ふとした瞬間に指先を見たとき、ネイルがきれいだと心が弾みますよね。ネイルサロンに行けば、プロの手によって自分好みのデザインに仕上がりますが、できることなら時間もお金も節約したいのが正直なところ。
今回は、「自宅でセルフネイルを楽しみたい」という人のために、マニキュアの塗り方の基本から、デザイン別セルフネイルの方法、長持ちさせるコツまでご紹介します。
【目次】
1.セルフネイルの基本!ムラなくマニキュアを塗る方法
2.デザイン別セルフネイルの塗り方
3.セルフで「ジェルネイル風」をつくるには?
4.セルフネイルを長持ちさせるコツとは?
5.初心者でも簡単に楽しめるセルフネイル
セルフネイルの基本!ムラなくマニキュアを塗る方法
自分でネイルをするとき難しいことの一つに、いかにムラなく塗るかということがあります。しかし、使用するアイテムや順番に気を付ければ、ムラをなくすことができます。
●セルフネイルに必要なもの
自宅でムラなくマニキュアを塗るには、以下のアイテムがそろっていれば十分です。
・プレプライマー(爪専用油分除去剤)
・マニキュア(ネイルポリッシュ)
・ベースコート
・トップコート
・ウッドスティック
・エメリーボードやネイルファイル(爪やすり)
・除光液
爪の表面の凹凸が気になる人は、スポンジタイプのバッファーを準備しましょう。セルフネイルで使うアイテムは、基本的に通販や雑貨店などで簡単に購入できます。100均で手に入るものもあります。
●マニキュアを塗る前のケア
マニキュアをムラなく塗るためには、爪を清潔にし、表面を滑らかに整えておく必要があります。
まずはハンドソープやせっけんで、爪をきれいに洗いましょう。その後、コットンにプレプライマーを含ませ、爪の表面の汚れや油分を拭き取ります。汚れや油分が残っていると、マニキュアが浮いてはがれやすくなるため、この工程は必ず行ってください。
表面の状態を整えたら、爪の根元の余分な甘皮を処理します。これでマニキュアを塗る準備は完了です。
●マニキュアを塗る手順
表面の凹凸をなくすため、最初にバッファーをかけ、その後ベースコートを塗ります。ベースコートは、爪の表面を滑らかにし、マニキュアの色が爪に移ってしまうのを防いでくれます。そのため、ベースコートを最初に塗っておくとマニキュアの発色や「持ち」が良くなります。
ベースコートの後は、マニキュアを塗っていきます。まず爪の中央から塗り、その次に両端を塗ると良いでしょう。
マニキュアを爪全体に塗ったら、最後にトップコートで仕上げをします。
●塗るときの注意点
ベースコート・マニキュア・トップコートは、爪の両端やエッジ(先端部分)にも塗るようにします。この部分はマニキュアが最もはげやすいからです。
また、マニキュアを塗る前に、ハケをボトルの縁でよくしごくことも大切です。マニキュアを多く塗りすぎたり、ハケに入った空気が気泡になったりするのを防ぎます。
もし爪からはみ出してしまったら、先端をナイフ型に削ったウッドスティックに除光液をつけ、拭き取りましょう。
デザイン別セルフネイルの塗り方
ネイルには、単色を塗るワンカラーネイルだけではなく、「フレンチネイル」「ドットネイル」「マーブルネイル」など、さまざまなデザインがあります。ここでは、デザイン別の塗り方をご紹介します。
●フレンチネイル
フレンチネイルは、爪の先端部分にカラーを乗せたデザインです。かわいらしいだけでなく上品な印象を与えるため、幅広い年齢の女性に合うデザインといえるでしょう。
【準備するアイテム】
・ベースコート
・トップコート
・好きなマニキュア(2色)
・ワセリン
・綿棒
・除光液
【手順】
1. ベースコートを爪全体に塗ります
2. 準備した2色のマニキュアのうち、ベースとなるほうを爪全体に塗ります。
3. ベースカラーが乾いたら、爪の周りの皮膚にワセリンを塗ります。このとき、爪先の裏側にもワセリンを塗ってください。
4. もう1色のマニキュアで、爪の先端部分に色をつけていきます。サイドから中央に向かって、ゆっくりと弓形を描くようにラインを引きます。
5. 反対側からも同じようにラインを引きます。2つのラインが交差した部分が少しずつ丸くなるように調整しながら重ね塗りします。
6. マニキュアを塗り終わったら、除光液を含ませた綿棒で爪からはみ出したマニキュアを落とします。
爪先の裏側にマニキュアが入ってしまった場合でも、事前に塗ったワセリンのおかげで、手を洗えば簡単に洗い流せます。
7. マニキュアが完全に乾いたら、トップコートを塗って完成です。
●ドットネイル
ドットネイルは、その名の通りドット(水玉模様)を施したデザインです。ドットの大きさを調整すれば、印象をがらりと変えることができます。
【準備するアイテム】
・ベースコート
・トップコート
・好きなマニキュア(複数色)
・つまようじ
・綿棒
・アルミホイル
【手順】
1. ベースコートと、ベースになる色のマニキュアを塗ります。
2. アルミホイルの上に、ドットとして使うカラーを乗せます。マニキュアは固まりやすいので、少しずつ出すように注意しましょう。
3. アルミホイルに乗せたマニキュアをつまようじの背につけ、ベースカラーの上に押し当ててドットを描きます。より小さなドットを描きたい場合はつまようじの先端を使用し、反対にもっと大きなドットを描きたい場合は綿棒を使うと良いでしょう。
4. マニキュアが完全に乾いたら、トップコートを塗って完成です。
●マーブルネイル
「大理石」を意味する「マーブル」ネイルは、複数のカラーをまだらになるように混ぜたものです。失敗しても味として生かせるので、初心者におすすめです。
【準備するアイテム】
・ベースコート
・トップコート
・ベースとなるマニキュア
・模様となるマニキュア(2色)
【手順】
1. ベースコートとベースカラーを塗ります。
2. ベースカラーが乾かないうちに、模様となる1色目のマニキュアを水玉状に爪に乗せます。
3. 「2」で乗せたマニキュアに少し重なるように、2色目のマニキュアを水玉状に乗せていきます。
4. 2色目を乗せたハケの角を使って、S字を描きながらすばやく色を混ぜ合わせます。
5. マニキュアが完全に乾いたら、トップコートを塗って完成です。
【ワンポイントアドバイス】
目立たせたいほうのカラーを先に乗せましょう。2色とも同じ量にするのではなく、多少の差をつけることでバランスが良くなります。
●ネイルストーンをつける場合
【準備するアイテム】
・ベースコート
・トップコート
・マニキュア
・ストーン
・ピンセット
※ピンセットの代わりに、ウッドスティックやつまようじを使っても良いです。
【手順】
1. ベースコートとマニキュアを塗ります。
2. マニキュアが乾く前にストーンを乗せていきます。ピンセットではなくウッドスティックを使うときは、先端に少量のトップコートをつけ、ストーンを取り上げでください。爪楊枝の場合は、背の部分を同じように使用しましょう。
3. ストーンを乗せ終わり、マニキュアが完全に乾いたら、トップコートを塗って完成です。
●ネイルシールを使う場合
ネイルシールには、爪全体に貼るタイプのシールとワンポイントとして使うタイプのものがあります。
<爪全体に貼るタイプのシールを使用する場合>
【準備するアイテム】
・ネイルシール
・除光液
・コットン
・トップコート
・ピンセット
・はさみ
・バッファー
・ネイルファイル
【手順】
1. バッファーなどで、爪の表面が滑らかになるよう整えます。
2. 爪の表面の油分や汚れをコットンに含ませた除光液で拭き取ります。
3. ネイルシールをはさみで自分の爪よりも少し小さくカットし、ピンセットではがします。ピンセットを使用するのは、ネイルシールが折れ曲がったり、手に残った油分などで粘着性が落ちたりするのを防ぐためです。
4. 甘皮のほうからネイルシールを貼っていきます。このとき、爪とネイルシールの間に空気が入らないよう、下から上へと力を加えて空気を抜きましょう。
5. 余ったネイルシールを爪先に折り込み、ネイルファイルで削り落とします。
6. 最後にトップコートを塗って完成です。
<ワンポイントでネイルシールを使用する場合>
【準備するアイテム】
・ネイルシール
・ピンセット
・ベースコート
・マニキュア
・トップコート
【手順】
1. ベースコートとマニキュアを塗ります。
2. マニキュアが乾くのを待ち、ピンセットで台紙からはがしたネイルシールを爪に乗せます。
3. ピンセットなど先端の硬いもので、乗せたネイルシールを押さえます。
4. 最後にトップコートを塗って完成です。
セルフで「ジェルネイル風」をつくるには?
ぷっくりかわいらしいジェルネイルは、専用の機材が必要なので自分で行うのは大変です。マニキュアをジェルネイル風に塗る方法をマスターしましょう。
●ジェルネイルの特徴
「ジェル」と呼ばれる液体状の合成樹脂を爪に塗り、UVライトやLEDライトを当てて固めたものがジェルネイルです。発色が良く、ぷっくりとした艶感が特徴です。
●マニキュアをジェルネイル風に塗る方法
セルフでジェルネイル風に仕上げる方法は2通りあります。
<方法1>
【準備するアイテム】
・ベースコート
・マニキュア
・ジェルトップコート
【手順】
塗る手順は、通常のマニキュアと同様、ベースコート→マニキュア→トップコートの順です。違いは、トップコートにジェルトップコートを使用することです。
ジェルトップコートは、密着ポリマーや爪への衝撃を抑える成分、艶成分が入っているため、ぷっくり艶やかに仕上がります。ただし、通常のトップコートより、厚みや艶が出やすいので、1度に厚塗りしないように注意しましょう。好みの厚さになるまで、薄く重ねていくことをおすすめします。
<方法2>
【準備するアイテム】
・ジェルネイルシール
【手順】
爪の形や表面の凹凸を整えた後、好きなジェルネイルシールを爪に貼り、トップコートを塗るだけです。
セルフネイルを長持ちさせるコツとは?
せっかくきれいにセルフネイルをしても、すぐにはがれてしまったら塗り直しの手間がかかります。セルフネイルを長持ちさせるコツを押さえておきましょう。
●基本の塗り方を守る
長持ちさせるには、ネイルを塗る前のケアが大切です。きちんと手を洗い、プレプライマーで爪についている油分や汚れを落としてください。
「ベースコートを塗る」「マニキュアは中央→両サイドの順に塗る」「トップコートを塗る」といった基本の塗り方を守り、爪の両端やエッジまで塗り忘れないように心掛けましょう。
●はげにくくなるように工夫する
トップコートはネイルがはがれるのを防ぐ効果があるので、2日に1度を目安に重ね塗りをしてください。
また、比較的はがれにくい「ラメ」が入っているマニキュアを先端に重ねると、より長持ちさせることができます。
さらに、マニキュアをきれいな状態でキープするためには、爪に潤いが必要です。爪の乾燥が気になる場合は、ネイルオイルで爪の周りや甘皮をマッサージしましょう。
●ネイルの正しい塗り替え頻度を知っておく
ずっとネイルを続けるためには、爪が健康でなければなりません。1度塗ったネイルをずっと放置するのではなく、定期的に新しいものに塗り替えましょう。ネイルの塗り替え頻度は、1週間~10日に1度が目安です。除光液は爪に負担をかけるので、使用する頻度が高すぎるのも良くありません。
マニキュアを落とすときは、なるべく短時間で行うように心掛けましょう。
<爪に負担をかけにくいマニキュアの落とし方>
【準備するアイテム】
・除光液
・コットン
・アルミホイル
【手順】
1. 爪の大きさに合わせてコットンをカットし、除光液を含ませます。
2. 「1」のコットンを爪の上に置き、10センチメートル角に切ったアルミホイルで巻きます。除光液が蒸発するのを防ぐためです。
3. その状態で5分~10分放置します。
4. 「3」の後、コットンを押さえるようにしながら、爪の先に向かってマニキュアを拭き取ります。
5. マニキュアを落とした後は、除光液によって失われた油分や水分を補うため、指先を保湿してください。ハンドクリームとネイルオイルを使いましょう。
初心者でも簡単に楽しめるセルフネイル
一見すると難しそうなセルフネイルですが、中には初心者でも簡単にできるデザインもあります。長持ちさせるコツを押さえておけば、1週間に何度も塗り直す必要がありません。
「仕事や家事が忙しくて、ネイルサロンに行く暇がなかなか見つからない」という人は、自宅で手軽に挑戦してみてはいかがでしょうか。