でかいニキビはなぜできる?その原因と有効な5つの対策
【この記事は 8 分 前後で読めます】
赤くてでかいニキビは、非常に扱いが厄介。下手に触ると痛いし、悪化もするし、「もしかしたらこのまま治らないんじゃないかな」と不安にさいなまれる人も少なくないでしょう。
目立って恥ずかしいし、メイクだってしにくいし、気分が悪いですよね。
そこで今回は、でかいニキビの原因や対策をお伝えします。
ただ先に言っておくと、万人向けのお話ではありません。あらゆるサイトを見ていると、ごく一部に「必ず良くなる治し方」等が書いてあったりしますが、それは有り得ないと当方は考えています。
あくまで、「こういう方法もあるんだ」と、参考程度にご覧いただけたらと思います。少し長くなりますが、是非最後までお付き合いくださいませ。
原因
でかいニキビにせよ小さなニキビにせよ、発生のメカニズムというのはほとんど変わりません。毛穴が詰まり、皮脂や老廃物、そして雑菌が混ざり、炎症を起こして盛り上がるのです。
そういった状況に陥りやすい大きな原因としては、以下のものが挙げられます。
- 男性ホルモンの増加による皮脂増加
- 乾燥肌・敏感肌による皮脂増加
この2つこそ、ニキビの大きな原因です。共通しているのは、皮脂増加です。それで毛穴が詰まりやすくなり、老廃物やアクネ菌等と混ざってニキビ(炎症)発生へとつながるのです。
では、なぜ「でかい」ニキビができてしまうのでしょうか。その原因として考えるられるのは、次のとおりです。
- 炎症の拡大
- 別の菌やダニ、カビ
順に解説していきましょう。
炎症の拡大
まずは、単純に大小の問題です。「偶然的に大きいサイズのニキビになってしまった」というだけです。
「だけ」とは言っても、そうなってしまうには、それなりの要因があります。「できかけのニキビを変に刺激した」という心当たりはありませんか?
ニキビは“炎症”です。炎症した部位は火事のごとく延焼(延症)していきます。蚊に刺されたところを掻きむしると、周りまで赤く痒くなるのと同じです。
でかいニキビになる要因としては、その「余計な刺激」のほか、毛穴内部で皮脂・老廃物が詰まりに詰まっていることも挙がります。要は、でかいニキビであるほどその要因も深刻なのです。
ニキビがでかいほど、その要因もでかい
◆ 炎症の「重症化」というわけなので、でかいニキビの多くは赤ニキビだろう。セルフケアが難しく、なかなか厄介な状態と言える。対策に関しては後述する。
別の菌やダニ、カビ
ニキビといえば「アクネ菌」をイメージする人も多いと思います。しかし、そればかりが要因となっているわけではありません。
ほかによく知られている菌の名前として、「マラセチア菌」というのがあります。聞いたことはありますか?きっとないかもしれませんね。
でも、その菌が要因となっていることも往々にしてあり、でかいニキビを発生させることがあります(正確には「マラセチア毛包炎」といいます)。
マラセチア菌はカビの一種とも言われいて、そのひとつであるマラセチア・ファーファーという菌は特に危なっかしいようです。『ニキビ研究所』というサイトにはこうあります。
マラセチア・ファーファーは毛穴に侵入した時点で異物と認識される性質があり、すぐに免疫反応による炎症が発生します。
でかいニキビが突発的にできたら、マラセチア毛包炎かもしれない
◆ マラセチア菌は皮膚の常在菌で、誰もが持っている。皮脂や湿気が大好きで、胸や腕などにもできやすい。高温多湿、そして不浄肌。こういったものに注意を払う必要があるというわけだ。なお、マラセチア毛包炎はセルフケアでは対処しきれない(対策については後ほど述べる)。また、ほかにもあらゆるダニが原因ででかいニキビができている可能性もあるので、頭の片隅に置いておこう。
その他
ほか、何らかの原因でニキビが大きくなってしまっているとも考えられます。
例えば、元々ニキビができやすい人。脂性肌(乾燥性脂性肌も含む)であるとか、便秘になりやすいとか、ストレスを抱えやすいとか、そういった人のほうが、必然的にできる率もUPするのではないかと思います。なぜなら、皮脂・老廃物が溜まりやすくなるからです。
いずれにしても、皮脂と老廃物、そして何らかの菌やダニ・カビ。こういったものが要因となって炎症が生じていると考えられるのです。
こんな場合もあるかも??
知らないうちに「虫に刺された」「怪我をした」といった心あたりはないでしょうか?
特に夏、藪(やぶ)や草村に忍び入ったりすると、毛虫やサシバエ(アブなど)に刺されることがあります。たいていの場合、刺されると痛いので気付けると思いますが、まれに気付けないこともあるでしょう。当方も、知らないうちに刺されていて真っ赤に腫れ上がったことがあります。
また、打撲や傷などが生じると、プクーッと赤く腫れ上がることがあります。この場合、見た目がニキビとは異なることが多いと思いますが、一応「そんなことあったかな」と振り返ってみると良いでしょう。
対策5つ
それでは、ここからは5つの対策を、「基本的な対策3つ」と「できてしまってからの対策2つ」としてお伝えしていこうと思います。以下の5つです。
- 肌を清浄にしておく
- 保湿のスキンケアを忘れない
- 心身の調子を整える
- 肌をいたわりニキビを刺激しないようにする
- 皮膚科で診てもらう
ひとつずつ解説していきましょう。
肌を清浄にしておく
これはスキンケアの基本中の基本。乾燥肌であっても脂性肌であっても敏感肌であっても、肌を清浄にしておくことは大切です。
ニキビの原因は、皮脂増加にありました。そして毛穴で、皮脂が雑菌や老廃物と混ざり合うことで炎症が起きましたね。
つまり、毛穴の状態をキレイに保つことが大切なのです。
クレンジングはもちろん、洗顔も大切なタスクです。汗をかきやすいデリケートゾーンやデコルテなども、入浴時にきれいにしておきましょう。
洗顔やボディーウォッシュは、肌を清浄にすることが最大の目的
◆洗顔料を使うときは、「洗浄力」がありつつ「肌に優しいうるおいタイプ」を選ばれることをおすすめしたい。ただ、皮脂が元々多い男性の場合は、戸惑うことなく「洗浄力」優先でOKだ。
それから、でかいニキビの発生確率は、汗・皮脂分泌の多い夏に高まる傾向にあります。汗をかいたらすぐに拭き取ることが大切です。湿気を肌に溜めないためにも、風通しを良くしておくこともポイントですね。
汗はすぐに拭き、風通しを良くしておこう
保湿のスキンケアを忘れない
皮脂の分泌が多い脂性肌の人にとっては、「保湿=良くない」といったイメージが脳裏に焼き付いているかもしれません。
しかし、保湿も非常に大切なスキンケアなのです。
特に、乾燥性脂性肌の人の場合、保湿を怠るとますます皮脂分泌が酷くなることがあります。その挙句、「保湿をやめているのに、なぜテカるの?おまけにニキビまで増えちゃった」となってしまうのです。すぐさま頑丈な保湿が必要です。
一方、正真正銘の脂性肌であっても、肌に保湿・美容成分を与えていくことは、肌をすこやかに保つためにも忘れてはなりません。ただ油っぽいのを使うと良くないので、サッパリした化粧水などを躊躇なく使いましょう。
肌にうるおいを与えて、すこやかに保とう
ニキビの発生が心配な人は、ニキビを防ぐための薬用化粧品を使うと良いでしょう(後述)。
心身の調子を整える
疲れやストレスが溜まっていたり不摂生をしていたりすると、それだけでニキビのできやすい体となっていきます。
なぜなら、皮脂コントロールが狂ったり、老廃物が溜まったり、スキンケアがおろそかになったりするからです。
睡眠の質を高め、食事は規則正しくし、ストレスを発散する機会をきちんと設けることが大切です。
肌をいたわりニキビを刺激しないようにする
でかいニキビができたら、つい気になって触りたくなってしまうかもしれません。
でも決して触らないようにしましょう。潰すなんて言語道断です。炎症は、刺激を与えるとますます広がってしまいます。
それでも肌を清浄にしたり保湿をすることは大切なので、刺激を与えないよう慎重に行うようにしましょう。
メイクで無暗に隠そうとすることも控えておきたいですね。「でかいのがボツッと見えると気恥ずかしい」・・・これは痛いほど共感できます。が、これ以上悪化させると、最悪痕となって残ってしまい、一生のコンプレックスともなりかねません。
メイクアイテムは低刺激性のものを使い、軽めに、そして刺激を与えないように落ち着いて行うようにしましょう。
ニキビには刺激を与えず、メイクこそ軽く、落ち着き、いと優しかれ
皮膚科で診てもらう
でかいニキビを治していくにあたっては、なかなかセルフケアでは難しいところがあります。
- 赤ニキビである
- 炎症が広がっている
- その他の原因も考えられる
ということを踏まえると、皮膚科で診てもらって適切な治療を受けるのが、最も安心かつ効率の良い方法なのではないか?と当方は考えています。
もちろん、病院に通わなくても「全く改善しない」ということは無いと思います。当方も、以前に炎症のひどい赤ニキビができたことがありますが、下手に触らず放置していただけで治りました。痕も残っていません。
そういった不幸中の幸いもあるにはあると思います。ただ、セルフケアを誤ると、でかいニキビだからこそさらに治りにくくなり、膿んで黄色くなったり、炎症が極悪化して紫色になってしまうこともあります。それを考えると、皮膚科で診てもらうのが安心です。
セルフケアによる改善(治療)は、リスクがあって非効率
また、マラセチア菌による「マラセチア毛包炎」の場合だと、ニキビとは違って皮膚の疾患といえるので、適切な治療が必要です。単なるダニ食われだとしても、薬を用いた改善が望ましいので、気になったときは迷わずに皮膚科に行きましょう。
でかいニキビは、皮膚科に通って治療・改善するのが一番
今回のおさらい、アドバイス
でかいニキビが知らないうちにできていると、テンションはだだ下がりです。一刻も早く消し去りたくなり、気持ちが焦って潰しにかかったり、メイクを厚くしてしまったりしてしまいます。
しかしそれらは症状を悪化させる行為にほかなりません。
では、ここで今回お伝えしたポイントをおさらいしてみましょう。
- 肌を清浄にし、保湿を心がけよう
- 体や心の調子を整えよう
▼でかいニキビができたら▼
- 刺激を与えず、いたわるようにしよう
- 皮膚科に通って適切な治療を受けよう
- でかいニキビは、炎症が広がっている状態
- カビ・ダニ食われ、あるいはマラセチア毛包炎などの可能性もある
以上、是非参考にしてみてくださいね。
ただ、冒頭でもお伝えしましたが、「これをおさえておけば100%OK!」というわけではありません。あくまで当方の考える一意見にすぎません。そのため、最終的な判断はやはり、医師などの専門家の人に任されます。だからこそ、気になる症状のときには病院直行が一番です。
「どうしてもセルフケアをしたい・・・」という人へ
まず半月近く様子を見つつ、今回のセルフケアをしてみてください。それでも良い結果が見えてこなかったり悪化が見られる場合は、ニキビではないか、ニキビだとしてもだいぶ進行の進んだものかもしれません。そのときこそ、皮膚科に通いましょう。
大人ニキビケアのための薬用化粧品
最後に、セルフケアをする人におすすめの薬用化粧品をご紹介しましょう。
大人ニキビのケアには、富士フィルムから出ている「ルナメアAC」というものがおすすめです。ニキビの元に「アクネシューター」という独自成分を届け、ニキビ肌にふさわしいうるおいケアを実現していくコスメです。肌に優しい(ピリピリしにくい)という点も評価できます。
通販限定のお手入れキットでは、洗顔料(これは非薬用)に加え、化粧水(ノーマル&しっとり)とジェルクリームを、14回分試すことができます。