ビタミンAがニキビに効果がある理由。正しい摂り方と活用術

ニキビに対してビタミンAが果たす役割とは。ビタミンAがニキビ治療に効果的な理由をお伝えします。またビタミンAを含んでいた食品とおすすめレシピも紹介。加えてビタミンAが配合されたおすすめ化粧品も一挙公開。

目次

  • ビタミンAでニキビはよくなるの?
  • ビタミンAの役割とは!? 
  • ニキビやニキビ跡に効果的な理由3選
  • 知っておきたい!ビタミンAの摂取のポイントは?
  • 【方法1:食事で摂る】おすすめ食材とレシピ​
  • 【方法2:サプリで摂る】ビタミン剤
  • 【方法3:化粧品から摂る】洗顔・化粧水・乳液
  • 【番外編】今すぐニキビを治すには?おすすめ治療薬
  • ビタミンAはニキビに有効な大切な成分


ビタミンAでニキビはよくなるの?

体によい成分ということでよく耳にするビタミン、その中でビタミンAはニキビに有効な成分でもあります。では、ビタミンAどのような役割があり、どのように摂取したらよいかこれから紹介していきます。

ビタミンAの役割とは!? 

ビタミンAとは

ビタミンとは何のことでしょうか。

ビタミンは体の生命維持活動を支える上で、補助的な役割をしている栄養素のことです。体内では補酵素として作用しています。ビタミンは役割ごとに分類がされており、必要量はわずかですが体内でほとんど生産されないので摂取する必要があります。

またビタミンの中には脂溶性ビタミンというものがあります。脂溶性ビタミンとは水に溶けにくく油(脂)に溶けやすいビタミンのことであり、油と一緒に調理し摂取することにより吸収率が高まります。また水溶性ビタミンのように尿で排出されず、体内に長く留まります。種類は以下の2つに分けられます。

1.動物性由来のレチノール

これは摂取のしすぎに注意が必要で、一日で一週間分もとってしまうこともあります。特に妊婦さんは奇形児発生発生率高めるので注意が必要です。

2.植物性由来のβ-カロテン

ビタミンA前駆体のことであり、体内で分解されてビタミンAになります。プロビタミンAとも呼ばれています。

ビタミンAの役割

ビタミンAは皮膚や目を健康に保ち、免疫力を守ります。また上皮組織の分化・増殖に関与します。

​ビタミンAが不足すると…

  • 暗所で目が慣れるまで時間がかかり、夜盲症になるリスクが高まる
  • 視力が低下しやすい、ドライアイになりやすいといった症状も現れる
  • 口内炎や結膜炎にもかかりやすく風邪にもなりやすくなる
  • 皮膚にも悪影響を及ぼし、乾燥してカサカサ肌の原因になる

といった問題が起きます。

ニキビやニキビ跡に効果的な理由3選

ビタミンAがニキビやニキビ跡に効果的な理由には以下の3つが挙げられます。

  1. ビタミンAには肌の生まれ変わりを促進する効果があります。ビタミンAがニキビ跡に沈着したメラニン色素を排出することで、角栓ができにくなり、ニキビを予防します。
  2. ビタミンAは皮膚や粘膜の働きをよくして免疫力を高める効果があります。肌の免疫力を高め、アクネ菌の増殖を防ぎます。
  3. ビタミンAには抗酸化作用(βカロテン)があります。ビタミンAは脂質を過酸化脂質へと変化させる活性酸素を中和し、肌トラブルやアクネ菌の増殖を防ぎます。

知っておきたい!ビタミンAの摂取のポイントは?

では、ビタミンAはどのように摂取すればいいんでしょうか。これから摂取方法を紹介していきます。

ビタミンAは必ずしも毎日摂取しなくてOK

脂溶性ビタミンは体内に蓄積するため、毎日必ず摂取する必要があるわけではありません。数日に1回、十分量摂取すれば大丈夫です。ただし一日の目安は700mgまでです。

ただし摂りすぎには注意

1日で1週間分ぐらい一度に摂取するのはNGです。動物性由来のレチノールは体内に長く蓄積するのでとりすぎに注意しましょう。また過剰障害になる危険性があります。特に妊婦は胎児への催奇性があります。単体のサプリメントの使用は避けるべきです。

ビタミンAは食事でとるのがおすすめ

緑黄色野菜でとるのが効果的です。植物性由来のβ-カロテンは体内のビタミンAがすでに充分であれば変化しません。だから過剰摂取の心配はありません。

【方法1:食事で摂る】おすすめ食材とレシピ

ビタミンAを含むおすすめの食材では以下のものが挙げられます。その中でもそれらを組み合わせたおすすめレシピを紹介します。

・動物性由来のレチノール

鶏レバー…100gあたり14000μg

うなぎ…100gあたり1500μg

・植物性由来のβカロテン

ほうれん草…生で100gあたり4200µg、ゆでた後で100gあたり5400μg

春菊…生で100gあたり4500µg、ゆでた後で100gあたり5300μg

モロヘイヤ…生で100gあたり10000µg、ゆでた後で6600μg

①うなぎのほうれん草和え

うなぎの蒲焼きには100gあたり1500μgものレチノールが含まれています。またほうれん草にはゆでた後では100gあたり5400μgものβカロテンが含まれており、ビタミンAをきちんと摂取できます。

材料(二人分)

  • うなぎの蒲焼き 150g
  • ほうれん草 1束
  • 卵 1個
  • 砂糖 小さじ2杯
  • 醤油 好みに合わせて加減
  • うなぎの蒲焼のタレ 好みに合わせて加減 
  • 山椒 好みに合わせて加減

〇作り方

  1. うなぎは電子レンジで600Wで約1分加熱し、一口サイズに切る。
  2. ほうれん草は塩ゆでにする。その後、水を絞り4~5cmに切って醤油をつける。
  3. 卵を割り砂糖を小さじ2杯程度入れてかき混ぜ、フライパンで炒り卵を作る。
  4. 1~3を混ぜ合わせて器に盛る、好みに合わせて蒲焼のタレ、山椒をかける。

②蒸し野菜 肉みそかけ

にんじんには100gあたり9100μg、かぼちゃには100gあたり4000μgのβカロテンが含まれています。

このレシピはビタミンA・C・Eの組み合わせで抗酸化作用を最大限に引き出します。


材料(二人分)

  • かぼちゃ 150g
  • にんじん 150g
  • 豚ひき肉 100g
  • ごま油 小さじ1杯
  • 赤みそ 小さじ2杯
  • 砂糖 大さじ1/2杯
  • 酒 大さじ3杯
  • 刻み白ごま 大さじ1杯
  • 片栗粉 小さじ1杯

 〇作り方

  1. ​かぼちゃは4cm角に切り、にんじんは2cmの輪切りにする。20~25cmの耐熱皿に広げて大さじ1杯の水をかけ、ラップをふんわりして600Wの電子レンジで6分加熱する。
  2. 小鍋にごま油を熱し、ひき肉を炒める。半分色が変わったらAを加える。煮立ったらよくまぜながら弱火で少しとろみがつくまで煮る。
  3. 器に1を盛り、2をかける。

参考:吉木伸子/岡部美代次/小田真規子 (2012). 『素肌美人になれる正しいスキンケア事典』 高橋書店​


【方法2:サプリで摂る】ビタミン剤

効果的にビタミンAをとるサプリメントとは

単体のサプリメントは過剰摂取の可能性あるのでおすすめできません。マルチビタミンのものがおすすめです。一緒に摂取することで相乗効果があります。特にビタミンAは酸化されやすいので、抗酸化作用をもつビタミンCビタミンEと一緒に摂取することをおすすめします。

その他のニキビに有効なビタミン

ビタミンA以外にもニキビに効くビタミンはたくさんあります。

ビタミンB群

ビタミンB群には美肌効果があり、ニキビに最も効果的だと言われています。

ビタミンB1

ビタミンB1には皮脂の分泌を抑える効果があります。

ビタミンB2(1㎎/日)*特に重要

ビタミンB2には角化を調整し皮脂の分泌を抑える効果があります。また、脂質の代謝を上げます。

ビタミンB6(2㎎/日)

ビタミンB6は新陳代謝を促進し肌のターンオーバー守り、過角化を防ぎます。また、ビタミンB2とともに皮脂の分泌を抑える効果があります。

ビタミンC(80㎎/日)

ビタミンCは抗酸化作用により炎症を防ぎます。本来細胞を守る活性酸素の過剰な生成を抑え、 毛穴の中の炎症を抑える働きがあります。また、メラニン色素を抑える働きがあり、シミを防ぎます。皮脂の分泌を抑え、コラーゲンの生成を促す効果もあります。

ビタミンE(6mg/日)

ビタミンEは高い抗酸化作用をもち、血流を改善し角化異常の発生・ニキビ跡の色素沈着を防ぎます。

おすすめビタミン剤3選

ここでは私がおすするビタミン剤を紹介します。

①きらりのおめぐ実 

まず1つめはファンファレが製造している商品「きらりのおめぐ実」。1ヶ月1袋お届けコースで最初の1ヵ月分の値段は1980円(税込)とお買い得です。この商品のおすすめな点はビタミンA以外のビタミンが揃っていることです。還元力の高いビタミンCや吹き出物を防ぐビタミンB2など、美に欠かせない成分が厳選されています。

②緑の知恵

次に紹介するのはサン・クラルテ製薬が製造している「緑の知恵」。初回は一袋90粒で値段は1800円(税抜)となっています。この商品のおすすめポイントはしそ葉エキスやキウイ種子エキスといった自然由来の植物成分でできており安心して摂取できること、そして4種類のビタミンが、厚生労働省発表の1日推奨摂取量配合されていることにあります。

③体にうれしいマルチビタミン

最後に紹介するのは八幡物産が製造している商品、「体にうれしいマルチビタミン」。約1ヵ月分、60粒入りで値段は2000円(税抜)となっています。1日2粒を目安に食べるタイプです。この商品は、ビタミンBやビタミンCだけでなく、ビタミンAになるβカロテンが1粒あたり1680μg配合されており、食生活が不規則な方には特におすすめです。

【方法3:化粧品から摂る】洗顔・化粧水・乳液

〇ビーグレン-QuSomeレチノA

なんと、化粧品からもビタミンAから摂取ができます。その商品がビーグレンが製造している「QuSomeレチノA」という商品です。価格は6480円(税込)となっています。この商品の特徴としては大人の女性が悩みがちな大人肌のハリや弾力を維持するための美容液であることです。おすすめな点は2種類のビタミンAである「レチノールプラス」と「レチノイン酸トコフェリル」が含まれていることで肌のシワをなくすことに役立っています。

【番外編】今すぐニキビを治すには?おすすめ治療薬

今すぐニキビを治したい人におすすめ

肌の生まれ変わり(ターンオーバー)はおよそ1か月かかるので、ビタミンだと治すのに時間かかります。早く治したいなら薬の使用をおすすめします。

塗り薬の種類

ここでは、おすすめの塗り薬を2つ紹介したいと思います。

①テラ・コートリル

まず一つ目はジョンソンエンドジョンソンが製造している「テラ・コートリル​​」という商品、小売希望価格は1000円(税抜)となっています。特徴は優れた抗炎症作用を示すヒドロコルチゾンとグラム陽性菌および陰性菌などに広い抗菌力を示すオキシテトラサイクリン塩酸塩を配合している点で、化膿をともなう湿疹・皮膚炎に効果的です。対象は炎症の赤ニキビで、1日1~数回、適量をニキビに塗布するかガーゼなどにのばして貼付して使用します。症状の悪化や副作用防止のため、目の周囲や顔面の広範囲に塗ることは避ましょう。

②ペアアクネクリームW

次に紹介するのはLIONが製造している「ペアアクネクリームW」という商品です。小売希望価格は14gのもので950円、24gのもので1450円となっています。特徴としては炎症を鎮め、症状を悪化させるアクネ菌などを殺菌し、吹き出物・ニキビの進行を抑えます。ですので炎症が始まっていない白ニキビやすでに炎症が始まっている赤ニキビ、どちらにも効きます。またフェイスラインにできたニキビや毛穴がつまって硬くなったニキビに悩んでいる方にもおすすめです。

内服薬の種類

また、ニキビに聞くおすすめ内服薬も2種類紹介します。

​①ペアa錠

まずはLIONが製造している「ペアa錠」という商品、お値段は小売希望価格で60錠(30日分)で1400円、120錠(60日分)で2700円となっています。有効成分が新陳代謝を促し、古くなった角質や皮脂などの老廃物を排出することであり、再発しやすい大人ニキビや口周りのニキビにに有効です。有効成分の1つであるグルクロノラクトンは肝臓の働きを助け、L-システインは肌の新陳代謝を促します。ニキビ・肌あれを改善する生薬ヨクイニン、肌のターンオーバーを整えるビタミンB2、ビタミンB6も含まれています。

②チョコラBBプラス

次に紹介するのはエーザイが製造している「チョコラBBプラス」という商品、お値段は希望小売価格で60錠で1382円(税込)となっています。偏った食生活や夜更かし、ストレスなどで不足しがちなビタミンB2を最大量配合することで、細胞の生まれ変わりのサイクルをサポートし、肌のターンオーバーを正常化します。代謝が低下してできる大人ニキビにも有効です。

妊娠中や授乳中の服用にも問題はなく、安心して使用できます。

ビタミンAはニキビに有効な大切な成分

ビタミンAはニキビ予防、回復には重要な成分です。基本は普段の食事で摂取できます。足りないと感じたらビタミン剤で他のビタミンとバランスよく摂取しましょう。今すぐ治したいなら治療薬を試してみるのもおすすめです。