前回、前前回と、秋冬の悩める顔の粉ふき乾燥肌を解消!お肌の水分量を上げるスキンケア方法についてお話ししましたね。
※参照記事はこちら。
ちなみに、こうしたスペシャルなスキンケアをする前に重要なのが、
「洗顔」。
「美肌の8割は”洗顔方法”で決まる」とも言われますよね。
そして、超有名な美容家、佐伯チズさんでさえも、
「スキンケアの中で、クレンジングが一番大切!」と語られているほど。
間違った洗顔方法を何年も続けることで、敏感肌や乾燥、シミ、シワ、くすみやたるみなどの肌の老化を進めかねません。
そんな洗顔のルールですっかり鉄板中の鉄板が
「こすらない」ですよね。
テレビでも雑誌でも、ありとあらゆる美容家さんたちが、「こすらない洗顔を!」と声高に叫ばれていますが、実際どうでしょう?
これだけ「こすらないで!」と言われていながら、実際、温泉やスパなんかにいくと、結構な確率で「こすり洗い」をしてる女性を見かけます。中にはびっくりするほどハイスピードでゴシゴシゴシッ!とクレンジングされてらっしゃる方とか・・・
泡洗顔をされる際には、わりと、こすり洗いせず「泡を押し当てるだけ洗顔」の方が多いですが、ついこすっちゃうのはクレンジングの時ですよね。
あ、ちなみに、
「私はこすり洗いしてないでしょ?全然チカラ入れてないし♪」
と思われてる方もたくさんいらっしゃると思います。
ただですね・・・
当サイトライター、美容サロンでエステティシャンとして、年間に数百人のお客様の洗顔してる様を見てきた経験からお伝えしますと、
「いえ、こすり洗いされてます」
「全然まだチカラが入ってますよ」
なんですよ、残念ながら。
クレンジング剤を「なじませる」時に、ついチカラが入っちゃいますよね。チカラ加減がいまひとつつかめなくて。
ちなみにですね、「チカラの入ってないクレンジング」って
熟れた柔かめの桃を洗って、桃の皮が剥けてこないくらいのチカラ加減、とも言われてます。
熟れた桃をゴシゴシこすって洗ったら、どうなるでしょう?
皮がベリベリに剥がれてきてしまいますよね(汗)
こすり洗顔は、要は、これと同じくらい肌に負担を与えてる証拠なんです。
クレンジング剤をなじませるにしても、ほんっとに「そーっ・・・と」ですよ。
◆クレンジング剤を選ぶポイントとは?
クリームにジェル、オイル、ソープ、ローションにシート。
いろんなテクスチャーのクレンジング剤がありますよね。
そんな中で、クレンジング剤を選ぶポイントは2つ。
●界面活性剤の含まれる量が多くないもの
●のびがいいもの
「界面活性剤」は、水と油とを混ぜ合わせて乳化させる成分。こうした特性からメイクや顔に付着した汚れ等を効率よく落とすことに優れているものの、と同時に、私たちの肌にとって必要な皮脂や肌のバリア機能すらも壊してしまうという性質も持っているんです。
●ジェルタイプ
ミルクタイプについで、肌への負担が少ないタイプ。ジェルタイプなら白く濁った水溶性の乳化ジェルがおすすめ。但し、少量だとこすり洗いの原因にもなり、また洗い残すこともあるので、大量に使わなければいけないというデメリットも。また、透明ジェルは油分が少なく、その分、界面活性剤も多めなのでNG。
●クリームタイプ
肌への負担がすくない。油分と水分のバランスがよく、柔かさもあるので、こすり洗いを防ぐのに有効。
但し、洗浄力は他タイプよりも劣る。
●ミルクタイプ
他タイプの中で、一番肌に断然やさしく、負担も少ない。但し、水分が多く肌なじみがよくないので洗浄力が劣る。
●純石鹸などソープタイプ
純石鹸は水にふれた瞬間に界面活性力を消すという特性があるため、肌への残留物が少なく、洗浄力もそれなりに強い。ミネラルファンデーションなど軽めのメイクであれば問題なく落せる。
但し、アルカリ性のため肌につっぱり感を覚えることがある。また、ポイントメイクやウォータープルーフのメイクは落としにくい。
●拭き取りタイプのオイル、コールドクリーム
界面活性作用がないので、角質層への影響は少ない。
但し、洗い流さず「拭き取り」が必要な分、手間がかかる。また、拭き取りの際に肌をこする可能性も・・・
●オイルタイプ
そのテクスチャーの特性から、一番「こすり洗い」を防ぎやすく、メイクも落としやすい。但し、界面活性剤の量が多いクレンジングオイルも多数。
普段使いには向かない。濃い目のメイクをした日用に。
●シートタイプ
洗浄力は一番高いが、そもそも「界面活性剤の洗浄力で落とすもの」。
肌への負担が大きい。最もおすすめできないクレンジング法。
広尾プライム皮膚科 医師 吉澤智子先生がおすすめする乾燥肌の方がクレンジング剤を選ぶポイントは、以下の通り。
・ポイントメイク用と全体用は分ける
・ポイントメイク用には、界面活性剤が入っていないオイルやコールドクリームなどで優しく落とす。
・全体のメイクおとし用は、石鹸などの合成界面活性剤が入っていない洗顔剤で軽く洗うのみにする。
クレンジング剤を使いたい場合はミルククレンジングかクリームタイプを。但し、角質層に影響を与えにくいように洗浄剤が設計されている良質なものを使うのがおすすめ。
・以下のクレンジング剤は避けること
>汚れやメイクとすぐになじみ、簡単に洗い流せるクレンジング剤
>軽くふくだけで簡単に汚れが落ちるクレンジング剤
>毛穴汚れや角栓が落ちるクレンジング剤
※いずれも洗浄効果が強めで、それゆえ皮脂膜や細胞間脂質、NMF(天然保湿因子)などを洗い流す作用も強くなり、肌への負担が大きいため。
そして、クレンジング剤を選ぶポイントは、やっぱりこれですね。
●界面活性剤の含まれる量が多くないもの
●のびがいいもの
◆40代の人気美容ブロガーが伝授!
「いくつになっても水分たっぷり♪老化知らずのハリ美肌を作る洗顔法」
この方法を教えてくれるのは、美肌づくりといったらこの方!人気美容部ブロガーの藤田千春さんです。
「見た目年齢を13歳下げる究極のモチ肌形成塾」というタイトルの美容ブログを手がけ、1日のブログアクセス数は1万アクセス以上。多くの女性たちから指示されるパワー美容ブロガーにして、ご自身も40代とは思えない美肌の持ち主です。
準備するものは、
・クレンジング剤
・化粧水
・ミネラルウォーター or 精製水
・綿棒
・コットン
① まず、ポイントメイクを落とす
~「ポイントメイクおとし用のクレンジング剤」を使用
マスカラ、アイラインなど、色素が残りやすい目の周りを、クレンジング剤を少量なじませた綿棒を使って、丁寧にオフする。
② 顔全体のメイクを落とす。
~「顔全体用のクレンジング剤」を使用
次に、顔全体用のクレンジング剤を適量手にとって、温める。
(温めることで顔に乗せたときにのびがよくなる)
温めたクレンジング剤を顔に乗せて、メイクとなじませる。
*このとき、中指と薬指を使うとチカラを入れすぎず、肌への負担が少なくメイクをなじませることができる。
③ ぬるま湯ですすぐ
メイクがクレンジング剤となじんだら、ゆるま湯で充分すすぐ。
*40℃以上の温かめのお湯では必要な皮脂まで洗い落としてしまうので、32℃などぬるめのお湯ですすぐのが有効。
④ そっと拭き取り
~「化粧水+ミネラルウォーター+コットン」を使用
コットンに500円玉くらいの量の化粧水を落とし、さらにミネラルウォーター(or精製水)でコットンをヒタヒタにして、肌をこすらないようにそっと顔を拭く。
*水滴が落ちるくらいのぬらし加減がベスト。
⑤ ふだんのスキンケアへ。
これで洗顔終了です。W洗顔的なものは不要です。
これについて、藤田さんいわく、
「最近のクレンジング剤はとても洗浄効果が優れているので、これだけで充分汚れは落ちています」
「クレンジングの後に洗顔フォームなどで顔を洗うという事は、クレンジングで汚れを落としたのに、ほぼ同じ成分の界面活性剤が入った洗顔フォームで汚れが落ちた状態の肌を洗って必要な皮脂や、肌に必要な常在菌まで取り去っているという事なのです。自らすすんで敏感肌、乾燥肌、オイリー肌、ニキビ肌を招くようなものなのです。(略) W洗顔は肌を傷めて汚くしてしまいます」
◆また、しっかりめのメイクをした・日焼け止めを塗った日用の「老化知らずの美肌を作る洗顔法」もご紹介
こちらも、藤田さんおすすめの洗顔法です。
こちらは「いつもよりしっかりめにメイクをした日」「日焼け止めなどを塗った日」などに有効な洗顔法ですね。
こちらはいたってカンタン。
ここで使うのは、オイル。
エクストラバージンココナッツオイル、ホホバオイル、アルガンオイルなどのナチュラルな植物油を使います。
洗顔方法は以下の通り。
① 石鹸などで洗顔する前に、オイルを顔全体に伸ばす。
② 顔全体にのばしたオイルをティッシュオフ
③ 目元と口元にオイルをさらに薄く塗って、石鹸などで洗顔
*肌に乾燥を感じるときは、顔全体にオイルをぬったまま洗顔する(要は、少しオイルが顔に残った洗顔で洗顔する)
「ええっ?! オイルがついたまま状態で洗顔するなんてベトベトしそう!!」
って思いますよね。私は思いました(笑)
でも、乾燥肌にはコレ、かなりおすすめです。
ちなみに、当サイトライターは、絶賛「乾燥中」につき、
朝は、ぬるま湯洗顔のみ、
夜は、目元などポイントメイク落とし用に「植物性オイル」、顔全体のメイクおとし用に「純石鹸」、
もちろん、これらクレンジング前に「植物性オイル」を顔全体に塗布しています。
使用している植物性オイルは「エクストラ・バージン・ココナッツオイル」か、ビタミン・ミネラル等栄養素が豊富で、乾燥や湿疹など炎症を緩和する作用のある「スイートアーモンドオイル」。
毎日の肌の調子を見つつ、また、気分で使い替えて楽しんでおります。乾燥知らずですよ!
●植物オイルの効果とは?
植物オイルの効果は、
・角質層を潤わせる
・肌を柔かくする
・肌代謝を調整する
・血行促進
・傷や湿疹などの炎症を抑える
など
また、植物性オイルは、肌の皮脂組成に似ていることから、肌なじみも良く、さらに、肌に塗ったオイルは角質層間をつなぎ、水分をとじこめて潤いを逃がさないという「バリア機能的な保湿効果」もあるんです。
当サイトライターも、前述の通りですが、肌が乾燥するときは特に植物性オイルを愛用してます。
オイルをたっぷりぬって、保湿とのどのケアのためマスクをして寝ると、翌朝お肌の乾燥が解消され、しっとりしてます♪
さらに、植物性オイルは組成分子が小さく、肌なじみがいいことから、オイルが肌に残ったまま洗顔をした場合、お肌のバリア機能を保ちつつ界面活性剤などの侵入を防ぎながら汚れもおとせる、という特性もあるそうです。洗い上がりは、ベトベトというより、「しっとり」です。
そんな美容ブロガー藤田さんがお気に入りの植物オイルは、
エクストラバージンココナッツオイル。
酸化に強く、抗菌性に優れ免疫力をも高め、さらには肌トラブル予防にも効果的な「ラウリン酸」、若返りのビタミンと呼ばれる「ビタミンE」などがたっぷり含まれているそうです。
●ココナッツオイルが固まった! そんな時の対処法
ちなみに、このココナッツオイルって、20℃以下の温度になると、白く固まるんですよね。ご存知でしたか?
かくいう当サイトライター、ココナッツオイルが大ブレイクした時に買ってキッチンに置いておいたら、いつのまにか白く固まっていて、焦ったことがあります。
「あ~!!コレ、全然使ってなかったのにダメにしちゃったー!!」
と、あわや捨てそうになったことも・・・
ココナッツオイルを固形→液体に戻したいときは、
ズバリ、
「瓶ごと湯煎にかけて溶かす」 です。
「湯煎なんかに瓶ごとかけたら酸化して悪くなりそう!」と思いますよね。
でも、ココナッツオイルは熱に強く、酸化にも強く、固めたり溶かしたりを繰り返しても、品質が劣化することはないといわれています。また、食用の場合でも、一般的には、製造後2年ほどは劣化しないといわれており、長期間安心して使えるのも嬉しいところですね。
※注意※
まちがってもココナッツオイルをレンジでチンしないように!
「脂」ですからね。キケンです!
あ、ちなみに、ココナッツオイルを食用に使って、炒め物をしたい場合は、瓶ごと湯煎にかけなくても、使いたい分をスプーンなどですくってそのままフライパンへ投入しちゃいましょう。
いかがでしたか?
美肌つくり、乾燥肌対策に重要な「洗顔」方法。
ぜひお役立てくださいねー!