“与える”ケアばっかりで満足していませんか? “取り去る”ケアの新習慣で一歩先の顔のたるみケア

ピーリングは紫外線や加齢などで乱れた肌のターンオーバーを整えるため、雑誌やテレビなどでも、ニキビや美白ケアに効果的なお手入れ方法のひとつとして紹介されています。実はそれだけではなく、顔のたるみ予防にも効果的なのはご存知でしょうか。

紫外線によって肌表面に古い角質が溜まりやすい夏の肌には、化粧品の浸透を妨げる不要な角質を取り除く「ピーリングケア」がおすすめですが、実際に「ピーリングケア」をどの位の方が行っているか聞いてみたところ、「行っている(17.9%)」と答えた方は約2割程度しかいないという事がわかりました。

そして「ピーリングケアを行っていない(82.1%)」と答えた方に、その理由を伺ってみると、「肌への負担が不安(46.1%)」という回答が最も多く挙げられ、「ピーリング=削り落とす」というイメージが根強く定着してしまっていることがわかりました。次に「費用が高い(39.4%)」「エステサロンやクリニックに通うのが面倒(17.7%)」という回答が続きました。また、ピーリングコスメの選ぶ基準を質問してみると、半数以上の方が「肌へのやさしさ(58.1%)」や「価格(51.4%)」を重要視されており、続いて「手軽さ(36.2%)」となりました。前の回答からも読み取れるように、ピーリングケアは“肌へ負担をかけずに、手間や費用も気にせず気軽にケアしたい”傾向があることがわかりました。

ピーリングケアは、クリニックやエステサロンでプロによる施術を受けてケアするだけでなく、市販のコスメで自宅でケアする方法もあります。そこで今度は、ピーリングケアをしていると答えた方に、どの様なアイテムを使ってケアしているのかを質問いたしました。すると、8割以上の方が「洗い流すタイプで自宅でケア(81.3%)」と回答し、第2位の「洗い流さないタイプで自宅でケア(10.7%)」「拭き取りタイプで自宅でケア(10.7%)」と圧倒的な差をつける結果となりました。

ここで注目すべきところは、この三者に共通するのが「自宅でのケア」ということ。ピーリングといえば、以前はクリニックやエステサロンでプロによる施術というイメージが強かったですが、近年では市販のものを用いて簡単に自宅でピーリングケアができる商品が続々と発売されているということもあり、「ピーリングケア」は自宅で行うことが主流になっているのかもしれません。

そして、「ピーリングケアに求めること何ですか?」と聞いてみると、「毛穴の黒ずみ・開きの改善(50.2%)」と半数以上の方が回答し、続いて「ごわつき・ザラつきの解消(35.2%)」、「くすみを消す(32.1%)」など肌表面の明るさに関するお悩みを解決する策としてピーリングの効果を期待しており、「たるみ・小じわの改善(29.5%)」と答えたのは約3割という結果になりました。

では、実際にピーリングケアを行っているのと行っていないのでは差があるのでしょうか。ピーリングケアを行っていると答えた方に「ピーリングケアをした後、お肌のお手入れをする時にピーリングケアをしていない時との差を感じますか?」と伺ってみると、「感じる(38.7%)」「どちらかといえば感じる(38.7%)」と約8割近くの方がピーリングケアをした事によって、肌に変化を感じていることがわかりました。

ピーリングケアは、くすみの原因となる角質を取り去り、肌表面をなめらかにしながら柔らかなつるつるのたまご肌を瞬時に叶えてくれるため、お手入れの効果を実感しやすいのですね。

では次項よりピーリングケアはそれだけでなく、顔のたるみケアにも有効的であることを説明していきます。

ピーリングとは、英語で果物などの皮を剥ぐ「peel(ピール)」からきた言葉で、(1)毛穴の黒ずみ・開き改善 (2)ごわつき・ザラつきの解消 (3)くすみケア (4)たるみ・小じわの改善 (5)ニキビあと改善など、肌にうれしい効果を幅広くもたらすと言われています。

ピーリングケアには自宅でケア出来る市販のもの以外にも、クリニックやエステサロンで科学的な薬剤を使用して、肌表面の不要な角質を取り除く【ケミカルピーリング】や物理的に角質を削り取る方法【レーザーピーリング】等があります。これらはプロによる施術なので費用もその分かかりますが、自宅でケアするよりもより高い効果を得ることができます。一方自宅でケアするメリットとしては、手軽に低価格でピーリングを取り入れる事ができる点です。セルフケアの為、よく肌状態を確かめお手入れしないと肌トラブルの要因となってしまいますが、きちんと使用方法やお手入れのポイントをしっかり抑えれば、自宅でも簡単につるつるたまご肌が手に入れることが可能です。

紫外線によるダメージは、肌の弾力線維であるコラーゲンやエラスチンなどを傷つけ、顔のたるみを引き起こすだけではありません。紫外線によって肌の水分が奪われ、一気に乾燥肌へ傾いてしまいます。水分量が低下した肌は、外的刺激から肌を守るため、角層をため込んでいきます。これを【角質肥厚】といいます。このような状態の時に乾燥対策としてたくさんの水分や栄養を与えても、溜まった角層が壁となって浸透を妨げてしまうため、この壁を取り去ることが必要です。また、肌のベタつきが気になるからといって、乳液やクリーム、オールインワンゲルなどは使用せず化粧水だけでスキンケアを済ませがちにしていると、ますます乾燥を加速させ、小じわやたるみを引き起こしてしまいます。一年中同じスキンケアを継続して使用している方は、化粧水などの保湿アイテムを濃厚なものからさっぱりタイプにチェンジするのもいいかもしれません。
顔のたるみの要因として挙げられるひとつに「代謝力の低下」があります。人間の肌内部では常に新しい細胞がつくられ、その細胞は次の新しい細胞に押し上げられるようにして表面まで上がり、最終的にはアカとなって自然にはがれ落ちる構造となっています。このサイクルをターンオーバーといいます。しかし、一般的に28日と言われる肌のターンオーバーは、年齢とともに肌の代謝が衰えてしまったり、外的な刺激(乾燥など)によりターンオーバーが乱れてしまうと肌は本来の正常な働きを続けられなくなり、そのサイクルが長く・遅くなっていきます。美肌を維持するのに不可欠なターンオーバーを正しく保てるのは20代までと言われており、その後、30代では約40日、40代では約55日、50代では約75日と、どんどんターンオーバーは長くなっていきます。表皮に古い角質が溜まると、くすみ・かさつき・ごわつき・肌が硬くなる・小じわ等の肌トラブルのみならず、古い角質が壁となって化粧水や美容液の成分が肌に浸透しづらくなってしまい、せっかくのお手入れの効果が半減してしまうのです。

つまり、大人の肌は保湿するだけでなく、積極的に肌のターンオーバーに働き掛けるお手入れが大切なのです。

雑誌などでも特集が組まれる程、幅広く知られているピーリングケアですが、一方で肌への負担を心配され、実は使用を躊躇されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方はまずご自宅でのピーリングでご自身の肌質やお手入れ方法に合わせ、取り入れやすいものから試してみてはいかがでしょうか。

(1) 角質がポロポロと落ちてくる洗い流しタイプ

ゲルタイプのものが多く、その中でも特にオススメなのが、コンニャクイモ由来のマンナンスクラブを採用しているもの。マンナンスクラブは水分を吸収すると表面が柔らかく変化する性質を持っており、かつ不要な角質や余分な皮脂を吸着して絡め取ることができるので、肌の表面を傷つけずにピーリングが出来ます。敏感肌の方にも安心してご使用頂けます。

POINT
メイクのりが悪いと感じた時や、顔色がなんだか冴えない時など、即効的な効果を求めるときはしっかり毛穴を開かせてからケアすれば、気になる黒ずみや角栓も一瞬できれいに♪

(2) 美容液のように洗い流さないタイプや拭き取り化粧水タイプ

毎日のスキンケア感覚で使え、肌内部からキメの整った肌に導きます。就寝前のスキンケアの際にひと塗りプラスすれば、寝ている間に日中に受けた肌内部のダメージをケアし、ターンオーバーのリズムを整え、不要な角質を徐々にやさしく浮き上がらせオフしてくれるという優れもの。洗い流すタイプのピーリングは肌への負担がどうしても気になって使えないという方、ピーリング初心者の方にもソフトな使用感なので安心してお使いいただけます。

POINT
ザラツキや黒ずみが特に気になる小鼻やあごなどの集中部分ケアには、コットンパックがおすすめ!コットンに適量含ませ、気になる箇所へ2~3分置くだけで、つるつるのたまご肌に!

(3) 洗いながらつるつる肌を叶えるピーリング石鹸

洗顔しながら毛穴汚れ、角質ケアまでが完了。毎日使えるマイルドな使用感で、簡単に洗顔からピーリングケアまで完了したい方へオススメのアイテム。キメの細かい泡を肌の上でくるくると転がしながら洗顔すれば、毛穴の奥に残った汚れまですっきり取り除くことができ、ニキビ予防にも効果的です。

不要な角質を取り去る事で美容成分が浸透しやすくなり、顔のたるみケアに効果的なピーリングケア。しかし、その一方で間違ったケア方法や過剰なケアは、肌に負担を与えてしまい、乾燥・肌トラブルの要因となってしまいますので、ピーリングケアのポイントはしっかり抑えましょう。

肌トラブルが起きている時は控える

まず、ピーリングケアを始める前に肌状態を確かめましょう。肌に極度な乾燥やかゆみを感じている時や肌トラブル、また傷などがある場合は、使用を控えるようにしましょう。炎症しているニキビや傷口などは非常にデリケートな状態なので、少しの刺激でもさらなる悪化を招いてしまう可能性があります。まずはしっかりと保湿ケアを施し、肌状態が落ち着いてからピーリングケアを行うようにしましょう。

決してゴシゴシしない!

洗い流すタイプや拭き取りタイプのピーリングによく起こりがちなのことが、角質や汚れを落とそうと“ゴシゴシ”とやりすぎてしまうこと。これは必要な角質まで強引にはがし、肌を傷つけてしまうため、絶対にやめるようにしましょう。日々進化を遂げているコスメたちは、力を入れなくとも軽くなじませるだけで、充分に効果が発揮されますので、つい力が入りがちな方は要注意を!

タオルでやさしく水気をとる

ピーリングケア後の肌は、肌の水分蒸散もしやすく、非常に敏感になっています。タオルで水気を拭き取る際にはこすらず、やさしく包み込むようにし、その後なるべく時間を開けずに保湿ケアを行うように心がけましょう。

化粧水やオールインワンゲルは重ね塗りして

不要な角質がなくなり、肌は水分や美容成分をぐんぐん引き込むことができる状態。まさにこの絶好の機会にお肌に栄養を送り届けてあげましょう。優れた保湿効果を持つヒアルロン酸やコラーゲン、リピジュア®等が配合されている化粧品を選び、一度まんべんなく塗り広げたら、しっかりハンドプレスをしてなじませ、肌を落ち着かせましょう。そして、乾燥や肌あれが気になる部分には重ね塗りをおすすめします。最後は必ずオールインワンゲルやクリームを用いて、うるおいを密閉するようにしましょう。

UVケアはマストで!肌へのダメージを最小限に

ピーリング後の肌は紫外線を吸収しやすくなっています。いつもより入念にUVケアを行うようにしましょう。肌トラブルの要因となる紫外線を徹底的にブロックする事は、たるみのない美肌を育むためにも必要不可欠です!特にこの時期には、汗を拭った後などはきちんと塗りなおすように心掛け、お出かけの際には、メイク直しとしても使えるパウダータイプの日焼け止めをバッグに♪そして、日傘なども有効活用しましょう! ※紫外線に関する詳細はコチラ→「紫外線が「たるみ」に!日焼止めは顔だけではなく○○も!」顔のたるみケアと言うと、美容液やマッサージなど“与えるケア”に重点を置きがちですが、実は必要なものを必要な場所へ届けるためにも、まずは“取り去るケア”が大事だったのですね。

これまで数多くのたるみケアを試してきたけれど思うような効果が得られなかった方、ピーリングは肌の負担になるからと避けてきた方、これを機に、顔のたるみケアの効果を最大限に発揮するために、不要なものを“取り去る”という新習慣を始めてみませんか?

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