「パニック障害を完治できない」と「ダイエットが続かない」には共通点がある?
おはようございます。とっとです。
さて、最近、我が家では「食」に関することがテーマになっています。
夫婦でいろいろな本を読んで、改めてパカーンと来たことや、これまでの体験談などを踏まえて、数回に分けて書いてみようと思います(●´∀`)ノ
今回は、一番重要な「心のあり方」についてです。
さらっと書きますが、嫁さんや僕の心の深い部分をチクチクやられるような内容です。お好きな方はどうぞ!(笑)
ダイエットが続かない意外な理由って?
まず、タイトルを見て、「パニック障害を完治できない理由」と「ダイエットが続かない理由」が同じってどういうこと?と思われた方も多いと思います。
「ダイエットが続かない」も「パニックを克服したいけど、チャレンジが失敗ばかりしてうまくいかない」も、本人の意志が弱いのではなく、「心のあり方」に原因がある場合があります。
今回、嫁さんが読んで、のたうち回り、その後パカーンと来た書籍がこちら↓
『ココロでやせるダイエット』
心屋 仁之助 (著), 和田 ゆみこ (著)
この本は、著者である和田さんの体験をもとに、頑張っているのになぜダイエットに成功しなかったのか?また、心のあり方を変える事で理想の体型になったことが書かれています。
嫁さんがのたうちまわった部分はここ。
「でも、どうせまた失敗するんだろうな・・・」というセリフです。つまり「ダメな自分を確認したい」という、世にも恐ろしい動機があります。
「わたし、ダメなんだ」という「大前提」をいつの頃からか持っていて、「ダメな自分」という前提の自分が、うまくいくとおかしいわけです。
前提が崩れるから。だから「前提」に従って「ダメであり続ける」ために、「わざわざダイエットに失敗する」という「必要」があるわけです。で、「やっぱり」と思う。
(p34より抜粋)
そして、ここ。
「傷ついている自分のほうが、褒められたり、優しくされたり、関心を持ってもらえるのではないか」
この、褒められたり、優しくされたりすることで、結局何が欲しいかというと、
「褒められたり、優しくされたりすることで感じられる愛情」が欲しいと思っている、ということに気づきました。なので、心の中(潜在意識)ではいつも「愛されるために、傷つきたい」と思っていて、それを繰り返すうちに、私は「愛されるためには傷ついていなければならない」という心のあり方の持ち主となっていたのです。
(p52より抜粋)
本を読んで、嫁さんが自分の心をノートに書き出した部分。
「どうせ私はぽっちゃりだしという前提」 「子供のころ父親に、たくさん食べて健康的だな!と褒められたことが、自分のとりえだと思っていた。」 「親の機嫌をとるために、一生懸命に食べていた。」 「たくさん食べてないと、自分は愛されてない。認められてない。と思っていた。」
それをあらためて見て、パカーンの感想。
「あ~!!やっぱり私は自分責めが好きなんだわ!!」(笑)
嫁さんは、パニック障害を克服するときに、この理由と同じような事でのたうちまわったので、今回は意外とはやく立ち直ることができました。
でも、ダイエットがうまくいかない、ドカ食いしてしまう理由にも、同じ原因があったのには驚きました。
この本は、ダイエットを通して心のあり方の大切さを教えてくれますが、そのままダイエットを自分の問題に置き換えてみると、いろいろなことに気がつくと思います。
パニック障害をやめられない理由
今度は、パニック障害をやめられない理由です。
これは、嫁さんが絶縁状態だった父親に9年ぶりに会いに行った後のことです。
この後、しばらくは気持ちは落ち着いていましたが、体調が悪いことがあると全てをパニック障害に結び付けていました。
『あのさ、一度、パニック前提をやめてみたら?』
『ん?それどういうこと?』
『なんでも症状に結びつけるじゃん。だからパニックが治った前提で過ごしてみたら?』
『はい?ムリムリムリ!!!だって、とっと君は、自分がなってないから分からないだろうけど、本当にしんどいのよ!!それに、パニックはそう簡単には治らないから!!』
『いや、だから治ってなくても、パニック治ったって言ってみ~。言うだけだから、言ってみ~。』
『なに?その言ってみ~攻撃。言えるわけないじゃん。』
『言ってみ~!!』
『だって私は、完璧なパニックなの!!』
うーーー(;′゚∀゚`)
いつもパニックを克服したいと言いつつ
自分で完璧なパニックと認めている・・・。
しかも、完璧なパニックってなに?
パニック障害でいることのメリット
その後、嫁さんはふてくされて布団で寝ていましたが、しばらくするとノートに何やら書き出していました。
『とっと君、わかったわ…。』
『なにが?』
『私がパニックをやめられない理由が…。』
『おー!!なになに?』
<嫁さんのパニック障害でいることのメリット>
「とっと君が仕事を休んでくれて、一緒に幼稚園の行事とか参加してくれるけど、パニックが治ると、ひとりで参加しないといけない。」 「外出するときは、いつもついてきてくれるけど、パニックが治ったら一緒にお出かけしてもらえない。」 「パニックが治ったら、とっと君は私のことを見てくれないんじゃないか。だって、やっぱり私は愛されないキャラだし。」 「パニックじゃないと、自分は愛されてない。気にかけてもらえない。」
『おー!!よく書き出したね。』
『私、パニック前提やめてみるわ!!』
それからの嫁さんは、治ってないけどパニック前提はやめ、なんでも症状に結び付けないようにしました。
それがきっかけで、急速にチャレンジが出来はじめ、結果も良くなってきました。
まとめ
↑こちらの書籍にも同じようなことが書かれています。
それは、いっけん広い視野で世の中をみているようでも、人は自分の固定概念や思い込みというフィルターを通して情報を集めてしまいます。
ですから、「どうせ私はパニック障害だし!」という思い込みが強いと、自分はパニック障害であるという証拠ばかりを集めてしまい、さらに強い信念を持ってしまいます。
あともうひとつが、「人は何か行動を起こせない時、その環境でいることのメリットがある」です。
これは、本人も普段は気がついていない事なので、正直に自分の心と向き合わないと、なかなか見つかりません。
実際に僕も、当時は嫁さんがパニック障害であることで、こんなメリットがありました。 「嫁さんが僕を頼ってくれる。」 「子供たちと一緒に過ごす時間が増えた。」
「仕事を休む理由が出来る。」
僕は、自分が認められていないと思っていたので、仕事を休んだら自分の価値や評価が下がると思っていました。
そんな時に、嫁さんのパニック障害で、病院に連れて行ったり、幼稚園の行事に参加したりで、仕事を休むようになったのですが、仕事を休む理由として、嫁さんの「パニック障害」が都合が良かったんですね。
ですから、僕にとってのバンジージャンプは、そんな「もっともな理由」をつけずに仕事を休むことです。
「家族と旅行にいくから」「子供たちとキャンプに行くから」など、ただ遊ぶために休みを取る。
それで、自分の価値が下がらないということを知る。
今ではだいぶん平気になりましたが、もちろん最初は怖かったです(笑)
このように、自分の心と向き合うことは、時には辛いことや怖いこともあります。
でも、自分の「前提」や「心のあり方」を変えてみることで、新しい自分が見えてきます。
もちろん、時間はかかることなので、焦らずにゆっくりと。「どうせ、愛されてるし~。」は今なお継続中です(笑)
「何かを得るには、何かを手放す」って言うけれど、自分の今までの考え方や常識を手放すのは難しい。
でも、勇気を持ってそれが出来れば、きっと、もっと楽しい自分に変われる。
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コメント
こんにちわ。
パニックと診断されて10年以上がすぎ、良くなったり悪くなったり。
昨年末、運転中にめまい、吐き気、呼吸の乱れ、血の気がひく感覚に襲われそれ以来車にほぼ乗れなくなりました。
ここ3週間ほど呼吸が苦しい毎日。
喘息の診断も受けましたが、吸入と薬を続けるも息苦しさはとれず、先生からは精神的なものもあるかなと。毎日苦しく、不安で。10年以上たっても慣れるものでもなく。
自分なりに色々な方から話しを聞いたり本を読んだり…
脳の誤作動だ!自分の思い込みだ!
と考えるようにしたり、とにかく不安なことや逆に褒める言葉なんかを紙にかいて声にだして読んでみたり…ゆっくり呼吸法をしてみたり…
でも症状かでてしまうと…だめですね…
でもきっと私もパニックから抜け出したいくせに抜け出すのが嫌になってるんだろうなぁ…抜け出したら一人でなんでもやっていかなきゃいけなくなる怖さがあるんでしょうね。
主人は朝早くから遅くまで仕事で、子育ては辛かった…悩んでも、主人にいってもしょうがないか…と諦め…
今、息苦しくてとにかくつらい。
どこにも行けず、涙がでるばかり、塞ぎこんでしまって。
出口を探し続けてます。
ココさん
コメントありがとうございます。
いままで、症状を抱えながら、子育てや家事など本当に大変だったと思います。
子育てや家事は、「やって当たり前」みたいになりますよね。特にやってない夫から見たら…。
しかも、経験した女性でさえも、喉元過ぎたら同じ考えになる人もいます。(夫の母とか)
で、自分の仕事は「忙しい、大変だ!」となります。(忙しさをアピールしないと、自分の価値がなくなると思うから)
そう、僕がそうでしたから…。
ココさんの場合は、パニックを利用して、もっと周りに甘えたら良いんじゃないでしょうか?
周りだけでなく、自分自身にも。
もっと、もっと、甘え尽くして見てください。
「私は、愛情をたくさん受け取ってもいい!」と当たり前に思って下さい。
ココさんは、ただでさえ大変な家事と子育てを、症状を抱えながら頑張ってきたと思います。
自分で自分をたくさん褒めてあげてください。
よくやってきたね!って。
今はそれが大切な時間なのかなと思います(^_^)
トットさん…お返事ありがとうございました。
自分がやらなければ!という思いでずっとやってきたため、人に頼る事、甘える事がとても苦手になってしまい、どんどん自分を追い詰めてしまったのかなぁと。
母とは、昔から良く思われたいが為にあまり本音で話すことができず、顔色を伺ってばかりでした。
でもつい最近、辛いことを素直に打ち明けてみると、そこには心配してくれる母、アドバイスをくれる母、食べ物を持ってきてくれる母、私が思っている母とはちがった母がいました。
甘え=ダメ人間からの罪悪感
この考えを少しずつ変えていこうとおもいます。
今日も朝から息苦しさはありました。でも「だからなんだ!」という気持ちと、その不安から逃げず受け止めようと意識してみるといつもと違う感じがありました(どう伝えたら良いか…わかりませんが)
トットさんからのお返事、ブログを拝見してから考え方を少し変えてみようという気になりました。
一気には難しいですが少しずつやってみようと思います!
ありがとうございました。
今後も拝見させていただきます!
おはようございます!
またコメントしてしまいすみません
。
パニック前提わかります。私も自分を自己紹介するならばパニックの私ですがと言い出しそうなくらい、パニック前提がある気がします=͟͟͞͞(๑º ロ º๑)出かける時も、頭の中にあそこで、パニックになったらと想定しておかないとなんだか不安なんです。でも想定しながらも不安になる・・いいことなし・・=͟͟͞͞(๑º ロ º๑)苦笑
かっかさんは具体的にパニック前提をどのようにやめていったのか、よろしければ教えていただきたいです(^_^)
いぶちゃんさん
コメントありがとうございます。
自己紹介するなら「パニックの私ですがと言い出しそうになる」のは、嫁さんも一緒でした(笑)
いまでも、「パニック代表メンバーだし」とは言ってますが、良い意味で捉えています。
パニック前提を具体的にやめていった方法ですが、まずは「口癖」を変えるようにしました。
「どうせ、○○だし」の○○の部分は、いつも否定的な言葉だったのですが、それを肯定的な言葉に置き換えるようにしていました。
あとは、つい忘れてしまうので、車や手帳、スマホの画面に付箋を貼って「パニック前提をやめる!」と、いつも見て自分に言い聞かせていました。