのマイナス度を比較しどうするかを決める。
正しい知識に基づく経験がノウハウを育てます。 - 酸化の影響が少ない使用方法、ケアの習慣、生活習慣を知る
…知識と良い習慣が可能にする大人のテクニックです。
▼7.パックはニキビに良い?それとも良くないの? どちらがホント?ニキビ肌に無条件にお勧めできるパックは、“純粋な”保湿パックだけです。 肌の悩みの数だけパックの種類も増えているようなので、これは良い、あれは悪い..と一刀両断するわけにいきません。 選り分ける視点を持ちましょう。 - 角質をはがすことを促進するようなものは全てダメ。
- 毛穴の皮脂や角栓を取るというものも、角質をはがすことにつながるのでダメ。
- 美白目的のものも、ニキビ肌にはマイナス。
皮脂や角栓を取り除くものは、ニキビの進行に一時的に良い結果をもたらすことがあります。 しかし長期的な視点に立つと、ニキビのできやすい肌を作ることになるのでマイナスなのです。 ▼8.マッサージは絶対ダメと聞いたけど、良いと言う人も…?ニキビが既にできている肌は無条件にダメです。 マッサージは、肌の毛細血管の血行を良くして肌も健康にしていこうという、気の長いケアです。 ニキビで炎症を既に起こしていたり、今にも炎症になりそうなニキビ肌への刺激は、炎症を促進させるだけです。 目立たないがニキビの種が育ちつつある肌への優しいマッサージは、詰まりかけの皮脂を押し出す助けになることがあります。 しかし一歩間違うと、毛穴を傷め、皮脂詰まりを促進させることにつながります。 ニキビ肌にマッサージは絶対ダメ、と考えた方が無難なようです。 ▼9.ニキビは遺伝だからどうしょうもないと言われた……ホント?遺伝的要素が大きいことは事実です。 しかしそれは体質であって、肌管理次第でニキビができない状態を維持することは十分に可能です。 どうしょうもないなんてことは全くありません。 人よりニキビができやすいから、より注意が必要だ……ということです。 ▼10.ニキビ用とあるスキンケア製品を使用してるのに、良くならない?思春期のニキビ肌に概ね有効なニキビ肌用製品は信憑性がありますが、大人の肌にできるニキビは十人十色。同じ人でも、額のニキビと頬のニキビは異なったタイプかも知れません。 その人のニキビ肌に合った製品である確率は低いと考えるべきです。 ニキビは肌管理の技術と良き習慣によって克服していくものです。 化粧品は、その時の良き手助け者としての存在です。 肌に合っており、使いこなせるわかりやすい製品であることこそ、大切なポイントです。 ▼11.無添加の化粧品を使っているのにニキビが…?!どうして?添加物が肌に悪いという先入観が生む誤解でしょうか? 本当に無添加製品なら、2~3日で腐敗が始まります。 雑菌の増えた化粧品を使用することの方が、炎症を起こしやすい肌にはよほど恐いものと言えます。 ▼12.汗が夏のニキビの原因と聞いて、洗顔回数を増やしたけど… やっぱりダメ!逆に増えちゃった…どうしてなの?夏にニキビが多くなる場合、汗が原因していることが多いのは事実です。 汗が角質層に浸潤し角質をふやけさせ、はがれやすくなるため肌が硬くなるのが、皮脂詰まり(=ニキビ)の原因です。 洗顔回数を一回程度増やすのは有効な場合も多いですが、いたずらに増やすと角質のはがれを促進するだけ……ニキビが増えるわけです。 汗が角質層に浸潤するのは、汗を肌に貯めることが原因。 こまめに優しく汗をぬぐう(吸い取る)のが正しい対策です。 ▼13.アルコール入りの化粧水はニキビに良くないというのはホント?良いと思ってたのに?アルコールは、様々な目的で様々な性質のものが、様々な分量で使用される化粧品成分基材の一つです。 名称も様々です。 ニキビに良い影響を与える場合と、悪い影響を与える場合がありますが、実はどちらも同じタイプのものです。 - アルコールの配合量が多く、さっぱり感や肌の収斂効果を目的としたもの
……これがニキビ肌に有効な場合と、逆効果になる場合とがある。 - 有効な場合:皮脂分泌が特に多い思春期の肌や、大人の肌でも特に皮脂の多い部分。
- 逆効果:皮脂分泌が特に多くない肌
大人のニキビ肌には基本的にお勧めできない製品です。 肌を乾燥しやすくしてさっぱり感を出すのですから、短期的に考えるとニキビにも有効で、気持ちよさを作れるものですが、長い目でニキビのできない肌を作っていくことを考えるならば、阻害要因となるものです。 |