成分を知れば効能がわかる!自分にあったニキビ薬を見つけてみよう

朝起きて鏡を見た時にニキビを見つけると、それだけで気分が落ちてしまいますよね…。

ニキビは見つけたその日にすぐに治すことはできません。だからちょっとでも綺麗になおしたいですよね。

そのためには処方薬や市販薬に入っている成分を知る必要がありますが、数はそんなに無いので簡単に覚えられます。

自分の肌に合ったケアを見つけていきましょう。

薬の成分・種類を知ろう

医師に処方される薬や、市販薬の、成分・種類.・用語を知っておきましょう。成分の意味がわかると、自分が使おうとしている薬の効能がわかってきます。

処方薬・市販薬の成分から主なものを書き出した表です。成分や用語の意味を知るためにお使いください。

成分/用語効果/説明
尋常性ざ瘡ニキビの別名。処方薬等で使用される名前。
レチノイド製剤角質を柔軟に保ち、角栓発生を防止する
硫黄製剤殺菌、角質の柔軟化、皮脂の分泌抑制の効果がある。副作用が少ない。
サリチル酸製剤角質を柔軟化する効果がある。ピーリング剤としても使用する。
過酸化ベンゾイル製剤国際標準のニキビ治療成分。初期のニキビに効果がある。
抗菌薬細菌感染症に有効な薬
抗生物質生物に由来する抗菌薬
ステロイド副腎皮質ホルモンを人工的に作ったもの。抗炎症作用がある。免疫能力を落とすこともある。
アダパレンナフトエ酸誘導体。角質になりにくくする
新キノロン系外用抗菌剤酵素を阻害。抗菌作用がある
パントテン配カルシウムビタミンの一種。皮膚を正常に保つ
アミノグリコシド系細菌のタンパク質合成を阻害する
L-システイン製剤メラニン色素を抑える
グリチルレチン酸抗炎症作用がある。ステロイドよりは弱いが、同じような働きをする。
イソプロピルメチルフェノール殺菌作用、防カビ作用がある
イブプロフェンピコノール抗炎症剤
オキシテトラサイクリン塩酸塩抗菌薬
ヒドロコルチゾンステロイド外用薬
ポリミキシンB硫酸塩抗生物質
クロルヘキシジングルコン酸塩液消毒の効果がある

処方薬の種類を知ろう

医師は、今のあなたのニキビの状況に一番いいと判断した薬を処方してくれるので、一度処方されたからと漫然と使い続けてはいけません。

ニキビの状態が変わったら再度の診療を受けてください。

また、良くなったからと勝手に判断して薬を止めたり、残った薬を家族で使い回すのも「ニキビがなかなか治らない」と感じる原因になります。

医師でもいきなり正解は出せない時もあります。そのため、使い方や期間を守った方が良いです。もし今回処方された薬で改善しなければ次の対策を考えている可能性が高いからというのもあります。

よく使われる処方薬をリストアップしてみました。ジェネリック医薬品については一般名が参考になります。

処方箋や成分表などと照らし合わせてみてください。

【 外用薬 】

商品名一般名薬効分類
ダラシンTゲル/ローションクリンダマイシン抗菌剤
アクアチムクリーム/ローションナジフロキサシン 抗菌剤
ディフェリンゲルアダパレン尋常ざ瘡治療剤(角化抑制)
ベピオゲル過酸化ベンゾイル尋常性ざ瘡治療薬(抗菌剤)
デュアッククリンダマイシン+過酸化ベンゾイル抗菌剤
エピデュオゲル アダパレン+過酸化ベンゾイル抗炎症+抗菌剤
ベシカムクリームイブプロフェンピコノール非ステロイド系消炎薬
スタデルムクリームイブプロフェンピコノール非ステロイド系消炎薬
レダコートクリーム/軟膏トリアムシノロンアセトニドステロイド (抗炎症)

【 内服薬 】

商品名一般名薬効成分
シナール配合錠 ビタミンC+パントテン配カルシウム配合ビタミン剤
ルリッド錠ロキシスロマイシン抗生剤
ミノマイシン錠ミノサイクリン塩酸塩抗生剤
フラビタン錠 ビタミンB2 ビタミン剤
ワカデニン腸溶錠 ビタミンB2ビタミン剤
ピドキサール錠 ビタミンB6ビタミン剤
ハイチオール錠 L-システイン製剤 アミノ酸
リボビックス錠 ビタミンB6ビタミン剤
ビオチン散ビオチンビタミン剤
荊芥連翹湯エキス顆粒荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)漢方薬
桂枝茯苓丸加薏苡仁エキス顆粒桂枝茯苓丸加薏苡仁(ケイシブクリョウガンカヨクイニン)漢方薬
十味敗毒湯エキス顆粒十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)漢方薬
清上防風湯エキス顆粒清上防風湯(セイジョウボウフウトウ)漢方薬

    市販薬を選ぶときのポイント

    医薬部外品もいろいろとでていますが、効き目を考えるとやっぱり医薬品をおすすめします。

    クリームタイプ

    洗顔後、ニキビの部分にポイント的に使います。

    塗り方は、塗りこむものとニキビに乗せて乾燥させるものの二種類ありますので、成分別に選び方を紹介していきます

    思春期ニキビ・大人ニキビにも対応した万能タイプ

    コメド(ニキビの初期)を作りにくくし赤みを鎮めるイブプロフェンピコノールと、アクネ菌をしっかり殺菌してくれるイソプロピルメチルフェノールが入ったタイプです。

    ニキビの初期から、赤くなっているニキビまで使えます。

    商品名成分備考
    アポスティクリームイブプロフェンピコノール /イソプロピルメチルフェノール
    /ビタミンE誘導体
    ビタミンEが血行を良くして代謝や他の薬の働きを高めます。塗ったあとにメイクもOK!
    ペアアクネクリームイブプロフェンピコノール /イソプロピルメチルフェノール塗ったあとにメイクもOK!
    メンソレータムアクネス25メディカルクリームイブプロフェンピコノール /イソプロピルメチルフェノール塗ったあとにメイクもOK!

    思春期ニキビ(日中に使うなら)これを選ぼう

    ニキビ表面の角質を柔らかくし殺菌効果もあるイオウとレゾルシンが主成分です。さらにグリチルレチン酸がニキビの赤みやかゆみをおさえます。

    肌を乾燥させるため、大人ニキビにはむかないと覚えておきましょう。

    商品名成分備考
    メンソレータムアクネス ニキビ治療薬イオウ /レゾルシン /グリチルレチン酸 /ビタミンE誘導体ビタミンEが血行を良くして代謝や他の薬の働きを高める
    クレアラシル ニキビ治療薬クリーム白色タイプ/肌色タイプイオウ /レゾルシン /グリチルリチン酸/ ビタミンE誘導体ビタミンEが血行を良くして代謝や他の薬の働きを高める
    アンナザルベエースイオウ /レゾルシン /グリチルレチン酸ビタミンEは入っていない

    夜に使うべき赤くなる前の思春期ニキビにはこれ!

    たっぷりおくように塗ることで、ニキビの皮脂をしっかり吸収します。

    イオウがニキビ表面を柔らかくして、中に詰まった皮脂を吸収。アクネ菌を殺菌して赤みや腫れを沈めます。

    商品名成分備考
    ビフナイトnニキビ治療薬 イオウ /グリチルレチン酸 /イソプロピルメチルフェノールニキビをおおいかぶすように塗りつけるので、夜間の使用がオススメ

    真っ赤に腫れたニキビならこれを選ぼう

    早急な医師の診察が最もおすすめです。でも、ニキビが数個でなかなか医者にかかれないときには一時的な使用に限って参考にしてください。

    商品名成分備考
    テラコートリルオキシテトラサイクリン塩酸塩 /ヒドロコルチゾン殺菌剤オキシテトラサイクリンとステロイドのヒドロコルチゾンが、アクネ菌を殺菌し、赤みをしっかりととります。薄く塗ること。

    ニキビがいっぱいある時には、ステロイドを使いすぎる可能性があるので使用しないでください。

    症状が落ち着いたら、一般的なニキビ薬に切り替えましょう。

    以上の注意点を忘れずに。

    膿んで腫れてしまったニキビにはこれを選ぼう

    医師の治療をオススメします。でも、なかなか病院にかかれないときには参考にしてください。

    商品名成分備考
    テラマイシンオキシテトラサイクリン塩酸塩 /ポリミキシンB硫酸塩抗菌剤のダブル処方。化膿をしっかりと治します

    症状が落ち着いたら、一般的なニキビ薬に切り替えましょう。

    商品名成分備考
    ニュートロジーナ過酸化ベンゾイルネット通販で手に入る治療薬。ニキビにとてもいいと噂になっています。
    過酸化ベンゾイルは、最近日本でも病院で処方されるようになりました。
    肌がぴりぴりするなどの副作用が起こりやすいため、通販で自己判断で使うのはオススメしません。
    興味がある方は、必ず医師に相談しましょう。
    オロナイン クロルヘキシジングルコン酸塩液クロルヘキシジンはアクネ菌を殺菌します。
    働きはマイルドなので、家にあってとりあえず薬を使いたいときに使用してください。
    油分があるので、それでかえってニキビを悪化させる可能性もありますので、効いてないと思ったら使用をやめましょう。

    リキッドタイプ

    液体なので、範囲の広いニキビに使いやすいです。

    1日2回(朝・晩)、コットン、脱脂綿、ガーゼ等に適量をとり、肌に2~3分間押し当てて使います。出来始めのニキビにオススメ。

    硬くなった角質をやわらかくし毛穴のつまりをとるサリチル酸、アクネ菌などを殺菌するイソプロピルメチルフェノール、ニキビの炎症をマイルドに鎮めるアラントインが主成分となります。

    商品名成分備考
    ペアアクネリキッド治療薬サリチル酸 /イソプロピルメチルフェノール /アラントイン塗ったあとにメイクもOK!
    メンソレータムアクネス25メディカルミストサリチル酸 /イソプロピルメチルフェノール /アラントイン塗ったあとにメイクもOK!

    ミストタイプ

    スプレーするので、背中ニキビにも使いやすいです。

    硬くなった角質をやわらかくし毛穴のつまりをとるサリチル酸、アクネ菌などを殺菌するイソプロピルメチルフェノール、ニキビの炎症をマイルドに鎮めるアラントインが主成分となります。

    商品名成分備考
    メンソレータムアクネス25メディカルミストイソプロピルメチルフェノール /アラントイン /サリチル酸顔に使用する場合は、適量を手にとり、患部に塗布

    飲み薬

    飲み薬は今あるニキビをゆっくりと治すのに向いている上に、これからできるニキビの予防のために続けて飲むのに適しています。

    ニキビがしょっちゅうできて困っている人は、治っても飲み薬をしばらく続ける事を先生からも薦められると思います。

    ニキビの原因となる皮脂の分泌を調整するビタミンB2と、肌のターンオーバーに関わるBがメインで入っているのが特徴です。

    商品名成分備考
    ペアA錠 グルクロノラクトン/L-システイン/ヨクイニン/ビタミンB2/ビタミンB6肝機能によいグルクロノラクトンとL-システイン、生薬ヨクイニンを配合。疲れやストレスでニキビがでる人はこれがオススメ。
    ペアAドリンク グルクロノラクトン/L-システイン/生薬ヨクイニン/ビタミンB2,B6/ニコチン酸アミド肝機能によいグルクロノラクトンとL-システイン、生薬ヨクイニンを配合。疲れやストレスでニキビがでる人はこれがオススメ。さっと飲めるドリンクタイプ
    チョコラBBプラス ビタミンB2/ビタミンB6/ビタミンB1/ニコチン酸アミド/パントテン酸カルシウムニキビ、肌あれに
    チョコラBBハイパー(ドリンク)ビタミンB2/ビタミンB6/ビタミンB1/ローヤルゼリーチンキ/タウリン/グリシンチョコラBBプラスに疲れに効く成分を追加
    ハイチオールBクリア L-システイン/ビタミンB2/ビタミンB6/ビタミンB1/ニコチン酸アミド/ビオチン/パントテン酸カルシウム/ビタミンCL-システインとビオチン配合で、ニキビ跡の予防にも
    ヨクイノーゲンBC錠ビタミンB2/ビタミンB6/ビタミンC/ヨクイニンエキス生薬ヨクイニンはターンオーバーを正常化し、できてしまったニキビの炎症を鎮める

    漢方薬

    塗り薬がどうしても肌に合わない方、体質から改善したいと考えている方には、漢方薬が処方されたり薬剤師から勧められることがあります。

    またニキビが治ってもまたすぐにできるような人にも漢方は向いています。

    薬を選ぶ際には、ニキビの状態と共に体調・体質が重要になってきますので、医師や薬剤師には自分の体の症状を正しく伝えましょう。
    薬品名症状
    当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)生理が始まって数日してから生理痛になるタイプ
    口の周りの白ニキビに
    十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)毒素が溜まっているとき
    便秘がちでニキビが多い
    桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)生理前からイライラが出たり肩こり腰痛がある人
    生理のリズムによってニキビが増える人
    荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)赤く膿んでいるいるニキビに

    ※薬監修:薬剤師 史彩乃

    一般論を鵜呑みにしないことが治療の最短ルートです

    処方薬・市販薬についてまとめましたが、ニキビが「赤く腫れている」ような時は病院にかかることをお勧めします。内服の抗菌剤が処方されると治りも早くなります。

    薬を塗る時もまずしっかりと洗顔をし、手も清潔な状態で使うなどの基本的な事も気をつけましょう。

    また友達が使っているから私も使おうと簡単に考えずに、医師や薬剤師に相談して自分の肌や体質にあった薬、ニキビの状態にあった薬を使うことが大切です。

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