突然ですが、皆さん自分の手の甲を見て下さい。

 

普段、気にしてじっくりと見る部分ではない手の甲ですが、薄っすらシミがあったりしませんか?

 

『じっくり見たら小さなシミが数個ある』
『ほくろだと思ってたけど…もしかしてシミ?!』
『前々から小さいシミがあったんだけど、いつの間にか大きくなってる』

 

など、手の甲をじっくり見て、シミがあることにビックリした方もいるのではないでしょうか。
残念ながら、手の甲にシミがあるあなたは明らかに加齢のサインが出ています。

 

私自身、30代の頃からくすみ程度の薄いシミはあったのですが、40代に突入すると加齢のせいか段々と広がり濃くなってきました。
しかも、手の甲は何かと人目に付きやすく、隠すのが大変なんですよね。
シミ隠しのために手の甲にファンデーションを塗ったり、アームカバー(親指穴付き)を着用したりしましたが、いかにも隠してるって感じが嫌で直ぐにやめてしまいました。

 

そうなると、何とかして手の甲のシミを消す方法はないかと模索し始めますよね。
しかし、そうそう簡単にシミが消えるはずもなく…色々と試行錯誤の日々が続きました。

 

そこで、私と同じように手の甲のシミで悩む方の手助けになればと思い、当サイトを立ち上げました。

 

『手の甲のシミを消したい』
『自宅で自分でケアできる方法を知りたい』
『手の甲のシミを予防するには?』

 

など、手の甲のシミに関する疑問や要望に、私自身の経験も含めてお応えします。
早めのケアでシミをノックアウトしちゃいましょう!

 

手の甲にシミがあるだけで、綺麗なアクセサリーも可愛いネイルも台無しになってしまいます。
それどころか、実年齢より老けて見られることもあります。
手の甲は”年齢が出やすい”と言われる箇所でもあるので、出来る限り若さを保ちましょう。

 

 

 

 

1.手の甲のシミの原因

 

手の甲というのは、しっかりとしたお手入れをしている人が少なく、殆どが無防備な状態で外部からの刺激を毎日受け続けています。

 

若い頃は外部の刺激を受けても差ほど影響なく元の状態に戻りますが、外部刺激(紫外線など)の影響が蓄積されると、加齢と共に手の甲にシミとなって浮き出てしまうんです。

 

手の甲のシミには、外部刺激により大きく2つの種類に分けられます。

 

1.紫外線に長時間当たったことによるシミ
2.怪我や火傷などで皮膚が炎症を起こした部分の色素沈着によるシミ

 

 

1-1 気付いたらシミができていた ~老人性色素斑~

 

手の甲のシミに悩む人の多くが、気付いたらシミが出来ていたというものです。
いくらなんでも、昨日まではなかったシミが急に浮き出るはずはありません。

 

手の甲にできるシミの多くは、年月をかけて徐々に濃く浮き出てくる『老人性色素斑(「ろうじんせいしきそはん)』である可能性が高いです。

 

老人性色素斑は、紫外線の影響を受けやすい顔・腕・デコルテにできやすく、手の甲も例外ではありません。

 

しかも、手は良く使う部分であるため、日焼け止めクリームなどを塗って対策をしても直ぐに落ちてしまい、紫外線の刺激を受けやすいといえます。
特に、利き手側の方が酷使するので、シミができやすく『老け手』になりやすいといわれています。

 

なのに手の甲のケアって、おろそかになってしまいがち…。

 

老人性色素斑は、手の甲のケアをしてこなかった結果といえるでしょう。

 

長年の紫外線のダメージがシミとなり肌表面にでてくるのは、水がめに水があふれるのと同じように、蓄積されて溢れ出てくるイメージです。

 

紫外線を長期間浴び続けたことで、皮膚の表皮細胞がダメージを受け、メラニン細胞を活性化させて過剰なメラニンを生成させます。
通常はメラニンが過剰に生成されても、皮膚のターンオーバーに伴ってメラニン色素が排出されて、元の肌色に戻ります。
しかし、加齢によりターンオーバーが部分的に滞ったりすると、メラニンが過剰に生成された挙句に沈着してしまい、老人性色素斑というシミになってしまうのです。

 

なので、今できている老人性色素斑は5~20年前の紫外線の影響が表にでてきているといえるのです。

 

  • 老人性色素斑の特徴

 

・褐色から濃い褐色
・輪郭がはっきりとした類円系
・数mm~数cm前後の大きさ
・30歳代以降から徐々に増える(40歳代で6割前後・50歳代で8割前後の人に現れる)
・色白の人や若い頃から紫外線を多く浴びている人は20歳代でも現れる

 

 

1-2 怪我が治ったらシミができていた場合 ~炎症性色素沈着~

 

『炎症性色素沈着(えんしょうせいしきそちんちゃく)』は、名前の通り炎症が引き金となってできてしまうシミです。
主に、傷・かぶれ・火傷・ニキビが原因となります。

 

また、「一時性」と「慢性」に分かれ、火傷や外傷による傷が完治した場合にできたのは「一時性」で、放置していたも消えるものです。
ですが、アトピー性皮膚炎やニキビ・かぶれによるものは、その部分に徐々に色素が沈着していくものなので、中々消えない「慢性」のシミといえます。

 

炎症性色素沈着の場合、特別な治療をするまでもありません。

 

この場合はお肌のターンオーバーを、日頃から正常に保つための手助けを行うことがポイントとなります。

 

  • 炎症性色素沈着の特徴

 

・褐色から黒褐色
・炎症や外傷が起こった形でシミとなる
・形状や色は炎症の度合いで異なる

 

 

2.手の甲のシミのイメージ

 

手の甲のシミには、『シミが無い人が傍から見たイメージ』と『実際にできてしまった人のイメージ』があります。
シミが無い人とある人では、シミに対する温度差はあるのでしょうか?

 

 

2-1手の甲のシミに対しての考え方

 

  • 他人の手に幻滅したという人の意見

 

・顔はメイクもバッチリで綺麗なのに、手のお手入れができていない女性は残念な感じがする
・コンビニの可愛い店員さんの手にシミが目立っていて、ちょっと恋心が冷めた
・手にシミがある人が濃い化粧をして綺麗にしているのをみると『化粧で誤魔化して大変そう…』って思う
・手の甲にシミがいっぱいある女性を見ると勝手に『苦労してるんだな…』と同情してしまう
・彼女の手にシミを見付けた時、『おばさんかよっ!』て思って少し幻滅した

 

 

など、手の甲にシミがあると、全体的にマイナスポイントとなるようですね。

 

 

  • 実際に手の甲にシミがある人は…こんな考え

 

・手だけ見るとお婆ちゃんみたいで恥ずかしい
・小さな無数のシミが汚く見える
・手や首は年齢が出やすいというが…シミが多いと実年齢より老けて見られる
・年齢だからと割り切っても、やはり人目が気になる
・いつでも人目に触れる箇所なので綺麗にしたい
・周りの友達は皆、手の甲がツルツルピカピカなのに…自分の手は、ガサガサで細かいシミがいっぱい
・まだ20代なのに、シミが目立って手の甲を出しているが恥ずかしい

 

 

上記を見て分かるように、シミがある人はある人でやはり恥ずかしいという気持ちがあるようです。

 

 

2-2手の甲のシミを隠す方法

 

手の甲を隠すのにも色々な方法と意見があるようです。

 

  • アームカバーの場合

・夏場は、手の甲まであるアームカバーで日焼け対策しているが、いかにもって感じでちょっと恥ずかしい
・最近では可愛いのも売ってはいるが、手の甲までしているとやはりおばさん臭い気がする
・アームカバーは見た目が超絶ダサい

 

  • 長袖の場合

・夏場に薄い長袖のカーディガンを羽織っているけど、手の甲まで隠すと不自然だし暑苦しく見える

 

  • ファンデーションの場合

・ファンデーションで隠すと服などに付いてしまって厄介、白のブラウスの時は袖に付いて最悪
・ファンデーションだと上手に塗らないと浮いて逆に目立つ
・顔より頻繁に塗り直す必要があるから面倒臭い

 

 

実際に手の甲のシミに苦戦している人が多く、消せるものなら消したいと願っている人は多いのではないでしょうか。
これからは、顔のスキンケア同様に手の甲のケアも行っていきましょう。

 

 

3.手の甲のシミを消す

 

手の甲のシミを消すための方法はあるの?

 

これは、手の甲のシミに悩む人の多くが疑問に思う事ですよね。
正直に言うと、シミを消すことはできる…と断言したい所ですが、効果が現れやすい人と全く現れない人がいます。

 

こればかりは個人差があり効果が現れやすい人でも、手の甲のシミが消えるまでの期間や方法は異なります。
ですので始めの内は、どうしても自分に合っている方法を試行錯誤する必要がでてきます。

 

 

3-1手の甲のシミに効果的なクリームはある?

 

手の甲のシミ専用のクリームがあるのかと聞かれると…専用と名の付くものはありません。
しかし、シミに効果のあるクリームはあります。

 

手の甲のシミを取ろうとすると、1番に思いつくのがハンドクリームのような手軽なものですよね。
でも、市販されているハンドクリームにはシミを消す成分は含まれておらず、潤い成分などが主成分です。
なので、もし手の甲のシミを消したいと考えているのであれば、シミに効果のあるクリームを使用しなければ意味がありません。

 

では、シミに効果のある成分とは何なのでしょうか。
手の甲のシミに効果のある成分は、ズバリ言ってしまえば『ハイドロキノン』です。

 

美白化粧品の成分として配合されているので、耳にしたことがあるという人は多いと思います。
簡単にハイドロキノンを説明すると、表皮シミに効果を発揮してくれる美白成分です。

 

手の甲のシミの多くは紫外線による『日焼けシミ』などで、肌表面近くの表皮シミになります。

また老人性色素斑にも効果的なので、若年層から年配層までの手の甲のシミに効果を発揮してくれる優れものなんです。
しかし残念ながらハイドロキノン配合のハンドクリームは現状では発売されていません。
ですから、ハイドロキノン配合の手肌に使用できるクリームでケアをします。

 

何故、ハイドロキノン配合のハンドクリームがないのか?
少し疑問に思ったので調べてみました。

 

すると、大変重要な注意事項があったんです。

 

ハイドロキノンはメラニン色素を生成するチロシナーゼの働きを抑制し、メラニンの生成を少なくする作用があります。
ただ、非常に酸化しやすく紫外線を浴びると急激に酸化速度が加速し、『ベンゾキノン』というお肌にダメージを与える物質に変化してしまいます。

 

なので、ハイドロキノンを使用している間のお肌はとっても敏感で、紫外線のダメージを通常の状態よりも受けやすくなっているんです。
ですから、手の甲にハイドロキノン配合のクリームを使用する場合には、しっかりとした紫外線対策が必要ということになります。

 

手の甲は紫外線を浴びやすい箇所であり、手は体の中でも1番使用頻度が高い部位ですから、UVクリームなどを塗っても、直ぐに落ちてしまい細かく塗り直す必要があります。

 

 

 

3-2ハイドロキノンって…実際どんなもの?

 

ハイドロキノンは別名『お肌の漂白剤』ともいわれるほど、美白効果の高い成分です。

 

元々は、写真のフィルムを現像する時に使用されていた液体らしいのですが…。
当時、現像に携わっている人の手が白かったことをヒントに、肌を白くさせる薬として注目され、美容に使えないかと研究に研究を重ねて誕生したと言われています。

 

日本では2%までの配合が厚生労働省により許可されています。
しかし、そこまでの漂白効果があると副作用が心配になりますよね。

 

少し副作用についても調べてみました。

 

まず副作用とは少し違いますが、お肌に塗った時に多少のピリピリ感を感じるといわれています。
特に、敏感肌の方は感じやすいようですので、お気を付け下さいね。

 

噂などでは白斑になりやすいなどと言われていますが、実際のところハイドロキノン配合化粧品は10年以上の長きに渡り使用されており、その間に白斑の症状が出たとの報告はないそうです。

また、ハイドロキノン配合の化粧品については、必要以上に副作用を恐れることはないと指摘する専門医もいるくらいですから、安全性についてはそれほど心配ないのではないでしょうか。

 

ただし、ハイドロキノンは塗れば塗る程良いものではありませんので、使用量や使用方法は守りましょう。

 

 

3-3民間療法にはどんなのがあるの?

 

手の甲のシミを薬などを使用せずに、シミに働きかける方法はあるのでしょうか。
怪我した時などでも、傷口に薬草を揉んで貼ったりなど、昔ならではの療法がありますよね。
それを考えると、シミも民間療法で何とかできるんじゃないかと思えます。

 

ということで、自然の力を借りて手の甲のシミに働きかける方法をご紹介します。

 

  • レモン汁を塗る

 

レモンに含まれるクエン酸にはシミを薄くする効果があると言われています。
また、透明感のある柔らかなお肌を保つので、美容効果は比較的高めだと思います。

 

レモン汁を寝る前に手の甲に塗って、そのまま寝ます。

翌朝、手の甲を洗います。
外出する場合は、日焼け止めクリームなどを塗って紫外線対策はして下さい。

 

敏感肌の人はレモン汁をそのまま塗ると刺激が強すぎて、逆に荒れてしまう恐れがあります。
レモン汁に水やはちみつ、ローズウォーターなどを混ぜて、薄めてから塗って下さい。

 

  • プレーンヨーグルトを塗る

 

ヨーグルトに含まれるフルーツ酸がシミに効果があると考えられています。
フルーツ酸にはピーリング効果があるため、お肌のターンオーバーを正常化し、シミに働きかけていきます。
通常のピーリング剤より刺激が少ないので、敏感肌の人でも安心して行えるピーリング法です。

 

ヨーグルトを寝る前に手の甲に塗って、そのまま寝ます。

翌朝、手の甲を洗い流します。
ヨーグルトで寝間着や布団が汚れたらイヤという人は、ヨーグルトを塗って20分放置後、洗い流す方法でもOKです。

 

  • 玉ねぎの汁を塗る

 

玉ねぎにも酸が含まれているため、シミを消すのに有効だと言われています。

 

玉ねぎをスライスして、1日2~3回程度、手の甲に擦りつけて洗い流すだけと簡単なんですが…。

玉ねぎ臭がおまけで付いてきてしまうので、気になる方は避けた方が良いかもしれません。

 

 

 

民間療法は、家にあるもので手軽にできるのは嬉しいのですが、効果があらわれるまでの期間が長いというのが特徴です。
数ヶ月から数年まで、どのくらいかかるかは分かりませんが、気長に継続する必要があります。

 

 

3-4佐伯チズ式美肌メゾットをシミ対策に取り入れてみる

 

皆さん、佐伯チズさんという方をご存知でしょうか?

 

佐伯チズさんは、美容界の重鎮ともいえる方で、美肌のスペシャリストです。
70歳を超えているとは思えない程、艶々で色白の肌が美しいマダムです。

 

そんな佐伯チズさんが提唱するのは、基本的に顔のスキンケアなのですが、手の甲のケアを行うのにもオススメな方法なので参考にして見て下さい。
佐伯チズさんのスキンケア法の何が良いかというと、高価なものを使用することなく手元にある化粧品でOKってところです。

 

佐伯チズ式美肌メゾットでの、シミ対策の基本はローションパックです。

 

  • ローションパックのやり方

 

  1. コットンを精製水か水道水で湿らせ、軽く絞る
  2. 湿らせたコットンに化粧水を全体的に馴染ませる
  3. コットンを薄く裂き(3~4枚程度)、手の甲に乗せる
  4. そのまましばらく(3分程度)放置したのち、普通のケアを行う

 

使用する化粧水は「特に美容成分にこだわる必要はなく、自分の好きな化粧品でケアを継続させることの方が大切」と佐伯チズさんはおっしゃっています。
ですが、ビタミンCの美白効果については信頼しているようです。

 

なので、シミに関してのスキンケア法には

・ビタミンCを高濃度配合した美容液をポイント使いすること
・ビタミンC配合の化粧品でローションパックをすること
上記の2点をすすめています。

 

佐伯チズ式美肌メゾットのローションパックは、コットンに水を含ませているので、化粧水の量が少なくてすむのでとっても経済的です。
しかも、不要なベタつきがなくなり、お肌への浸透力がUPするそうです。

 

私は、夜の入浴後にローションパックをしてから美白クリームを塗って寝るようにしています。
ローションパックをすると、ただ化粧水を馴染ませた時よりも、手の甲のお肌がサラサラして保湿されている感じがします。
朝は忙しく時間がないので、美白クリームを洗い流してから化粧水を手の甲に馴染ませて、その上に日焼け止めクリームを塗って出掛けるようにしています。

 

是非1度、佐伯チズ式美肌メゾットのローションパックを手の甲に試してみて下さいね。

 

4.手の甲のシミを取る方法は?

 

手の甲のシミを消すのではなく、この際一気に取ってしまおうという考えの人もいるのではないでしょうか。

 

手の甲のシミを取るとなれば、それなりの治療で短期間で綺麗になるような気がしますよね。
では、手の甲のシミを消すのと取るのでは、何が違うのでしょうか?

 

 

4-1皮膚科で手の甲のシミは取れるのか?

 

手の甲にシミができてしまって取りたいと思った時、治療するには皮膚科かな?とお悩みの方もいるかと思います。

 

ですが、シミ取りの治療って本当に皮膚科で良いんでしょうか?
ここは、私の体験も含めてお話していきますね。

 

私の皮膚は皮膚科の先生曰く、「人1倍薄い」らしいく、ほんの少し掻いただけで傷になります。
なので、前々から皮膚科には通っていたのですが、炎症性色素沈着が身体のあちこちにあります。
それに加え、手の甲には老人性色素斑が…。

 

そこで、長年の悩みでもある炎症性色素沈着の治療というものがあるのかを聞いてみました。
この頃はまだ、シミについてもあまり詳しく知らなかった私…。

 

すると驚きの答えがっ!!

「あのねこれはね色素沈着って言って、皮膚を引っ掻いて傷つけて治る過程でなるものだから、あなたの場合は仕方がないと言うか、あって当然なの。」

 

「それじゃ、一生消えないんですか?」

 

「今の皮膚の状態が改善されれば徐々に消えていくかもしれないけれども、繰り返し傷付けてる皮膚だと消えない可能性の方が高いよ。」

 

「………。」

と言われ、この時は『一生消えないものなのだ』と諦めてしまったのです。

 

しかし、手の甲にもシミが目立ち始めて、色々と調べていくうちにシミは治療ができると言う事を知りました。

しかも、皮膚科では皮膚の病気は診察・治療できても、シミに関してはあまり分かっていない医者が多いらしいのです。

 

皮膚科医は、良い悪いが極端に分かれるというのは良く耳にします。
私の住んでいる地域は田舎なので、特にシミ治療に疎いプライドの高い老人先生ばかりです。
色素沈着という言葉は知っていても、それを直す(消す)治療までは知らない皮膚科医が多いのが現状です。

 

ですが中には、皮膚科医でも美容に詳しい先生もいて、そういった場合には病院のHP内に記載があるはずです。
なので、シミ治療で皮膚科を選ぶ場合には、事前にHPなどをチェックしてから行った方が無駄足にならずに済みます。

 

 

4-2形成外科で手の甲のシミ取りを行う

 

まず、形成外科って何?って思う方が多いと思いますので、簡単に説明します。

 

形成外科は、生まれつきや外傷による体の表面の見た目的に良くない状態を改善(治療)する外科です。
美容形成外科となると、美容に関することを目的としていますので、普通の状態の人であっても治療します。

 

正常にすることを目的としているのが形成外科→保険適用

正常のものをより美しくするのを目的としているのが美容形成外科→保険適用外

 

基本的に、生まれつきのアザや炎症性色素沈着によるシミは保険が適用されますが、綺麗にする目的である老人性色素斑は保険が適用されない可能性が高いです。

ただし、一部の内服薬や厚生労働省が許可した機器を使用した場合には保険が適用されます。

 

なので、形成外科でシミの治療をする場合には、保険が適用されるかの確認はしておきましょう。

 

 

4-3手の甲シミ取り レーザーの場合

 

手の甲のシミを簡単に取れるものと考えた時、1番に思いつくのがレーザーではないでしょうか。
レーザーの機械は多種多様であり、どんどんと進化しています。

 

しかし、日本人は欧米人と比べてメラニンの量が多いため、シミを取るために必要なレーザーパワーを使用すると、シミが取れた後に「炎症性色素沈着」が起こりがちです。

ですので、レーザーで手の甲のシミを取る場合、いかに照射時間を短くして、他の部分にダメージを与えずにシミだけを取るかがポイントとなります。

 

また、費用に関しても10数年前と比べると、確実に安くなっています。

 

ただ、皮膚科で使用している機械と美容クリニックなどで使用している機械は、多少異なる部分があります。
しかも、皮膚科などの場合、厚生労働省が承認したレーザー機器であるため、ひと昔前の機器が多いです。

 

通常の皮膚科などでの治療となれば、何かしらの肌トラブルにも敏速に対応してくれると思いますが、レーザー治療となると美容専門のクリニックの方が専門的だと考えられます。

 

最近では、通常の皮膚科医でも美容の関する治療に積極的な医院もあるようですので、その辺は受診した経験のある患者さんの口コミなどを参考にすると良いでしょう。

 

  • 手の甲のシミ:レーザー治療のメリット

 

・治療時間が短くて済む(通常は数分程度)
・通院する回数が少ない
・シミが取れるまでの期間が短い
・治療費が安い

  • 手の甲のシミ:レーザー治療のデメリット

 

・多少の痛みを感じる場合がある
・治療後は絆創膏などで保護する必要がある
・数日間は軟膏でのケアが必要
・治療直後は照射部の日焼けは厳禁
・治療後は手の甲を保護しなければならないので、生活に多少支障が出る

 

 

4-4手の甲シミ取り 液体窒素の場合

 

通常はイボ取りで行われることの多い液体窒素での治療ですが、手の甲のシミを取ることも可能です。
液体窒素でのシミ治療は、シミだけを取るのではなく、お肌を新しく生成するといった方法になります。

 

マイナス196度の液体窒素に綿棒を浸し、それを手の甲のシミの部分に数秒押し当て、皮膚を凍傷の状態にします。

そうすることで、表面の皮膚を壊死させ、新しいメラニンの含まれない皮膚を生成させます。

 

治療後はかさぶたになり、数日から1週間ほどでかさぶたが剥がれ落ちます。
すると、薄いピンク色の肌が出てきますが、特に軟膏などは処方されず、あくまで自然に治癒するのを待ちます。
これを数回繰り返し、時に炎症性色素沈着による薄茶色の状態になるようですが、数ヶ月で消えて落ち着くそうです。

 

痛みの感じ方は人それぞれですが、冷たいやヒリヒリ感を感じることが多いようです。
また、感じてから数分で治まる人もいれば数日続く人もいるようですので、実際に治療を受けるまで分かりません。

 

  • 手の甲のシミ:液体窒素治療のメリット

 

・保険適用の治療なので費用が安く済む
・イボのような盛り上がっているシミに特に有効
・1回に要する治療時間が少ない(液体窒素を塗る時間は数秒)

  • 手の甲のシミ:液体窒素治療のデメリット

 

・紫外線の強い時期(4~9月)は治療を受けられない
・完全にシミが取れるまでには数回の治療が必要
・水ぶくれができることがある(決して破いてはならない)
・治療直後は紫外線対策は必須
・治療後は手の甲を保護しなければならないので、生活に多少支障が出る

 

5.手の甲のシミ取りの費用と保険の有無

 

手の甲のシミを取る前に、知っておくべきことの一つとして『保険が適用されるのか』があります。

 

シミはシミでも、どこで治療をするのか・シミの種類は何か・治療方法はどうするかによって、保険が適用される場合とされない場合があります。

 

また、保険が適用されない場合の費用はどのくらいなのか、それぞれの治療方法ごとに相場をまとめてみました。

 

 

5-1皮膚科の場合

 

皮膚科での治療なら、保険が使えて当たり前と考えている方が多いようです。
しかし、皮膚科であっても全てのシミに保険が使えるとは限りません。

 

シミ治療を保険診療とする医者もいますが、ハッキリ言って少数です。

 

ちなみにシミ治療の手段を大きく分けると3つの系統に分けられます。

 

  1. 照射系(レーザー・光など)
  2. 外用系(肌に塗る)
  3. 内服系(飲む)

 

皮膚科で保険が適用される治療は、レーザー照射の一部と内服薬系です。

ただし、ここでポイントとなるのが、厚生労働省が許可したかということです。

 

レーザー治療で保険を使うには、厚生労働省が許可した機器でなければなりません。
しかし、厚生労働省が許可した機器は本の一部でしかないので、数は少ないです。

 

そして、更なるポイントが元々からあったアザ的なシミなのか、最近できたシミなのかです。

 

簡単にいえば、アザ(扁平母斑・太田母班など)であれば保険適用
その他にも、外傷後の色素沈着(外傷性刺青)も適用内となります。

 

しかし、シミ(老人性色素斑・肝斑・そばかすなど)の場合は、保険適用
また、炎症後色素沈着は炎症そのものは保険が適用されますが、炎症後のシミに関しては保険適用外となります。

 

まずは、手の甲のシミの種類と、治療する場合には保険適用内か外かを診てもらいましょう。

 

 

5-2形成外科の場合

 

通常の形成外科であれば、保険診療が基本となっています。
なので、見た目が良くない生まれ持ってのアザであれば、保険適用内で治療が受けられます。
ですが、疾患やレーザーの種類によって保険の適用が異なりますので、中には保険が利かないレーザー治療の場合もあります。

 

シミの治療である場合には、保険が利きません。

この場合には、自由診療となりますので全額自費となります。

 

 

5-3レーザー治療の場合

 

レーザー治療には、いくつかの種類があります。

 

代表的なものを挙げると、ルビーレーザー・YAGレーザーなどで、機種によて使用する波長が異なります。
なので、機種によって適応するシミも変わってきます。

 

レーザー機器の種類によって費用は異なり、更には、照射する範囲や治療を受けるクリニックなどによっても費用は変わってきます。

 

  • ルビーレーザーの相場
2㎜以下

~3,000円

4㎜以下

~5,000円

6㎜以下

~7,000円

10㎜以下

~10,000円

10㎜以下

10,000円~

 

  • YAGレーザーの相場
1㎜

2,000円~

10㎜以上

30,000円~