FAQ 創傷治癒 よくあるご相談

  1. ニキビ跡の傷と治療法
Q1
相談者:いち年齢:20代前半性別:女性

アメリカに5年前から留学生として来て、生活様式の違いなどでニキビに悩まされました。
今は、ケロイドがフェイスラインに残っていて、痒かったり、見た目が気になります。
仕事上、髪をまとめるので、フェイスラインを髪で隠すことができず、困っています。
日本に帰ることはあるのですが、薬やシートなどでなく、手術で治す方法など、何かアドバイスをいただければ幸いです。

A1
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
「ケロイド」ではなく肥厚性瘢痕でしょうが、「痒かったり」するならば、多少赤みがある筈です。
レーザー治療の適応があるでしょう。
形成外科や美容皮膚科を受診してください。
Q2
相談者:  年齢:10代後半性別:男性

ニキビ跡についてです。中学の頃からニキビがとても増え始め、同じ所に何度も繰り返しできては酷く膿んだりしていて、高校生の頃には顎のライン左右全体に、ボコボコとはっきり盛り上がった痕がたくさん残ったままになってしまいました。

近所の皮膚科に相談に行った所、まだ新しいニキビもできてきている為それを無くす所からということで、塗り薬や飲み薬処方してもらっていました。
しかし、やはりニキビはでき続けるし、とにかく既にできている痕を早く治したかったので、並行して今度は美容皮膚科と皮膚科が一緒にある病院にも通い始め、フラクショナルレーザーというのを進められ3回くらい試みましたが、無数にできた小さな黒い点がただ薄くなって終わるだけで、説明で聞いたようにポロポロと剥がれ落ちる事はありませんでした。
先生も費用がかかる割りに効果がないと思われたのか治療を変更され、今は月に1度、盛り上がっている所1つ1つに膨らみを小さくする注射を打ってもらっていますが、8回くらい受けて、一部小さくなったと思う箇所もありますが、大きめの所はあまり変わらないままな気もしていて、このまま今の処置を続ける方がいいのか迷い始めています。
他にも効果が期待できそう薬や方法がありますでしょうか。

A2
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
ご相談の様な内容は、最も治療に難渋する症例の一つなので、診察をせずに具体的なアドバイスが出来ません。

つまり、明確に決まった治療があるわけではないので、症例毎に担当医毎に治療方針も治療法の組み合わせも異なるのです。

例えば、私なら「フラクショナルレーザー」は使用しませんし、「盛り上がっている所1つ1つに膨らみを小さくする注射」は2ヵ月に1度しか注射しません。
(私は実際に診察をしていないのですから、今の治療が間違っているということではなく、症例・医師によって考え方は大きく異なるということを知っておく必要があるのです)

今お掛かりになっている「美容皮膚科と皮膚科が一緒にある病院」のほかの皮膚科、形成外科でもセカンドオピニオンを貰ってください。

治療法を提案してもらうだけでなく、その治療が有効な理由、その治療のメリット・デメリット、他の治療との比較などを、ご自身でも理解してじっくりと期間をかけて治療に取り組んでください。

何もせずに放置した場合でも、「ニキビ」が出来なくなれば、数年の経過を経て瘢痕は徐々に目立たなくなります。
Q3
相談者:たかし年齢:20代後半性別:男性

小学校高学年の頃からニキビができ始め二十三歳くらいまで出来続けてきました。
ある程度のニキビ跡はもう仕方がないと割り切ってはいるのですが、鼻の肥厚性瘢痕があまりにも酷いので相談させてほしいのです。
自分はニキビなどが原因で引きこもっていた事もあり、病院に行く事が億劫だったので治療らしい治療も特にはしてきませんでした。
そのうちなんとか人と関われるようになり社会に出ることもできましたが、思春期時代に作ってしまった鼻の肥厚性瘢痕が遠目から見てもわかるレベルで近づくと本当にボコボコしていて恥ずかしいのです。
自分より酷い鼻の人とはまだ会ったことがありません。
10年ほど前に出来たものでも目立たなくすることは可能なのでしょうか?

A3
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
「ボコボコ」が全く無くなることはなくとも、ピーリング、レーザー治療などの適応はあるでしょう。
時間をかけて、根気よく治療を継続することが必要です。
先ずは、形成外科あるいは美容皮膚科で相談なさってください。
Q4
相談者:  年齢:20代後半性別:男性

フェイスライン(エラの部分)にニキビ跡がありそれがケロイド状に残ってしまいました。
できる限りケロイドを目立たなくしたいのです外科的な施術も検討しています。
専門医若しくは専門機関があれば教えていただきたメールでの相談をしました。

A4
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
ケロイドではなく肥厚性瘢痕の可能性が高いのではないでしょうか。

具体的に病院の紹介はしていませんので、ホームページの医療機関の紹介ページなどを参考になさってください。
http://www.woundhealing-center.jp/kikan/index.php

形成外科の一般的な治療のひとつが肥厚性瘢痕なので、先ずはお近くの形成外科でご相談になってもよいのではないでしょうか。

ただし瘢痕の治療法は一つではないので、どのような治療を組み合わせるか、どのような方針で治療をするかは、それぞれの症状、それぞれの医師、それぞれの医療機関で異なります。

複数の形成外科を受診して治療法を提案してもらい、全ての治療法を理解したうえで、主治医と決めた医師のもとで治療方針を相談・検討してください。
Q5
相談者:クック年齢:50代前半性別:女性

2014年の2月に以前から胸の(乳輪外側近く)の皮膚下に黒ニキビが出来、段々と大きくなった為に日本で皮膚科の先生に診察を受け、ビックコメドーという診断で、その場で先生が除去して下さいました。その時には陥没した所に軟膏を頂いて数日塗りました。
その際に、先生からまたできる可能性が高いと言われましたが先生の予想通りになり、同年の11月には以前より突起が大きく盛り上がり、黒ニキビの上に皮膚が透けて見える様な状態になりました。
(海外に住んでおります為、かなり日本の医療とは色々な面で異なっており、これまでの経験からこちらでの治療は極力受けない様にしております)
念のためこちらで皮膚科の先生に診て頂き、同じくビックコメドーだという診断だったため、こちらの病院での切除等は受けたくなかったので放置しておりました。
昨年シャワー中に自分の手が当たり、その場でビックコメドーがポロっと落ちた状態になってしまいました。コメドーは例えますと仁丹より少し大きめ位の黒い塊の様なものでした。
その際に皮膚が千切れた諭w)EURヒな状態になってしまい少し出血もありましたが、そのうち血も止まり痛みも無くなったので何もせず放置したまま現在に至っております。
当初は、そのうち皮膚が再生するだろうと考えておりましたが、一年以上経過した現在も皮膚が5ミリ位の範囲で、変な形に千切れた様な状態のままで、そこだけ0.5-1ミリ位の段差が出来た状態になっております。そして、陥没している所の皮膚は茶色くなっております。

お伺いしたい内容は
(1)千切れた様な形で皮膚がへこんでいるので気になるのですが、もう一年以上経過してこの状態ですと、皮膚が再生されたり陥没部分が戻る事は期待できないのでしょうか。
(2)千切れて出血した際に診察を受けず、自分で絆創膏をするなどの処置もしなかった為、奥の茶色く見えている皮膚が後々になって皮膚癌や肉腫など、深刻な問題が生じる可能性はあるのでしょうか。

A5
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
大きな非炎症性ニキビがいわゆる「ビッグコメドー」とお考えいただくと、わかりやすいのではないでしょうか。
「乳輪」は比較的皮脂腺が成熟している部分なのですが、毛穴の入り口付近の表皮が角化、肥厚し皮脂の通り道が狭くなると、毛穴の中に皮脂がどんどん溜まっていき、角質と皮脂が毛の周りに塊になって、最終的には毛穴を塞いでしまい、その先端が黒く見えているのが黒ニキビ「ビッグコメドー」です。
「昨年」「自分の手が当たり、その場でビックコメドーがポロっと落ちた」のは、臍のゴマが落ちたようなものなのですが、毛穴の出口の皮膚が傷ついたため「少し出血」があったのではないでしょうか。
さて、「陥没している所の皮膚は茶色」くなっているのは、外傷による色素沈着も否定できませんが、単に古い角質と皮脂が酸化されて汚れ(垢)が残っている可能性が高いように考えます。
オリーブオイルや保湿クリームをたっぷりと塗り込み、綿棒などで優しく丁寧に擦ってみて、色調が薄くなるようならば、その作業を繰り返していただければよいでしょう。
外傷により「皮膚がへこんでいる」状態のまま上皮化し色素沈着が残っているのなら、「乳輪」付近は皮膚の緊張が強くないので、「皮膚が再生されたり陥没部分が戻る事は期待できない」でしょう。
ただし「奥の茶色く見えている皮膚が後々になって皮膚癌や肉腫など、深刻な問題が生じる可能性」は全くないので、多大なご心配には及びません。
訪日(ご帰国)なさった際に、形成外科か皮膚科を受診してご相談いただくとよいでしょう。
Q6
相談者:ゆうゆう年齢:30代後半性別:女性

鼻の真ん中に赤ニキビができたのを潰してしまい、1箇所ポツンとクレーター跡として残ってしまったため、去年の秋頃に形成外科で2回フラクショナルレーザーをうけました。
その後処方されたハイドロキノンを3ヶ月ほど塗り、自宅でピーリングや、トラネキサム酸の美容液をイオン導入させたりしていたので、
色素沈着はかなり薄くはなりましたが、斑な感じで残っていて完全には消えません。
レーザーをあてた所の皮膚もかなりデコボコしていて傷跡のように残り、化粧もうまくできません。
化粧をすると逆に、レーザーをあてた所の形がはっきり目立ちます。
よく見ると一部は周りの皮膚よりも若干白く盛り上がり、皮膚がテカテカしています。おかげで化粧もすぐにとれます。
レーザーをうける前より明らかに、関係のないところの皮膚までデコボコになり、毛穴もブツブツでかなり汚い鼻になりました。
鼻は一番目立つ所だけに、毎日鏡を見るのが本当に辛いです。
近所の皮膚科に相談に行きましたが、気にしすぎ。だとか、何にもおかしい所はないから治療の方法がない。などと言われ、とてもショックを受けました。
この斑な色素沈着や、テカリ、肌のデコボコした傷跡みたいなのは、このままほかっておいてもいいのでしょうか?

A6
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
フラクショナルレーザーの種類、照射設定によっては、「肌のデコボコした傷跡」のようになることもあり得ます。

「自宅でピーリングや、トラネキサム酸の美容液をイオン導入させたりしていた」というのが、ご自身の判断で行っているのなら、「ピーリング」が多少なりとも影響を与えたことも否定できません。
一般的に「斑」な状態の「色素沈着」の治療は、単調なシミの治療より難しい判断が求められます。
診察をしなければ詳細はわかりませんが、「近所の皮膚科」で「気にしすぎ。だとか、何にもおかしい所はないから治療の方法がない。などと言われ」たならば、周囲の人にはご本人が感じるほどには違和感はないのかもしれません。
そうであれば、特に治療をせずに時間の経過を待てば、徐々に目立たなくなるものですし、化粧することを前提に、色素脱失に近い形にレーザー照射した方が、かえって目立たないということも考えられます。
ひとつの治療だけですべての悩みが解決できるわけではなさそうですから、複数の美容皮膚科、形成外科を受診して治療方針を提案してもらい、医師任せにするのではなく、ご自身で全ての治療法を理解し、納得して治療を受けてください。
Q7
相談者:panera年齢:40代前半性別:女性

10年くらい前、ニキビ治療のため、皮膚科でレーザーを当てました。
しかしその部分がなかなか治らず、結局うっすら赤くあとが残ってしまいました。大きさは大豆くらいの大きさです。
赤みを抑えるレーザーを繰り返し当てましたが、効果は見られませんでした。
お化粧で隠せますが、可能ならば手術等で治せればと考えています。恐らく、表面の皮膚が欠損しているように見えます。専門家ではないのでよく分かりませんが。
その部分を切開して、縫い合わせる等の処置は出来ないものでしょうか?

A7
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
凹みの瘢痕でしょうか、盛り上がった肥厚性瘢痕でしょうか、平らでやや透明感のある赤みを持った瘢痕でしょうか。
「大豆くらいの大きさ」なら、いずれの状況でも、部位によっては「その部分を切開して、縫い合わせる」処置も可能ですが、頬などは術後の瘢痕が目立つのでお勧めできる処置ではありません。
また、「赤みを抑えるレーザー」が血管に反応するレーザーならば、その赤みが血管拡張や新生血管によるものでなければほとんど効果はありません。

診察をしないで判断は難しいのですが、肥厚性瘢痕や平坦な赤みなら、フラクショナルレーザーで治療が可能かもしれません。
治療計画を立てるためには、また、治療方針の決定のためには、様々な治療法、様々な治療機器について精通している必要があります。
後から後悔しないためにも、複数の形成外科、美容皮膚科、美容外科を受診して、まずはご自身の状態をしっかりと了解し、更に、どんな治療法があるのか、どれくらいの期間がかかるのか、どんな効果があるのかをすべて理解して、主治医を選び、納得して治療してください。
Q8
相談者:ゆり年齢:20代後半性別:女性

元々ニキビができると腫れやすい体質で、今回も顎の部分にニキビができてしまい、少し腫れた状態が2日くらい続いたので、かなり腫れる前にと皮膚科に行ってニキビ注射をしてもらいました。
その結果、ニキビ注射した部分がボコんと凹んでしまった状態なってしまい目立ちます。
何日かしたら治るかと思い、ほっておいたのですがまだ治りません。
手で触ると、注射をした部分だけ肌がもっこり無くなってしまっているような感じです。
これは元に戻るのでしょうか?
また注射の量を間違ってしまった為、このような事になってしまったのでしょうか?

A8
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
いわゆる「ニキビ注射」は、今のところ必ずしも一般的なニキビ治療とは言えません。
したがって「ニキビ注射」と言っても決まった内容があるわけではなく、それぞれの病院がオリジナルの薬剤をカクテルにして注射しているのが現状です。
注射される薬剤は、副腎皮質ホルモン、プラセンタ、ヒアルロン酸のいずれかが主になっているのですが、「ニキビ注射した部分がボコんと凹んでしまった状態」になっているとしたら、おそらく注射した薬剤は副腎皮質ホルモンだと考えられます。
副腎皮質ホルモンの注射のあとが「手で触ると、注射をした部分だけ肌がもっこり無くなってしまっているような感じ」になってのですから、脂肪が萎縮してしまったのではないでしょうか。
萎縮した脂肪が自然に「元に戻る」ことはないので、治療をした「皮膚科」で相談をするか、他の皮膚科あるいは形成外科を受診して治療計画を検討してください。
Q9
相談者:りっちゃん年齢:20代前半性別:女性

私は2年前におでこにニキビが出来てそれを潰して正確に言うとむしって、治ってまた赤みが気になってむしっての繰り返しで、この2年それをずっと繰り返しています。
何十回むしった皮膚って治りますか?

A9
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
真皮層までダメージを受けていると瘢痕が残る可能性がありますが、
通常の「ニキビ」が発症して、「むしって」、「治って」を「繰り返して」いるだけならば、ひどい瘢痕になる可能性は大きくありません。
一時的に色素沈着が残ったなら、美白剤などを使った方が良いかもしれません。
皮膚科で相談してください。
Q10
相談者:こと年齢:30代前半性別:女性

ニキビ跡の凹みにアブレージョンをしました。
一面を削る施術ですが、クレーター周囲部分は深めに削られており2か月経過した今でもまだ窪んでます。
このアブレージョンの傷跡はどの位で平らにもどりますか?
アブレージョンの深さは医師に聞いたところ真皮の浅層までで間違いないようですが2ヶ月たってもまだ深いとこと浅い所での段差があり とても不安です。
現状では削りあとの方が元のニキビ跡より目立っており毎日心配してます。
削られた皮膚が元の高さにもどるには、客観的にどの位の期間が必要でしょうか?

A10
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
どのような機器を用いて「アブレージョン」をしたかによって、治療経過は異なります。
一般的に、術後少なくとも半年を経過するまでは、術後創の状態は変化します。
真皮もある程度の深さまで削ると、多少は「深いとこと浅い所での段差」が残ります。
治癒を促すのにレーザー治療が有効なこともありますので、手術をなさった病院で現在の状態の説明と今後予測される経過をお尋ねになるか、ほかの形成外科でセカンドオピニオンをお求めになってください。
Q11
相談者:kako年齢:10歳未満性別:女性

現在生後3か月の孫のことで相談をお願いいたします。
生後2週間頃から、乳児湿疹(赤ちゃんニキビ)ができ、せっけんでそっと洗っておりましたら、1か月半ぐらいで治りました。が、今になって、顔のほほに、大人のニキビ跡のように、クレーター状のように残ってしまいました。一生残る跡と、皮膚科で診断されました。膿んではれたニキビがありましたので、その部分がすべて跡となりました。今後、成長とともに、傷跡は大きくなりますか?2倍3倍ぐらいになりますか?また、少し目立たなくなる可能性などありますか?(現在、傷跡の大きさは1~2ミリ、深さも同じぐらいです。)

A11
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
「皮膚科」が「一生残る」と「診断」したのは、瘢痕も全くない肌になることは無いという意味で、「クレーター状」のまま残るということではないでしょう。

まだ「生後3か月」のお子さんなら、成長に伴って徐々に瘢痕は目立たなくなると考えられます。
「せっけんでそっと洗って」いた処置は、正しいものです。
乳幼児用の紫外線防止剤を使うか、遮光用テープを貼って、紫外線予防に努めて、定期的に形成外科か皮膚科で診てもらうとよいでしょう。
Q12
相談者:りん年齢:10代後半性別:女性

2年前に汗がむれて背中にニキビができました。それを引っ掻いてかさぶたができたのをまた引っ掻いてを繰り返して痕が残っています。
できたのを引っかきすぎ背中の上半分にはほとんど痕が残っています。
茶色いシミになってるものもあるのですが、白く盛り上がったブツブツの方が多く目立って恥ずかしいです。
ブツブツ自体はそんなに大きくなく、小さいものがたくさんある感じです。
皮膚科で一度診てもらったのですが、白いブツブツは治せないと言われました。でも諦めきれず、なにか治療法はないかと思い、こちらに相談させていただきました。
過去の質問で、似たような、赤い盛り上がりの肥厚性瘢痕というのを調べてみましたが、私のは赤いわけでも肥厚性瘢痕ほど大きくもないので違うと思い、相談しました。
よろしくお願いします。

A12
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
診察をしなければ明確に判断は出来ませんが、「赤いわけでも」「大きくもない」「白く盛り上ったブツブツ」は「引っ掻いて」できた外傷後の肥厚性瘢痕ではないでしょうか。

状態により治療法は違うので、複数の形成外科、美容皮膚科、美容外科を受診して意見を訊いてください。
Q13
相談者:青猫年齢:30代前半性別:女性

ニキビ跡治療のため、培養表皮移植を受けようと考えています。
施術後、いつ頃からいつ頃まで湿潤療法をするべきか、また、どのような湿潤療法が適しているか(医材など)、プラセンタ注射やGF配合のスキンケアをすることは定着を早めるか、といったことをアドバイスしていただきたくご相談しました。

A13
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
「ニキビ跡治療のため、培養表皮移植」は治療法としてかなり特殊な選択肢といえます。
「ニキビ跡」(瘢痕)を平らに削って「培養表皮」を「移植」する治療なので、正常な皮膚と瘢痕部の境がないよう平坦にする技術が結果を左右します。
「培養表皮移植」は、術後治療、術後ケアまでを含めて成り立っているのですから、手術の担当医に、術後の経過観察のための通院期間、通院頻度、術後経過中あるいは治癒後の一般的なスキンケアなどを確認してください。

深いクレーター状のニキビ痕は真皮層の凸凹が原因ですので、真皮層の不整を削り平らにする必要があります。
通常の浅い傷では表皮は毛孔や汗腺から再生されますが、ある程度深く真皮を削ると表皮の再生が遅れ瘢痕になってしまうので、自己の表皮再生を待たず培養表皮を移植するのです。
培養表皮はそれ自身が生着すると同時に、いわゆるGrowthFactorを誘導し治癒を促進します。
湿潤療法は創が治癒するまでの治療ですが、選択する治療材料によっては培養表皮移植手術にむいていない物もありますし、培養表皮生着後は必要ありません。
また培養表皮自体には汗腺などの皮膚付属器は存在しないのですから、術後は一般的に、紫外線を遮ると同時に保湿が重要です。
いかなる手術も、手術そのものだけでなく、術後の治療、治癒後の自己ケアまでを含めて成り立っているので、全て手術担当医の指示に従っていただくのがよいでしょう。
特に培養表皮移植手術は、今のところ、比較的経験豊富な医師が行っていることが多い手術ですから、不安を解消して治療するためにも、担当医に術前に質問しておくことをお勧めします。
Q14
相談者:みつば年齢:20代後半性別:女性

五年前に顎ににきびができ、かなり膿んで皮膚科で排膿してもらったあとの管理が悪かったのか、ケロイドになってしまいました。
いまは月に一度のケナコルト注射をして大分凹んできたのですが、そこに繰り返しニキビができるせいで、注射は半年以上やめられない状況です。
ステロイドの副作用を考えるともう注射も続けるのが怖いです。他に治療法はないのでしょうか

A14
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
20歳代後半の女性ならば、「ケナコルト注射」を「月に一回」はやや頻回過ぎるかもしれません。
ただしステロイドの副作用として生理周期が乱れる可能性はありますが、懸濁液の局所注射ですからケロイドや肥厚性瘢痕内に注射している程度ならば、それ以上の副作用をご心配になる必要はないでしょう。
ご心配ならば主治医にご確認になってみてください。
ステロイド注射以外には、トラニラスト内服、保湿クリーム外用、ステロイドテープ、シリコンジェルシート、レーザー治療、瘢痕形成術(切除縫縮、剥削、皮弁、植皮、培養皮膚)、電子線照射などが行われます。

「にきび」「かなり膿んで」「排膿してもらった」「繰り返し」というキーワードから、粉瘤あるいは歯根嚢胞の可能性もあります。
おかかりの「皮膚科」で訊ねてみるか、一度他の皮膚科や形成外科で相談なさってみては如何でしょう。
Q15
相談者:rei年齢:10代後半性別:男性

ケロイド肥厚性瘢痕の事でご相談します。
3年前ぐらい前からニキビが酷くなり、両顎から首にケロイド肥厚性瘢痕が出来多数の病院などに相談し、塗り薬貼り薬を試しましたが、ニキビも増えてきました。
思春期で、顔なので手術を希望なのですが、今住んでいる所では専門医師が居ないため悩んでいます。

A15
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
「ケロイド 肥厚性瘢痕が出来」というのは、「病院などに相談」して診断されたのでしょうか。
ケロイドと肥厚性瘢痕は同じものではありませんし、ケロイドならば不用意な手術で症状が悪化することがありますし、肥厚性瘢痕ならば時期が来れば赤みが退き、盛り上がりも小さくなります。

まだ10歳代後半で「ニキビも増えて」もおかしくない年齢なのですから、まずは「ニキビが酷く」ならない様に治療をすることが大切です。
ニキビ治療は近年変わってきているので、外用薬、内服薬およびホームケアを、まずは複数の皮膚科や美容皮膚科で相談して下さい。

ケロイドあるいは肥厚性瘢痕の治療は長期間に亘ることが多いので、治療を開始する前に、どんな治療法があって、どの程度の効果が期待できるのかなどを患者さん自身が十分に理解して、信頼する担当医のもとで治療なさってください。
Q16
相談者:hatoko年齢:20代後半性別:女性

高校1年生ころから眉間に大きなニキビができやすく、つぶす→かさぶたになる→治るを繰り返していました。つぶさずに放置したこともありましたが、何週間たっても全然治る傾向がなかったので、つぶしていたのですが、いつも跡形もなく治っていました。
2年くらい前から、そのニキビができていたところが、ニキビとは違うような、コリコリした傷跡になって残ってしまいました。つぶしても、そのコリコリは取り除けません。これは肥厚性瘢痕というものでしょうか?しばらくいじらず放置していると、赤くなって、水ぶくれのような状態になっています。水ぶくれの状態が気になって、つぶそうとすると、その傷跡の部分だけ、簡単にきれいに皮がむけて、下の肉が見える状態です。痛みやかゆみなどは全然ありません。水ぶくれ部分を取り除いてもその下にコリコリとしたものがあって、盛り上がっている状態です。場所が場所なだけに気になって仕方ありません。放っておいたらそのうち治るものなのでしょうか。

A16
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
物を核とした炎症性の肉芽腫が出来ているのかもしれません。
「放っておいたらそのうち治るもの」ではなさそうですから、形成外科か皮膚科を受診して下さい。