大人と違って、野菜をいくら健康の為には食べなきゃだめだよと、いくら口を酸っぱくいっても生理的に受け付けないと、食べさせるのは難しいですね。
とは言っても、親の立場からはなんとかしてあげないと、いずれ問題が大きくなってきますね。
そこで子供の野菜嫌いを解消する為のポイントや、栄養不足の怖い話しをまとめました。
子供の野菜嫌いの3つの問題点
子供が野菜嫌いだと、この先3つの問題がでてきます。
- 栄養の偏り
- 成長を阻害
- 将来への不安
栄養が偏ったり、一部の栄養素が不足すると、肌を傷めニキビの原因にもなります。野菜の量が少ないということは、相対的に油ものが多いかもしれません。お野菜が少なく肌が油っぽくなると、ニキビ菌の格好のすみかになります。
それだけではありません。
栄養不足で命の危険
ニキビに限らず、栄養不足は時として、体に深刻なダメージを与え、命の危険すら伴ってしまいます。
過去の例
まだ冷蔵庫などの設備が無い大航海時代、海を行き来する船乗り達が、ある病気で次々に命を落としました。
原因が全く分からず、対策が見当違いになってしまったこともあったようです。
当時は、海を渡るのに時間がかかり、食料は保存の効くものが中心でした。そのため、野菜なども新鮮なものは口にできず、乾燥させたものなどが中心となり、葉物野菜などは食べることができませんでした。
その間に恐ろしい病気が進行していました。
ビタミンC欠乏症(壊血病)
ビタミンCは、お肌の潤いを得る為に必要な、コラーゲンを生成したり新しい肌細胞を生み出すのに、欠かせない栄養素の1つです。また抗酸化作用も期待できるので、老化防止にも役立つ貴重な成分です。
でもこのビタミンCは、毎日摂取しないといけません。この成分は、体内で合成して作ることができないものなので、食事から摂取する必要があります。
しかし、新鮮な野菜が満足に取れない船の中。ビタミンC欠乏症(壊血病)になり、体のいろんな部位から出血し、死に至った人も多かったと言います。
もちろん、当時は原因が分からず謎の伝染病と考えた人もいたと思います。非常に怖い話ですね。
このようにたった1つの栄養素が欠けただけでも、命の危険すらあるので野菜不足が、体に深刻なダメージを与えていても不思議ではありません。
いまは冷蔵・冷凍技術も進歩して、全く陸上に出ない潜水艦などでも、しっかり食事さえすれば、栄養不足に陥ることはなくなりました。
それでは、野菜嫌いのお子さんの場合、どのようにすれば良いのか?
思春期になると、ニキビが出やすくなります。とても洗顔だけでは防げないくらい皮脂が分泌される場合もあります。
そんな時、野菜不足を解消すれば、少しでもニキビ予防になるのではと思っているお母さんも多いと思います。そこでまで考えるのが野菜ジュース。
野菜ジュースで不足分を補えないか?
これは私も考えたことがあります。
特に市販の野菜ジュースはとても飲みやすく加工されています。仮に果汁100%と記載があっても、飲みやすく手が加えられています。
意味がない?
中には、「野菜ジュースなんて、気休めにしかならない。」という方もいます。
しかし、そんなことはありません。
市販の野菜ジュースのパッケージは、しっかりと成分が記載されています。
少なくとも、数字上はその成分は摂取することができます。
野菜ジュースの例
カゴメ 野菜一日これ一本 200mlの含まれる成分
【200ml当たり】
成分はこのように記載されています。
- エネルギー:69kcal
- たんぱく質:2.4g
- 脂質:0g
- 糖質:13.7g
- 食物繊維:1.2 〜2.9g
- ナトリウム:0 〜220mg、
- カルシウム:27 〜66mg
- カリウム:700mg
- 鉄:0.2 〜1.8mg
- マグネシウム:33mg
- ビタミンE:2.7mg
- ビタミンK:11μg、
- 葉酸:10 〜83μg
- β-カロテン:4000 〜15000μg
- ショ糖:3.0 〜5.4g
- リコピン:17mg
変更になる場合もあります。
農林水産省が紹介している、『日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会』の報告書によると、
18~29歳の女性は、カリウムの食事摂取基準が、2000mgが目安。
カゴメ 野菜一日これ一本 200mlにはカリウムが700mg。必要量の1/3以上を摂取できます。
食物繊維は18以上の目安に対して、野菜ジュースは1.2 〜2.9g。
このことから野菜ジュース1本飲んだだけでは、野菜を食べるくらいの栄養は摂取できません。
現状では、野菜ジュースだけでは、野菜を食べたことにはならないということ。
野菜ジュースの知りたかったこと
野菜ってジュースにすると、栄養素は減るのか?
野菜はジュースより栄養があるって本当なのか?
というの疑問。
調べて分かったのは、食物繊維はジュースにすると減少します。もし、野菜をすっただけのもは、いくら食物繊維があっても、喉にひっかかって飲みにくいです。
- 増えるケースもある。
リコピンなどは、加工した方が数倍、増える例もありますし、ジュースにすることで成分量は減っても吸収力が高まるなど、単純な数字だけでは判断できない部分もあります。
ビタミンCは減る傾向にあるので、パッケージなどを参照してみてください。
野菜も栄養素は計算通りに摂取できない
野菜も収穫される産地や時期によって、含有する栄養素はかなり変わります。
たとえば、ほうれん草に含まれるビタミンCは、
4倍前後も差がある!
つまり食べいるから、必要量は摂っているという思い込みも危険です。
あくまでも旬の栄養素ですから、野菜ジュースよりも栄養素が低い場合もあるかもしれませんね。
ビタミンCの代名詞のようなゴーヤ(にがうり)も産地によって栄養素が異なります。
沖縄で旬に摂れたものと、関東で温室で栽培されたものも、栄養素によっては数倍の開きがあると言われています。
また品種や育て方(化学肥料・堆肥・使う肥料の種類)、日照時間などによっても大きな開きがあることで知られています。ネット上で調べた、野菜に含まれている数字と、あなたがこれから調理する野菜に含まれている栄養素の量は違うというのは、頭の中にいれておく必要があります。
手作り野菜ジュースを、一番美味しい時期に作れば、かなり期待できそうですよ!
偏食解消法 嫌いな野菜を好きになる簡単な方法
まず野菜嫌いなお子さんの場合、野菜の原形を分からなくするのがポイント。
たとえば私が体調不調になったときに、粉薬を飲めと言われると、あれ、飲む時に吐きそうになるんですよ。そこで・・・
混ぜる!
もし、粉薬が寒天に入れられていて、知らない間に薬を食べていた!となれば、ぜんぜん平気になりますよね。
ケーキの中に粉薬を紛れ込ませてくれれば、美味しく頂けるのに(^-^)/
いまは冗談っぽく書いていますが、薬も進化していくハズなので、どんどん飲みやすくなると思いますよ。ビタミンCの飴みたいな美味しい薬も近いかも。(食いしん坊ですみません。)
野菜ジュースを上手く活用しつつ、実際のお野菜も食べられると最高ですね。
小さく刻む
ニンジン嫌いなお子さんには、ニンジンジュースや小さく、小さく刻んでカレーライスとしていただけは、臭いも感じずに食べられます。カレーはかなりいろいろ活用できますよ。あとから紹介する寒天にかけて食べられます。
スープなどの具材に小さく野菜をいれるのも良いですね。クリームシチューで目立つのであれば、ビーフシチューも良いですよ。
タマネギ嫌いのお子さんも、フードプロセッサーやミキサーを使い、ハンバーグの中に取り入れれば美味しく食べられます。
寒天の他にご飯の代わりに、ヘルシーでたんぱく質が豊富な豆腐もつぶして食べています♪
私も小さくして、自分で野菜をよく食べたものです。成功率はかなり高いです。
水の代わりに
あ、そうそう。野菜ジュースも嫌いなお子さんには、ホームベーカリーで焼くとき、お水の変わりに野菜ジュースをいれる方法もあります。パンじゃなくても、たとえばホットケーキや蒸しパンなんかもいけますよ。
バナナを入れると栄養アップで飲みやすい!
バナナをベースにリンゴ、みかん、ブロッコリーを電子レンジでチンしたものなどを入れると飲みやすいです。
中にはお砂糖を入れる人もいますが、バナナで十分に甘みがあり栄養素も豊富なのでおすすめです!
もし、どうしても砂糖を入れる野菜の組み合わせなら、黒砂糖の方がミネラル分が多くて良いですよ。
生だと青臭くて、自分がモンシロチョウのアオムシになった気分でした。
食物繊維を美味しく食べた。
キャベツなどの繊維が嫌いな子もいますね。そんなときは、寒天がおすすめ。
あれって、食物繊維の固まりみたいなものじゃないですか。
野菜ジュースと寒天を組みあわせても、美味しく食べられます。子供が野菜嫌いだなんて、信じられないくらい、食物繊維を摂れるようになります。
そうそう。ご飯を炊くときに、寒天の粉を入れるとそれだけで、食物繊維をアップできます!
さらに玄米をすこし混ぜたり、玄米を精米するのを、そこし白米から玄米よりにするだけでも栄養素アップになります!
ここまで読むと、野菜嫌いなのは解消できそうですね。でも、それでもまだイマイチという方へ、少し怖いお話を。
野菜を食べないまま育つとどうなる?
成長期のお子さんの場合、心配ですよね。
私達大人だったら、お肌のハリや弾力がなくなってきた。化粧のノリが悪いな~で済ませるかもしれませんが。
子供の頃から食生活が偏食気味だと、将来、ガンなどのリスクも高まるのでなんとかしてあげたいですよね。女の子だったら、もしかしたら将来、不妊症の原因になるかもって考えると、心配で寝られなくなります。
そこで栄養素が少ないと、どんなことになってしまうのかまとめました。
- 体力低下
- 記憶力が低下。
- イライラしやすい。(反抗期と思っていると・・・)
- 爪が割れやすい。
- 不眠症(その反対)
- 低体温(冷え症)
- 身長が伸びない。
- 顔色が悪い。
- 毛が抜ける。
- 肥満になる。
- 傷が治りにくい。
- 夜になると視力が低下する。
- ビタミン不足で口内炎
相当な数がありますが、これ以外にも栄養障害はたくさんあります。
カロリーは過多で肥満気味なのに、顔色が悪く息切れをおこしやすいような、栄養失調では良いことは1つもないので、早めに解消させてあげたいですね。
お子さんがイライラして、キレそうなのは反抗期ではなくて、実はカルシウム不足が原因かもしれません。(カルシウム不足になると、イライラ精神的に不安定になります。)
スナック菓子や甘いものを食べると栄養素が激減する?
食事を作るの面倒だからと、お子さんにお菓子を食事変わりに与える方もいるのを、テレビで見てびっくりしました。
スナック菓子や甘いものを、お子さんに与えていると、少ない栄養素がさらに消費されてしまうので、余計に不足してしまいます。
たとえば甘いものを食べると、糖質を分解するのにビタミン類が多く消費されるので、不足してしまうかもしれません。肥満傾向の場合は、運動やダイエットではなく、まず栄養素の不足を解消する必要があるかもしれません。
栄養素が不足しているのに、ダイエットすると余計に不足して、リバウンドまっしぐらになってしまいます。
まずたんぱく質も多く摂らないと、筋肉がやせ細りリバウンド体型になっていくので、十分に注意してくださいね。
ハンバーガーなども自作でパンやハンバーグの具材に、上手に野菜を混ぜれば美味しく食べてくれますよ。(手間ひまかかるのが難点ですね。)
まとめ
- 野菜を小さく加工して、ハンバーグやカレー、シチューに混ぜ野菜の形を意識させない。
- バナナの甘みを利用して、野菜を美味しくジュースにして頂く。
- 食物繊維を補うのに寒天を活用する。
このようなちょっとした工夫で、食べやすくなり栄養素を摂れるので、野菜嫌いの解消も近いです!
ニキビ予防や美容、健康につながるので、ぜひ参考にして美味しく野菜を食べましょう♪