クレーター、ぼこぼこニキビ跡を治すための【クリニック・病院】治療の種類と金額
目立つしメイクで隠すことも難しい厄介者のクレーターニキビ跡。
そんなクレーター状になってしまったニキビ跡を唯一治せるのがクリニックでの治療です。
今回はクレーターニキビ跡を治すために、クリニックではどのような治療が行われているのか、効果的と言われている方法を1つ1つ解説していきます。
種類別!自分のクレータ―跡に合った治療法を見つけよう
クレーターニキビ跡はその深さや形でいくつかの種類に分けられています。
そのためクレーター跡の治療と言っても、その状態によって治し方はいろいろあるんですね。
基本的にクレーターが浅く小さいほど、早くキレイに治すことができます。
一方、深く大きいクレーター跡の場合は、治るまでに時間がかかったり完璧に消えないことがあることを覚えておきましょう。
クリニックでは、肌にどの種類のクレーターニキビ跡があるのかを見て、ぴったりの治療法を選んでいきます。
治療法の前に、まずはクレーター跡にどのような種類があるのかを見てみましょう。
凹みの深さで見るニキビ跡の種類
浅いクレーター:浅斑状瘢痕(せんはんじょうはんこん)
表皮から真皮の浅い部分までにおさまる凹みが浅めのクレーター跡のことです。
浅いから目立たないというわけではなく、浅くても形によっては深いものよりも目立つこともあります。
しかし、このクレーター跡は浅いので治しやすく治療後の効果をしっかりと実感できます。
深いクレーター:深真皮瘢痕(しんしんぴはんこん)
真皮層の深い部分までが凹んでしまっている状態のクレーター跡。
皮膚の深い部分までが傷ついてしまっている状態なので、クレーター跡の中でも治すのが大変なニキビ跡です。
もちろん目立たなくすることはできますが、完璧に消えない可能性もあります。
凹みの形で見るニキビ跡の種類
アイスピック型
アイスピックを刺したように肌に小さな穴が開いたようなクレーター跡。
直径が2mm以下で、基本的に皮膚の深くまでが傷ついてしまっている場合が多いです。
見た目が毛穴と似ているので、毛穴と勘違いしている人も多いのが特徴。
ローリング型
へこんでいる面積が広いのが、ローリング型のクレーター跡です。
直径が4mm以上で大きいですが、丸くゆるやかにへこんでいるのでそこまで目立ちません。
へこんだ部分が少し波打って見えることがあります。
ボックスカー型
クレーター跡の代表的な形で、箱のように四角く肌がへこむのが、ボックスカー型のクレーター跡です。
大きさはまちまちですが、へこんでいる皮膚の底が平なので、深い浅いに関わらずかなり見た目が目立ちます。
クレーターニキビ跡に効果的な治療法
クレーターニキビ跡に効果的な治療法には、レーザー・針・注入などいくつか種類があります。
これらの治療法は、それぞれ
- 金額
- 施術回数
- 痛みの強さ
- ダウンタイムの長さ
などが違うので、治療法を決めるときは自分の要望をしっかりとドクターに伝えることが大切です。
特にクレーターニキビ跡の治療は痛みが強かったり失敗のリスクもあるので、慎重に選びましょう。
1.レーザー治療
クレーターニキビ跡の代表的な治療法と言えるのがレーザー治療。浅いニキビ跡でも深いニキビ跡でも治すことができるのが特徴です。
レーザー治療は
- 細胞を刺激して肌を活性化させていくタイプ
- 肌の表面を削って凹凸を滑らかにするタイプ
以上の2つのアプローチ方法があります。
1つ目の方法は肌への刺激が少ないですが、内側から少しずつクレーター跡を改善していくので、完全にニキビ跡が治るまでに複数回の施術が必要です。
一方2つ目の方法は、皮膚の表面に直接働きかけるので効果は1回で得られますが、痛みがかなり強いのが難点になります。
どちらの方法にもメリット・デメリットがあるんですね。
それぞれのアプローチ法でよく使われているレーザーはこちら。
細胞を刺激して肌を活性化させていくタイプ | フラクセルレーザー ブリッジセラピー クールタッチレーザー |
|---|---|
肌の表面を削って凹凸を滑らかにするタイプ | 炭酸ガスレーザー |
機械ごとにレーザー光の届く深さ・1回の効果の高さ・施術回数・痛み・価格など細かい点が違うので、自分のニキビ跡の状態にあったものを選びましょう。
今回はクレーター跡の治療でよく使われているレーザー4つを紹介します。
フラクセルレーザー
内側からクレーター跡にアプローチするレーザーで、もっとも初期のころに誕生した機械です。
レーザーで目ではわからないほど小さな穴を肌にあけながら細胞に刺激をあたえて、皮膚の再生を促します。
1回の施術で、レーザーをあてた部分の10%の皮膚が新しいものに生まれ変わります。
チクチクとした痛みがありますが、レーザーの中では痛みが少ないほうです。
| 金額 | 1回あたり:¥50,000~¥150,000 合計¥250,000~¥1,500,000(※クリニック・ニキビ跡の状態によって幅があります。) |
|---|---|
| 施術回数 | 1ヵ月に1回/計5~10回 |
| 痛さ | チクチクとした痛み。すごく細い針を刺している感じ。 |
ダウンタイムの長さ/症状 | 3日~10日/赤みが出る(メイクで隠せる程度)・かさぶたができる |
| おすすめのニキビ跡 | 凹みが浅めのもの |
<フラクセルレーザーの効果>
フラクセルレーザーで治療をした方のビフォーアフターです。
いくつかあったローリング型のクレーターニキビ跡がほとんど消えていますね。
ブリッジセラピー(アンコア)
ブリッジセラピーも内側からクレーター跡にアプローチするレーザーで、フラクセルレーザーと同じく皮膚に穴をあけて皮膚の再生を促します。
フラクセルレーザーとの違いは、レーザーが炭酸ガス(CO2)でできていること。
他のレーザーでは届かない肌の奥深くまでの治療ができるので、かなり深くできてしまったクレーターニキビ跡を改善するのにおすすめです。
| 金額 | 1回あたり:¥80,000~¥100,000 合計¥240,000~¥300,000(※クリニック・ニキビ跡の状態によって幅があります。) |
|---|---|
| 施術回数 | 2~3ヵ月に1回/計3回 |
| 痛さ | 輪ゴムをおもいっきり弾いたような痛み。ビクっとなる。 |
| ダウンタイムの長さ/症状 | 2週間~1ヵ月/ヒリヒリとした痛み・赤みがでる・かさぶたができる |
| おすすめのニキビ跡 | 凹みが深いもの |
<ブリッジセラピーの効果>
ブリッジセラピーで治療をした方のビフォーアフターです。
ボックスカー型のニキビ跡がかなり目立っていましたが、ほとんどわからない状態に治っています。
クールタッチレーザー
こちらも内側からクレーター跡にアプローチするレーザー。
肌内部にレーザーの熱を与えることで、お肌の細胞を活性化します。
また熱を与えるのと同時に-30℃の冷却ガスを噴射するので、レーザーの熱によるヤケドを予防できるのが他のレーザーとの違いです。
冷却ガスの力で、痛みも弱く施術後の肌へのダメージが少ないのがメリットですね。
| 金額 | 1回あたり:¥50,000前後 合計¥200,000~¥250,000(※クリニック・ニキビ跡の状態によって幅があります。) |
|---|---|
| 施術回数 | 1ヵ月に1回/計4~5回 |
| 痛さ | レーザーにしては痛みは弱いが、痛い人は痛い。麻酔を使える。 |
| ダウンタイムの長さ/症状 | ほとんどなし(治療後すぐにメイクOK)/まれにかさぶたができることがある |
| おすすめのニキビ跡 | 凹みが浅めのもの |
<クールタッチレーザーの効果>
クールタッチレーザーで治療をした方のビフォーアフターです。
頬に広がってかなり目立っていた凸凹が、ほぼ完ぺきに消えていますね。肌にハリも出ています。
炭酸ガスレーザー
外側から直接クレーター跡にアプローチするレーザーです。
炭酸ガスで肌を削り、凸凹が目立たないようにすることができます。
複数回の治療で内側から少しずつ肌を治していく他のレーザーと違い、1回でクレーターを治すことができるのが大きなメリット。
しかし、かなりの痛みがあるので耐えられない方もいます。
| 金額 | ¥10,000~¥30,000前後 |
|---|---|
| 施術回数 | 1回で終わることが多い |
| 痛さ | 麻酔を使ってもかなり痛む。耐えられない人もいるレベル。 |
| ダウンタイムの長さ/症状 | 2週間~1ヵ月/やけどによる痛み・赤みがでる・黒いかさぶたができる。 |
| おすすめのニキビ跡 | 凹みが深いもの |
<炭酸ガスレーザーの効果>
炭酸ガスレーザーで治療をした方のビフォーアフターです。
アイスピック型のニキビ跡がたくさんできていましたが、肌が滑らかになり目立たなくなっています。
2.針治療
クレーターニキビ跡には針による治療も効果的です。
針を刺すので痛みはありますが、レーザーに比べると肌に与えるダメージが少なく安全性が高いのが特徴です。
今回は針治療の中でも有名な2つの方法を紹介します。
ダーマローラー
肌をふっくらさせてくれるコラーゲンは、クレーターを治すときに欠かせない存在。
人間の体は、傷を治すときにコラーゲンが同時に作りだされる仕組みになっています。
このメカニズムに注目したのが、ダーマローラーなんですね。
コラーゲンを増やすために、極細の針がついたローラーで意図的に肌を傷つけます。
人工的にコラーゲンを注入する方法もありますが、ダーマローラーは自力でコラーゲンを増やしてニキビ跡を修復していくことができるのが大きな魅力です。
| 金額 | 1回あたり:¥50,000前後 合計¥250,000~¥300,000(※クリニック・ニキビ跡の状態によって幅があります。) |
|---|---|
| 施術回数 | 1ヵ月に1回、合計5~6回 |
| 痛さ | かなり痛む。出血もあり。 |
| ダウンタイムの長さ/症状 | 1日/肌に若干の赤みが残る。 |
| おすすめのニキビ跡 | 凹みが浅めのもの |
<ダーマローラー治療の効果>
ダーマローラーで治療をした方のビフォーアフターです。
まだ跡は残っているものの、凹みの深さがかなり浅くなっていますね。この程度ならメイクで隠すことができそうです。
イントラセル
皮膚に極細の針をさして、電流を流す方法です。
電流で真皮層の細胞に刺激をあたえることでコラ―ゲンの生成をサポートして、肌の凹凸を改善していくことができます。
ニキビ跡のできている皮膚内部だけに電気を流すので、レーザー治療に比べヤケドや腫れなどが少ないのが特徴。
費用は高いですが、1回の効果が高いのでトータルすると安く済ませることができます。
| 金額 | 1回あたり:¥150,000~¥250,000 合計¥150,000~¥750,000(※クリニック・ニキビ跡の状態によって幅があります。) |
|---|---|
| 施術回数 | 2~3ヵ月に1回、 合計1~3回 |
| 痛さ | 針を刺すので瞬間的な痛みがある |
| ダウンタイムの長さ/症状 | 3~4日/肌に赤み・痛みが残る |
| おすすめのニキビ跡 | 針の長さを変えられるので、どのクレーター跡にも効果あり |
<イントラセルの効果>
イントラセルで治療をした方のビフォーアフターです。
ボックスカー型やアイスピック型のクレーターニキビ跡がかなり目立っていましたが、1回の治療でもかなりクレーターの凹みが目立たなくなっています。
3.FGF注入
FGFは人体で作られるタンパク質の一種。そのタンパク質を肌に注射することで肌の細胞の再生を促す方法です。
タンパク質を注入した部分がふくらむので、深いクレーター跡の改善に効果あり。
注入後すぐに効果が出るわけではなく、2週間~1ヵ月後に肌がふくらんできたことを実感できます。
| 金額 | 1か所あたり:¥10,000~40,000 合計¥20,000~¥160,000(※クリニック・ニキビ跡の状態によって幅があります。) |
|---|---|
| 施術回数 | 2カ月に1回、2回以上の施術が好ましい |
| 痛さ | 麻酔クリームを使えばほとんど痛みなし |
| ダウンタイムの長さ/症状 | 数時間/腫れと赤みが残る |
| おすすめのニキビ跡 | 凹みが深いもの |
<FGF注入の効果>
FGF注入で治療をした方のビフォーアフターです。
完璧に消えているとは言えませんが、細かくできた凸凹が減っているのがわかります。
「ピーリング」の併用でよりクレーター跡をきれいに治せる!
お肌に残った古い皮膚をはがすはがし落とすピーリング。
余分な皮膚がはがれるので凸凹を滑らかにする効果があります。
しかし、これはあくまで肌の表面に働きかける方法です。
かなり浅いクレーターの場合はピーリングだけでも効果はありますが、基本的にピーリングだけではクレーターの治療にそれほど効果はありません。
クレーター跡の治療では、他の治療法の効果をより上げるための併用方法として行われています。
| 金額 | 1回あたり:10,000~30,000 合計¥80,000~¥240,000(※クリニック・ニキビ跡の状態によって幅があります。) |
|---|---|
| 施術回数 | 2週間~1ヵ月に1回、合計8回 |
| 痛さ | チクチク・ピリピリなどそこまでの痛みはない。少し痒みを感じる |
| ダウンタイムの長さ/症状 | 数時間~1日/乾燥・かゆみがでる |
自分に合った方法でクレーターニキビ跡を治そう!
今回は、クレーターニキビ跡の種類と、クリニックで行われているクレーターニキビ跡の治療法について紹介しました。
治療法がたくさんありどれを選ぶかが難しいですが、ドクターと相談してできるだけ自分にぴったりの治療法を選びましょう。
もちろん早くきれいに治るのが1番ですが、費用や痛さなど無理のない方法を選ぶことが大切です。