喉の奥にできものが出来た、痛みはある?ない?原因と対策
2016/07/24
どうもkogetoraです。
今日は喉の奥にできるデキモノについてお話します。
口の中でのデキモノでは口内炎(こうないえん)が有名ですよね、では喉(のど)にできるデキモノにはいったいどのような物があるのでしょうか。
症状別(痛みがある、ない)や色の違い等から症状の説明をしていきたいと思います。
喉の奥にできたデキモノ、痛みがある無い、色等症状別に見る
それでは喉にできるデキモノにはどんな物があるのか見ていきましょう。
只、症状には似ているものが複数存在するので、1つの原因だけで決めつけないようにしましょう。
痛みが無いできものとは
まずは痛みが無いできものからご説明していきます。
また併せて色等の特徴についてもお話していきますね。
白いできもの・臭い・膿栓(のうせん)
膿栓とは、別名臭い玉(くさいだま・においだま)と呼ばれ、口臭の原因とされているものです。
まず膿栓の見た目的特徴ですが、色は主に白く、大きさは1~5mm程です。
膿栓のできる喉の場所は主に扁桃(へんとう)と呼ばれる喉の奥の両側にできます。
原因
扁桃とは扁桃腺とも言われており、風邪の時等には大きく腫れる事がありますよね。
扁桃の役割は主に菌やウイルスの侵入を防ぎ身体を守る事です。
只、それは免疫力の低い子供の頃に効力を発揮しますが、大人になり体全体で免疫力が高まるとそこまで重要な役割を果たさなくなります。
その為、扁桃腺肥大等の症状が現れた際には切除する場合もあり、切除した場合でも問題はないと言われております。
そしてその扁桃にできるのが膿栓であり、できる原因は口に入ってきた空気や食べかすに付着した細菌等が集まって出来たものです。
細菌の集まりとは言っても既にほぼ死滅しており、それらは扁桃免疫効果により死滅した死骸の集まりです。
口から入る物の他には、虫歯等の口の中に留まり続けている細菌が喉へ流れていく場合や、ストレスも関係していると言われています。
ニオイの元は上記の細菌の死骸からでるニオイなのですが、膿栓の恐ろしさは影響がニオイだけでは無く、放おっておくと体調の悪化や病気の発症に繋がる危険性もあります。
体調を崩す原因は細菌の影響ではなく、身体を守る防衛本能である免疫効果が過剰に働くことだと言われております。
症状は様々で、肩こりや心臓病、腎臓病や大腸炎等、身体のあらゆる場所で起こります。
その為、口臭が気になる → 喉の奥を見ると白いデキモノが出来ている → 医師へ相談
良く膿栓は綿棒やシャワー等で自分でも取れると言われていますが、喉を傷つけてしまう危険性がありあまりオススメできません。
気になる大きさになり、定期的にうがい等をしても無くならない場合は耳鼻咽喉科などへ受診し除去してもらいましょう。
予防法
基本的な予防方法は口の中を清潔に保つことです。
原因の中には虫歯の細菌や食べ物のカス等とお伝えしましたが、それらが蓄積しないよう予防することが膿栓予防に繋がると言えます。
この場合は正しい歯磨きやうがいが大切ですね。
以前の記事で正しい歯磨きの方法を載せていましたので宜しければ参考にしてみてください。
↓
また、その他には口呼吸をしていると症状が起こりやすいとも言われています。
口呼吸をすると口の中が乾燥し、ばい菌、細菌の繁殖を助けてしまう為菌が溜まりやすくなります。
そしてその細菌等の死骸が扁桃に蓄積し膿栓へと変化しまいます。
それでは口呼吸の改善はどうすれば良いのか。
改善方法はいくつかあるのですが、まずは口を閉じる為に口の周りの筋肉を鍛える事をオススメします。
以前の記事で滑舌を良くする為のお話がございましたが、その中で「あいうべ体操」という口のトレーニングが出てきました。
今回の口のまわりの筋肉のトレーニングにも効果的ですので是非参考にしてみてください。
↓
赤いできもの・のどの奥・声帯ポリープ
声帯(せいたい)ポリープとは、のどの奥の声帯付近にできるデキモノで声や発声に影響します。
症状は声のかすれ、声の出しにくい状態が続き、ポリープが肥大化し悪化すると呼吸困難を引き起こす可能性があります。
原因
原因としては、喫煙・悪い発声方法・声の出しすぎ・喉の酷使による声帯付近の粘膜の炎症が考えられます。
粘膜付近が充血・内出血をお越しポリープが形成されます。
只、大声を出してすぐにポリープができる訳では無く、内出血等が起こった後に更に喉を酷使する事が原因だと考えられています。
その為、舞台俳優や歌手、演説をする方等に起こりやすい症状の1つと言えます。
しかし問題は自分自身の目で確認する事が困難な事です。
主に声帯付近に起こる症状ですので、確認は内視鏡等でする必要があり、少しでも症状を感じた場合・症状が長く続く際には医師へ相談するようにしましょう。
予防法・治療法
まず予防には、当たり前ですが喉を酷使しすぎない事です。
仕事柄どうしても仕方がない場合は発声方法を見直すようにしましょう。
その他には喫煙する回数を減らす無くす。
喉が乾燥しないように水分補給と屋内であれば加湿する事も大事です。
また声を出した後のケア等も大切で、のど飴等で口の中を潤わせるように心がけましょう。
治療法には2種類あり、保存療法と手術で摘出する方法です。
保存療法では声を出すこと自体を減らし、喉の負担を軽減します。
それに併せて吸引や投薬により喉の炎症を抑えていきます。
早期発見の場合は上記の保存治療で完治する場合が多いかと思います。
しかし、完治する前に喉に負担をかけるとすぐに再発する可能性もある為、長い目で治療を行う必要があります。
手術での治療の場合は電子顕微鏡やファイバースコープ等症状によって使い分けて摘出していきます。
この場合は症状により全身麻酔か局所麻酔かも変わってきます。
勿論その症状によっては日帰りの場合や1周間程の入院を要する場合とがあります。
痛みがあるできものとは
痛みがあるできものの中の多くが、食べ物を食べた際等患部に異物が当たる時に痛みが現れます。
外傷による感染症から命に関わる病気までありますのでしっかりとチェックしてくださいね。
白や黄色いできもの・のどの粘膜・口内炎
口内炎は主に唇やほっぺの裏側に出来るものですが、口の中の粘膜である喉にも出来る可能性があります。
食べ物や唾液を飲み込む際等に痛みを感じます。
色は主に白ですが、黄色味がかって見える時もあります。
原因
口の中の衛生状態が悪く、細菌が繁殖しやすい環境で粘膜が傷ついたり免疫力の低下などで発生します。
唇やほっぺの裏側に出来る場合には外傷、つまり噛んでしまった傷から菌が入り込み症状が出る事が考えられますが、喉ではその症状は考えにくくストレスや免疫力の低下が最初に疑われます。
また、場合によっては骨や硬いスナック菓子等が喉を傷つけてしまった際に現れる事も有り得ます。
予防法・治療法
予防法は免疫力の低下を抑え、しっかりと栄養をとる事です。
粘膜に良いと言われている栄養成分にビタミンA・B2があります。
ビタミンAを摂取するには緑黄色野菜や乳製品(チーズやバター)、卵から摂取すると良いでしょう。
ビタミンB2は不足すると皮膚や粘膜に影響すると言われていますので、しっかりと摂取していきたい成分ですね。
納豆や卵、乳製品やサバ等から摂取すると良いと思います。
治療法は基本自然治癒に任せます。
1~2周間程で完治する事が多いです。
うがい薬や定期的な歯磨き等で口の中を清潔に保つようにすると治りが早くなるでしょう。
只、症状が現れた際に、発熱していないかの確認をするようにしましょう。
次に説明する症状で、子供に多いヘルパンギーナという病気があります。
喉にデキモノができ高熱が出たら注意が必要です。
赤・透明なできもの・軟口蓋付近・ヘルパンギーナ
症状は喉の扁桃(へんとう)まわり、軟口蓋(なんこうがい)付近にできる事が多いです。
発症するのは子供に多く、時期は気温が上がる夏頃(6月~9月)、高熱(38度~40度)が出る事が特徴です。
高熱と併せて喉が赤く腫れ、赤く充血したデキモノとともに痛みを感じます。
デキモノの大きさは1mm~5mm程で、大きさによっては透明や白く見える事もあります。
色の違いは水疱(すいほう)のような水ぶくれができている時は透明に見えることが多く、それが充血、破れかけると粘膜の充血が見えるので赤く見えます。
原因
ウイルス性の病気の為、免疫力が弱い幼児や身体が弱っている時の大人が感染しやすい症状です。
大人の場合は子供からの二次感染が多く、症状が重症化しやすい傾向がある為、子供に症状が現れて際は注意が必要です。
感染者からの飛沫感染や接触感染が原因と考えられます。
またこの病気の感染について予防が難しい事の1つとして、感染者全員に症状が現れる訳では無いことが挙げられます。
不顕性感染(ふけんせいかんせん)という、病原体が体内に潜伏しているにも関わらず発症しない為に自覚も無く、感染を拡大してしまうという特徴があります。
予防法・治療法
現状このウイルスに特別効力のある薬等は無く、予防ワクチンも無いと言われています。
その為、対処療法しか無く栄養補給と水分補給、安静にして免疫力を高めていきます。
治療にはだいたい2日~5日程かかります。
喉に症状が現れる為、その間に食事を取る事が難しく栄養補給は点滴や流動食等から摂取します。
上記の通り発症するととても辛い症状が現れますので、お子様がいらっしゃる方は予防したいですよね。
それにはやはり衛生管理が大切で、日頃から手洗いうがいを習慣づけるようにしましょう。
しかし乳幼児等は自身での予防が困難な為、お母さんが赤ちゃんの手足等を清潔に保つ事が重要です。
肌色や白いできもの・喉頭付近・喉頭がん
喉頭がん(こうとうがん)とは喉頭付近にできる悪性腫瘍を指します。
主な症状は長期間に伴う声がれ(ガラガラ声)、喉や首に痛みや違和感、喉や首にしこり、呼吸障害、食べ物が飲み込みづらい(嚥下障害)、血痰(けったん・血液を含むタン)です。
喉頭がんのできる喉頭(こうとう)とは喉の入り口から声帯等の喉の奥までを指し、発症場所により初期症状が異なる事が特徴の1つです。
それでは位置が口に近い所から順番に説明していきます。
声門(せいもん)上がん
物を飲み込む際に気管へ送られないように蓋をする喉頭蓋(こうとうがい)と呼ばれる付近に発症するガンを声門上がんと言います。
初期症状はノドの違和感や痛み・かゆみで、症状が進行すると耳に異音を感じる事があります。
血痰(けったん)等が出始めると自覚症状として現れる為、医師に相談する事が増えてきます。
声門がん
声門とは声帯(せいたい)付近の事を指しており、声を出すための器官です。
その為初期症状では声がれ(ガラガラ声やかすれ声)やノドの違和感、のどにしこりを感じる等があります。
この場合の声がれは長期に渡る症状を指し、2周間以上原因不明な声がれが発生している場合は医師に相談する事をおすすめします。
また、声門にがんが出来ると気道(空気が通る道)も塞がれてきますので、息苦しさを感じる事があります。
声門下がん
声門・声帯の下にできるがんを指し、主に気管の上部に出来るものを言います。
気管に症状が現れても食べ物等の異物が患部に当たるわけでもなく、声を発声する為に頻繁に動く訳でもない為、発症を自覚し難い事が特徴の1つです。
症状を感じるようになるのある程度大きくなり、気道を狭め息苦しさを感じるようになってからです。
予防法・治療法
ガンの出来る原因の特定が難しい事が予防法の特定を難しくしているのですが、現在のリスク因子として考えられている事を挙げていきます。
喫煙、飲酒(過度)、放射線・紫外線、ウイルスや細菌、ストレス等です。
中には今回の喉頭がんには関係の無いもの含まれているかもしれませんが、今のところ上記の原因が考えられ、予防法はそれら1つ1つに注意していくしかありません。
がんの治療は早期発見、早期治療が大事だと言われていますが、喉頭がんは比較的発見しやすく治癒率も高いと言われています。
治療方法は他のがん治療と同様に放射線治療と外科治療です。
抗癌剤での治療は喉頭がんの場合は効果が薄いと言われており、主に上記2つが用いられます。
放射線治療が効果あり、外科治療の摘出範囲が少ない場合は、声帯付近に出来たガンの場合でも音声を失うリスクが減ります。
いかがでしたでしょうか
のどの症状と言っても軽症から命に関わる症状までありました。
どんな症状だとしても安易に考えず、身体からのサインとして注意して見ていきたいですね。
それではまた
kogetora