アケビ・ムベ <木通・通草、郁子・野木瓜>







ゴヨウアケビ。





ミツバアケビ。



3月下旬。
小さくて分かるでしょうか?
クセ毛の様にピョンピョン飛び出ているのがアケビの芽です。
風にユラユラ揺られていると見つけ易いです。




アケビの花(ツボミ)。3月中旬。



雄花。



雄花(左上)と雌花(中央やや右下)



アケビの花。4月上旬。
ピンク色の花びらの花が雄花。白い花びらの花が雌花です。



アケビの花はどれも同じだと思ってました・・・写真はミツバアケビの雄花。



自然のものはカサブタに覆われているものが多いです。
写真は、紫色のもの、赤味を帯びるもの、色付かないものなど。



色々な場所の色々な色・形のアケビを食べてきましたが、上の写真の実が割れても色付かず、細長く、果皮が薄い感じのもの・・・とある場所にしかありませんが、このアケビに限り、とんでもなく苦い・・・
苦味に強い私が、一晩アク抜きしたものでも、口に入れたら数時間舌がシビレるほど・・・



茶色のアケビですが、コロンと丸く肉厚で、普通に美味しいアケビです。



綺麗な紫色のアケビは美味しそうで食欲をそそります・・・





手の届かない所にアケビの実があったら・・・みてるだけ?



コロンとまん丸の可愛いアケビ・・・
この木には全部こんな可愛いアケビが沢山成ってました。



果肉は、真っ白でやや固めのものよりも、半透明になってきて柔らかいものが一番甘くて美味しいです。



11月中旬。
アケビの実は自然の状態でも腐らずに乾燥する場合が結構あります。
写真のものも乾燥して、果皮がだいぶ薄くなってます・・・この状態でも利用できます。

アケビの実。
紫色になるものや緑色のままのもの、白っぽい色のもの等、いろいろあります。自然のものはカサブタ状のものに覆われている事が多いです。
実を収穫するために、樹上のツルを引きずり下ろさない様に気を付けましょう。
私は1.5m程の竹の棒で絡め採ってます・・・それが届かない場所のものは・・・指をくわえて見てるだけ・・・


アケビの芽の料理:



ゴヨウアケビの芽の巣ごもり。



ミツバアケビの芽の巣ごもり。



アケビにセリも混ぜた巣ごもり。



花も一緒に・・・



シーチキンと一緒に。



カツオブシ、刻みのりと一緒に。

巣ごもり。
やや苦味のあるアケビの芽に卵黄を加えることでまろやかになります。
醤油や麺つゆで頂きます。
これを御飯に掛けて食べても美味しいです。




巣ごもり。写真左。
酢醤油和え。写真下。




アケビの芽の炒め物。写真右。
肉と一緒に炒めると苦味が和らいで食べやすくなります。
木の芽は炒めすぎると硬くなるので、あらかじめ下拵えをしておいてから最後に入れます。




とろけるチーズのせ。(オリジナル)
アケビの芽は湯がいてアク抜きしておきます。
フライパンで肉(今回はウィンナー)を炒めたら、適度に刻んだアケビの芽ととろけるチーズを乗せて火が通ったら完成!!
アケビの芽は火が通り過ぎると水分が抜けて硬くなってくるので手際よく!
塩コショウなどお好みで頂きます。
これは美味しい!! 自画自賛!?




アケビの芽の切り和え。写真手前。
味噌を焦がす感じで炒めた後、酢を加えて、下拵えしたアケビを刻んで和えます。






これはミツバアケビの芽だけを使ったもの。

納豆和え。オリジナル。
風味、歯ごたえ良く、これは美味しいです。お奨め。
御飯に乗せても間違いなく美味しいと思います。




アケビそば。オリジナル。
アケビの芽自体は、麺つゆと卵で美味しく食べれるので、同様に食べれるそばと混ぜてみました。
見た目は綺麗ですが、これは美味しいのか?柔らかめのそばとコシのある木の芽では食感が異なり・・・不思議な感覚・・・それぞれ単品で食べればもちろん美味しいです。




パスタに。
芽はあらかじめ、十分アク抜きしておきます。
茹でたパスタに和えて、味付けはお好みで。
彩りは良くなり、僅かな苦味に、違う食感も加わり・・・面白い。




天ぷら。
サクサクとした食感で、やはり苦味はあります。



天ぷら。掻き揚げ。
ザックリ切って掻き揚げにしました。
こちらの方が数段美味しかった・・・苦味の中に若干の甘みを感じるほど・・・



アケビの花の料理:



掻き揚げ。
サクサクと意外と風味も良く美味しく頂きました。




花の塩漬け。

作り方:
1、花を酢と塩で漬けて数日置きます。
2、カラカラに乾燥させれば完成。

常温で約1年保存できます。



お湯を注いで・・・
これは桜湯ではないので、アケビ湯でしょうか・・・
香りは極僅か・・・目で楽しみながら雰囲気を頂きます。



アケビの実の料理:



果肉。
とても甘味が強いのですが、くどくない・・・自然の甘味で美味しいです。
アケビの種は飲み込んでしまうと便秘になるとか・・・実際には食べても問題無いようですが、それなりに大きくて大量にあるので、全部飲み込むのは少々キツイです。これは素直に吐き出してしまった方が良いです。




ジャム。
アケビの果肉を使いました。
潰したアケビの果肉に砂糖を投入してしばらく放置。
多少なりとも汁がでたかな? そこへ極少量の水を加えて火に掛け、ゆっくり煮詰めました。





アケビの果皮の天ぷら。中央と左。
やや苦味のある天ぷらとなります。
果皮に含まれる水分のため、時間とともにクタッとなってしまうので揚げたてが美味しいです。
薄く切ってジックリ揚げればスナックの様に揚げれるかも知れません。




天ぷら。アケビ(写真右から下)、ムベ(写真左上)、ユキノシタ(写真中央)
アケビは苦味がありますが、ムベは苦くありません。
油が高温になり過ぎないようにジックリ&カリッと揚げれれば揚げポテトの様に頂けます。




天ぷら。
ロングフライドポテトの気持ちで細切りして、塩水に浸けて数時間アク抜き、一晩冷蔵で低温乾燥させてから衣を付けて2度揚げしました。
パンの耳を油で揚げた様な風味に僅かな苦味。サクサクと美味しかったです。




アケビの肉詰め。

1、まずは肉味噌作り。
  マイタケはみじん切り、豚肉は細切れにして油で炒め、砂糖、みりん、料理酒を加え、最後に味噌を入れ、やや水気が無くなれば完成。味付けはやや濃いめが良いです。
2、作った肉味噌を果皮に詰め込み、タコ糸等で縛って炒めて完成。

写真のものは少し焦げてしまってますが、これでもすごく美味しいです。




アケビの肉詰め。

今回は、別の料理法にしました。
味噌、砂糖と小麦粉を少々混ぜ、具の豚肉、マイタケ、ニンニクを細切れにしてさらに混ぜたらアケビに詰めて縛ります。
これを多目の油でシッカリ炒めるだけ。
苦くて美味しいアケビの肉詰め別バージョンになりました。
※多めに作ったらラップをして袋へ入れて冷凍庫へ・・・1~2ヶ月後も美味しいです。




アケビチャンプル。
具は、アケビの果皮、ニンジン、キャベツ、豚肉、豆腐等々・・・



アケビチャンプル。
具は、アケビの若芽、採取したアラゲキクラゲ、もやし、豆腐等々・・・


苦味のある食材を使った料理といえば・・・ゴーヤチャンプル!
アケビの料理を考えていて思いついたのですが、みんな考えることは同じ・・・だったようで、ネットで調べたら沢山ヒットしました。

これは、ゴーヤチャンプルの作り方をそのまま使った方法。
1、豚肉とニンニクを炒め、野菜(キャベツ、ニンジン、玉ねぎ等)を加えて炒め、さらに下拵えしたアケビを加えて炒めます。
2、豆腐と水、卵、だしの素を入れて少し煮込む感じにして、そのまま水気を飛ばす。
3、仕上げに塩コショウで味付けし、隠し味の醤油を少し垂らして完成。

炒めた食材を一度取り出して別の食材を炒める・・・などと言う面倒な事はしたくないので、次々に食材を投入してそのまま完成させる簡単な方法です。
使う食材もその時あるもので構いません・・・ニンニクは今回初めて使いました。




アケビの炒め物。
アケビチャンプルに似てますが・・・
玉ねぎと卵だけで炒めるつもりだったのですが、数日前に採取したアケビ1個が目に入ったので、急遽、一緒に炒めることにしました。
苦くなり過ぎないように、スライスしたアケビは塩もみしてしばらく放置後、塩を洗い流してから利用しました。



炒め物。
ベーコンと一緒に炒めてチリソースで濃い目の味付けに。
ビールにあいます。



炒め物。
山で採ったハタケシメジと一緒にバター醤油炒めにしました。
美味しいです。季節限定の味。




アケビ丼。
具は、アケビ、玉ねぎ、オオバコ、トッピングにミツバ。
アケビはスライスして、苦味を和らげるために塩で良く揉んでおきます。
美味しい!けど、苦い・・・。大人のドンブリです。



果皮の乾燥保存:



天日乾燥にした方が美味しくなる気がしますが、日の当る良い環境が無いので今回は冷蔵庫にて低温乾燥させました。



カラカラになれば完成。長期保存が可能です。

戻す時は、水に漬けて1週間、や、お湯に浸けたり、茹でたり・・・色々な方法があります。直ぐに使いたいときは茹でてしまいます。
戻しても元の大きさまでには戻らず、クタッとした感じになります。




アケビの果皮の煮物。

1、乾燥アケビを戻しておきます。
2、今回、具は、挽き肉、ニンジン、マイタケです。
  良く混ぜ合わせ、アケビの果皮に詰めてかんぴょうで縛ります。
3、ダシ汁、お酒、砂糖、醤油で煮込んで完成。

乾燥アケビを使った料理に向いてます。
苦味のある・・・大人の味です・・・



アケビの芽の塩蔵:



塩蔵したアケビの木の芽。
冷凍庫でも保存できる様ですが、量が多かった&実験を兼ねて塩蔵にしていました。
去年の春に塩蔵し、今は2月。綺麗な状態で保存できました。



木の芽の煮物。
塩蔵したものを戻した時は、どうしても風味がやや失われ、クタッとなってしまうので、煮物にしてみました。
普通に頂けました・・・



以前、採取したばかりの木の芽で挑戦しました・・・また“そば”と一緒に頂いてみました。
以前はシッカリした木の芽がそばとうまく合わず・・・食感的に違和感を感じたのですが、戻して柔らかくなった木の芽はそばとうまく合い、美味しく頂くことができました。



玉子焼き。
クタッと柔らかくなっているので玉子焼きにも出来ました。



お浸し。
普通に美味しく頂けました・・・不思議な色になっているので見た目は悪いです。







アケビ茶。
春、アケビの芽を適度に刻んだら乾燥させて軽く炒って使います。
苦みのあるアケビの芽・・・当然、苦いだろうと・・・躊躇してました・・・が、美味しい!!
これは良いです! 毎年作らねば!




写真は漬けた直後。



写真は2ヵ月後、皮を取り除いた所。



熟成しグラスに注いだ所。
甘味と、苦味というかエグミというか・・・少し飲み難い変わった風味となりました。

アケビ酒。
中の甘い実だけを使うと甘いお酒に、皮だけを使うと苦味のある色の付いたお酒になります。両方使う場合もあります。
今回は、両方使う方法です。
両方使う場合、熟成と同時に皮も身も両方取り出す方法と、皮のみ取り出す方法があります。
疲労回復、美容、利尿、新陳代謝促進など。

1、熟した開いた実(綺麗なもの)を使います。
2、皮と実の両方を漬けます。
  後で皮だけ取り出せるように、皮と実は予め切り離しておきます。
3、2~3ヶ月後に苦くなり過ぎないように皮のみ取り出して完成。




浸けた直後。
今回は実のみを使ってみました。



約3ヶ月半後。
実と同じで、クドくないイヤミの無い甘いお酒になりました。これは美味しい。







ムベの葉は厚くやや光沢があります。
アケビと違い、冬も葉が残ります。



8月下旬。実。







10月下旬。





ムベの実。
写真を撮り忘れました・・・既に切ってしまった後です。
アケビと違い、実の表面は光沢があり、リンゴの様です・・・果皮の内側はザラザラした部分があります。
アケビと違い苦味がないので食べやすいです。





ムベ。
アケビと違い、熟しても割れないので色付いたものを頂きます。
中には種がいっぱい・・・種ごと口の中に入れて、柔らかい部分を吸って頂きます。
嫌味の無い、爽やかな甘味でとても美味しい。




ムベの芽の巣ごもり。




ムベの油味噌炒め。
ムベの果皮を使います。
湯通ししたら、適度に刻み、豚肉と一緒に炒めて味噌と砂糖で味付けします。
今回はオリジナルでニンニクも一緒に炒めてあります。
アケビの様に苦味は感じませんでした。
美味しくて箸が止まらない・・・お酒のツマミとしても普通にオカズとしても美味しく頂けます。