自転車通勤を始めて今年で2年が過ぎたところ、春夏秋冬の季節を感じながら毎日、自転車で会社に通い続けている。雨や雪の日はもちろん、公共の交通機関を利用しているが、それ以外は自転車だ。いまや、電車通勤には戻れなくなっているほど自転車通勤にどっぷりはまっている。
そして、時間もお金もなかなか自由の利かない企業戦士サラリーマンにこそ、自転車通勤を進めたい。
私もサラリーマン歴20年。電車通勤、バイク通勤、バス通勤、自転車通勤など様々な通勤形態で通い続けているが、この2年間の自転車通勤で得られた知見をもとに、サラリーマンにこそ自転車通勤をオススメしたい5つの理由について紹介していきたい。
自転車通勤のメリット。サラリーマンにこそオススメする5つの理由
近年のサラリーマンは、大変である。少子高齢化が進み、景気回復のめども立っていないまま、忙しい日々を送り続けている。
サラリーマンの代表的な5つの苦労
- 金がない。
- ストレスはたまる。
- 趣味もない。
- 時間がない。
- 運動不足でメタボである。
そんな苦労するサラリーマンにこそ、自転車通勤をおすすめするのは伊達ではない。実際に自分が2年間続けた経験を通して、確固たる理由をもって自転車通勤をオススメしているのだ。
それもサラリーマンの苦労を解決する手段として最適である。その5つの理由について紹介していこう。
1. コスパ最強
まず、自転車通勤はコストパフォーマンスが最高だ。
私はお金が大好きだったこともあり、このコスパに気づいたことをきっかけに自転車通勤を始めた。
ビアンキのROMA3で約10万円の投資になったが、利回り120パーセントの脅威のコスパで10ヶ月ほどで元を取り、この2年で、理論上14万円ほど儲かったことになる。
2.ストレスフリーの通勤スタイル
首都圏で働くサラリーマンの多くは、電車通勤をしているだろう。
そもそも首都圏では、電車交通網が世界の中でも類を見ないほど発達していて、自動車の方が不便なほどである。電車に乗れば、1都3県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)に住んでいれば、1〜2時間ほどで通勤することができる。
この電車の発達の恩恵で、首都圏には3600万人もの人が生活している。実に日本人の人口の4分の1が国土の5%ちょいの面積にひしめき合って暮らしている。
こうして朝の満員電車という日本の特徴的な風景が完成してきた歴史がある。1時間満員電車に揺られて出社して、数時間の勤務を終えて、また1時間かけて帰宅する。
片道1時間の通勤だとしたら、月に約40時間、年間に換算すると丸20日も満員電車に揺られることになる。当たり前であるが、このストレスはかなりのものである。
一説に、満員電車のストレスは「本物の戦場以上」と言われるほどである。
具体的には、「通勤ラッシュ時の満員電車に乗った際のストレスは、臨戦態勢に入った戦闘機のパイロットや機動隊の隊員よりも高く、ジェットコースターが落下する寸前の2倍以上と試算される」あるイギリスの心理学者がこのような研究結果を発表している。日本のサラリーマンが企業戦士と呼ばれる所以であろう。
そう、自転車通勤の最大のメリットは、このストレスから解放されることにある。満員電車やバスに揺られる不快な時間を無くすことはメンタルヘルス上かなりのメリットである。
確かに自転車も寒い日などはちょっぴり面倒くさいななどと思うこともあるが、乗ってしまえば、ペダルを漕ぐことで眠っていた体が目を覚まして、会社に着く頃には完全に目が覚めている。朝が弱い人にもオススメだ。
そして、会社で嫌なことやストレスの溜まることがあったとしても、自転車を漕いで帰っていると、体を動かすことで、不思議とストレスはどこかになくなってしまうものだ。
帰りに満員電車に乗ることを考えると雲泥の差である。
3.通勤時間は変わらないし、その移動自体が楽しい。
また、自転車通勤の心配の一つが、通勤時間がかかるんじゃないの?という人も多い。
電車で2、3駅ほどの近い距離であれば、まちがいなく自転車通勤の方が早い。電車の待ち時間、乗り換え時間、徒歩の時間などのロスがなくなるからだ。
しかし、もっと遠い距離の場合は、通勤時間が長くなってしまう可能性もあるかもしれない。
そこで、わかりやすくするために具体的な例で、電車と自転車の通勤時間の差についてシミュレーションしてみよう。
六本木ヒルズから15kmの通勤半径をシミュレーションしてみる
例えば、六本木ヒルズの企業戦士を想定する。
六本木ヒルズから15kmの距離にある調布駅から徒歩10分のところに住み、満員電車に40分ほど揺られ六本木駅へ、六本木ヒルズのオフィスまで5分ほど歩いて通勤する。多少の待ち時間を想定するとおおよそ55分。約1時間の電車通勤となる。
自転車通勤のルートを検索してみると、21.0kmほどが最短距離。
クロスバイクで時速25km/h超で走れば、信号待ちなどを考えて、1時間強といったところだろうか。もう一つのルート多摩川サイクリングロードを走って通うことも可能だ。こちらは信号がないので、かなり走りやすい。多少距離が伸びるが、こちらも1時間強で六本木ヒルズまで通勤は可能だろう。この距離になるとロードバイクが良いかもしれない。すると平均時速30km超は可能なので、おそらく1時間を切るくらいで通えるだろう。
逆に千葉方面の新小岩に住んでいる場合を想定して、六本木ヒルズまでの電車通勤だとする。この場合も電車通勤は40分ほどで徒歩の時間を考えると約1時間ほどの通勤時間となる。
自転車で新小岩から六本木ヒルズを目指すルートを検索すると
こちらは距離も短く15km程度のルートで通うことが可能のようだ。
自転車通勤であれば、信号待ちも考えて50分ほどで通えるだろう。
以上のように、
「電車通勤と自転車通勤で、総時間は大きく変わらない。」
ことがわかった。
会社までの距離が20km程度以内であれば、ほとんど大きく変わらないケースが多い。
自転車に乗り始めるとわかるのだが、意外と東京はスモールタウンで、自転車に乗れば大概の場所まで1時間程度で移動することが可能である。慣れてくれば早くなるのでより早く楽に通えるようになる。
そして、この通勤時間の質が劇的に違う。
通勤時間のほとんどを満員電車に詰め込まれているか、自転車を走らせる爽快感を楽しんでいるかで、時間の過ごし方は雲泥の差であることは明白だろう。
みなさん忘れがちだが、自転車に乗ること自体、基本的に楽しいものである。
子供の頃など飽きもせずにどこに行くにも自転車だっただろう。もちろん移動手段が他になかったこともあるが、ちょっとの距離でも自転車に乗り、意味もなく坂を下ったりしただろう。そして、高校時代も彼女を後ろに乗せて走ったりもしただろう。
あまりにも身近な乗り物すぎて、楽しいことを忘れてしまった大人たちこそ、もう一度自転車の楽しさに気がついて欲しい。
自転車の上に跨り、街をかけているだけで、実際楽しい時間が多い。春夏秋冬四季折々の空気を電車の窓のガラス越しではなく、ダイレクトに楽しむことができる。
桜の季節は、並木道の下のルートを走ってみたり、秋は紅葉を眺めてみたり、毎日少しずつ変わる風景を体感することで、毎年を余すとこなく味わうことができる。年を重ねているからこその楽しみ方である。
4.自分とじっくり向き合う良い時間になる
自転車通勤で移動している時は、まちがいなく一人である。
この時間はいろいろな意味で自分と向き合うことができる貴重な時間になるだろう。
まず、自転車を漕ぐということは常に自分の体を動かす必要がある。「自分の肉体」が自転車のエンジンだからだ。
つまり、毎日、自分の体と対話をすることになる。毎日同じ時間自転車に乗っていることで、日々の変化について気がつきやすくなるのもメリットの一つだろう。
マラソンが流行っているが本当に毎日一人でストイックに走り続けられる人以外は、週末だけだったり、人と約束したときだけだったり頻度が少ないだろう。
しかし、自転車通勤となれば、毎日続けなければならない。だからこそ、自分の体の変化に気がつきやすい。いつもより息が上がるのが早かったり、いつもより調子よくペダルを回せたり、自分の調子の上がり下がりに気がつける。
また、体だけではなく、頭でも自転車通勤の間いろいろなことを考えることできるだろう。一人でちょっとした考え事を整理するには丁度いい時間である。体を動かしながら物事を考えることは、脳を活性化させてくれるので、非常にいい時間である。
満員電車に揺られていてももちろん頭の中では対話することは可能だろうが、人を押し返す労力だったり、余裕があったら、つい、スマホをいじってしまったり、意外と余計なことに時間を使ってしまうものである。強制的に一人になる空間である自転車の上はなかなか良いオフィスである。
私は、毎日、自転車の上で、ブログのネタを考えたり、次の週末の過ごし方などを考えたりしているものである。
5. ダイエット効果が高い!
最後にありきたりだが、自転車は、ジョギングよりも効率のいい運動である。
ジョギングの方がカロリーを消費すると考える人も多いかもしれない。
しかし、実際は、自転車の方が足の大きい筋肉を効率よく使用できるため、ジョギングより1.3倍ほどもカロリーを多く消費する。
さらに、自転車は「長時間運動を続けることも簡単」というメリットもある。
初心者がいきなり2時間もジョギングすることは難しいが、自転車であれば、2時間乗り続けることも意外と難しくない。
これは自転車は肉体への負担が少ない良い運動であるからだ。
ジョギングは、体を上下するため硬い地面への着地の旅に膝や腰などに大きな負荷がかかってしまう。しかし、自転車はペダルを回転させる運動であるため、ほとんど衝撃的な負担は少ない。純粋に筋肉を動かすことに集中できるのだ。
だから、ジョギングよりも負担なく、長時間続けることが簡単で、しかもカロリー消費効率が高いのが、自転車である。
もっと言えば、ジョギングは頑張って走ったところで10km程度の移動しかできないが、自転車であれば、走るスピードが速く爽快感もあり、50km、100kmと長い距離走ることが可能で、同じスポーツとしても飽きづらいため、継続性が高い。
ジョギングを3日坊主してしまった人も、自転車にチャレンジするのはいかがだろうか。
しかも、自転車通勤なら、新たに運動する時間を作る必要もないので、すぐにでも始めることが可能だ。
最近、運動不足かなーと思っていて、ジムもジョギングもなかなか始められない人には、自転車通勤は一つの最適解である。
自転車通勤をはじめるべき5つの理由まとめ
以上の考察から、サラリーマンの苦労を一気に解決するために「自転車通勤」は最強の手段であることは理解していただけたのではないだろうか?
サラリーマンの代表的な5つの苦労
- 金がない。
- ストレスはたまる。
- 趣味もない。
- 時間がない。
- 運動不足でメタボである。
に対して、今回私が提案する自転車通勤では以下のメリットが対の解決法となっている
自転車通勤の5つのメリット
- コスパ最強
- ストレスフリー
- 自転車楽しい
- 自分とじっくり向き合う良い時間
- ジョギングより楽しく運動効率が良い
私は、この2年間は自転車通勤のおかげで、ストレスフリーになったせいか、2015,2016年と前厄、本厄で会ったが、心身ともに健康に楽しく過ごせた。
1時間通勤にかけている人であれば、おおよそ会社までの距離が15km以内の人だと思う。あれば、ぜひ、自転車通勤の検討をお勧めしたい。
自転車通勤の記事(更新予定も含む)
今年は、仲間を増やすべく、自転車通勤の具体的な問題やオススメ情報などを充実していきたいと考えている。これから始める人は参考にしていただければ幸いである。
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