| しみ(肝斑)とは・・・かなり広範囲な言い方です。 ニキビ跡でもしみはできる事があります。 では、それも肝斑かというと、それは色素沈着と言って肝斑とは区別しています。 肝斑も色素沈着に変りはありません。色素が沈着して起こるのですから。 しかし、一般に色素沈着という場合は、ニキビの様な炎症後のしみをさします。 また、この場合は顔だけに限らず身体全体にできるものをいいます。 一方、肝斑によく似たものに、ソバカスがあります。 これも色素沈着してできた点で、色素沈着に違いありませんが、 遺伝でおこるために肝斑や先の色素沈着とは、また別の扱いされています。 少しややこしいですが、肝斑・色素沈着・ソバカス、この3種はできる経路によって区別されています。 |
Question1:しみは消えますか?
| しみはいったい治るのでしょか?それとも治らないのでしょうか? 気にしている人は多いと思います。 他の部分ならともかく、顔のしみというのは誰もがもっとも気にする所です。 肝斑は斑の字が付くように、面積をもったしみです。 ポツンと針の先ぐらいのものではありません。 だから余計に悩みます。 そこで医学的には、肝斑は100%なくすことはできなくても、 かなり薄くする事はできます。 ニキビなどの炎症後の色素沈着の方が、よほど治りにくいといえるでしょう。 肝斑の人の中にはまったく無くなったという臨床例まであります。 ただし、この様な事は誰でもというわけにはいきません。 この点は、人によって違います。 個人差があります。薬に対して反応のいい人もいれば、 それほどでもない人もいます。 また、その人々のもつホルモンによっても違います。 さらに、肌の回復力によっても異なります。 ただ、どの人も肝斑なら薄くできる事だけは、確かです。 紫外線を強く浴びていたか、どうかはあまり関係ありません。 |
Question2:しみとソバカスは違うの?
| 同じ様な褐色の色素斑ですが、しみとソバカスは別のものです。 ソバカスは優性遺伝をするので、母子でソバカスのある人が多く、 顔面の中央部や手の甲、腕、肩、背面などによく出ます。 しみと違って直径数mmの小さい褐色斑で紫外線に当ると 増えたり、色が濃くなります。 かゆみ・痛みの自覚症状はありません。 子どもの頃は、あっても気がつかないくらいで、 思春期になるとハッキリ出てくるのが特徴です。 ソバカスも目立たなくするには紫外線を避け メイクでカバーする以外に方法は今のところありません。 |
Question3:しみにならない為・ソバカスを増やさない為の紫外線対策は?
| 日常生活の中で紫外線を避ける事は難しいですね。 しかし、日光・特に皮膚機能を活発にしてビタミンDを つくる働きもある紫外線は、人間にとってある程度は 必要ですが、浴び過ぎると肌に悪影響を及ぼします。 肌の老化を遅らせ、しみ・ソバカスを作らない増やさない為には、 紫外線から肌を守る事が大切です。 効果的なのはサンクリーンなどのUVケアを使用する、 つばの広い帽子をかぶる、UV加工の衣料を着るなどがあります。 直接紫外線が気になるアウトドアだけでなく、 洗濯物を干す。ちょっとそこまで買い物に出掛ける。 ガラス窓のそばに座っているとき。車に乗っている時なども 紫外線を浴びています。 汗や水で落ちてしまったりする事もありますから、 UV商品を過信しないでこまめにつけ直す事が大切です。 曇っている時の紫外線にも注意して下さい。 しみのできる場所はだいたい決まっていて、頬から口のまわりにかけて。 また目の周りや頬の両側あたりにもできます。 鼻をはさんで、左右対称に現れます。 紫外線などの影響で、表皮のなかの基底層にあるメラニン色素が 増大し、不規則な斑点となって沈着したものです。 肝斑のしみができはじめる年齢は、早い人で28歳くらい~30代に 現れます。その原因はホルモンと紫外線。 でも、今日紫外線を浴びたからと言って翌日しみができるわけではありません。 それだけに恐いのです。 つい、紫外線に対して無防備になりがちです。 若い頃しみができないのは、新陳代謝が活発なため。 それでも外に排泄されずに皮膚にたまるメラニン色素もあるのです。 それが積もり積もって、新陳代謝の衰えだす20代後半になり、 急にしみとなって現れます。 内側のケアとしては、ビタミンCが有効です。 ビタミンCはメラニン色素がつくられるのを阻害するのに有効な働きをします。 有効に働かせる為にはバランス良くビタミン類を摂取する必要があります。 外側のケアとしては、角厚を防ぎ、美白効果のあるスキンケアを 毎日のケアに取り入れましょう。 体の内側と外側からのケアによりしみは薄くなりますが、 問題はこれからです。 本人の自覚次第でしみは防げるか現れるかに分れます。 つまり、紫外線を受けないように日常生活に気をつけなければ せっかく薄くなってもまた、しみは現れます。 また、しみは黄体ホルモンと関係しているので、 黄体期には紫外線を浴びないように気を配る事が大切になります。 |
Question4:できてしまったシワは消えますか?
| 大ジワ(深いシワ)は残念ながらこのシワをなくすことは、 スキンケアではできません。 とにかく紫外線を徹底して予防し、それ以上増やさない 努力をする事につきます。 しかし、小ジワの内でしたら毎日のお手入れによって なくすことは十分に可能です。 一番重要なポイントは肌を乾燥させないことです。 そのためのキーワードは「水分」と「保湿」。 具体的には、化粧水で水分を与えたのち、 その水分をできるだけ皮膚に長く留めておくために 美容液などの保湿をしてあげる事です。 この様なポイントを押えた基礎化粧品を使用していれば やがて肌はうるおいを取り戻し、小ジワも消えていきます。 |
Question5:シワ予防はどうすればいいのですか?
| 小ジワをなくして美しい肌を取り戻すには、いくつかの条件があります。 それぞれとっても重要な事ですのでシッカリ覚えておいてください。 ①皮膚を清潔に保つ。 ②皮膚に不必要な刺激を与えない。 ③肌は部分ごとにお手入れを変える。 ④シワや老化の原因となる紫外線を防ぐ。 ⑤乾燥した肌には、油分ではなく水分で補う。 の5つです。 このうち何点かについては、「いまさら言われるまでもなく・・・」と思われる かもしれません。 ところが、現実にはそうした基礎的なことさえ意外と”自分流”にかってに 解釈している事が多い様です。 間違った思い込みで手入れを続けることほど、 肌にとって危険なことはありません。 さまざまなトラブルをまねくばかりか、自分の手でますます肌の老化に拍車を 掛けているようなものです。 肌の老化は避けられない現象ですが、正しい手入れさえ続けていれば たとえ70歳になっても50代の肌でいられることをおぼえておきましょう! |
Question6:ニキビ跡は治りますか?
| ニキビに対するもう1つの悩みは、「ニキビ跡」ですね。 これも、跡形が褐色の小さいシミ状に残っているものと、 肌の表面が凹んだように残っているものとがあります。 シミ状に色としてだけ残っている場合は 主にニキビが悪化しメラニン粒子が真皮内に落込んだためですから、 直接日光を避けたり、ビタミンCを飲んだりしていますと、 比較的早く薄れるものです。 特に問題なのは、凹んだ跡になっている場合でしょう。 脂が固まっただけの通常のニキビは、跡形は残りません。 ニキビ跡が残るのは、ニキビが化膿して悪化したからです。 ですからこの様な凹んだ跡を残さないためには、 まず、ニキビを化膿させない。 化膿したニキビを早めに治す事が肝心です。 すでに跡がかなり目立っている場合はどうするか? 跡形があまり大きく凹んでいないで、まだ少し赤味が残っている状態では、 そのまま洗顔などで、肌を清潔にするよう心掛けるだけで 2~3ヶ月の内にかなり目立たなくなるはずです。 クレーターの様に小さな凹みが頬一面に出来てしまった状態の方は、 処方薬を服用したり、外用薬を塗ったりしてもほとんど効果はありません。 特にそういった凹みの状態が1~2年も変化しない時はとりわけ困難です。 肌の表面はたえず新陳代謝で入れ替わっているわけですので、 この様な状態の場合でも、5年~10年とかの長い年月で あまり目立たなくなっていきます。 |
Question7:鉱物油(石油系)はシミの原因になるというのは本当ですか?
| わが国では天然・自然のもの、あるいは動・植物系の物は安全で、 合成のもの、あるいは鉱物系(石油系)は危険であるということが 比較的広く信じられている様です。 しかし漆液(植物)でかぶれるし、※レモン汁の光過敏症によって シミができることはよく知られています。 ですから、天然・自然か合成か、あるいは動・植物系か鉱物系かと いうことが問題というより「肌に安全か否か」が問題と言えます。 第二次大戦後、原料事情の悪化から粗悪な鉱物油を使用した 化粧品が市場にでまわった時期があり、これを使用した人が 肌のトラブルを起した事がありました。 この様なことから現在も鉱物油がシミの原因であるという誤解が 根強く残っています。 しかし、当時のトラブルの原因は鉱物油そのものにあったのではなく、 鉱物油に含まれていた不純物にあった事はわかっています。 ですから不純物を取除いた鉱物油は安全な油分と言えます。 例えば皮膚科で処方されるワセリンは、一般に知られている 鉱物油のひとつです。 ※シミができるのは紫外線ばかりではありません。 化学物質(レモン汁に入っている物質、ソーラレンなど)による光過敏症や ホルモンバランス(妊娠、分娩など)によってできる場合もあります。 |