「Master Cut YE-MM41」は、1台で8種類の調理をこなす据え置きタイプのフードプロセッサー。山本電気独自の「無段階スピード調節機能」により、刃の回転を、800回転/分~3,000回転/分の間で自在に調節することで、「低速で肉の粗挽き」「高速でいりごまのすりつぶし」など、幅広い調理に対応する。
「無段階スピード調節機能」は、従来機「MB-MM22」にも搭載され、好評を博した機能だが、「Master Cut YE-MM41」には、無段階全領域のスピードで「回転/停止」を繰り返す「断続運転機能」も新たに搭載。これにより、普段からフードプロセッサーを使用している人はもちろん、フードプロセッサーを使用したことがない人でも、より簡単に料理の下ごしらえを理想的な状態に仕上げることができるようになったという。PART1では、「Master Cut YE-MM41」の使用法や、そのすぐれた性能をチェックしていく。
使い方は簡単。ブレードやグレーターを取り付けたワークボウルに食材を入れ、本体にセットする。ワークボウルにカバーをかぶせたら、本体のPUSHボタンを押すだけだ。
山本電気は、1934年にモーターメーカーとして創業。同社製のモーターは、掃除機やミシンなどの家電製品から、自動車部品まで幅広い用途に対応しており、現在も国内外で高い評価を得ているという。
「Master Cut YE-MM41」には、同社がモーターメーカーとしてのノウハウを生かして独自に開発したハイパワーなDCモーターを、従来機「MB-MM22」から引き続き採用。低速・高速の両方で力強い回転を維持するため、パワフルな調理から繊細な調理まで幅広く対応する。多くのフードプロセッサーで禁止材料となっている、長いもなどの粘り気がある食材や、コーヒー豆や氷といった硬い食材、生クリームの泡立てなどの繊細な調理も可能だ。連続運転可能時間も20分と長く、DCモーターをアタッチメントに直結させる「ダイレクトドライブ」構造によって、モーターの性能をアタッチメントへ正確に伝えるだけでなく、静音性にもすぐれているという。
「Master Cut YE-MM41」には、従来機「MB-MM22」に引き続き、無段階で速度を調節できる「無段階スピード調節機能」が搭載されているが、「Master Cut YE-MM41」ではさらに、無段階全領域のスピードでの「断続運転」が可能となった。ちなみに、無段階全領域のスピードでの「断続運転」機能は、現在特許出願中となっている山本電気独自の技術。
PUSHボタンを押している間、自動的に「回転/停止」を繰り返す「断続運転」と、PUSHボタンを押している間、回転をし続ける「連続運転」を使い分けることによって、より食材に合わせた調理が可能になった。また、「断続運転」と「連続運転」を組み合わせることで、手では難しい混ぜ具合の調整なども簡単に行える。
歌川武彦氏同社の初代モデルから、フードプロセッサー開発に従事。「Master Cut YE-MM41」では、「断続運転」機能を採用することで“どれだけ人間の手作業に近づけるか”という点にこだわったという
たとえば野菜をきざむ場合、「連続運転」では、1度ワークボウルの側面に張り付いてしまった食材ははがれることなく、かたまりのまま側面に残ってしまうことが多い。そのまま回転を続けると、食材の同じ部分に刃が当たり続けるため“一部はきざみ過ぎて水っぽいけれど、ほかの部分はきざみ足りない”という状態になってしまう。しかし、「断続運転」を使用すれば、「停止」のたびに食材がワークボウルの中央に戻り、食材全体にまんべんなく刃が当たるため、均一な仕上がりになる。また、「停止」のたびに中の食材の様子を確認できるのもポイント。調理状況を細かくチェックすることで、フードプロセッサーの使用に慣れていない人でも、やり過ぎてしまう心配がない。
キャベツのみじん切り「連続運転」では、キャベツが大きめのかけらのまま、ワークボウルの側面に張り付いて残っている。また、刃が当たりやすい部分はキャベツが細かくなり過ぎて、水っぽい状態に。それに対して「断続運転」では、均一なみじん切りが完成。
氷の粉砕「連続運転」では氷が飛び散り、砕けずに残った氷のかけらがワークボウルの側面や底に残っている。それに対して「断続運転」では、全体がまんべんなくふんわりと雪のような質感に仕上がっている。
ブラウニーやチーズケーキといった、さっくりと混ぜる必要があるもの。混ぜ過ぎがNGなものも最適な状態に仕上がる。
パンやピザなど、しっとりさせたいもの。しっかりとこねてコシを強くしたいものに最適。
ハンバーグやギョウザのタネなどを均一に混ぜ、短時間で粘りを出すことができる。
「Master Cut YE-MM41」は1台で8種類もの調理が可能。だが、多様な調理が可能なフードプロセッサーはほかにもある。「Master Cut YE-MM41」のすごいところは、その多様な調理を、アタッチメントの付け替えをほとんどすることなく行えるということだ。実際に、「きざむ」「する」「くだく」「ひく」「泡立てる」「こねる」「まぜる」「おろす」の8種類すべての調理をして、その仕上がりをチェックしてみた。
“野菜のスライスやせん切りも簡単に行いたい”というユーザーからの要望に応え、別売りのアタッチメントを用意。「スライス大/小」「せん切り大/小」の4種類のカットがスピーディーかつきれいに仕上がる。アタッチメントを使用することで“1台12役”となり、さらに便利に。
フードプロセッサーは、“戸棚の肥やし”になりやすい家電と言われるが、「Master Cut YE-MM41」に関しては、そんな心配は不要。フードプロセッサー初心者にもわかりやすいオリジナルレシピが付いているので“どう使ったらよいのかわからない”ということがない。使用後の手入れも簡単なので、毎日でも使用したい気持ちになる。